06-09.機械の感覚の獲得と反応 - 趣品評舞踏会まとめ@ wiki

機械の感覚の獲得と反応

九条杏子様,新卒社会人様,そしてゲストの皆様こんばんは

今回は機械の感覚の獲得と対応する反応,特にくすぐったさについてです。
感覚を獲得している機械というとヒューマノイドのような人間を模したもので感覚も人間を模したものになりがちです。
しかし、人間に模していなくとも異なる発展から感覚と対応する反応は作られうると考えました。

ここでの機械とはある程度の自主学習機能があるとして話を進めていきます。

例えば人間は動脈が皮膚付近を通っている傷つくと致命的になるところを他者に弱い力で触られると、混乱からくすぐったいという反応を示します。
傷つくと致命的になるところは機械でもあり、駆動中,通電中であれば尚更となるでしょう。
ショートを起こす可能性や動いている間では強い圧力により弾ける可能性など本来の点検時では問題なくても時と場合により危険が及びます。
そのような場所を守る防衛機能として、触れられた時にわかるように機能をつけていてもおかしくはないと思います。
ではそのような場所を通電時動作時の危険な状態で敵意なく弱く触れた時、その機械の反応を考えてみましょう。
人がくすぐったいと感じる状況の時の機械の反応に趣を感じないでしょうか？
それは油圧ポンプであったり電源配線付近のボルトであったりすると思います。
人から見たら形状的な違いから違和感があるかもしれません。
けれど相手が異なる形状や性質を有する機械だから必要とされた場所に対する反応があるとしたらそれは趣深いものです。

また、人,動物ではくすぐらせるというのは弱点を触れさせ信頼を表す行動ともなりうるものです。
同じような行動が学習のうちに機械同士で独立して発展する可能性もありうると思います。
もし機械同士が新愛のしるしとしてネジを触りあうようになるのかきになります。

ここでの機械へのくすぐりで機械は笑うのか、笑うとしたらどのような意味を持つ笑いでどのようにしてそれを伝えようとするのか、機械の形状や作られた目的によって答えが異なると思いますが、それを考えるのもまた楽しいものです。

そんな人へのくすぐりに目覚める前に機械へのくすぐりに先に目覚めたものからの趣でした。
長文乱文失礼しました。

二次創作,商用利用可

2:08:58頃より

補足やコメント等、語りたいことがあればどうぞコメントください