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巨人とアンノウンの少女 - (2011/07/25 (月) 01:18:56) の最新版との変更点

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*あらすじ
　20XX年。人間とロボットが共存する世界。ロボットの父と呼ばれているイザーク・オーエンの屋敷では、彼の娘たちの誕生日パーティが盛大に開かれていた。そこへ突如謎のロボットが襲来し、パーティ会場は戦場と化す。この事件によりイザークと、彼の作品の大半は死亡。彼の娘たちは行方不明となった。
　事件から数十年が過ぎた世界。そこでは事件後に発足した、人間と、人間に従順なロボットで構成された組織『クローバー』が羽振りを利かせていた。そのクローバーの支部を攻撃して周る一体のロボットがいた。レジスタンスでもない彼女は、たった一人で今日も攻撃を始める。そこへ、彼女がよく知る一体のロボットが迎撃に向かった。

*登場人物
&bold(){アトラス }
警護兼戦闘用として造られたロボット。オーエン家の警護と、イザークとその孫らの世話をしていたが、ヘラクレスの襲来により放浪の身となった後、クローバーに捕らえられる。①２メートル近くの大柄で、並みの銃撃ではビクともしない装甲を持つ。②オーエン家に絶対の忠誠を誓っているが、クローバーに捕らえられた際、その忠誠心を逆手に取られる。

&bold(){アンノウン}
もとはオーエン家に生まれた一卵性双生児の「ユナ」と「ナンシー」だったが、ヘラクレスの襲来により負傷し、延命手段として姉妹ともにロボットに生まれ変わった。天涯孤独となった二人は「アンノウン」と名乗り、とある理由でクローバーの支部を攻撃する。①華奢な体で、足まで届きそうな長髪をしている。②姉妹共にイザークの娘として恥じない技術力と頭脳を持ち、ロボットに対する考え方も似ていた。

&bold(){イザーク・オーエン }
ロボットの父として世界的に有名なロボットクリエーター。クローバーから指名手配されていたが、後に死亡が確認される。また、彼の家族は全員行方不明となっている。①研究者では珍しく屈強な体つきをしていた。②生前のイザークを知る者は少ないが、ロボットに囲まれた生活をしていたといわれているように、偏屈な人間だったとされる。また、「ロボットは人間の道具で然るべし」という当時の風潮に対し、「ロボットと人間は手を取り合うよき友人であるべき」と真っ向から批判したため、世間から異端視されていた。

&bold(){ヘラクレス} 
さまざまな大事件を引き起こした謎のロボット。多くの犠牲者を出したまま失踪しており、現在指名手配中。①アトラスとほぼ同等の体躯だが、戦闘能力ではアトラスのそれを上回り、二体が衝突した際も終始圧倒した。②理性の面で欠陥があり、戦場でエネルギーが切れるまで暴走したあとは、眠るように機能停止する。実はアトラスとは兄弟機の関係にある。

*用語
&bold(){クローバー}
人類に敵対するロボットの排除を目的とした軍事組織。人間と、人間に従順なロボットで構成されている。


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*巨人とアンノウンの少女
***あらすじ
人と、人の心と機械仕掛けの体を合わせ持つ存在・機人（きと）が共存する世界。
人は機人に、機人は人に憧れ、時には嫉妬し、悩み、苦しんでいた。
“巨人”と呼ばれる機人の青年と、“アンノウン”と名乗る謎の少女は、人と機人の間で、今日もその世界を生きていた。
人や機人を見守り、時に助け、時に戦いながら・・・

***世界設定
人と、機械仕掛けの体を持つ機人が共存する世界。
人が機人を造ったとも、機人が人を創ったともされる。
両者は平等ではなく、比較的力の弱い人に高い権力と地位が約束されている。
これに反発する機人が後を絶たず、彼らを中心とした非合法の組織が少なからず存在している。

***登場人物
&bold(){巨人}
天涯孤独の機人の青年。２ｍ以上の身の丈を誇り、ついた通り名は“巨人”。
悪事と面倒事を嫌い、アンノウンが持ちかける話にあまり乗り気を起こさないが、見捨てることはない。
警戒心が強く、本音を隠すためにとぼけることが多いため、誤解されやすい。
数人の機人を相手にしても引けを取らないほど戦闘能力が高い。
非合法な武力を持つアンノウンと一緒にいるため、治安維持組織クローバーから指名手配されている。
そのため偽名を使っており、事あるごとに変えている。
本名は本人も知らない。

&bold(){アンノウン}
自らをアンノウンと名乗り、巨人と共に行動する少女。
好奇心と行動力が旺盛で、仕事の話を持ちかけるのは大抵彼女である。
相棒の巨人とは、事の成り行きで敵対することもある。
アンノウンは双子であり、一人はキレ者で、もう一人は巨人に勝るとも劣らぬ実力の持ち主だが、
二人が同じ場に居合わせることはなく、状況に応じて入れ替わる。
双子であることは世間はもちろん、巨人も知らない。
巨人を呼ぶ時は、彼が使用している偽名で呼んでいる。
常に弱い立場の味方として働き、不必要な暴力や殺人は避けるが、
目的のためならためらいなく容赦しないという非情な面を持ち合わせる。

***その他設定
&bold(){機人（きと）}
人と共存するもう一人の人。
容姿は人に似ているが、瞳や関節などに違いがある。
寿命や腕力などが人よりも大きく上回るため、様々な制約を受けて生きている。

&bold(){クローバー}
人と機人で構成された治安維持組織。

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