ヒルディカ一つ前との差分 - 地図作るだけ企画１

ヒルディカ - (2014/10/26 (日) 12:27:32) の１つ前との変更点

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**ヒルディカ（ここに地図挿入予定） |&bold(){　正式名称　}|&br()クエンティス・ラタ・ヒルディカ&br()（クエンティスは「連盟」、ヒルディカは「多頭の竜」の意）&br()&br()| |&bold(){　地理的特徴　}|&br()本国は大陸の東側に広がる12個の群島。また、大陸北西部に半島を領有する。&br()&bold(){「群島のヒルディカ（ヒルディカ・ラタ・イスト）」}&br()&bold(){「半島のヒルディカ（ヒルディカ・ラタ・ウェスリ）」}&br()と呼び分けられる場合がある。&br()更に、各地に&bold(){植民都市}を多数持つ。&br()&br()| |&bold(){　政治形態　}|&br()三権分立に近い体制を敷いている。&br()&br()&bold(){【行政機関】十四竜頭（じゅうよんりゅうず）}&br()各群島の代表である第一～第十二席、半島の代表である第十三席、植民都市の総合代表である第十四席の計14名で構成される合議機関。ただし第十三席と第十四席は任地の都合上欠席することが多い。&br()合議上の序列は存在しないが、対外的には第一席（群島の中で最も面積が大きい島「ダッファ」の代表）がトップということになっている。また、戦争、災害、経済危機などの緊急時には、十四竜頭の合議が有する決定権はすべて第一席に委ねられる。&br()各席は基本的に世襲制。ただし、近年追加された第十三席と第十四席のみ指名制。&br()&br()&bold(){【立法機関】竜の爪、竜の牙}&br()ヒルディカ各地の有力者からなる議会。二院制で、貴族身分からなる「竜の爪」と、その他の身分からなる「竜の牙」に分かれる。&br()議席数、任期などの諸条件は異なる。二院の決議が分かれた場合、「竜の牙」の決議が優越する。&br()半島や植民都市の出身者も参加可能だが、現時点では少数。&br()&br()&bold(){【司法機関】竜の眼}&br()いわゆる裁判所。身分、収入、年齢を問わずあらゆる者に門戸を開いており、試験に合格さえすれば誰でも受け入れる（ただし、試験そのものが難関な上、受験にはヒルディカ国籍が必要である）。&br()地方法院「黒き瞳」、高等法院「青き瞳」、最高法院「赤き瞳」に分かれており、最高法院「赤き瞳」は十四竜頭や竜の爪、竜の角をも裁く権限を持つ。&br()&br()| |&bold(){　外交情勢　}|| |&bold(){　主要産業　}|&br()※まだ増えるかも&br()&br()【貿易】&br()船に帆を張り、馬に乗り、時にはラクダにも乗ってどこにでも行き商売をする。ありとあらゆるものを対象とし、時には武器、奴隷、麻薬などの取引も取り扱う。&br()&br()【酒造】&br()主にワイン。地中海性気候のためすっきりした飲み口。&br()&br()【農業】&br()主にブドウ。↑のワインの材料のほか、生で食べられる品種や干しブドウに向いた品種など多様な品種がある。&br()&br()【工芸】&br()ガラス製品。ヴェネツィアングラスをイメージしてもらえればだいたいあってる。材料には鉛を含まないソーダ石灰を使用、硬度が低いため成形の自由度が高い。&br()&br()| |&bold(){　経済情勢　}|| |&bold(){　文化的特徴　}|&br()それぞれに少しずつ文化の異なる12個の群島からなる連盟（現在はそこに北西の半島と各地の植民都市が加わる）。このため、異文化に対してきわめて節操なｓ……コホン、寛容。良いと思ったら躊躇なくパクｒ……ゲフン、吸収する。&br()典型的ヒルディカ人像？　んなもんねぇよ。本国の群島だけ見てもみんなバラバラだよ。&br()&br()強いて共通項を挙げるなら、商魂たくましい。恐ろしいまでに商魂たくましい。金になるなら何でもいい。儲かるなら嘘でも何でもつく。基本的にプライドはない。&br()「ヒルディカ人には二種類いる。まず三枚舌のヒルディカ人。次に十枚舌のヒルディカ人だ」なんて言った他国の政治家がいたとかいなかったとか。&br()&br()ビジュアルイメージはアル＝アンダルス。このため、住民の服装などはイスラム圏の民族衣装を彷彿とさせる（特にガラベーヤ。ただし細かい部分は地域や宗教による）。また、「十四竜頭」第一席の居城がアルハンブラ宮殿にクリソツだったりする。&br()&br()群島の島と島の間は主に船で行き来する。距離が近い島の間には長い橋がかかっている場合もある。&br()「群島のヒルディカ」に住む上流階級の男性は10歳になると操舵技術と航海技術を学ぶ。&br()&br()「群島のヒルディカ」には&bold(){亜竜}と呼ばれる象程度の大きさの爬虫類が棲息している。後述するが元々竜信仰が広まっていた地域のため、現在でも竜の眷属として大切にされ、あちこちでのんびりと草を食んでいる。亜竜には翼を持つ種類もいて、しばしば大空を悠然と飛んでいるのも見ることができる。&br()亜竜の多くは大人しいが人間には馴れない。一部人に馴れ言うことを聞くものもいる。&br()&br()ご飯がおいしくない。メシウマで有名な青空国に近いのにどうしてこうなった。&br()「ワインは最高。ただしワインのつまみは最低」なんて言われる始末！&br()ただし植民都市には現地の食文化を取り入れて美味しいものを食べられるところも多い模様。&br()&br()貿易が主産業であるため保険などの制度が比較的整っている。株式会社のシステムも既に存在する。成文化され整備された法典、確立された官僚制、書類決済のシステムなど、社会制度は現実世界でいう近世後半から近代前半にかけての特徴を多く備えている。| |&bold(){　宗教　}|&br()かつては&bold(){竜信仰}が広く信じられていた。国名や各機関の名称にその名残がみられる。&br()「かつて12頭の竜がこの世界を造った」とされる竜信仰の神話には、現在ではほとんど信者がいない。ただしこの国の文化的土台とはなっており、亜竜に対する扱いなど様々な習慣がこの神話に由来する。&br()&br()他国から様々な宗教が流れ込んだことで群島全土が宗教紛争で荒れていた時期がある。その反動からか、文化の中でも宗教に関しては特に頓着しない傾向がある（特に商人に顕著で、商売上必要だと判断したら躊躇なく改宗する）。&br()&br()このため、国内の宗教はきわめて多種多様。多くは近隣諸国や自分の商売上関わることの多い国の国教を信仰している。&br()「竜なんていませんよ、ファンタジーやメルヘンじゃないんですから」。&br()&br()まあ、実はいるんですけどね、竜。人間に化けて人間社会にこっそり紛れて生きてます。&br()&br()| |&bold(){　教育水準　}|&br()「群島のヒルディカ」には無償の&bold(){公学校}が存在する（7歳から10歳まで3年間、読み書き、計算、地理や歴史などを教える）。強く奨励されてはいるが義務ではなく、貧困家庭ではしばしば無視される。&br()&br()中流家庭ではこの公学校を終えたあと、15歳になるまで&bold(){私塾}に通うケースが多い。私塾で資格を認められた者は15歳以降は&bold(){大学}に進学するが、中流家庭出身者の多くは私塾を出たあと商人になるので割合としては少ない。&br()上流家庭では15歳まで家庭教師を使って学ばせるのが普通。15歳を超えてもなお学びたい場合は大学進学。&br()&br()「半島のヒルディカ」には上記の公学校がなく、7歳から15歳まで有償の私塾のみ。大学も半島にはないので、進学する場合は「群島のヒルディカ」に転居するか他国の大学に留学する必要がある。これが「半島」と「群島」の格差を増大させる原因ともなっている。&br()&br()公学校と大学がないのは植民都市も同じ。現「十四竜頭」第十三席（半島の代表者）と第十四席（植民都市代表者）は「ほしい」「よこせ」って言ってるが……&br()&br()「群島のヒルディカ」の島のひとつ「イズラフィヤ」は2つの著名な大学を擁する学園都市として著名であり、各国有力者子弟の留学も受け入れている。&br()ヒルディカは学問を奨励しており、一定の条件を満たした学者には高額の助成金を出している。&br()&br()| 有力者たち &bold(){■シオン・ヴェントゥーラ・ラタ・ダッファ}（ダッファ島領主、「十四竜頭」第一席）　7歳の少年。前任の「十四竜頭」第一席の忘れ形見。　明るく利発な美少年だが、どんなに頭がよかろうとまだ子供ですからね…… 　第一席は対外的にヒルディカのトップとしての役割を果たすほか、非常事態の発生時に全権を委ねられる重要な立場。しかし本人がまだ幼年のため、母であり前任の「第一席」の妻であったレーネがその役割を果たしている。 &bold(){■レーネ・ヴェントゥーラ・ラタ・ダッファ}（「十四竜頭」第一席補佐）　26歳。シオンの母。幼年のシオンに替わって領政や国政を取り仕切る女傑。見た目だけは儚げな美女。　息子を深く愛しているが最近権力にちょっと酔ってる感ある。もしかして：息子が成人したら争うフラグ　本人は代々第三席を担う家の出身。 &bold(){■ジナイーダ・マニャーナ}（「十四竜頭」第一席付従者）　15歳の少女。ごく稀に生まれる、亜竜と心を交わし従えることのできる「亜竜使い」。　彼女のような存在は十四竜頭に召し上げられて彼らに仕えるのが習わしで、彼女もその慣例に従っている。　現在の第一席であるシオンや、彼を補佐するレーネを乗せて亜竜とともによく空を飛んで移動している。 &bold(){■シュエラン・ドーチェッタ・ラタ・ホロンズゥ}（ホロンズゥ島領主、「十四竜頭」第二席）　75歳の老婆であり、「十四竜頭」一番の古株。　前任の「第二席」の死後ドーチェッタ家では後任の座を巡って血みどろの争いが繰り広げられ、直系の者が死に絶えた結果、本来は妾の子でしかないはずの彼女に白羽の矢が立った……ということになっている（全ては彼女のたくらみという噂もある）。　名前は漢字で書くと雪蘭。前任の第二席の妾であり青空人であった母親の姓は林（リン）といい、彼女も第二席を継ぐ前は林雪蘭と名乗っていた。 &bold(){■イソラ・トキサカ・ラタ・キンサーラ}（キンサーラ島領主、「十四竜頭」第五席）　19歳の青年。前任の「第五席」であった父が昨年病死し、新たに第五席となった。　ヤギホノミヤマから軍人奴隷として売られ、功績を立てて貴族の養子となった男を祖父に持つ。　名前は漢字で書くと常坂磯良。彼が治めるキンサーラ島にはもともとヤギホ系ヒルディカ人が多い。　本人もヤギホの女王を信仰しているが、ヤギホの要人に厳しい条件を突きつけることもあり、「それとこれとは別」と考えるヒルディカ人らしい割り切り思考を持つ。 &bold(){■ゼノ・ヨランダ・ラタ・イズラフィヤ}（イズラフィヤ島領主、「十四竜頭」第九席）　41歳。3年前に死亡した兄（前任の「第九席」）の後任として立った男。　国籍こそヒルディカ人だが、生まれてからずっとステラクスで暮らしてきて突然呼び戻されたため、ほとんど「群島のヒルディカ」に住んだことがない。能力は決して低くないのだが、そのため実態把握が甘く今ひとつうまくいっていない。 &bold(){■ラズロ・パシュトゥム}（ヒルディカ・ラタ・ウェスリ総督、「十四竜頭」第十三席）　異例の若さで半島総督および第十三席に就任した31歳。いわゆる有産市民階級（ブルジョワジー）の出身である。　半島生まれの半島育ち。いろいろ不遇な故郷「半島のヒルディカ」を少しでも良くしようと奮闘する。　ただ、頑張ってるんだけど第十三席って十四竜頭の中では空気なので、ぶっちゃけ不憫属性。　もはや誰も実在を本気で信じてはいない竜族の末裔であり、真の姿は翼を持つ巨大な緋色の竜。誰も知らんけど。　親戚もみんな竜。誰も知らんけど。 &bold(){■コーダン・タラスク}（植民都市総督、「十四竜頭」第十四席）　52歳。生まれはクレスティン内にあるヒルディカの植民都市。　貴族でもなくそれほど裕福でもない出自から商才一本でのし上がり現在に至る。　大陸全土に散らばった植民都市を日々行き来する、たぶん世界でトップクラスに忙しい人。　ブッちゃけ「十四竜頭」としていくら頑張っても植民都市の民の生活が向上されることはまずないと踏んでいる。オレ総督としてだけ頑張るわー。 &bold(){■セッテ・ネグレディン}（最高法院「赤い瞳」主席法官）　年齢不詳。本人いわく「もはやわしが何歳かなど意味がない」。少なくとも100年前から「竜の眼」で法官をやっていること自体は確かである。　ラステロイの精霊を母に持つためか、100年経っても見た目は10代半ばの少年。母からは火の属性を受け継いでいる。空白部分はそのうち埋める。

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