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ヤギホ人キャラクター - (2014/11/24 (月) 13:52:27) のソース

**現代

***王族(ホカゲ族/《神の血族》)

-&bold(){女王:[[ホヅカサヅチオオキミ]]}


-&bold(){女王の長男:タケハヤヒコ}(建迅日子)
 19歳の童貞。童貞。(大事なことなので二回言いました)
 四人の中で唯一ホヅカサに似ておらず、彫りの深い顔立ちに癖の強い髪をしている。母より神に似たのだと言われているが(ここから先はホヅカサによって火にくべられました) 身長は173センチ。
 ウワナに鍛え上げられた武術の達人であり、将来はウワナの後を継いで《護人》になると言われている。特に剣術の達人であり、成人して以来どんな模擬試合でも斬られたことは一度もない。
 良く言えば素直で真面目。熱血で後先を考えない脳足りん。脳筋。他人を疑うということを知らない。女性に対しては硬派と言うか奥手と言うか言わせんな恥ずかしい。
 ホヅカサがもっともあからさまに溺愛している子であり、婿入りはまだまだ考えられない模様。
 たまにふと「母上も人間の男と俺たちを作ったのだよな」などと考えてしまうこともあるにはあるのだが、童貞でマザコンだから以下略。弟妹のことは普通に可愛がっているが、弟のクロガネに対してだけ強い武士に育てるため厳しいことを言う、ごくまれに。
 成人した際、国内最高の技術をもつ職人が国内最高品質の鉄鉱石と国内最高品質の輝石を用いて叩き上げたヤギホ刀『破魔之刃(はまのは)』を母より与えられ、片時も手離さず持ち歩いている。『破魔之刃』が吸った血と脂は数知れない。しかし刃こぼれひとつせず、今なお美しく輝いている。

-&bold(){女王の長女:カグホムラミシロヒメ}(輝火連美代日売)
 17歳の美少女。容姿はホヅカサを若くしただけ。身長は149センチ。
 次期女王となるべく母に従い神事と政治について学んできた。世俗からは隔離され母の教えのみを聞かされて育ったため、知識が偏っている。国民の前に姿を見せることもあるが交流らしい交流はしたことがない。神秘のベールに包まれている。
 母の政治や国内の体制に疑問を抱いているが、国内の混乱を招くよりは現状を維持した方がいいのかもしれないと悩んでいる。ヒルディカの大学で政治を学びたいが母が許可しない。偉大すぎる母を前にすると委縮してしまい、母の後を継いで女王になることについて多大なプレッシャーを感じて、しょっちゅう自信を喪失している。女王にならない妹のテルに激しい嫉妬心を抱いている。実の兄であるタケハヤに想いを寄せているがタケハヤが気付くわけがない。
 最近ホヅカサが婿を募集し始めた。
 自分たちの実の父親が誰なのか悟っており、自らを押し殺して母に仕え続ける彼に感謝して、今後も出来る範囲内で最大限尊重したいと思っている。

-&bold(){女王の次女:テルマドハライヨヒメ}(照円祓夜日売)
 15歳の美少女。容姿はホヅカサを若くした感じだがカグホより目が大きく小動物っぽい。真っ直ぐの黒髪を顎の下で切り揃えているのが特徴。身長は148センチ。
 女王になる義務も責任も何にもないのでお気楽に生きており、天真爛漫。ヤギホのアイドル的な存在であり、国民の支持率は実は姉より高いのだがその辺はホヅカサが許さない。基本的に落ち着きがなく、弟のクロガネと漫才をやっていることが多い。
 ――ように見えて、姉に疎まれていることも、誰にも期待されていないことも、本当は気付いている。わりと孤独だが、道化を演じることで自分を誤魔化している。
 何にもすることがないため、日がな一日《祝刃守》の武士2、3名を連れて城下町をぶらぶらしている。
 母には、16歳になるまでは自由恋愛を推奨し適当な男が見つかれば恋愛結婚を承諾してもいいと言われているが、16歳になっても相手が見つからなかったらどこかの国の王侯貴族に嫁にやると言われている。
 最近自分たちの実の父親が誰なのか勘繰り始めたが、誰にも聞けなくて悩んでいる。

-&bold(){女王の次男:クロガネマロ}(鐡麻呂)
 13歳の美少年。男の娘。真っ直ぐの黒髪をポニーテールにしていることが多い。身長は145センチ。
 女王になる義務どころか何の予定もないため、末っ子としてのびのびやり過ぎてヤギホ王家のマスコットキャラクターと化している。本当に何も考えていないお気楽能天気なやんちゃ坊主。漠然と「オレ、将来は強い武士になるんだー!」ぐらいのことしか考えておらず、年齢のわりには剣術が得意だが、あくまで年齢のわりにはであり、タケハヤに勝てたことは一度もない。兄貴は永遠のライバル。
 恐れを知らないので母にも堂々と物申すが、母もこの子にだけは自分に逆らうことを許すなど、ちょっと甘やかしている。末っ子だからしょうがない。
 結婚以前にまず元服していない。(※ヤギホでは「○○マロ」は男の子によくある幼名です)
 四人の子供たちの中で唯一本気で自分の父親は火の神だと信じている。サン○クロースみたいなものである。
 『神の火の山』の火口付近に刺さったまま1000年抜けなかった魔剣『神薙之剣(かんなぎのつるぎ)』を抜いてしまった男。「いつか何かやらかす」と言われ神官の一部から警戒されるが、本人はいたって能天気。片刃のヤギホ刀が主流の中両刃の剣の使い手は滅多にいないので、ラッキー、ぐらいに思って大事にしている。


***武士(もののふ)

-&bold(){《護人》:ウワナタケオミ}(上納建臣)
 42歳のおっさん。
 筋骨たくましく太い眉と立派な髭が特徴の威厳の風格に満ち満ちた武士の中の武士。身長は172センチ。女王ホヅカサの命に黙って従い、外遊の際は護衛として、国内では逆らう武士の処刑者として活動する。二十年以上ホヅカサに仕えており、ホヅカサが女王として即位した際ホヅカサ自身の手で《護人》に選ばれた。
 寡黙で頑固、謹厳実直、融通は利かない。ホヅカサに服従しており一切逆らわない。部下たちや武士団にも基本的には何も言わないが、王子タケハヤや王子クロガネには武術の指導をしながらたまに厳しいことも言う。
 もともとは下武士の出身。父が一時鉱夫をしていたこともあり、非常に貧しい少年時代を送っていたが、腕一本ヤギホ刀でのし上がり、18歳の時先の女王(ホヅカサの母)に抜擢されて《祝刃守》となる。
 女王の四人の子供たちにとっては父親代わりの存在。

// ヤギホにおけるもっとも重い罪を犯したことにより良心の呵責から自死を考えていたが、ホヅカサの「わらわのやり方ではいづれ子らが火の粉を降りかかるやもしれぬ。その時刀と真心をもって子らを守ってくれる者はただそなたのほかに考えられぬ」と懇願されたことから、ホヅカサとともに修羅の道を行くことを決意。我が子のために自ら鬼となったホヅカサを、心より敬い心より崇め心より信じ心より慕い、心より愛し、愛し、愛し、一生を捧げ、生涯ともにヤギホの人柱となるという誓いを胸に、生きることにする。ホヅカサと子供たちを守るためならば何でもするが、ホヅカサには「いざという時はわらわよりカグホを守ってたもれ」と堅く言い付けられている。
// 娘たちに対しては信心よりも男親の気持ちからものすごく過保護なので外を出歩くテルヒメに冷や汗をかかされており、《祝刃守》たちが手を出さないよう細心の注意を払っている。この前、自分がウワナとの婚姻を認められず一時でも神官と夫婦生活を送らなければならなかったことから、せめてテルヒメには惚れた男と一緒になってほしい、と言うホヅカサと、大事な娘の婿にどこの馬の骨とも知らぬ男が選ばれるなど言語道断ホヅカサの目で真っ当な七部族の男を選んでほしい、と言うウワナとで、初めての夫婦喧嘩をしたらしいが、カグホが仲裁してどうにか納まった。長女は大変です。ちなみに長女は嫁に行かない身分なので油断している模様。
// 「ウワナみたいな武士になりたい」と言う息子たちもすごい可愛いけど息子だから強く育ててどこに婿に出しても恥ずかしくない男にしなければと心を鬼にする、時もある。


**1000年前

***王族(ホカゲ族/《神の血族》)

-&bold(){英雄:ナナツマホヒコ}(七真火日子)
 ヤギホ人を古代ステラクス帝国から独立させた英雄。
 時のホカゲ族の長であり、独立直後のヤギホノミヤマ王国の王となる予定であったが、戦乱を治めるためあえて娘に王位を託し、彼自身が直接政治に携わることはなかった。
 ヤギホ刀の達人であり、古代ステラクス帝国で名を馳せた軍人であった。筋骨隆々たる外見と粗野な発言から武断派だと思われがちだが、知略にも長け、クレスティンやタスターニャ、アスタリカとも自ら折衝を行ない、謀略をもって主要七部族を打倒し服従させたといわれている。

-&bold(){女王:ヤエケブリホムラオオキミ}(八重煙火連大君)
 ヤギホノミヤマ王国初代女王。英雄ナナツと火の山の神が結婚した結果火の山の神が産んだ最初の娘であると伝わっており、独立後の混乱したヤギホ人たちを統一したとされている。実際には、父のナナツが七部族で結成したヤギホ首長国連邦を、ホカゲ族を頂点とし七部族が他のヤギホ人部族を従わせる形式の国家に作り替えた。
 ヤギホ人の理想郷を作るために妹をも売り自ら人の子としての自分をも否定して女神となった女。苛烈で己に逆らう者は誰ひとり許さず、ホカゲ族による強固な支配体制の基盤を作り上げた。一部でホヅカサヅチオオキミは彼女の再来であるとも言われている。

-&bold(){女王の妹:ココノエタキカヒメ}(九重焚香日売)
 ヤギホノミヤマ王国初代女王ヤエの妹であり英雄ナナツの次女。古代ステラクス帝国からの独立後、新生ステラクスの双子の英雄王のもとへ嫁いだ。
 かつてのヤギホの歴史書では敵国ステラクスへ身を売った悪女として描かれていたが、近年、ステラクスとの国交正常化により、ステラクスとの友好関係の構築のため尽くした聖女として語られるようになった。
 どのような人格の女性であったのかは、ヤギホ側には記述ががない。
 父と姉の正義を信じ、どこまでもヤギホ女として生きヤギホ魂を貫こうとした結果、ステラクスの王たちやステラクスへの愛情との狭間で葛藤する日々を送った。姉や母国と政治的に対立する場面もあったが、晩年は子供たちに囲まれ自然の豊かな地で穏やかに過ごしたとの記述がある。


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