アル・ワーコレー

今から約1000年近くもの昔、世界が魔族の支配に苦しめられていた第四次魔族侵攻の時代。
スタートゥ王国から十六歳で世界へと旅立ち、仲間達と共に数多の大冒険の末、魔王を打倒して勇者となった冒険者。

各地を支配していた魔族と戦い、世界を混乱と破壊の世界にしようと画策していた四代目魔王を討伐し世界を救った。
先代の勇者が人々に勇者として殆ど認識されていなかった事もあり、公的には彼がロクシア史上初の魔王討伐を成し遂げた『初代勇者』として広く知られている。
当時はまだ辺境の小国に過ぎなかったスタートゥ王国が『勇者と冒険者の国』として世界中にその名を知らしめる事となったのも彼の存在と功績が大きい。

現在のスタートゥでも『銅の剣の贈呈式』といった彼の伝承にあやかった行事が伝統として残っている所も多い。


【逸話】
伝説の剣を手に入れた勇者は魔王と激しい戦いを繰り広げるが途中で剣が折れてしまった。
結果、魔王に止めを刺したのは最後まで売らずに道具袋に仕舞い込んでいた銅の剣だったという。


【勇者パーティ】
  • ソンナ・ワケネー(戦士:女)二十歳
  • メッサー・ドゥイ(僧侶:男)十五歳
  • ソス・ダセ(魔法使い:男)三十五歳
勇者アル・ワーコレーの仲間として共に旅立った者達。
彼らもまた勇者と共に世界を救った英雄として伝説となっている。

彼等の笑いあり涙ありのドタバタ道中記は世界各地で多数残っているらしい。


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最終更新:2023年12月19日 15:05