ロブラヌアイール

ロブラヌア諸島の河川や沼地に生息する魚。
サイレヌス海で産卵し、稚魚はロブラヌアの淡水域に遡上して成長する。

身には脂が乗っており滋養も高いが、体表は粘液に包まれ骨も多い上に処理が甘いと臭みが残る。
この事から面倒な魚として雑魚扱いされていた。

しかし、とある流しの料理人異世界人との噂も)によって適切な調理法が世に広まった。
豆醤油をベースに甘くとろみのある『タレ』が作られた事で本来の『美味さ』が認知されていったのである。

現在では串に刺して炭火で焼く屋台が各地の街で見かけられ、庶民の味として繁盛しているようだ。


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最終更新:2023年03月25日 07:00