隔絶された砂海

四方を越える事が困難な山脈に囲まれた砂漠。
気温は昼50℃を越え、夜は氷点下にまで下がる。
そんな極地のような地ではあるが生物層は豊富であり、人や亜人も僅かながら暮らしている模様。


『砂海に生息する生物』

【砂海ミミズ】
全長12メートル、太さ80センチ以上にもなる黄土色の『ミミズ』。
サンドワームにも似ているが、此方は砂の中の微生物を栄養としている為人を襲う事はまず無い。
砂に含まれている鉱物の成分を体内で凝縮して大きな結晶にして排泄する。
希少鉱物を高純度の塊として採取出来るので、砂海に訪れる者の多くはこれを目当てに足を踏み入れる。

【砂エイ】
砂漠に暮らすエイ。
尻尾に毒針を持ち、地表を滑るように飛行する。
肉質は臭くて食用には向かないが、皮は丈夫で様々な物に加工が可能。
人を襲う事は少ないが、砂中に潜って休んでいる所を気付かずに踏んで反撃される事も。

【砂海ギンチャク】
砂の中に潜み獲物を待つ大型のイソギンチャク。
伸ばした触手の毒で獲物を麻痺させ砂の中に引きずり込む危険生物。


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最終更新:2023年03月02日 12:23