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    <title>Ｍの憂い＠</title>
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    <description>
      Ｍの憂い＠-1st.stage★Puzzled of fragments
****Chapter 1:沈黙の戯れ

「ケンちゃん、そっちは、岩があるから気をつけるのよー。」
「はあい。」

抜けるような青い空、太陽の光が海底まで降りそそぐ、南の島。

「あれぇ？ままぁー。人が寝てるよー。」
「・・・・ぎゃああああああああああああああああああああ」

彼女の名は、道沢ゆかり。２７才。
この島のオーナーである、涼島瞳海の愛人であった。&amp;ref(kani.png,Rule)

血まみれで砂浜に誰かが横たわってるのが見えた。
「大丈夫ですか？」
ゆかりは、叫びながら倒れている人に近づいていくとその男の顔に見覚えがあった。
ゆかりの元彼　後藤蓮太郎だ。
「レンチャン　レンチャン」
ゆかりは叫んだが、蓮太郎はもう何も反応しなかった。

後藤は、優秀な考古学者だった。
南の島にはこの島に２０００年前に存在していたと言われている、シッタカ文明の調査のためにやってきた。
そして後藤は、ゆかりにとって一生忘れられない人物だった。
そう１０年前当時１７才だったゆかりが初めて愛を育ぐくんだ相手が後藤だった。
なによりケンちゃんには秘密にしていたが、ケンちゃんのパパでもあった。
不幸にもゆかりは初めての経験で妊娠してしまったのだ。
後藤は責任を取って結婚しようとしたが、まだ１７才のゆかりの結婚をゆかりの両親は許さなかった。。 

ゆかりは警察に連絡しケンちゃんを連れてホテルへ戻った。
部屋に戻ると、レンチャンとの思い出が、頭の中を駆け巡った。
そして、お酒の力を借りて悲しみから逃れようと、ウォッカをラッパ飲みした。

「ママーーーー助けてえええええ・・・」
ケンちゃんの叫びを聞いてゆかりは目覚めた。
ゆかりは、いつの間にか眠ってしまっていたのだ。

ドタドタドタ　誰かがドアから出て行った気配がした。
叫び声がしたお風呂場に行ってみると、ケンちゃんがシャワーのホースで首を絞められ上から吊るされていた。
「ケンチャン　ケンチャン」
ゆかりは、泣きながらケンちゃんを抱きしめた。
ケンちゃんは、もう息をすることはなかった。 &amp;ref(aryoha.png,Rule)

騒ぎを聞きつけ、部屋から顔を出した男が居た。
その男の名は、権田際。３９歳。
どうしたの？と寝室から女の声が聞こえた。
彼女は、権田と不倫旅行に来ている、クラブホステスの光江だ。
「おい、ホテルで子供が殺されたらしいぞ。」
「ええええ、、大変なことになったりしないよね？」
「ああ、俺がついてるから大丈夫だ。」
その返事を聞いて、光江は心配になった。
権田の大丈夫は、まったくアテにならないのだ。
着替えを済ませた光江が部屋から出ると、大勢の野次馬と警察でそのフロアーはごった返していた。
特別室が並ぶ、その特別フロアーには不倫と思われるカップルや、お忍び旅行としか思えない宿泊客が沢山宿泊していたようだ。
リストを元に各部屋の、宿泊者がクラブラウンジに呼ばれた。
「ちょっと行って来る。」権田は光江に言った。
警察の話によるとこの階は、特別室に泊まっている客のキーでしかアクセスできないのだ。
必然的にこの階の宿泊者が疑われることになる。

事件のあった部屋で泣き崩れている女を光江は見た。
「ゆかりじゃない？」
「あ、光江。」泣きながら、ゆかりは光江を見た。
実はこの２人は、某クラブで１人の男を奪い合った過去があったのだ。
奪い合った男の名は、このホテルのオーナーでもある涼島瞳海である。
涼島に振られた光江は、権田と付き合いだしてたまたまこの島に来ていたのであった。&amp;ref(aijin.png,Rule)

「この傷はどうしたのですか？」
クラブラウンジで警察から問い詰められている男がいた。
手首に真新しい紫の痕がある。急いで着がえたシャツの下にも、細かい傷が透けて見える。
「そんなこと言う必要があるのか！人殺しなんてするわけがないだろ！」
男の名は、緑田たかし。昔は不動産王と呼ばれた男だ。５０で引退し、今は趣味だけの世界で生きている。
「私にやられたって言えばすむことじゃない。」
ラウンジに入ってきた女に一同が目を奪われた。そして納得した。
女は、六本木のSMクラブの女王、赤野亜梨葉。
たかしは何でも言う事を聞く奴隷だった。だから、この島に連れて来た｡あの男に会うために。&amp;ref(mitiyuka.png,Rule)
----
Next：[[chapter２：秘密&gt;Ｍの憂い＠２]]    </description>
    <dc:date>2008-09-30T21:55:12+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/orange_moon/pages/2.html">
    <title>めにゅー</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/orange_moon/pages/2.html</link>
    <description>
      **Contents
■１st.stage
[[沈黙の戯れ&gt;Ｍの憂い＠]]
[[秘密&gt;Ｍの憂い＠２]]
[[それぞれの思惑&gt;Ｍの憂い＠３]]
[[動き出した悪意&gt;Ｍの憂い＠４]]
[[動き出した秘密&gt;Ｍの憂い＠５]]
[[争いを呼ぶ輝き&gt;Ｍの憂い＠６]]
[[脅える魂&gt;Ｍの憂い＠７]]
[[曇行く空&gt;Ｍの憂い＠８]]
■２nd.stage
[[困惑から迷走へ&gt;2-1]]
[[焦り&gt;2-2]]
[[空色の記憶&gt;2-3]]
[[橙色の出来心&gt;2-4]]
[[嘲笑う迷い子達&gt;2-5]]
[[舞踊る迷い子達&gt;2-6]]
[[飴色の調べ&gt;2-7]]
[[沈む下弦の月&gt;2-8]]
■３rd.stage
[[宙の奏で&gt;3-1]]
[[哀しみの宝石箱&gt;3-2]]
[[幻想の影&gt;3-3]]
[[シッタカ文明&gt;3-4]]
[[潮煙&gt;3-5]]
■４th.stage
[[前進あるのみ&gt;4-1]]
[[膨らむ期待&gt;4-2]]
[[光の中へ&gt;4-3]]
[[藍色の洗礼&gt;4-4]]
[[復讐の綾&gt;4-5]]
[[不本意な罪&gt;4-6]]
[[始まりは。&gt;4-7]]
[[罠&gt;4-8]]
[[バブル&gt;4-9]]
[[旅立ち&gt;4-10]]

[[OutLine&gt;OutLine_1]]
[[cast]],[[corre.&gt;Correlation]]
[[map&gt;南の島ＭＡＰ]][[Puzzle&gt;http://www.geocities.jp/kanin_sp_2005/Jp_south/jpuzzle.html]]

**Ｏthers
-[[Ｒule&gt;Rule]]
-[[ＢＢＳ]]
-[[Ｈelp&gt;ｈｅｌｐ]]
-[[連絡]]
-[[sampl_wiki]]
-[[map_parts]]
-[[pre]]

&amp;counter(today)/&amp;counter(yesterday)/&amp;counter()
**Update
#recent(5)

[[☆&gt;めにゅー]]    </description>
    <dc:date>2008-09-30T21:49:26+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/orange_moon/pages/4.html">
    <title>連絡</title>
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    <description>
      #search()
★連絡    </description>
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  </item>
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    <title>3-5</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/orange_moon/pages/38.html</link>
    <description>
      [[Ｍの憂い＠]]-3rd.Stage★The small satans&#039; in whispers talks
****Chapter５:潮煙

ホールの最後列に亜梨葉並んで座っていたゆかりも席を立とうとしていた。
「うふふ。やっと、見つけたわ。」亜梨葉が不敵な笑いを浮かべてゆかりの顔を見上げた。
「ぅん？なにを？」「いいから一緒に来て。」
またもや亜梨葉に腕を掴まれ振り回されるようについていった。
入口を出ようとしている一人の男に、亜梨葉が声をかけた。
「ソラ、みっけ。」その声に男は何気なく反応し振り向いた。
が、即座に１８０度回って、何事もなかったようにその場を去ろうとした。
ゆかりは、ぽかーんとしていた。「ソラ、逃げるな。」一段と大きな声で亜梨葉が呼んだ。
男は観念したように再び振り返ると、亜梨葉の腕をぐいっと掴んで暗がりの方へと引き連れていった。仕方がないからゆかりも後を追った。
「なんでわかったんだ・・。」男は俯きながら目線だけをあげて聞いた。
「そうよね、顔変えたのね。あまりの素敵なお顔で、最初は判らなかったわよ。」
けらけらと面白そうに笑いながら亜梨葉は答えた。そして、
「その歩き方と背格好よ。お金も知識も有るのに微妙に自信の無いその歩き方よ。それとその左手の掌に有る大きなホクロね。あとその癖よ。」
と、勝ち誇ったように言い放つ亜梨葉に、今度は男が開き直った。
「ちっ、で、なんだよ。俺は役割は果たしたぞ。それにさっき、杷明都に聞いたら、揃ったって言ってたぞ。」
「ふーん、そうなんだ。じゃあ、いよいよね、楽しみだわ。あとはー・・・・」
何やら画策するようにどこを見るでもなく腕組みをした。
「ねぇ、何の事？この人だれ？」
ゆかりが亜梨葉の背中を突つきながら、小声で話しかけた。
「あ、あのね、・・」亜梨葉が話しかけた時、若い女が男を探しに来た。
「人志さん、こんな所で何してるの。」少し離れたところから女は甘えた声で彼を呼んだ。
「ああ、すまんすまん、今行くよ。」愛野人志こと斜穴井宙は答えた。
「へぇ～、『ひとし』っていうんだ。ソラ、今は」と、意地悪そうに言う亜梨葉をじろりと睨むと、
「じゃあ、俺いくな。その日が決まったらまた教えてくれ。じゃっ」
宙は玲亜のところへ、逃げるように走って行った。
「ねぇねぇ、、なんなのよ。」ゆかりが再び聞いた。
「ああ、ごめんごめん。彼は元々クラブのお客さんだったんだけど、いつのまにか飲み友達になちゃって。彼ねー、本名は斜穴井宙（しゃあない ひろし）って言うんだけど、『宙』って『そら』とも読めるでしょ、だから友達皆でからかってシャーナイソラって呼ぶの。」
「あ、だから、ソラ、ソラって言ってたのね。で、役割とか揃ったとかいうのは？」
二人は明るい方へ戻っていきながら話していた。
「うーん、ちょっと、長くなるからそれはまた今度。でもね揃ったっていうのは例のマリポンの１３個の石の事よ。」
「石？石なら１個持ってるわよ私。」
ゆかりは、足を止めてハンドバックから石を取り出してみせた。
「まぁ、そうだったの。実は私も・・・持ってたのよ、今は誰かが持ってるわ。」
「え？」妙に余裕の有る亜梨葉の態度に疑問を持ちながら、石をバックに大切にしまった。

&amp;html(&lt;table align=right border=5 width=280&gt;&lt;tr&gt;&lt;td bgcolor=#cccc66 align=center&gt;&lt;br&gt;&lt;font size=4 color=#ffffff&gt;輝く鍵を持つ貴方へ&lt;/font&gt;&lt;hr size=7 width=&quot;240&quot;&gt;&lt;font size=3 color=#330099&gt;★ふふんドーム西側１番ゲート&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size=3 color=#ffff33&gt;●&lt;/font&gt;&lt;font size=3 color=#666600&gt;次の満月の日没&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size=3 color=#660099&gt;◆輝くマリポンの石をお忘れなく。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/table&gt;)
「あ、そうそう、これ。さっきスタッフの人から、渡されたんだけど。何かしら。」
ゆかりはバックのポケットにしまっていた一通の招待状を取り出した。

「あは、これよ。私が心待ちにしていたのは。」
横から覗き込んだ亜梨葉が嬉しそうに笑った。
「ソラに伝えてくるわ。」そう言うと、
そそくさと、どこかへ行ってしまった。
どうにも不可解な気持ちではあったが、ゆかりはとりあえず再び瞳海のキャビンへと向かった。

その頃、人影もまばらなパーティー会場でちょっとしたハプニングが起きていた。
「おお、あれテンテンじゃないか。」「わーい、何か歌ってぇ～。」
次々と会場の人々が騒ぎ出した。
キャビンでじっとしていられなかったらしく、テンテンが姿を現わしていた。

「あちゃぁ、あれほど大人しくしていなさいって言ったのに。」
雲丹が少し広がりはじめたおでこに手を当て小声でため息をついていた。

「ち、ちがうわよ、」
テンテンが取り繕って否定するものの変装したつもりのそれは余計に存在を強調していた。
天井で豪華に輝くシャンデリアや銀色の皿の上でおいしそうに照り輝くオードブル、赤やピンクやレモン色の冷たく澄んだドリンク類が彩り鮮やかに並ぶ様子にテンテンはまるでお城の中にいるお姫様になった気分だった。
「まぁ、素敵。」周りの目も気にせずにはしゃぎ始め、アルコールの強いカクテルを一気に飲み干してしまった。口当たりがよかったらしく気分をよくしてもう一杯飲み干した。
するとマリポンに石が視界に入ったらしく、ふらつきながら走りよっていった。
「ああああ、これねー、マリポンの石って、ﾋｯｸ、。」一気に酔いが回っていた。
「これさー、歌では仲間が来ると動くって言うけど、仲間ってどこにいるのかしらねぇ。」
誰かがぽつりと呟いた。
「そうそう、これねー、おんなじ様なのが１３個あるんだってねー。最近流行ってるじゃん！マリポンの唄、ﾋｯｸ。あの歌ってあげるわ。」
そう言うとマイクを掴みご機嫌に歌い出した。
会場はちょっとしたミニコンサートへとなっていた。
「うたいまぁ～～す。ぶー ぶー しったかぶ～～♪・・・」
すると、展示されていた石が歌にあわせて踊り出した。
「おおおおおおお」会場は、いつのまにか戻ってきていた人々で盛り上がっていた。
実はリズムに合わせて震えているのが踊ってるように見えただけだった。

「すっみません、お手数おかけします。」「いえ。」
別室で、雲丹がひたすら小さくなっていた。
「ここしか無いかも知れませんもの。動かすとこ。」杷明都が悪戯気に笑った。
「ちょっと、やっぱり連れ戻してきます。」雲丹が部屋を後にした。

ひとしきり歌い終わり、再び石に視線を落とすと、
「これ、手が届きそうね。」徐に石に手を伸ばした。「あれっ、」
勢いあまってテンテンはひっくり返り、そのまま酔いつぶれてしまった。
「なーんだ、ただのＣＧかよ、偽もんじゃん。財宝も本当にあるんだか。」
誰かの一言で皆の気持ちは一気に覚めたようだった。
「ちえっ。ビリヤードでもしてこよぜ。」「おお、飲み直しだ。」

船が港へと到着したのは、それから間もなくだった。&amp;ref(kani.png,Rule)
----
next:[[前進あるのみ&gt;4-1]]back：[[シッタカ文明&gt;3-4]]    </description>
    <dc:date>2006-01-01T00:31:37+09:00</dc:date>
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  </item>
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    <title>4-2</title>
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    <description>
      [[Ｍの憂い＠]]-4th.Stage★Come back from Long journey
****Chapter２:膨らむ期待

「ｸﾞｽﾝ。だから、きたくなかったのよ。最初から財宝なんて私は要らなかったのよ・・。
このまま皆でしねばいいのよ。」ゆかりはもう自暴自棄になっていた。
「まぁ、落ち着いて。どこかに必ず扉がありますよ。
それに、ここまで来たら、もう前に進むしかないんですから。」
世慧そう言いながら壁に書いてる文字を再び照らし始めた。
「ﾌﾑﾌﾑ・・。ややっ、、こ、これは、」
（この文章は横につながっているじゃないか？！ということは、・・・）
横に進みながら次の文字を照らした。
（しまった・・・さっきの地響きでここから先が読み取れん。
もしや・・・シッタカ大王の娘が入っていった後の部分も崩れているじゃないか、、）
世慧の様子から事態を察知した杷明都が小さく首を振った。
とりあえず判るところだけでもと、下の方に明かりを移していった。
すると、
 (((((っ*･ェ･*)っ ﾆｮﾛﾘ ﾆｮ□ﾘ
「おおお、これは」「あああああ、、、」「ぁら。」
世慧、瞳海、真里菜の３人が一斉に声を上げた。
「ご存知なんですか？」お互い顔を見合わせて尋ねた。
「これは、かのコヤ文明に関与したと推測されている、オッパイ星人が残していったと推測されているマークにそっくりだ。」世慧がそう説明すると、
「俺もこのマークを見た事がある。１年近く前に俺のところへ来た謎の手紙の最後にサインのように書いてあったんだ。」瞳海が驚きを隠せない表情で告げると、今度は、
「どっかでたくさん見たような気がするんだけど、うーん、思い出せそうで出てこないわ。何処だったかしら、えーーっと、確かに見たのよね。」珍しく苛ついた顔で答えた。

こんな時、梨生や亜梨葉がおとなしくしてるはずがなかった。
懐中電灯で世慧達と反対側の壁を探索していた。
「あら？この手形何かしら？私のよりも随分小さいわね。子供用かしら、ふふ。」
梨生が、そう言いながら手形に掌をあわせた時、
「いたいっ、」尻もちをつくと「電気がきた～」手をさすりながら涙目になって訴えた。
「ったく、、あら、こっちもあるわ、。・・ここにも。どうやら１３個あるみたいよ。」
亜梨葉はそう言いながら６個分を照らすと、でんと座っていた太良登に残りの半分部分に明かりを当てさせた。
よく見ると、それぞれの手形の上にアルファベットが書いてあり、中央に穴が空いている。
誰もが推測できた。そこにそれぞれの石を嵌め込むんだ、と。
早速、梨生がポケットからＦ・Ｔ・Ｔの三つを取り出した。
「いくらなんでも、私は２つしか手はないし、本当はＦだけが私のなのよね・・。
でも、Ｆの穴は２つ有るわ、違う方に入れて、また電気ビリビリはいやよ。」
しり込みする梨生の脇から割賦が手を出した。
「Ｑは一個しかないっちゃ。」喜び勇んでＱのところにはめ込み、手形に掌をかぶせた。
ﾊﾞﾁ×ﾊﾞﾁ×ﾊﾞﾁ！
「いったーーーーい。」割賦も石も一瞬にして弾けとんだ。
「なんでよお。失礼しちゃうわ、ふん。」
そういうと、そっぽを向いて黒田のところへと泣きつくように走り寄っていった。
「帆羽、あんたＡだったわよね。おゆき！」梨生が半強制的に命令した。
「ぇぇぇ．．。」いつものように強ばった表情で拒否してみるもの無駄な抵抗だった。
梨生は帆羽のバックから石を取り出させ、
「Ｓはとりあえず預かっておくわ。」と、言い終わるか終わらないのうちに、帆羽の手をグイッと掴み石を持たせ、手形に押し付けた。
「ヒィィィィィィーー」帆羽の悲鳴の消え失せる程の光が辺りを包んだ。
誰もがその突然の眩しさに目を伏せてしまった。
「あれ？帆羽、、どこに行ったのよ。帆羽ーーーーー。」
ようやく皆が視力を取り戻した時、帆羽の姿は消えていた。Ａの手形もじゃんけんのグーのように変化していた。
******すごおおーーーーい。きれいだわああ。
どこからともなく、帆羽の声がした。
「帆羽どこにいるの？返事をして、帆羽。」いくら問い掛けても返事なかった。
******梨生先輩も早くきて。なんて素敵なのかしら。
「帆羽？」こちらの声は聞こえないようだった。
だが、向うから帆羽の元気な声は聞こえてきた。
一刻も早く自分もそっちへ行きたい。
それぞれが大きな期待を抱いていた。 &amp;ref(kani.png,Rule)
----
next:[[光の中へ&gt;4-3]]back：[[前進あるのみ&gt;4-1]]    </description>
    <dc:date>2005-12-31T22:03:29+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/orange_moon/pages/42.html">
    <title>4-4</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/orange_moon/pages/42.html</link>
    <description>
      [[Ｍの憂い＠]]-4th.Stage★Come back from Long journey
****Chapter４:藍色の洗礼

ふたたびの閃光の後、残された面々が目を開けると・・。
広場の真ん中に大きく穴が空いていた。
「階段があるわ。」恐る恐る華子が覗き込んだ。「たぶん地下へ通じてるわね。」
一同は立ち上がり階段を下っていこうとしていた。
「私、もう少しここに残るわ。」杷明都の言葉に、
「ここはいつ崩れるか解らないんだぞ、危険過ぎるわ。」華子が止めた。
でも、逆にこの機会を逃したら永久に封印されてしまうかもしれないと考えた杷明都は、必要最低限の資料収集をしたら、すぐに追いかけることを約束して残ることになった。
念のため華子の命令で野琵も一緒に残ることになった。
&amp;html(&lt;table align=&quot;left&quot;&gt;&lt;tr&gt;&lt;td&gt;&lt;img src=&quot;http://www6.atwiki.jp/orange_moon/?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=42&amp;file=ainoumi.jpg&quot;&gt;&lt;br&gt;Photo by （ｃ）Tomo.Yun－&lt;a href=&quot;http://www.yunphoto.net&quot;&gt;http://www.yunphoto.net&lt;/a&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/table&gt;)
階段の先で、ささっと一人降りていった人志が驚嘆の声をあげていた。
「すっんげえええ。」後に続いた星人等もその光景に暫し見とれていた。
彼らの前に広がっていたのは、まさにガラス張りの海底トンネルだった。
天を仰げば、澄み通る海にを小さな魚たちが通り過ぎていき、藍に染まる地中の岩影では彩り鮮やかな魚達が戯れ、陽の光を受けた珊瑚礁が揺れ動く様に圧倒されれていた。
大きなマンタが頭上を悠然と通り過ぎていった。
皆が思わず首を竦め姿勢を低きした時、トンネルの通路の先に怪しく光る大きなクリスタルのような物が中央に置かれた部屋があるのに気がついた。
「おおお、もしかして財宝の部屋か？」
皆が我先にと部屋に入っていった。
だが、それはカニの形をした水晶だった。
それを囲むように１３個の石が丸く並んでいた。
不思議なことにあれほどに魅惑的な輝きは失なわれていた。
正面には白く塗られた大きな壁があった。
視線を横に向けると、左右に分かれて石を持っていた１２人がいた。
その先に見えるのは通路と同じように青の世界が無限に広がっていた。
ただ一つ、彼ら１２人がガラスの壁と鉄の柵の間に囲まれていることに違和感を感じざるを得なかった。
突然、部屋の周りのガラスが透明から黒へと変わった。
天壁についている幾つかのランプで辛うじてお互いの顔は見えていたから、そう大きな騒ぎにはならなかった。
すると、カニ水晶が仄かに蒼白く光った。
何処からということもなく人の声が聞こえてきた。
   ・・・・・・何よ、いい加減にしてよ・・・ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ・・・
「何だ、呪いか？！」
「違うわ正面よ、このカニ水晶が正面の壁に何か映し出してるのよ。」
一同が壁を見た。そこには理恵世が映っていた。
******満天の星が煌く冬の夜に・・・
&amp;html(&lt;table&gt;&lt;tr&gt;&lt;td font style=&quot;font-size:11pt&quot;&gt;北海道のとある酪農場の牛車の脇を通る農道を一人の女がブツブツ言いながら歩いていた。何気なく火の点いた煙草を振り回し、牛舎の横にある干し草のところでさらに大きく腕を回してみせた。しばらくその場にじっとしていたが、間もなく何事も無かった様にその場を去っていった。だがそれから暫く後、干し草の山から白い煙があがった。それはあっという間に真っ赤な炎と変わった。&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/table&gt;)
映像を見ていた理恵世は居たたまれなくなって顔を両手で覆った。
「な、なによ、これ、だ、誰が隠し撮りしてたのよ、それに何よ今更・・」
「・・・それって、この映像が本当だって言ってるのと同じ事よね。」
華子の鋭いつっこみに、ただただ、うろたえる彼女を誰もが冷ややかな目で見ていた。

「うっさいわねぇー、そうよ、本当のことよ。あの夜、ムシャクシャしていたのよ。」
暫く僅かな指の間から周りを見渡していた彼女だったが、開き直って喋り出した。
「担当の時間はなかなか解決しないし、クラブ通いにはまってしまった旦那とは、顔をあわせると喧嘩ばかりでさ。そんな時たまたま散歩に出かけた先でうずたかく積んであるわらの山を見て、つい・・タバコの灰をちょっとだけ、落としたのよ。
でも、しばらくしても何も起きなかったら、内心ほっとして帰ったのに。
朝、出勤したら大変な事になっていたわ。
でも、幸い牛舎を少し焼いた程度で良かったわ。
しばらくは、いろいろもみ消し工作で忙しかったわよ。」
ふてぶてしい態度の理恵世に、いつもは大人しい帆羽が珍しく怒り狂った。
「それ、私の家よ。何てことしてくれるのよ！それに、なんだか知らないけど後になって、ぼけ始めたおばあちゃんが散々疑われて・・そのおばあちゃん、先週亡くなったのよ。疑われたまま・・ぅぅ・・」
泣き崩れる帆羽を優しくなだめるゆかりの目が、理恵世を哀しく見つめた。
理恵世は一瞬目をそらしたが、程なくうな垂れて力無く崩れるように座り込んだ。
「ごめんなさい。・・・」

その時【Ｎ】の石が輝きを取り戻した。

「ねぇ、もしかして・・もしかしてだけど、ここ懺悔部屋？ちょっと表現古いけど。」
ちょっと恥ずかしそうに真里菜が行った。 &amp;ref(kani.png,Rule)
----
next:[[復讐の綾&gt;4-5]]back：[[光の中へ&gt;4-3]]    </description>
    <dc:date>2005-12-31T22:02:40+09:00</dc:date>
    <utime>1136034160</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/orange_moon/pages/43.html">
    <title>4-5</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/orange_moon/pages/43.html</link>
    <description>
      [[Ｍの憂い＠]]-4th.Stage★Come back from Long journey
****Chapter５:復讐の綾

*******花火工場の悲劇。
&amp;html(&lt;table&gt;&lt;tr&gt;&lt;td font style=&quot;font-size:11pt&quot;&gt;『大丈夫？やっぱりやめようよ。』少女が二人の手を引いて帰ろうとした。&lt;br&gt;『ふん、意気地なしが。&lt;br&gt;つまんないから、暇つぶしに凛子さんとこにでも行ってこようかなー。&lt;br&gt;いろいろ話しちゃぉ。あれとか・・それとか・・。』&lt;br&gt;もう一人の少女が意地悪そうに呟いた。&lt;br&gt;『わ、わかったよ。』泣きそうに食いかかる少年がいた。&lt;br&gt;『わーい、じゃぁ、楽しみにしてるわ。できるだけ大きいのねー、あはははは』&lt;br&gt;高笑いする少女の元から少年は暗闇へと走って行った。&lt;br&gt;悲劇が起きたのは、それから間もなくだった。&lt;br&gt;倉庫が大きく揺れ、内圧に耐え切れず破裂する何かの様に、次々に飛び散る赤や青の火花と共に、壁も屋根も勢いよく吹っ飛んだ。隣接する小さなプレバフの事務所は一溜りもなかった。窓ガラスやアルミの壁がバラバラ割れていった。やがて火花は炎へと変わっっていた。&lt;br&gt;『ゆかり、逃げるわよ。』『まって、亜梨葉、まだ猟が・・。』『きゃっ。』『ったく。』&lt;br&gt;工場内に入ってきた車のヘッドライトに目が眩んで、思わず転んでしまったゆかりを引きずるように、少女達は街の中へと消えていった。&lt;br&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/table&gt;)
「あ、あれは、猟が勝手にやったことよ。勝手にしくじったのよ。」
亜梨葉の言葉は強気ながらもそっぽを向く目線は弱気だった。
「ちがうでしょ、半分あたし達が脅したようなものよ。
婦警の凛子さんに、あんな事そんな事、喋るって言われたらやるしかないでしょ。
あの頃イタズラする時は、ほとんど彼が実行犯だったんだから。」
「そうね・・、悪かったわね、猟ひとりで行かせたのは・・。」

「違うだろう！冗談じゃない、、俺は許さないぞ、おまえ等を！」
怒りを露に叫んだのは太良登だった。
「ちきしょー、顔が分かっていれば、あのパーティーでどうにかできたのに、、」

********ホテルの一室で。
&amp;html(&lt;table&gt;&lt;tr&gt;&lt;td font style=&quot;font-size:11pt&quot;&gt;『ちょっとっ、何するのよ。』&lt;br&gt;ホステスとホテルの従業員が一つの石を争ってソファーで揉み合っていた。&lt;br&gt;やがて、ホステスはぐったりして動かなくなっていた。&lt;br&gt;ホステスが必死に暴れた時、蹴飛ばされ、ひっくり返ったバックの中から一通の封筒が滑り出てきていた。&lt;br&gt;さらに、少しひん曲がった封筒は部屋の入口付近へと飛ばされていた。&lt;br&gt;やがて、我に返り青ざめた従業員らしき青年は慌てて部屋を出て行った。&lt;br&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/table&gt;)
魁矢の顔から一瞬にして血の気が引いていた。
引っくり返る様に地べたに座り込み、後ろに両手を突いて、ひたすら謝っていた。
「殺すつもりはなかったんだ。なんだか、つい掴んでしまったんだ。
ただ彼女が余りに必死に取り替えしに来るから、こっちもつい力が入ってしまって。
ごめんなさい。ごめんなさい。」
隣にいた夏生が優しく魁矢の背中を起こした。
心から謝罪をしたあとに、断固として爆破のことは否定した。
「じゃ、誰だ、際を殺したのは。」
*********誤配
&amp;html(&lt;table&gt;&lt;tr&gt;&lt;td font style=&quot;font-size:11pt&quot;&gt;『ああ、旨かった。光江もくれば良かったのに。世慧にも会えたし。満足満足。』&lt;br&gt;そう言いながら、男が部屋に入ろうと勢い良くドアを開けた瞬間、ドア近くに迄飛ばされて来ていたひしゃげた封筒は、もう僅かな震動と風にも耐えきれんといわんばかりに封を開いた。&lt;br&gt;それは、次の瞬間ものすごい音を立てて爆発した。&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/table&gt;)
「なぜだ・・こいつじゃない・・」
**********実は、ふふんビーチで・・・
&amp;html(&lt;table&gt;&lt;tr&gt;&lt;td font style=&quot;font-size:11pt&quot;&gt;ふふんビーチの東端で一人の男が迷い子のように立っていた。&lt;br&gt;『あんちゃん、シッタカの財宝を探してるのかね？』&lt;br&gt;『あれ、なんでわかったんだ。』ばつ悪そうに顔を顰めた。&lt;br&gt;『その地図にでっかく、ＳＩＴＴＡＫＡって書いてあるじゃないか・・』&lt;br&gt;『・・・・・・・』『良いこと教えてやろうか。』『なんだよ、』&lt;br&gt;『何処にあるか分からないその洞窟、誰でも入れるわけではないみたいだぞ。１３個の石が必要だそうだ。それに入口には猛毒がばらまかれてるって話だから、きーつけな。』&lt;br&gt;『へぇ－、そうなのか。おっさん、詳しいのか？』&lt;br&gt;『いや、これはお客に聞いた話しさ、はは。とにかく洞窟を探すのは勝手だが、猛毒を島に撒き散らすようなことはしないでくれよ。はは。』『うぃ。気をつけるよ』&lt;br&gt;『ところで、情報の替わりといちゃなんだが、一つ俺のお願いを聞いてくれないか？』&lt;br&gt;『おお、何でもきこうじゃないか。』&lt;br&gt;実は、あのホテルに憧れの彼女が泊ってるんだけど、なかなか相手にしてくれなくてな、はは。この際思い切ってラブレターを出してしまおうかと思うんだけど、届けてくれないかなー。』&lt;br&gt;『おう、任せておけ。届けることは得意だから。』『今取ってくるから待っててくれ。』そう言うと車の中に戻っていった。&lt;br&gt;&lt;br&gt;太良登は島内で酔った米兵がタクシー内に忘れていった超薄型の爆弾を隠し持っていた。それを器用に細工して仕掛けた偽のラブレターを梧郎に渡した。&lt;br&gt;太良登は女の特徴を説明しはじめた。&lt;br&gt;だが、梧郎は既に違うことに気を取られ話半分に聞いていた。&lt;br&gt;&lt;br&gt;（えーっと、確か、クラブの・・女とか言ってたな・・。で、さえない男連れで・・、特別室に泊ってて・・。あ、あいつらか。。これまた、おっさんの趣味悪いな・・。）&lt;br&gt;そう思いながらもトレーを手に持ちウェイターの振りをしながらレストランに入り込み、例の手紙を光江のハンドバックのポケットに放り込んだ。&lt;br&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/table&gt;)
「ぁぁ・・」小さく声を上げたのは、太良登だった。
「・・・ったく、あの男、間違えやがっったのか。ちきしょー。」
呆然しながらも、鉄柵に捉まりながら話し始めた。
「１６才の時から行方不明になっていた俺の息子は自殺してたんだ。
半年後発見された時にポケットに入っていた遺書に花火工場のことが書いてあったんだ。
花火を盗めといわれて倉庫に忍び込んだものの、何もかも嫌になって咄嗟にマッチに火をつけ、扉の隙間から投げ入れて逃げてきてしまった。
あんな事になってしまって、死んで償うと・・。
他にもいろいろ懺悔めいたことが書いてあったよ。もともと気の小さいあいつをそこまで追いつめた奴が憎くくて、必死に調べまわってやっと突き止めたんだが、彼女は街から既にいなくなっていた。最近やっとの思いで、とあるＳＭクラブにいるということを突き止めてクラブに行ったら、休暇でこの島に来てるというから追いかけてきたんだ。
致命的なことは今の彼女の素顔を俺は知らないという事だった。
リゾート客の殆どはあのホテルの中で過ごしていたみたいで彼女も・・・。
哀しいかな、あそこは俺には縁のない世界でなー、そんな時、島をうろつく梧郎とかいう奴に出会ったんだ。
話をしていくうちに彼がホテルに自由に出入りできることが分かり、咄嗟に彼を利用することを思い付いてしまった。だけど・・・。」

「じゃあ、際は間違えられて殺されたというのか。しかも巻沿いで。なんてことなんだ・・。」
普段から冷静な世慧もさすがに声を荒げてしまった。
「ああ、でも・・・俺もまた関係の無い命を奪ってしまっていたんだな。・・・すまなかった。」
太良登が涙ながらに世慧に頭を下げていた。 &amp;ref(kani.png,Rule)
----
next:[[不本意な罪&gt;4-6]]back：[[藍色の洗礼&gt;4-4]]    </description>
    <dc:date>2005-12-31T22:02:01+09:00</dc:date>
    <utime>1136034121</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/orange_moon/pages/44.html">
    <title>4-6</title>
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    <description>
      [[Ｍの憂い＠]]-4th.Stage★Come back from Long journey
****Chapter６:不本意な罪

**********橙に照らされるダイヤモンド鉱山で起きていたのは・・。
&amp;html(&lt;table&gt;&lt;tr&gt;&lt;td font style=&quot;font-size:11pt&quot;&gt;「石はあったのか？」&lt;br&gt;「鞄はあったんだけど、肝心の石はないってっ。」&lt;br&gt;「それより、例のことなんだけど、私もう下りるわ。」&lt;br&gt;「今更、おうりょ・・」「しっ、、誰かいるわ・・」&lt;br&gt;隠れているつもりでもスカートの裾が岩の下から風に靡いていた。&lt;br&gt;すばやく腕のあたりを掴んで引きずりだした。&lt;br&gt;「な、何してるのよ、帆羽。」瞬間、男は岩陰に隠れていた。&lt;br&gt;「仮病を使って事情聴取に来なかったり、ｺｿｺｿそ出かけたりするから怪しいと思ってさ。」&lt;br&gt;一見、無邪気に見える笑顔を見せた。&lt;br&gt;「それより、誰かが、いたような・・」&lt;br&gt;その時、帆羽の後ろでは男が岩を握った右手を振り上げていた。&lt;br&gt;女の表情に、ただならぬ雰囲気を読み取った帆羽は後ろを振り返った。&lt;br&gt;振り落とされた岩は大きくはずれた、が、空振りの反動で引っくり返りそうになった彼の左肘が帆羽の頭を直撃した。帆羽はよろめき倒れた。気絶していた。&lt;br&gt;「もうい嫌よ。」死んでしまったと思って気が動転した女は横領の事も、子供の事件も、全部、自供してしまうと言いながら泣きだした。&lt;br&gt;どんなに宥めても、一向に泣き止まず取り乱す女に、もともと短気な性格の彼は男はキレタ。&lt;br&gt;「いい加減にしろ。」思わず、落ちてる石で女の頭を殴っていた。&lt;br&gt;血を流して倒れ込む女を横目にバックの中を乱暴に漁るとその場から逃げていった。&lt;br&gt;帆羽が気を取り戻した時には男の姿はなく、何事も無かった様に静まり返えっていた。&lt;br&gt;意識朦朧とする中、離れたところで倒れている女に気づくことも無くホテルへと帰っていった。&lt;br&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/table&gt;)
芳尾ががっくりと肩を落としていた。

「あれ？おかしいぞ。確か一個は紅緒が自分のだって言ってたのに・・。」
星人が思い出したように呟いた。
「あの手形のとこってさ、石を持っていれば誰でも良いって訳ではなかったよな・・。
実際、来子はクリアできなかったってことは何か特別な仕掛けがあるんだよなー。」
「んー、詳しくは解らないけど私の予想ではＤＮＡで判別してる可能性が大きいわ。」
華子が確信はないが恐らく、という感じで答えた。
「じゃあ、誰かが紅緒と血のつながりのある人ってこと？」
「そういうことになるわね。」華子が答えた。

「ああ、そうさ。」芳尾が重く口を開いた。
「彼女、紅緒は一応血のつながった妹さ。ただし、俺は生まれてすぐ、親戚に養子に出されたから、基本的には他人のようなもんだな。紅緒が８年前初めて涼島に来た時、提出された健康診断の結果を見て驚いたよ。血液型が俺と同じ特別なものだったから。経理に配属されたのは偶然さ。それでもお互い兄妹と分かった頃から、なんとなくいろんな秘密を共有するようになっていって、いつのまにか横領にまで・・・」

「ねっ、子供殺しって、まさか・・・・。」ゆかりが話しを割って入ってきた。
「・・・・」芳尾は言いにくそうに少し黙っていた。
実は芳尾自身も思わず黙り込んでしまう程に、紅緒は彼に決して消えることの無い苦悩を語っていた。
「あれは、許してやってくれないか。」
「許すって、何を？」到底納得でない表情で芳尾を睨んでいた。

「もしかして、君たちは自分が犯した重大な罪にまだ気づかないのか？
君たちの戯れが原因で花火工場で亡くなった人々のことを考えたことは無かったのか？」
「え？だって、確か夜だったし、工場は真っ暗だったわ。もう誰もいないと・・」
「いいえ、亡くなった方が二人いるのよ。厳密に言うと大人一人、子供一人。」
「・・・・・・・・・・・・・まさか。」
「無理もないかもしれない、当時１５．６才じゃ新聞もろくに見なかったんだろうな。」
「あの事故で紅緒は１０才になる可愛い男の子と、婚約者を無くしたんだ。
彼女にとって、やっとの幸せと掴もうとした時に無残にも・・。
その哀しみは消えることは無かった、そして次第に恨みへと変わっていったのさ。
その復讐心は彼女の生きる支えになっていたといっても過言ではないくらいだったよ。
そして彼女の考えた復讐は、本人を殺すよりも自分と同じように、ゆかりさん、あなたから一番大切な物を奪うということだったのさ。」
一番哀しく残酷な選択をしたのだった。
だが、その想いを果たすこと無くこの世を去ったのだった。

「あら？でも、平川さんは確か、事件が起きた時、島にはいなかったわよね。」
真里菜が素朴な疑問を投げかけた。
「そこにいる若造にやらせたのさ。」芳尾が指差した先で、
「ひぃいいいい。」星人が悲鳴をあげて真里菜の影に隠れた。
「むっ、あんったっ、轢き逃げだけじゃなかったの？」星人の首根っこを掴みながら睨み付けた。が、自分が今、重大発表をしてしまったことに気がついた。
「ち、違うよ、僕じゃないよ。僕はあのフロアには入れないから、そこにいるメイドの人にお願いしたんだ。」
そういって首を竦めながら真予を指差した。
「殺そうなんて、とんでもない、、シャワーホースでぐるぐる巻きにして、ガムテープで口ふさいで、リネンカートに押し込んで連れ出すだけのつもりだったんだけど、暴れ出しちゃって、途中で・・」
懸命に言い訳する真予の言葉を切るように、蟹派が、
「轢き逃げとは、代田ココのあれですか？」鋭い視線を真里菜に向けた。
もはや真里菜は顔を上げることはできなかった。 &amp;ref(kani.png,Rule)
----
next:[[始まりは・・。&gt;4-7]]back：[[復讐の綾&gt;4-5]]    </description>
    <dc:date>2005-12-31T22:01:33+09:00</dc:date>
    <utime>1136034093</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/orange_moon/pages/45.html">
    <title>4-7</title>
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    <description>
      [[Ｍの憂い＠]]-4th.Stage★Come back from Long journey
****Chapter７:始まりは・・。

*************ＩＣＵで眠る男。
&amp;html(&lt;table&gt;&lt;tr&gt;&lt;td font style=&quot;font-size:11pt&quot;&gt;誰もが死んだと思った彼は生きていた。&lt;br&gt;今度は、映像は逆回しで早回しに進んでいった。&lt;br&gt;親子に発見され病院に搬送される風景、彼を抱き起こす男、ナイフを振り回す男の後ろ姿、&lt;br&gt;そして、レストランで誰かと話す様子、ふふん桟橋に着いた船から二人の男が下りる場面。&lt;br&gt;映像はそこで止まった。そこからは普通に再生された。&lt;br&gt;&lt;br&gt;「よし、じゃあ君は先にホテルの部屋に帰っていてくれ。俺はちょっと。」&lt;br&gt;男がそういうと二人は一旦そこで別れた。&lt;br&gt;「ちぇっ、結局何も教えてくれねぇんだよな。つまんねぇ、地図でも見て洞窟でも捜してみっかな、ふふん」若い男は踵を返し北の方へと進んでいった。&lt;br&gt;&lt;br&gt;男は涼島ホテルの所有の水上レストランへと向かった。&lt;br&gt;ウェイターが運んできた、良く冷えたトロピカルドリンクを飲みながら時計を見た。&lt;br&gt;店内では割恰幅のいい男と、細面の男と気の強そうな女のカップルが食事をしていた。&lt;br&gt;女が突然寄ってきて突飛な質問をした。&lt;br&gt;「ねぇ、あんた有名な学者さんでしょ。シッタカの財宝って本当にあるのかしら？何処にあるのか教えてくれないかなぁ。」意外に魅力的な肢体を男に摺り寄せて話し掛けてきた。&lt;br&gt;一瞬、その谷間に目が行ったのだが、ウェイターの咳払いで我に返った男は、女の顔を一瞥してその後黙り込だ。&lt;br&gt;携帯が鳴ったらしく、男は「はい、ん・・・ん・・・、わかった。」と言い、そそくさと店を出ていった。&lt;br&gt;席に戻った女に、細面の男がニヤリと笑った。&lt;br&gt;「作戦成功？、うふふ」&lt;br&gt;男はレストランを出で海岸線を急ぎ足で西に向かっていった。&lt;br&gt;「ど、どういうことだ、、」ハートフルパークの岩陰で男は困惑していた。&lt;br&gt;「あんたは邪魔なんだよ、さっさと、、」&lt;br&gt;男とも女とも知れぬその若者は、鋭いサバイバルナイフを振り回し男を襲ってきた。&lt;br&gt;肩や腕や太股から血が流れ、よろめいた時若者は最後のトドメと言わんばかりにナイフを腹に突き刺した。&lt;br&gt;「何してる！」遠くから人の声がした。&lt;br&gt;男の身が崩れ落ちたのを見届け、若者は岩陰を縫うように逃げていった。&lt;br&gt;男は、ありったけの力を振り絞って海岸の方へとはいでていった。&lt;br&gt;青年は息も絶え絶えの男を抱きかかえ声を掛けた。&lt;br&gt;「大丈夫ですか？今、救急車を呼びますから頑張ってください。今・・・」&lt;br&gt;だが、男の首にぶら下がっているロケットを見た途端、携帯を取り出した彼の手は止まった。それどころか、その青年もその場を去っていってしまった。&lt;br&gt;ハートフルパークの木陰からそれを見ている四つの目があった。&lt;br&gt;しばらくして、親子連れがやってきて虫の息の状態で発見された。&lt;br&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/table&gt;)
（ぁ、とうちゃんだ。ぁ・・）「とうちゃんちだ。」
星人の意味不明な発言をした。
「生きてたのね、よかったっわ。」ゆかりが安心したという感じで呟いた。
「畜生、何であいつだけ助かるんだ。いつも、あいつだけが・・・」
鉄柵を強く握り締める瞳海の手が、どうにも遣り切れない想いで震えていた。

「なぜあんたは救急車を呼ぶのを止めたんだ？」
蟹派が瞳海の顔を覗き込むように聞いた。
苦悩の表情を浮かべながら、やっとのことで答え始めた。
「ロケットを見たからさ、ロケットにはユニークなマークがついてるんだ。
それは、俺にとって憎むべき対象の何者でもなかったっんだ・・・。」
******２８年前・・
瞳海の父は仕事に夢中になっていた。どこにでもある話しで、置き去りにされた妻はつい不倫に走ってしまっていた。さらに悲しいことに涼島はそれを知りながら見て見ぬふりをしていた。その方が都合が良かったからだ。
不倫相手の男は次第に、堂々と家にまで迎えに来るようになっていた。
瞳海は子供心に母親を取られるようで、その男が来ると必ず駄々っ子になった。
ある日、ちょうどお手伝いさんも休みで、瞳海を一人家においていく訳にもいかず、３人で山に紅葉を観に出かける事になった。
いつものように面白くない瞳海は始終事ある毎に駄々をこねていた。
日も沈み始めた帰りの山道で、瞳海はどうしても、ジュースが飲みたいと騒ぎ出した。店どころか自販機さえも見当たらない山道だった。
もう少しだからと、言い含めようとする母親に、ますます意地になって騒いだ。
ハンドルを握る男もいい加減、我慢の限界が来ていた。
その時、悲劇は起きた。
急な坂を曲がり損ねた車はガードレールをに弾き飛ばされ１回転して山側の斜面に突っ込んで止まった。
後続車の通報によって助けが呼ばれた。
瞳海が病院のベッドで目覚めた時は母の姿は何処にも無かった。
記憶の中に遠くに走り去る男の姿が、ぼんやりと残っていた。
その男こそが、後藤だった。顔はハッキリ覚えていなかったが、いつも男の首からぶら下がっていた特徴的なロケットは記憶の中に鮮明に残っていた。
********
「あの時、あの男は逃げたんだ。
俺の母親を散々弄んで、あの事故の時一人逃げていったんだ。母を見殺しにしたんだ。
だから、あの時・・・あのロケットを見た時・・・・通報を躊躇したんだ・・。」

「そうだったんだ、あんたが刺したんじゃなかったんだ。」少し驚いたように夏生がいった。
公園にいた若い男女が誰かの大きな声に驚き、ビーチを覗き見た時は、瞳海が血まみれの男を自分から突き放し、逃げ去ろうとしていた時だった。
「脅迫の電話を掛けてきたのは君だったんだな。」
「へへ、ばれちゃった。そうさ、おかげで借金はキレイサッパリ返し終わったよ。」
夏生はあっけらかんと言い放った。、
「別に構わないよ、あんな端金、それで黙っててくれたなら。」
「ちえっ、あんとき思い切って首でも絞めててくれてればもっと金取れたのにさ。」
つい、口を滑らしてしまった梨生がいた。「あ・・」慌てて口をつぐんだが遅かった。
「でも、あたしは、電話もしてないし、関係ないわ。」と言い訳をしてみるも、
「いいえ、二人とも同罪よ。だって、あなたは恐喝された金と知りながら、それでその指輪とかネックレス買ったんじゃない？」華子の鋭いつっこみに返す言葉はなかった。

「でもさー、あんたにとってそりゃ端金かもしれないけど、違うといえば、それでよかったじゃないの？」黒田が素朴な疑問を口にした。
「それは・・・」 &amp;ref(kani.png,Rule)
----
next:[[罠&gt;4-8]]back：[[不本意な罪&gt;4-6]]    </description>
    <dc:date>2005-12-31T22:00:59+09:00</dc:date>
    <utime>1136034059</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/orange_moon/pages/46.html">
    <title>4-8</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/orange_moon/pages/46.html</link>
    <description>
      [[Ｍの憂い＠]]-4th.Stage★Come back from Long journey
****Chapter８:罠

「そりゃ、言えるわけ無いわ、殺すつもりはなかったとしても、良く考えたら犯罪よねー。」
怖いもの知らずというか、無鉄砲というのか、まるで他人事のように亜梨葉が言った。
*******
先月、シッタカ文明の記事が雑誌に載った頃、亜梨葉は涼島リゾートから送られてきた怪しい招待状をもって杷明都に相談に行っていた。
偶然にも近所に住み、研究で徹夜明けの杷明都と仕事帰りの亜梨葉は、やっぱり近くのコンビニで会うことが多く、いつしか仲良くなっていた。
後藤研究室に所属してる杷明都は後藤の手伝いをする事があったから、雑誌の記事の内容は大体はあっている事と、さらに未公開の事実が招待状に書かれている事を、亜梨葉に教えた。
意外にも杷明都の兄と招待状の差出人の会社の社長が大学時代からの親友であるから、兄を通じてそれとなく確認してみるとも約束した。
亜梨葉は輝く石は赤野家には既に無い事を打ち明けたが、杷明都は、もしかしたら石だけ持っていてもだめかもしれないし、招待状が亜梨葉の元に着いた事を考えると、行ってみる価値は有ると言った。
一人では少し不安だったので、ソラを誘い現地で会うことを約束していた。
*******
亜梨葉が南の島に着いて間もなく、杷明都からメールが入った。
 後藤が島に向かった。
 調査の結果、今何かを起こせばシッタカの怒りをかって
 恐ろしい呪いが起きるかもしれない。
４人は、とりあえず彼を本土に返すべく手立てを考えた。
それがあの事件だった。
人志は玲亜を適当に言いくるめ、島に着いた彼のポケットの中の携帯の番号を盗みださせ、亜梨葉が言葉巧みにハート岩に呼び出し、杷明都が死なない程度に脅したあと、瞳海が現れ、すぐ助けを呼べば死ぬ事はないだろう。
それだけ怖い思いをしたら大人しくなるだろうと４人は考えたのだった。
*******
「君から最初に脅迫めいた電話が来た時、やってない、と否定すれば次々にいろいろと聞かれるだろう事は容易に予想できたさ。
本当の事なんか、もちろん言えない。でも、
動揺しまくっていた俺には、その後の嘘を考える余裕など到底なかったから
適当に聞き流してただけさ。
あの男さえ現れなければ。
しかも剣斗の実の父だと聞かされた時は・・・・・俺はどうすれば・・・・ぅぅぅ、」

「瞳海さん・・・、そういう事だったのね、隠すつもりはなかったのに。ごめんなさい。」

「いいじゃんかよ、昔の事なんかよー。今の気持ちを大切にすればさー。」と、いう亜梨葉に
「亜梨葉さん、あなたは、過去の過ちをきちんと反省しなさい。」華子が窘めた。
「ごめんなさい。」

「ねぇ。。なんかへんょ。。。財宝は何処にあるのぉ～～？」
割賦が痺れを切らしたように、不機嫌に言った。

「お、そうだった。確か入口に・・嵌め込んで・・鍵穴に・・、あ・・・、あれは、違うんだった、
だから・・・あれ？」
世慧が訳の分からない事をブツブツ呟く脇で、夏生が恐る恐る言った。
「あのー、僕たちは一生このまま閉じ込められていくのでしょうか・・。」

その時、トンネルをバタバタと走ってくる音と共に野琵の声がした。「おーい。」
「わ、わかり＿＿ま＿した＿。」息をぜぇぜぇ言わせながら苦しそうにひざをついた。
「情けないわね、たった、これだけの距離走っただけで。運動不足過ぎっ。」
「で、どうしたんですか、何が分かったんですか？」
やっと深呼吸すると、俯いたままながらも話し始めた。
「ここは、財宝が眠る部屋ではなく《裁きの館》といわれる場所らしいです。
石を嵌めた人の心の闇をさらけだし、懺悔するための仕掛けが・・・。」

「もう、散々、闇は皿にだしたわよ。で、どうやっったらでれるのよ、はやくだせええ。」
亜梨葉が暴れ出した。

「石は、全部輝きを取り戻しましたか？」野琵が中央を見て確認しようとした。
「えーーっと、このＴだけね、これは・・・」蟹派が人差し指を立てて順に顔を見ていった。
「ややっ、俺だ、俺は何もしてないぞ、、」
*********誕生
&amp;html(&lt;table&gt;&lt;tr&gt;&lt;td font style=&quot;font-size:11pt&quot;&gt;ふんぎゃぁー、おぎゃぁー。&lt;br&gt;まぁ、おめでとうございます。可愛い女のお子さんですよ。&lt;br&gt;&lt;/td&gt;&lt;/tr&gt;&lt;/table&gt;)
「ああー、無事生まれたんだ。良かったな際・・・。」
ほっと胸をなでおろす世慧に、華子が致命的な一言を放った。
「この子・・・・、亡くなった際さんよりも、世慧さん、、あなたに似てるわね。」

「まさか・・。」世慧の顔が見る見るうちに狼狽していった。
「やらしっ。」梨生が冷たく言い放った。

「きゃっ、そろったわ。みんな、光った、、光った。」
一斉に輝きを取り戻した石の眩しさに一同が目を伏せている間に柵は無くなり、
周り一面に藍く煌く世界が広がっていた。

「おいっ、典子！、典子がいない、典子どこ行った！」
慌てふためく雲丹の大きな声が、壁に反響していた。&amp;ref(kani.png,Rule)
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