第64回楽天 優勝記念ページ

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第64回楽天 優勝記念ページ - (2012/11/23 (金) 23:42:35) の編集履歴(バックアップ)


あの109敗の悪夢から6期。楽天は確実に強くなっていた。
第60期には最下位脱出、翌61期には3位に躍進、Aクラス入りを果たす。
その後62,63期とBクラスに沈んだが、上位チームにも劣らない戦いぶりを見せていた。

そして迎えた第64期。楽天一筋20年のベテラン、ソルティライチの引退を控える年。
この年のパリーグでは、仮ペナ史上稀に見る接戦が繰り広げられた。
ゲーム差1、あるいはそれ以下の単位での激しい首位攻防、前年度下位チームの下剋上……。

そんな六つ巴の殴り合いを70試合。前半戦終了時に首位の座に立っていたのは、楽天だった。
38勝32敗、勝率にして5割4分2厘。この数値を見るだけでも、いかに混戦であったかが理解できるだろう。
2位にはゲーム差1でロッテ。その下にも、ゲーム差1で追いすがるオリックス。パの優勝争いは熾烈を極めていた。

かくして臨む後半戦。楽天にとって警戒すべきは前半戦5勝9敗と分が悪く、優勝戦線にも絡んでくるオリックス。
開幕直後から狙い撃ちした結果6勝8敗と負け越すが、オリ戦を全て終えた時点で首位をキープしていた。
このあたりから楽天の33期ぶり5度目の優勝が現実味を帯びてくる。

しかしそこに立ちはだかるのは、やはりと言うべきか、オリックスであった。
後半戦で2位に浮上し、楽天の尻尾を掴んで離さない。
首位逆転を何度か繰り返し、最大2.5ゲーム差という緊迫した争いを続けていた。

この時点で優勝争いに絡んでいたのは楽天、オリックス、そして日本ハム。
3チームの中で最も早く試合回しを終えたのは楽天だった。
76勝64敗。前半戦の勝敗のちょうど倍。この成績を引っさげ、他チームの結果を見守ることとなる。

2球団の白星と黒星の動向を、手に汗握る思いで見つめる。
試合が消化されるたびに一喜一憂。この混戦パリーグも終幕を迎える時が来た。
137試合目に敗れたことで、日本ハムが優勝戦線から脱落。この時点で楽天かオリックスの二択に絞られた。

残ったのは、宿敵オリックス。139試合を終えて75勝63敗1分のゲーム差なし。
最後となる西武戦に勝てば、オリックスが優勝。負けか引き分けなら、楽天が優勝という神憑りのような展開になる。
そして試合終了後。順位表を見ると――――

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***なんだかんだ書いたけど、優勝最高や!楽天最高や!
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