【000~100】

オリロワアース@ ウィキ内検索 / 「【000~100】」で検索した結果

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  • 【000~100】
    【000 ~ 100】 No タイトル 登場人物 場所 時間帯 作者 000 イントロダクション 花巻咲、片桐花子、麻生叫、肩斬華、谷口豪、柳生宗矩、藤木健一、ブルックリン・トゥルージロ、早乙女灰色、早乙女エンマ、パーフェクト、柳生十兵衛、不死原霧人、デュルド・ドエナール、サン・ジェルミ伯爵、平沢茜、羽田神達生、西崎詩織、黒田翔琉、AKANE それぞれの世界 ? ◆5Nom8feq1g? 001 そして世界が生まれゆく オブザーバΔ、AKANE アースBR ? ◆aKPs1fzI9A? 002 我魂為麺 徳川家康、ベニート・ムッソリーニ C-5/平野 深夜 ◆laf9FMw4wE? 003 信長様の為に 明智光秀 A-3/森 深夜 ◆laf9FMw4wE? 004 柳生有情剣 柳生十兵衛、花巻咲 G-4とH-4の境/森 黎明 ◆/MTtOoYAfo? 005 死線上のアリア 松永久秀、...
  • 本編SS投下順
    【000~100】
  • ルール
    【基本ルール】 全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人、もしくは最後まで残ったチームが勝者となる ゲームに参加する参加者間でのやりとりに反則はない ゲーム開始時、参加者は各世界からテレポートさせられMAP上にバラバラに配置される 参加者全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる 【スタート時の持ち物】 参加者があらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収 (義手など体と一体化している武器、魔法少女のマスコットや変身に必要な装置はその限りではない) 参加者は主催側から以下の物を支給される。 「デイパック」「地図」「コンパス」「照明器具」「筆記用具」「水と食料」「時計」「携帯電話」「ICプレイヤー」「ランダムアイテム(個数は1~3)」 「デイパック」支給品一式を収納しているデイパック。容量を無視して収納が可能。ただし余りにも大きすぎる物体...
  • 心壱鬼馬
    【出身世界】アースR(リアル) 【名前】心壱鬼馬 【性別】女 【年齢】25 【職業】メイド 【特徴】健康的な顔色 【好き】ピーチパイ 【嫌い】麻雀 【特技】ありもので料理ができる 【趣味】旅行 【詳細】 伝染性ウィルスや細菌性病原体を周囲の環境から取り込む事が出来る特異体質。 それらを体内に貯蔵している期間に限り、免疫を有する。 治療よりも強い感染への欲求を持ち、人命に対する関心は薄い。 【備考】 血液には、エボラ、マールブルク、67種の風邪の病原菌、大腸菌、コレラ、腺ペスト、SARSとマラリアを含む1000種以上の異なる伝染性の病原体が含まれている。 病原体の少なくとも30%は医学界においても前例がなく未知であるために計り知れない学術的資源であると認められており、 現在は隔離され常に防護スーツを装着した状態で研究を受けている。
  • 安倍晴明
    【出身世界】アースE(エド) 【名前】安倍晴明 【性別】女 【年齢】1000歳以上 【職業】陰陽師 【特徴】銀色の長髪、狐耳と尻尾 【好き】自分の式神、甘いもの 【嫌い】自分のドジ、妖怪 【特技】陰陽道、妖術、呪術 【趣味】御札作り、式神の教育 【詳細】 特殊な術で蘇った安倍晴明。復活の際に母親である葛の葉狐の強い影響を受け少女化、その上化け狐になってしまった。 陰陽師としては日本最強だが、生来のドジが災いして大事な場面でミスをすることが多い。復活の術をよく失敗しているのもそのため。 これまでにも様々な偉人・権力者を復活させているが、その度に失敗している。どれだけの人数を復活させたかは本人も覚えていないらしい。 妖術と陰陽道の知識を生かし、現在は主に妖怪退治で生計を立てている。妖怪であるため不死性と再生力には自信があり、戦闘では専ら式神や妖術を駆使して戦う。 ...
  • 書き手紹介
    書き手一覧(敬称略) 投下SS数 名前(敬称略) 旧トリップ 代表的登場人物 作品リスト 14 ◆5Nom8feq1g? 000、005、014、019、024、027、029、031、033、035、037、039、043、046 10 ◆aKPs1fzI9A? 001、007、017、026、028、034、036、038、040、047 7 ◆laf9FMw4wE? 002、003、008、010、015、023、042 5 ◆/MTtOoYAfo? 004、013、018、030、041 3 ◆F3DFf2vBkU? 048、049、050 2 ◆pNmyKGcnVU? 006、016 ◆8I7heVl7bs? 011、020 ◆nQH5zEbNKA? 012、021 ◆hRdS/lFjKw? 025、032 1 ◆r.0t.MH/...
  • イントロダクション
     世界はひとつじゃない。  今これを読んでいるあなたの「見えない隣」には、確かに他の世界がある。  おとぎ話。絵本。アニメ。漫画。小説。ドラマ。特撮。架空戦記。  誰かがどこかで描いたその空想は、他の世界での真実だ。  あなたが絶対に知ることのできない場所で生きている、沢山の命、沢山の物語の一かけらだ。  世界はあなたに直接は見えないけれど……確かに相互に、影響し合っている。  例えばそれはちゃんとした形にすらなっていない、思春期の妄想であっても――――。 【世界座標(0,0,0)――アースR(リアル)】 「だからさ。世界史を覚えるには好きな偉人を見つけるのが早いんだって!」  くる、くる、色白小柄のショートヘアの女子高生が、プラスチックナイフを遊ばせながら自慢げに言った。 「好きな人が何をしてるかって、妄想するでしょ? で、  その...
  • 【第一回放送までのSS】
    【オープニング】 No タイトル 登場人物 場所 時間帯 作者 000 イントロダクション 花巻咲、片桐花子、麻生叫、肩斬華、谷口豪、柳生宗矩、藤木健一、ブルックリン・トゥルージロ、早乙女灰色、早乙女エンマ、パーフェクト、柳生十兵衛、不死原霧人、デュルド・ドエナール、サン・ジェルミ伯爵、平沢茜、羽田神達生、西崎詩織、黒田翔琉、AKANE それぞれの世界 ? ◆5Nom8feq1g? 001 そして世界が生まれゆく オブザーバΔ、AKANE アースBR ? ◆aKPs1fzI9A? 【深夜】 No タイトル 登場人物 場所 時間帯 作者 002 我魂為麺 徳川家康、ベニート・ムッソリーニ C-5/平野 深夜 ◆laf9FMw4wE? 003 信長様の為に 明智光秀 A-3/森 深夜 ◆laf9FMw4wE? 005 死線上のアリア 松永久秀、久澄アリア、雨宮ひな E-4/森、D-5/...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/266.html#id_542badf7 たとえば、#news(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 大阪商業大学で「世界の民俗ゲーム」展 文化の多様性と伝播の様子を紹介 - 東大阪経済新聞 『ザナック(コンシューマー版)』がレトロゲーム配信サービス“プロジェクトEGG”にて配信開始。戦闘機ZANACを操縦し、暴走したシステムと戦おう! - ファミ通.com ゲーム・ネットばかりの子どもにイライラしない、「ちょうどよい」約束の作り方とは?専門家に聞きました(ベネッセ 教育情報サイト) -...
  • そして世界が生まれゆく
    ―――当再生ディバイスの電源オンを確認しました。所持者参加者番号121、承認中です………承認しました。 ───世界座標確認。x=0,y=0,z=300。アースBR、確認チェック、完了。―――了解、当参加者の参加を許可します。 ───これより、音声プログラムを再生致します。よく聞き取れなかったり音声の不具合を感じられた方はHELPボタンを押してください。───また、この音声プログラムは一時停止、巻き戻し、早送りが出来なくなっており、一度しか再生されません。よくお聞きくださいませ。───ピー、という発信音の後に再生を開始します。再生の準備が整いましたらSTARTボタンを押してください。───再生を受け付けました。音声プログラムを開始いたします。───ピー。 皆さま、如何お過ごしでしょうか。私は今回の進行役を務めさせていただきます『世界観測管理システムAKANE』と申し...
  • SSタイトル元ネタ解説
    002 我魂為麺 ゲーム『神咒神威神楽』の主題歌『我魂為君』から 004 柳生有情剣 漫画『柳生非情剣』から 005 死線上のアリア クラシック曲『G線上のアリア』から 007 私は貝になれない 映画『私は貝になりたい』とルーズベルトの名言『貝になるために生まれてきたのではない』から 008 スマイル全開で明日を目指そうよ アニメ『うたの☆プリンスさまっ♪』の挿入歌『BRAND NEW MELODY』の歌詞から 012 探偵は警察署にいる 小説『探偵はBARにいる』から 016 ティアマトの逆襲、または如何にして私は淫乱ピンクと怪盗と共に怪獣を追っかけることになったか 映画『ゴジラの逆襲』と『博士の異常な愛情』から 017 my world is not yours バンド『テスラは泣かない。』の楽曲から 026 現実という名の怪物と戦う者たち 高橋優の楽曲から 027 その信愛は盲目 T...
  • 死線上のアリア
     月の綺麗な夜の森、 「けっ……気にくわねぇな」  と紫ツインテールの少女が言った。   『ではみなさま、また数時間後の放送でお会いできることがあれば――』と。  簡素な連絡事項を流し終えたICプレイヤーを見つめて、吐き捨てた少女の名は松永久秀という。 「誰の策謀だか知らねぇが……俺様にこんな世迷事を強制させるとは、全く気に食わねぇ」  パチパチと“たき火”の燃える森の中の開けた場所で、蜘蛛の巣柄の浴衣を火にあてつつ、  切り株に座りICプレイヤーを聞いた松永久秀は、自分がふざけた策謀に巻き込まれてしまったことを理解した。  理解すると同時に少女の心中に湧いてきたのは怒りである。  殺し合いをするような状況に対しての怒りではない。殺し合いを「させられる」ことに対しての怒りだ。  松永久秀はかつて男であり、そして武将であった。  織田とか豊...
  • 鏡面の憎悪
    現状をふと考える。 一体何がいけなかったのか。 気まぐれに学校に行こうと思い、いつも通り教師の説教を聞き流す。 放課後、最近頻繁に出てくる邪魔者がいないか確認。 帰り道、言葉にするのもおぞましい通りすがりの『 』を見つけて……。 そこで記憶が途切れている。 次の記憶はあの部屋だ。 殺し合いがどうとか言っていたが正直言ってどうでもいい。 いつも通り『 』であれば殺す、それだけだ。 もしも『 』がいなければ……まあそれはその時に考えればいいだろう。 そして気になることを思い出す。 最近殺しの最中に興奮の絶頂で記憶が飛ぶことがよくある。 はたしてあのときの『 』は殺せていたのだろうか。 殺せていたたのならそれでいい。 しかし、もしそうでないのなら……。 考えた瞬間全身の血液が煮え立つ感触を覚える。 帰らなければ...
  • 死亡者情報
    【第一回放送までの死亡者】 時間 場所 死亡者 殺害者名 死亡話 死因 凶器 深夜 E-4/森 久澄アリア 松永久秀 005.死線上のアリア 斬首 天下五剣「大典太光世」 深夜 A-2/森 山村幸太 フランクリン・ルーズベルト 007.私は貝になれない 刺殺 剣 黎明 A-7/草原 鬼小路君彦 ティアマト 030.楽しさと狂気と 分断 腕 黎明 A-6/平原 ナイトオウル 卑弥呼 030.楽しさと狂気と 刺殺 蛇腹剣 黎明 H-4/森 西崎詩織 肩斬華 031.彼女は貫く胸の華 刺殺 ドス 黎明 D-6/町 アリシア ジル・ド・レェ 033.泣け 衰弱死 拷問 黎明 F-2/町 谷口豪 闇ツ葉はらら 041.弱さ=強さ 刺殺 触手 早朝 G-2/病院 鰺坂ひとみ 大空蓮 043.ドミノ†(始点) 斬殺 生体魔剣セルク 早朝 G-2/病院 ラクシュミー・バーイー 大空蓮 043.ドミノ†...
  • 信長様の為に
    明智光秀は織田信長を慕っていた。織田信長は明智光秀をこれ以上ない程に信頼していた。 固い絆で結ばれた二人に適う敵は存在しない。織田軍は破竹の勢いで覇道を突き進み、遂に天下統一を目前とした刹那――。 本能寺にて豊臣秀吉の策略に嵌められ、織田信長は命を落とすことになる。 だがそれでも――忠臣、明智光秀は諦めなかった。彼は執念だけで敵軍の首を刎ね飛ばし、秀吉をあと一歩のところまで追い詰めた。 されど奇跡は永く続かない。自らの命惜しさに裏切った織田軍の兵が、光秀の心の臓を穿ったのだ。 そうして息絶え絶えになり、己が人生の幕引きを感じ取った光秀は、焼け焦げた信長の死骸に寄り添い共に死を選んだ――。 それがアースPで語り継がれている、明智光秀の歴史。 アースEなど様々な世界で信長を裏切ってきた光秀と違い、アースPの光秀は最期まで忠を貫き、果てた。 理由は単純。信長を誰よりも...
  • 【第1回放送までの死亡者名鑑】
    第1回放送までの死亡者名鑑 【久澄アリア】 《スタンス:対主催?》 《登場話数:1話》 《退場話:005.死線上のアリア》 《最期の台詞:「……化けて、出てあげる……必ず! あなたの前に!」》 《解説》 アースMGにおけるベテラン魔法少女。だがこの殺し合いでは会った相手が悪かった。 松永久秀に会い「アナタの心から邪気を感じる」と言い放ち戦闘するも敗北され、糸に吊るされ三十分間に及んで光秀に焼かれたあと(”たき火”の正体はこの状態だったアリア)、首を大典太光世の試し切りとして切り落とされた。 だが彼女もそのままではいなかった。アリアの能力である「液体を操る能力」を使い首から出る血液を操り、久秀を殺そうと現在戦闘中である。 ちなみに彼女の魔法少女としての能力が、死ぬ間際に契約を解除され、マスコットのウンディーネの力が譲渡されたために雨宮ひなは魔法少女となったのだった。 ...
  • ライリー
    プロフィール 【出身世界】アースF(ファンタジー) 【名前】ライリー 【性別】女(元オス) 【年齢】500 【職業】勇者 【特徴】金髪ロング、碧眼、長身、ツリ目 【好き】人間以外の動植物、闘争、仲間 【嫌い】人間 【特技】剣術、魔術、闘争 【趣味】ガーデニング 【詳細】 元は人間に虐げられてきたオスのオーク。 偶然にも発見した不思議な光を発する杖を女勇者にぶつけて互いの肉体を入れ替えた。 オーク時代に培った経験と女勇者の肉体が合わさった彼は異様な強さを発揮してその場に居合わせた女勇者の仲間を虐殺した 女勇者になってからは各地の魔族や人間を憎む者をまとめ上げ、人間を襲うことで復讐している 【備考】 自然を愛し、人間以外には優しい。 オークをはじめとする人間から虐げられてきた者たちが大手を振って歩ける世界を目指している 他キャラとの関係 アリシ...
  • デュルド・ドエナール
    【アースF(ファンタジー)】 【名前】デュルド・ドエナール 【性別】男 【年齢】700 【職業】囚人 【特徴】金髪碧眼の幼児 【好き】飴菓子 【嫌い】人間 【特技】戦闘魔術全般、子供の真似 【趣味】魔術研究 【詳細】 今は亡き魔王軍の元幹部。 本来は貴族のような立場であり、気位が高く人間を徹底的に見下している。 勇者によって生け捕りにされ、魔力を封じられた上で厳重に収監されている。 戦闘魔術に長けた種族の出身であり、彼らにとっては人の魔法は児戯に等しい。 魔法特化であるため肉体面では人を圧倒できるほどの強さは無く、敗因も魔法を封殺されたためである 【備考】 背中に魔封じの刺青を入れられており、その上から一切の攻撃を防ぐレベルのプロテクトをかけられている。 刺青が少しでも傷付けば即座に魔力が復活するため、扱いは慎重に慎重を重ねるレベルで行うように通達されて...
  • タイラー・リード
    【出身世界】アースSF(サイエンス・フィクション) 【名前】タイラー・リード(名・性) 【性別】男 【年齢】53歳 【職業】民間宇宙船のパイロット(船長) 【特徴】身長186cm・体重78cm 髭を蓄えた筋肉質で赤毛のおっさん パイロットの制服を着ている 【好き】宇宙 【嫌い】マズイ宇宙食 【特技】宇宙船の操縦 【趣味】一人でチビチビ酒を飲む 【詳細】民間の宇宙航空会社所属のパイロット。宇宙飛行は宇宙海賊等に襲われることもごくまれにあり、危険な面もあるが。彼には襲われても何事も無く逃げ切るだけの腕がある。ベテランパイロットとして有名で宇宙船のパイロットを目指す子供達の憧れの的。 面倒見が良く仲間にも信頼されていて彼に憧れてパイロットになった者もいる。 実は宇宙軍所属のパイロットだった過去があり、宇宙軍が別の銀河の戦争に軍事介入し戦争中に相棒が戦死したこと...
  • やつがれ、ヤクザの武器になります。
    「舐められたものだ…奴らは余に殺し合いをさせる気があるのか。本と手斧と人形。火縄銃来たら一発じゃな」 信長は胡座をかいて座り込んだ自分の目の前に広がる『支給品』たちを見ながら、少し怪訝な表情をした。 先ほど遭遇してから二時間は経っただろうか。彼女ら(厳密にいえば彼と彼女だが)はの道場で休憩をとっていた。 そこで折角だということで身支度を整える事にしたのだが。信長に与えられた支給品らはおそらくハズレという部類に入るだろう。 『鉄砲』の強さは信長は何より知っている。長篠の戦いで武田勝頼率いる騎馬隊を殲滅させたその強さ、戦力はただしれない。 故に銃が入っていれば多少は違ったのだろうが───女子でも持てるような軽い手斧だけではそういった銃、いや弓でも相手取って戦うことは難しいかもしれない。 手斧を持ち直すと、どこか血なまぐさい臭いがした。 思い返す、戦場の血の臭いだ...
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    オリロワアースwiki ここは様々な世界(アース)から集められたオリジナルキャラが殺し合いをする企画のまとめwikiです キャラの死亡、流血等人によっては嫌悪を抱かれる内容を含みますので閲覧の際はご注意ください。 携帯用リンク メニュー 本編SS投下順 現在の本スレ http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/14759/1430898335/l50 スケジュール 雑談とか予約はしたらばで 予約スレ→http //jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17154/1430840070/l50 予約の細かめなルールが議論スレである程度決まったので確認お願いします 現在の予約 書き手 キャラクター 期限 延長 @wikiへようこそ ウィキはみ...
  • アベ・サーン
    【出身世界】アースセントラル 【名前】アベ・サーン 【性別】男 【年齢】485 【職業】ディメンション・ナイツ隊員 【特徴】シュモクザメのような形をした黒い頭部と白い胴体 【好き】平行世界の平和、カルピス 【嫌い】平和を乱す悪党 【特技】長年に渡る実戦で鍛えた戦闘技術 【趣味】カルピスの一気飲み 平行世界の秩序を守るディメンション・ナイツの隊員。 サツガペ星出身の異星人で、200年もナイツの先を引っ張っているベテラン隊員だが、そろそろ引退を考えている。 様々な平行世界で人知れず時空犯罪者(異なる平行世界で犯罪行為を行う者のこと)から平行世界を守ってきた。彼が居なければ、アースMとアースDはディメンション・ナイツの想定よりも早くアースEZとなっていただろうと、言われている。 地球で生まれて初めてカルピスを飲んで以来、半ばカルピス中毒となっている。 【備考】 ディ...
  • 我魂為麺
    「――――オーマイガッ! 我がパスタがどこにもないッ!」 ムッソリーニがここに訪れて最初に発した言葉がそれだった。 彼が最初にした行動はルールの確認でもなく、自分の作っていたパスタを探ること。 微粒子レベルでもデイパックにパスタが入っている可能性はあるのだ。それを確認しないムッソリーニではない。 だが現実はそう甘くない。 彼にとって命にも等しき存在はもう彼の手元に存在せず。己の総てを奪われたような喪失感と、愛人を奪われたが如き怒りがムッソリーニの全身を駆け巡る。 「パスタ――パスタパスタパスタパスタパスタパスタパスタパスタ」 愛しき名を幾度と無く呼ぶが、返事はない。 これまで情熱を捧げてきたパスタがないという残酷な現実。たったそれだけで、イタリア共和国首相はこうも不安定になってしまう。 もしも彼にパスタの麺や材料でも支給されていれば、パスタおじさん...
  • 秘密を持つ二人
    「どういう事だよ、これ・・・」 東光一は、その手に持ったICレコーダーから再生された音声内容を聞いて絶句した。 人類の常識を遥かに逸脱した巨大特殊生物「怪獣」が存在する世界・アースM。 そんな世界で生まれ育った東光一は、「怪獣の撃退」並びに「人命及び財産の保護」を主目的として 発足された国際機関・・・「地球防衛軍」に所属している。 入隊以来、目覚ましい勢いで頭角を現していった光一は、今では防衛軍内の精鋭部隊・「MHC」 (モンスター・ハンティング・クルー)のメンバーとして、怪獣と最前線で戦っている。 しかし、彼には誰にも言えない秘密があったのだ。 (なぁコメット、お前はどう考える?) 光一は頭の中にいる『同居人』に問いかけた。 (・・・私にそんな重大な質問をして良いのか?) 『同居人』はやや訝しげに答えた。 ある日の対怪獣戦・・・光一は瀕死の重...
  • スマイル全開で明日を目指そうよ
    御園生優芽はアイドルだ。 幼い頃からただひたすらにアイドルを夢見て突き進んできて――そうしてやっと最近になって夢を掴んだ。 ヤクザの組長というアイドルから程遠い地位にも就いてしまったが、それでも彼女は日々を楽しんでいた。 歌って踊って、人々を笑顔にする。そんなアイドルという職業を誇りに思い、全力で取り組んでいた。 だがしかし――――素晴らしき日々は最悪な形で崩れ去る。 『唐突で申し訳ないのですが───皆さまには本日から三日間の間、お互いに殺し合いをしていただきます』 「うぇ!? な、なんだってー!? ――て、のわ!?」 唐突に殺し合いを宣言された優芽は、大袈裟に驚き、石に躓いた。顔面から転んで涙目になるアイドル。 仕返しとばかりに石を蹴り飛ばすと彼女はICプレイヤーの言葉に耳を貸した。 『───再生が終了しました』 ICプレイヤーから流れ出...
  • 私は貝になれない
    夜の月の光が冷たく冷えきった地面を照らしている。 普段の街の光の中では味わえない風景。 そういったのを少なくとも現代の我々は───どこか自分が異世界に迷い込んだかのように錯覚し、その情景に酔いしれる。 そういった情景にひゅぅと吹く冷たい風や季節を感じさせる虫の声があると、なおさら良い。我々が普段の生活で忌々しいと思うものでさえも、ここでは「風流」になる。 かつての文化人たちはこういった自然の産物を度々詩に綴っていた。今も昔もこういったのを好む気持ちは変わらない。今これを読んでいる読者諸氏や、著者でさえも、そんなこと分かっていることなのである。 だが、この状況下において情景に目をやる者など、いるはずもない。ある男は、この状況下で眼に炎を宿していた。 それでこそ月の光のように優しさを持ち合わせたような明るさではなく、激情的でかつすぐ燃え尽きてしまいそうなそんな明るさ...
  • その信愛は盲目
    とにかく遠くへと逃げたくて、麻生嘘子がたどり着いたのは駅だった。  だが≪公園前≫の駅名が見えたところで気が抜けたのか、動かし続けていた足がもつれてしまって、  麻生嘘子は走り幅跳びを失敗した時のような勢いで、思い切り前のめりに倒れ込んでしまった。  膝。肘。おでこ。  三点同時着地からの、がりがりと肌が削れるスライディングの音を全身で彼女は感じた。 「痛っ……いた……い……」  起き上がってふらふらと駅構内に入った時には、  ゴシック調の服に守られていなかった膝に、赤いバーコードができてしまっていた。  おでこや肘は幸い皮がむけた程度で済んだが、こちらもひりひりと痛い。  早めの処置が必要だが嘘子はやり方を知らなかった。ケガの処置は常にお母さんか兄さんにやってもらっていたからだ。 「う……うう……嘘……こんなの、嘘よっ……!」  出来...
  • 柳生有情剣
    「この音声は削除されました…」 「…おいおい、何だこりゃあどうなってる」 困ったことになっちまった。 今の俺の一言で述べてみるとそう言える。今日は久々の剣客商売、しかもおエライさんからの依頼だってのに。こんなことしてる場合じゃないだろうよ。 俺、柳生十兵衛(やぎゅう じゅうべえ)は頭を掻きむしりながらボソっと呟いた。 あの露出少女かつ俺の居候先の主人こと不死原霧人(ふじわら みすと)が、「偉い人に会うんだから身なりをしゃんとするのよサムライ!」だとかなんとかで着慣れない「すーつ」を着までしたっていうのによぉ。あーあ散々だねえ。 俺はどうもこの服が嫌いだ。なんでわざわざ体にぴったりとした服を着る必要がある。んな格好しちまってたら、いざっていう時剣を鞘から抜きにくい。単純に慣れてないだかもしれねぇがね。 (…まあいいさ。チャッチャッとあの訳わからんこと言ってる奴らを切...
  • 殺人鬼×少女×少女
    夜の街を駆ける少女がいる。 短い手足を必死に振り、顔を恐怖で引き攣らせながら、しかし大人顔負けの速さで走る少女がいる。名を、柊麗香。 なぜ、少女は逃げるのか。それは、『恐怖』に追われているから。 「ふふふふ……待ちなさい、可愛い娘……」 地獄の底から聞こえてくるような声が、少女を追いかける。 「お姉さんが、優しく、優しく、や、さ、し、く、遊んであげますからねえ」 淫靡で、上品で、それでいて狂気を感じるその声は、正に追う者、ジル・ド・レェの性質を現していた。 麗香は走る。生き残るために。生物の本能に従い、彼女は慣れない街を必死で駆ける。 追うジルも走っている。が、その走り方、距離の取り方は追いかけるというより甚振るといった方が正しいかもしれない。 すでに、ジルの遊びは始まっているのだ。少女に恐怖を与えながら、一定のペースで追いかけ、疲れ切って動...
  • くろださん@うごかない
    警察署内の『シャワールーム』と書いてある個室に、探偵黒田翔琉は居た。 彼が活動を開始する時に真っ先にする事がシャワーを浴びることだ。 温度は34℃のぬるめで、水圧は強すぎず弱すぎず浴びること。それが彼にとって最高のシャワーであった。 長く黒いトレンチコートを脱ぎ、ネクタイをほどく。フランスのブランド物だ。仕事するときはいつもこのネクタイを締めることにしている。 やがて下に着ていた白シャツをおもむろに脱ぎ捨てると、そのまま丈が長いズボンもベルトを外し、脱いだ。 次に黒色の靴下を脱ぐ。するり、と脱いで、また脱ぎ捨てたシャツの上に投げた。 最後。藍色のボクサーパンツ。彼は生まれ持ってからのボクサーパンツ派だ。ブリーフ、トランクスを履くような男は───男じゃない。 彼の持論であった。 風呂場への入口は引き戸であった。 ゆっくりと開くと、そこには本当に簡易的なシャワールームの...
  • 桜の意図
    魔法少女とヒーロー、どちらが強いかだって? そりゃあお前、キャラによるだろ。 最弱の魔法少女と最強のヒーロが戦えばヒーローが勝つ。 最強の魔法少女と最弱のヒーローが戦えば魔法少女が勝つ。 最強の魔法少女と最強のヒーローが戦えば……。 ああ、だめだ。どのキャラが最強かだなんて、ファンそれぞれで違うからなあ。 やっぱあれだ、キャラクターで判断しようぜ。 じゃあとりあえず。異端対決ということで。 元ヒーロー、裏切りのクレア。混血の魔法少女、マイルドフラワー。 強いのは、どっち? ★ 服従か、死か。 裏切りか、死か。 8歳の少女に突きつけられた厳しい選択。 マイルドフラワー、高村和花の瞳は絶望で揺らめいた。 「どうした、さっさと選ぶんだ。私はあまり気が長いほうじゃないよ」 両手を広げ、口を三日月に歪めるその...
  • ダブルクロス
     ざく、ざく。ざくっ、ざくり。  あ、どうも、真白です。ざく、ざく。ざくっ、ざくり。  今私は、こんな用途に使うものじゃあないんだけれどな、と思いながら真白ソードを振り下ろしています。  ――ざく、ざく。ざくっ、ざくり。  振り下ろす、対象は柔らかめの石の壁です。壁にソードをピッケルのように叩き付けて掘り進めているわけですね。  なぜかってそれは。もう言わずとも分かって欲しいところです。  ここは、採掘場ですから。ざく、ざく。ざくっ、ざくり。  私は真白ソードを片手に地下洞窟に潜って、採掘作業をしているのでした。 「がんばれ♪がんばれ♪」 「励ましてないで貴女も手伝ってください、クレアさん」 「だが裏切る」 「あのもう止めていいですか?」  ざっく。――がら。 「おっ」 「え?」  がらがらがらがら。  何かレアなアイテムが見つかるか...
  • 参加者名簿
    【アースR】10/10 ○山村幸太/○花巻咲/○雨宮ひな/○麻生嘘子/○御園生優芽/○片桐花子/○東雲駆/○麻生叫/○愛島ツバキ/○平沢茜 【アースP】6/6 ○明智光秀/〇肩斬華/〇柊麗香/○谷山京子/○卑弥呼/○ブルックリン・トゥルージロ 【アースH】8/8 ○柳生十兵衛/〇ラモサ/○早乙女エンマ/○雨谷いのり/○裏切りのクレア/○早乙女灰色/○不死原霧人/○巴竜人 【アースE】2/2 ○徳川家康/○松永久秀 【アースF】3/3 〇ヘイス・アーゴイル/〇ジル・ド・レェ/○ライリー 【アースD】4/4 〇黒田翔琉/○ナイトオウル/○サラ・エドワーズ/○西崎詩織 【アースA】3/3 ○ベニート・ムッソリーニ/○フランクリン・ルーズベルト/〇石原莞爾 【アースMG】5/5 ○久澄アリア/○高村和花/〇夢野綺羅星/○平沢悠/○闇ツ葉はらら 【アースM】3/3 ...
  • 泣け
    早乙女エンマと柊麗香を取りのがしたジル・ド・レェは、  彼女らを追いかけることはせず、反対側――もともと居た方向へと帰った。  いまはD-6の町の、一件の民家の前にいる。  少女を追いかけ、恐怖を与えたのち拷問することを至上の喜びとする彼女が、  どうして目の前の少女を諦めて反対方向へ進んだのか。  答えは簡単な話である。  ジル・ド・レェは柊麗香を追いかけるより前にすでに一人、拷問対象を捕まえていたのだ。 「まあ! 嬉しい。まだ気絶もしていないのね!」 「……ジル……ドレ……」  民家の扉を開けると、玄関先で彼女を迎えたのは、  可愛い少女めいた容姿のエルフの苦悶顔と、かすれた声だった。  おもわずジルは顔をほころばせる。  クリーム色の髪を振り乱し、蜂蜜色の目を憎悪に染めたそれは、ゆっくり呼吸をしながらジルの笑顔を睨む。  睨める程度にはまだ...
  • ジュディ・カルヴァート
    【出身世界】アースSF 【名前】ジュディ・カルヴァート 【性別】女 【年齢】17 【職業】高校生兼宇宙飛行士 【特徴】ショートボブ 【好き】エッグベネディクト、宇宙 【嫌い】セロリ、デリカシーのない男の人 【特技】星座を言い当てる 【趣味】鉱物収集 【詳細】 10歳の時に史上最年少の宇宙飛行士に選ばれて以降、さまざまなミッションに挑んできた。 現役の宇宙飛行士だけに、理数系の科目が得意な才女。 一方で、年頃の女の子らしさもありオシャレや恋に興味がある。 【備考】 どうやら、同じ宇宙飛行士の青年に恋心を抱いているようだ……
  • プラグイン/RSS
    RSSを取り込んで一覧表示(rss) #rss(ここにRSSのURL) もしくは #rss(ここにRSSのURLを入力) と入力することで指定したRSSを取り込んで一覧表示します。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/269.html#id_a0e79757 たとえば、#rss(http //www1.atwiki.jp/guide/rss10_new.xml) と入力すると以下のように表示されます。 #showrss plugin Error showrssプラグインでのatwiki.jpのRSSの取り扱いはできません。#recentなどをご利用ください。
  • 真白
    【出身世界】アースEZ(エンズ) 【名前】真白(ましろ) 【性別】女 【年齢】10 【職業】無職 【特徴】白髪ショート 【好き】食料、金持ち 【嫌い】特になし 【特技】剣術 【趣味】特になし 【詳細】 年不相応に落ち着いた少女。弱肉強食の世界で生きるためにあらゆる術を父親に教え込まれた。 死骸やグロテスクな光景に見慣れており、この世界で弱者が死ぬことは当然だと理解している。 戦闘経験が豊富でセンスもあり、この歳にして強者と名高い実力者だが、彼女の肉体を目当てに襲う者は未だ多い。 とはいえ身体的にはただの子供であり、刀に頼らなければ無力同然である。本人もそれを自覚して刀を肌身離さず持っている。 常に肉体や命を狙われている状況に置かれているため警戒心が強く、容易に他人を信じない 【備考】 平凡な世界に住む並の成人男性よりは身体能力が高い。 食糧難になれば人肉...
  • アーサー・ブラウン
    【出身世界】アースP(パラレル) 【名前】アーサー・ブラウン 【性別】男 【年齢】10 【職業】小学生 【特徴】灰色の髪 【好き】祖母の作るショートブレッド、友人達 【嫌い】学園の教師達、というか学園のすべて。グリーンピース 【特技】特になし 【趣味】読書 【詳細】 山奥にある寄宿学校『ラウル学院』に在籍。 その学校での厳しい生活に耐えきれなくなったアーサーを始めとする子供達は逃亡を図るのだが、 その道中、そのうちのひとりである少女が獰猛な獣に食い殺されたのを機に アーサーの目の前で次々と仲間が何らかの形で命を落としていく。 そして追い打ちをかけるように学校の教師達に見つかり学校へと連れ戻されてしまう…… 【備考】 学校に戻される最中にロワに呼ばれた。 『ラウル学院』について。 『様々な分野でのエリートを育成する』という名門校なのだが その実態は...
  • D-MODE
    「だいたい分かった」  警察署の『応接室』と書いてある個室の中心に黒田翔琉が立っていた。  その近くにはホワイトボードが運び込まれており、黒のマジックで様々な情報や推測が描かれていた。  ホワイトボードは狭すぎて、すぐに埋め尽くしてしまったので、壁にも書いてある。壁でも足りなかったので、床にも書かれていた。  天井は届かなかったので書かれていない。  旗についての情報。  黒田の知っている自分の世界についての情報。  そして、鉄缶に入っていたマスコット――ピンクのカエル「キュウジ」から聞いた、“魔法の国”の情報。  あまりに書きまくられてしまったため、部屋はまるで呪いの言葉がびっしりと書かれているかのようにさえ見える。 「だいたいわかったって……」 「理解した、ということだ。事件の全容の理解は解決への第一歩、すべての探偵が行うべき初期項目。  現状で...
  • 星に届け
    月が欲しいと思っていた。  夜空に燦然と輝く、完全な月が欲しいと思っていた。  だが、シルクのスーツの裏に編みこまれた、彼の世界の今のアメリカの国旗。  その国旗にかつて48個刻まれていた星は、20程度まで減っている。   他は全て奪われてしまった。  敗けて取られて奪われてしまった。  彼がまず最初にしなければならないことは、奪われた星を取り返すことだった。 ★  車輪は回り、黒衣の老人は世界の淵に辿り着いた。  からからという車椅子独特の音が廻る中で、ルーズベルトの耳は静かな波音を聞く。  深い森を抜けた先。  世界の淵には何もなく、ただ海が広がっていた。  水平線はかすかに青紫に光っていたが、海は底も見えぬ黒で、まるで淀んだ闇が重さを持って地を這い回っているかのようだった。  闇は嫌いだから、ルーズベルトは上を見る。 ...
  • 谷山京子の差異難
     え。  なにこれ?  ちょっとまって。ちょっとまってよ。  待って、待って待って待って待って待って待って待って待って。   『『───これより、音声プログラムを再生致します。    よく聞き取れなかったり音声の不具合を感じられた方は───』』 「えっ」 「……エ?」  いやこれはない。これはないって。本当に待って。  十秒でいいから、いやあと五秒で良かったからホント、待って欲しかった。  それだけあればこんなことにはならなかった。 「あの……どちらサマ、デス?」 「えっ何、なにこれ、ちょっと、え、誰? え、ええ? 君だれ、えっ」 「ワタシはスライムちゃんですケド……」 「えっスライム、確かに透けてる、てか君かわいいね、じゃなくて、、、、あ?」  近くから二重に聞こえる無機質アナウンス音の中、ボク、谷山京子は混乱を極める。  い...
  • 私が戦士になった理由
    かつて夫婦仲の良い家庭に生まれた、恵まれた少女がいた。 名前はラモサ。永久の幸福を祈って名付けられた彼女は、その名の通り笑顔が絶えない元気な少女である。 この時代は決して平和とは言い難い。常人の手に負えない者が悪行の少なくない世の中であり、毎日のように凶悪犯罪が起こっている。 されどこの世界には、もう一つの勢力――ヒーローと呼ばれる者たちが存在する。 正義の代行者たる彼らは、どんな悪行も許さない。市民を護る為にも血肉を撒き散らし、悪党に対抗している。 だから、無駄な心配は必要ない。ラモサはヒーローを信じて、この素晴らしき日々が永劫に続くと思って暮らしていた――――。 学校の帰り道。 何の変哲もない幸せな日々を壊すように、ラモサの家から見知らぬ少年が突き飛ばされていた。 喧嘩でもしたのだろうか? 彼は酷い重傷を負っていて、立ち上がるのもやっとだという様子で...
  • 変身VS変心
    ―人間としての君は既に死んだ。今の君は人の皮を被ったただの兵器だ。兵器を強くすることの何が悪い? ―機械的な改造だけではない。ナノマシン投与に強化細胞の移植、動物の遺伝子の組み込み、挙句の果てに得体のしれない霊石の埋め込み…もはや改造技術に対する耐久実験だ。一人の人間にここまでの改造を行う必要がどこにあったというのだ…。 筋肉や臓器は愚か、脳細胞の一部までが変化してしまっている。…残念だが、君の身体の中に人間と呼べる部分はもう…。 ―すっげ…あれが改造人間って奴の威力なのかよ…! ―あれはバケモノだ。狂ってるから人間ではなく同じバケモノを襲う。 ―三度もメス入れられたんでしょ?案外一回ぐらい脳改造成功してるかもよ?え?三度どころじゃない? ―宇宙人だ!僕以外にも宇宙人はいたんだ! ―我々の組織に入って一度頭を割るだけで良い。三つの組織に身体...
  • 弱さ=強さ
    「クソッ…!クソッ…!なんだよ、なんだよあれ!意味分かんねェ!くっそ、ふざけ…ふざけんじゃねェぞ…!」 夜の道を、一人、ふらふらと歩く姿があった。 細身の体に、赤縁のメガネ。金髪で眉毛は細い───いわば、「チンピラあがり」。 アースPにおけるガソリンスタンド店員、名前は谷口豪。 現在はバイト先を転々としながら、狭いアパートでタバコをふかしている日々を暮らしてきていた、ある意味最も狂った世界とも言われるアースPからは遠い存在の男だ。 「ンだよアレ…!炎出して!女が、ガキに、女が…焼かれて…首斬られてよォ…!三流の映画でもあんなん見たことねェよ…」 彼が目を覚ました場所は、森の茂みの中だった。 彼はレコーダーから流れてきた音声を聞き終わるとすぐに、支給されていたと思われるボウガンを手に持ち、震えながらも、生き残ろうと散策をしていた。 その時に、紫の着物を着た炎...
  • 現実の壁は破れない
    ひやりとした風が吹く深夜の住宅街。 そこに一人の少女が、手に握られたICレコーダーに耳を傾けていた。 頭に被ったカウボーイハットから飛び出るようにして真っ黒な髪が外側にはねており、耳には金色のピアスが開けてある。 首にはスカーフが巻かれていてノースリーブのレザーの革ジャンの下は黒いビキニ一枚という姿が、彼女の露出度を大きく上げていた。 スカートは膝上10cm近く短い、これもまたレザーで出来たもので、靴はやはりレザーのブーツ。 腰のところにはホルスターがつけられており、これだけで彼女はまるでカウガールのように思われた。 「いいじゃないいいじゃないこういうのっ!アタシが待ち望んでたことじゃない!」 そんなカウガール少女、不死原霧人はICレコーダーの音声を聞き終わると喜びを隠せないような素振りを見せ、その場で飛び跳ねた。 彼女はあの有名ヒーローの登竜門である国立ヒーロ...
  • 彼らは幾ら叫べども、灰色世界に抗えない
    「ふん、怪獣か」 「……」  空の頂点から無機質な声が発された。  B-7、灰色に錆びた廃工場の頂点に、二人の男が並んで座っていた。  もう煙を噴き上げることもない、ただ巨大さだけが残った煙突機構の頂上足場に座るのは、  灰色の男――早乙女灰色と、口縫いの少年――麻生叫だった。  彼らはお互いに何をするでもなく、ただ高層の風に髪を揺らしながら、正面を見据えていた。  二人の正面遠方に広がるのは地図上では飛行場となっている場所であったが、  今はその場所はただの火の海と施設の残骸となっていた。  その中心には50m級の巨大怪獣が現れており、なにかの八つ当たりのように火の海を作りながら暴れている。 「見たこと、あるのか?」 「オレの世界にはあんなデカいのは流石にいなかった。だが、ああいう怪物はよく作られる。  元は動物だったり人間だったりだ。たまに天然...
  • 偏愛の輪舞曲
    私は孤独だった。 学校へ通えば、即座に殴られ、罵倒され、差別され――ありとあらゆる虐めを受けてきた。 だからといって、家に居場所があるわけでもない。 両親は私を出来損ないだと云った。お前は劣等だから、他人よりも劣っているから差別されて当然だと嘲笑った。 「死ねばいいのに」――――それが親の口癖で、家でも学校でも、私は様々な人間に虐げられる。 誰も手を差し伸べる者などいない。当然だ。私を助ければ次はその人が虐めの対象になるのだから。 それにその頃の私の心は、かなり廃れきっていて。偽善者共が有り得ぬ夢物語を語る特撮番組は大嫌いだった。 だってこの世にヒーローなんていないのだから。もしもヒーローがいるのなら、とっくに私を救っているハズだ。 それでも特撮番組を見ていたのは、知らず知らずのうちに救いを求めていたからだろうか。 特に好きなヒーローは、結城陽太。現実とは大いに逸脱した、...
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