テンプレ13

最大能力の定義(日本冷凍空調工業会統一規格)
家庭用エアコン企画専門委員会「家庭用エアコンの広告表現等について」 1-[12]能力可変エアコンの表示基準について による。

  • 冷房最大能力の測定法
1. JIS C9612の冷房能力試験の条件下で1時間以上放置後コールドスタートする。
この周波数以上で20分間以上運転できる周波数をを最大周波数とする。
2. 冷房能力はJIS C9612の冷房能力試験条件下で上記最大周波数に固定して運転し、安定後10分間ごとに3回測定を行い平均値で算出する。
固定に際しては、保護装置の設定値変更や、最大周波数の変更などエアコンの有する通常の性能と異なる性能が出るような一切の変更があってはならない。
固定はメーカーでできるようになっていればよい。
  • 暖房最大能力の測定法
最大暖房能力及び同消費電力に限り、次式で算出したものを表示する。
最大暖房能力=定格ヒートポンプ暖房低温能力×1.38

一般的に冷房運転だと露付き保護がかかるので、30分経過すると、設定温度に到達せずコンプが最大回転でも、定格回転数以下に回転数は落ちる。
例えば、ダイキンの露付き防止保護は、室内熱交換器温度が熱交換器の目標温度より低い場合は、コンプ回転数は毎分2rpsずつ低下する。
あとは吐出温度が高くなりすぎればコンプ回転数は落ちる。


冷房定格能力に対する最低暖房定格能力の定義も同じ、1-[4]冷・暖房面積のめやす表示について 2006年7月19日確認事項(2010.9.15補足追記)による。
2010.9.15の補足事項
  • 2011年4月以降作成のカタログに掲載されている機種は、家庭用エアコン技術専門委員会で定めた最低暖房標準能力を満たすこと。
但し、過年度品及び継続品(型番変更なし)は除く。

定格冷房能力と最低暖房標準能力(2011.4月以降)
定格冷房能力2.2kW→最低暖房標準能力2.2kW、
2.5kW→2.8kW、2.8kW→3.6kW、3.2kW→4.2kW、3.6kW→4.2kW、4.0kW→5.0kW、4.5kW→5.0kW、5.0kW→6.0kW、5.6kW→6.7kW
6.3kW→7.1kW、7.1kW→8.5kW、8.0kW→9.5kW

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最終更新:2013年11月26日 03:04
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