「勝負師」,という言葉があります。
成功できるのかどうかわからないことでも,大胆に挑んでいく人,という意味においては,勇気や行動力のある人と言えますが,ただの「博打(ばくち)打ち」という意味においては,後先のことを考えない無思慮な人と言うことができるでしょう。
株式投資は,やはり勝負師の気骨が必要なことがあります。それは,上記の前者の意味においての勝負師です。
しかし,この勝負師は,成功を収めてこそ評価されるのであって,負けてもその肝っ玉を誉める,というのは意味がありません。
だからこそ,人が危ぶむ株式に投資しようとする人はその確実性をできる限り追求した結果として投資するのであり,博打のつもりで打つのではありません(とは言っても,博打の要素がまったくないわけではありませんが)。
その負けをできる限り"0"に近づけるために沢山の調査や実験,勉強をしているのです。
そして,その成果の果てに,株式投資を科学的なものとして打ち立てていきたい,重ねてきた調査,実験,勉強の果てに,結果を当然期待できるものとしての理論を打ち立てたいと考える投資家が大勢いるわけです。
このブログでも,優良な道具を使って調査,実験をしてゆき,その見通しなどを書き綴って行きたいと思います。その見通しが果たして正しいかどうか,完成に近づいていくものかどうか,ぜひ観ていて下さい。
最終更新:2006年10月01日 00:11