(04)692 『母の日』

リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ まとめサイト(仮)内検索 / 「(04)692 『母の日』」で検索した結果

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  • (04)692 『母の日』
    2週間前、いつものように店を閉める準備をしとったら、 とんでもないアイデアが浮かんできたと。 いてもたってもおられんかったけん、愛ちゃんに相談したら、 『れいなの思うとおりやって構わん』って許可をもらったと。 よし、ここは愛佳の知恵を借りよう。 「コラー!かめ!開けたら閉める!出したらしまう!このままだと人生留年だよ?」 「ガキさん、絵里はこう見えてしっかりしてるんですよ。 四字熟語だってちゃんと言えるようになったし」 あれは2週間前のこと。急に田中さんから連絡があってん。 おいしいもん食べに行くお誘いかと思っとったら、 田中さん真剣に話し始めはるから、びっくりしたわ。 愛佳にもプライドがあるから、その日は徹夜して、プランMを作り上げたった。 そう、Mの計画。 白物メーカーが宣伝しとる、Nの計画ちゃうで。 「ガキさん、相談です。この間のオ...
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    ... 54.56 0 (04)692 『母の日』 2008/05/11(日) 11 43 33.55 0 (04)769 『蒼の共鳴-その共鳴は偽りの共鳴なのか-』 2008/05/11(日) 23 02 08.97 0 (04)805 『見守る者たち -夢爆弾に託して-』 2008/05/12(月) 00 21 19.80 0 (04)830 名無し募集中。。。 2008/05/12(月) 00 47 37.70 0 (04)896 『制服協議会―しろくろ―』 2008/05/12(月) 14 51 34.76 0 第 5 話(2008/05/13(火) 01 03 18.97 0 ~ 2008/05/23(金) 22 56 15.09 0) (05)021 『登場!新メニュー!』 2008/05/13(火) 01 21 38.25 0 (05)053 『喫茶リゾ...
  • かなしみ戦隊リゾナンターR(04)619 「恋の始発列車」 ~(05)546 「Hand made CITY」
    (04)619 「恋の始発列車」 2008/05/10(土) 12 35 31.88 0 (04)620 「出来る女」 2008/05/10(土) 12 36 25.78 0 (04)684 「あこがれMy Boy」 2008/05/11(日) 07 00 11.49 0 (04)685 「チャンス チャンス ブギ」 2008/05/11(日) 07 01 27.16 0 (04)924 「ちょっとイカした PURE BOY」 2008/05/12(月) 18 03 17.21 0 (04)925 「宝石箱」 2008/05/12(月) 18 04 02.04 0 (05)189 「寝坊です。デートなのに…」 2008/05/14(水) 08 35 46.17 0 (05)190 「恋ING」 2008/05/14(水) 08 36 51.02 0 (05)268 「ファインエモーション!...
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    モーニング戦隊シリーズ 共鳴トライアングル モーニング戦隊シリーズ リゾナンターの出会いや戦いの日々を時系列に沿って描いた骨太の作品。ジュンジュンやリンリン、愛佳は登場していない。 (02)539 『モーニング戦隊リゾナンター 希望の少女』 2008/04/23(水) 11 43 39.71 0 (03)679 『モーニング戦隊リゾナンター 悲しみの少女』 2008/05/03(土) 00 13 56.13 0 (06)354 『モーニング戦隊リゾナンター 決意の少女』 2008/05/27(火) 13 58 18.62 0 (09)595 名無し募集中。。。(モーニング戦隊) 2008/06/29(日) 22 35 56.12 0 共鳴トライアングル さゆ絵里やれいなたちの出会いに特化した連作。モーニング戦隊シリーズとは別の作者の作品であるが設...
  • (24)616 「ワガママ」 ~(25)335 「電車の二人」
    (24)616 「ワガママ」 2009/03/16(月) 18 57 12.56 0 (24)657 「ランチタイム ~レバニラ炒め~」 2009/03/17(火) 19 03 46.16 0 (24)695 「好きな先輩」 2009/03/18(水) 18 45 23.37 0 (24)743 「男友達」 2009/03/19(木) 19 41 05.77 0 (24)796 「プラチナ 9 DISCO」 2009/03/20(金) 21 38 58.33 0 (24)960 「原宿6:00集合」 2009/03/23(月) 21 00 01.15 0 (25)037 「愛車 ローンで」 2009/03/24(火) 19 00 14.70 0 (25)078 「好きで×5」 2009/03/25(水) 18 45 30.67 0 (25)103 「、、、好きだよ」 2009/03/26(...
  • かなしみ戦隊(03)071 「ここにいるぜぇ!」~(03)916 「歩いてる」
    ++をクリックすると目次が開きます (03)071 「ここにいるぜぇ!」 2008/04/28(月) 02 04 51.76 0 (03)077 「真夏の光線」 2008/04/28(月) 03 11 25.08 0 (03)117 「Ambitious!野心的でいいじゃん」 2008/04/28(月) 21 19 33.73 0 (03)160 「浪漫~MY DEAR BOY~」 2008/04/28(月) 23 58 17.40 0 (03)263 「愛あらばIT'S ALL RIGHT」 2008/04/29(火) 23 41 05.80 0 (03)392 「そうだ!We're ALIVE」 2008/04/30(水) 22 08 04.01 0 (03)416 「Go Girl~恋のヴィクトリー~」 2008/04/30(水) 23 13 05.86 0 ...
  • かなしみ戦隊リゾナンターR(05)547 「インスピレーション!」 ~(06)619 「純LOVER」
    (05)547 「インスピレーション!」 2008/05/18(日) 23 16 02.46 0 (05)700 「わたしがついてる。」 2008/05/20(火) 21 11 23.04 0 (05)701 「例えば」 2008/05/20(火) 21 12 34.40 0 (05)732 「忘れらんない」 2008/05/20(火) 23 54 21.28 0 (05)747 「通学列車」 2008/05/21(水) 07 13 04.22 0 (05)827 「21世紀」 2008/05/22(木) 00 10 52.84 0 (05)829 「ボン キュッ! ボン キュッ! BOMB GIRL」 2008/05/22(木) 00 12 44.17 0 (06)046 「A MEMORY OF SUMMER '98」 2008/05/24(土) 01 35 30.04 0 ...
  • かなしみ戦隊リゾナンターR(06)813 「恋は発想!Do The Hutsle!」~(09)091 「Never Forget」
    (06)813 「恋は発想!Do The Hutsle!」 2008/06/01(日) 22 10 18.29 0 (07)029 「踊れ!モーニングカレー」 2008/06/04(水) 00 27 40.79 0 (07)187 「恋はロケンロー」 2008/06/05(木) 23 41 04.87 0 (07)427 「ポップコーンラブ!」 2008/06/08(日) 17 11 40.80 0 (07)488 「Please!自由の扉」 2008/06/09(月) 10 10 55.37 0 (07)644 「その場面でビビっちゃいけないじゃん!」 2008/06/12(木) 07 17 48.28 0 (08)217 「ラブ&ピィ~ス!HEROがやって来たっ。」 2008/06/15(日) 11 07 25.63 0 (08)595 「サヨナラのかわりに」 2008/06/17(火...
  • かなしみ戦隊リゾナンターS
    (13)737 「記憶の迷路」 2008/08/14(木) 20 40 59.43 0 (13)738 「C\C」 2008/08/14(木) 20 42 09.62 0 (16)527 「ペッパー警部」 2008/10/05(日) 07 36 26.79 0 (16)528 「ロマンス」 2008/10/05(日) 07 37 14.90 0 (19)556 「本気メキメキ♥トキメキメキ」 2008/11/28(金) 08 13 38.80 0 (19)557 「勝利のBIG WAVE!!!」 2008/11/28(金) 08 16 32.61 0 (19)680 「青春!LOVEランチ」 2008/11/30(日) 21 18 44.19 0 (19)681 「夕暮れ☆シャーベット」 2008/11/30(日) 21 19 43.13 0 (19)682 「夢から醒めて」 2008/1...
  • SS(23)367 「かなしみ戦隊リゾナンターSS」~(24)458 「DANCEするのだ!」
    (23)367 「かなしみ戦隊リゾナンターSS」 (23)911 「弱虫」 2009/03/01(日) 12 15 41.06 0 (23)945 「パパに似ている彼」 2009/03/02(月) 08 24 02.10 0 (24)034 「ダディドゥデドダディ」 2009/03/03(火) 07 39 33.31 0 (24)096 「おもいで」 2009/03/04(水) 07 09 23.38 0 (24)143 「初めてのロックコンサート」 2009/03/05(木) 19 10 16.70 0 (24)184 「夢の中」 2009/03/06(金) 22 37 10.11 0 (24)278 「乙女の心理学」 2009/03/09(月) 20 15 13.47 0 (24)309 「せんこう花火」 2009/03/10(火) 19 45 19.69 0 (24)336 「Goo...
  • (03)859 『走り出した共鳴 前編 ~迷い猫~』
    「あのー・・・すいませーん・・・」 街角にある何の変哲もない小さな交番 さゆみは先程からその交番の入り口で何度も大きな声を張り上げている しかし、奥の方でかすかに物音はすれど、誰かが現われる気配は一向に感じられない 「もぅ・・・これもみんな絵里のせいなんだから・・・」 つい先日、絵里の入院先で偶然の出会いと衝撃的な別れをした田中れいな さゆみは病院から出られない絵里に代わって、数日前から彼女の行方を探していた れいなのその不良っぽい風貌から、思い切って学校の不良達に聞き込みもした 街の噂事にも精通している新聞部の部員にも聞いてみた しかし、返ってくる答えは皆、共通して使えないものだった ──田中れいなは知っているけど、何者かは知らない 「ほんっと、意味わかんない・・・」 有名人ではあるらしいが、その実像は謎に包まれているようだ ...
  • (03)664 名無し募集中。。。(ボスの日常)
    「ダメよこんなとこで♪」 「いいじゃないかハニー♪」 「ジーッ・・・」 「ダメったら、人に見られちゃうよ♪」 「大丈夫だってハニー♪」 「ジーッ・・・」 「もうダメったら・・アンッ♪」 「好きだよハニー♪」 「ジーッ・・・」 「・・・。」 「ボス発情アルカ?」 「ドスケベアルネ」
  • (04)391 『Overtaken(前編)』
    その日。 れいなは一人で、パンチやキックの練習をしていた。 パーカーを着込んで、フードをかぶって、 真っ暗な公園でずっと同じことを黙々と繰り返して。 まるで、ボクサーのように。 何かに追い詰められているかのように。 あたしは、声をかけずにただ黙って見ていた。 もう、1時間は経っているだろうか。 でもれいなの動きやキレは、まったく落ちていなかった。 それだけのスタミナと敏捷性が、れいなの最大の武器だった。 『れーなは、誰よりも強くなりたい』 人を傷つけることしか知らなかった幼い頃も、 大切なモノを守るということを知った今も、 れいなは、同じセリフを口にしていた。 その心境の変化を、あたしはずっと見てきている。 自分以外の何も信じることが出来ず、手当たり次第に拳をふるって生き抜き、 やさしさや思いやりや愛情など、そんな感...
  • (03)802 『リゾナンダーの休日』
    多くの人手でにぎわうゴールデンウィーク 愛は珍しく喫茶リゾナントを閉めて、里沙と久しぶりの休日を楽しんでいた 「里沙ちゃん、あーしお腹空いたがし」 「そうだね、愛ちゃん何食べたい?」 「・・・・・・」 いつもならここで自分の食べたいものを勢い良く列挙していく愛だったが返事はない 愛は何故か黙り込んで、大通りを挟んで向こう側にある建物の上層階を見上げていた 「愛ちゃん、どうしたの?あそこのデパートに行きたいの?」 「違うがし・・・あのデパートの屋上から・・・里沙ちゃんは感じんか?」 「・・・・・・・・・」 里沙も愛と同じように見上げてスッと精神を統一させる 確かに、かすかにではあるが感じる ダークネスの手の者が現われる直前に感じる重く黒いものではない しかし、いつもいっしょにいる仲間達から感じる柔らかいものでもない 里沙は胸騒ぎを感じた ...
  • リゾ短歌、詠みにけり
    2008年の秋頃流行りだしたムーブメント。 五七五七七の三十一文字という制限の中で様々な共鳴が生まれた、。 リゾナンター編(12)749 名無し募集中。。。 2008/07/28(月) 17 53 56.96 0 (15)814 名無し募集中。。。 2008/09/21(日) 00 57 13.95 O (16)730 名無し募集中。。。 2008/10/10(金) 11 20 22.63 O (16)735 名無し募集中。。。 2008/10/10(金) 13 40 56.54 0 (16)736 名無し募集中。。。 2008/10/10(金) 14 37 27.06 0 (16)808 名無し募集中。。。 2008/10/11(土) 17 56 29.80 0 (16)863 名無し募集中。。。 2008/10/12(日) 15 59 10.20 0 (16)881 名無し募集...
  • (01)477 名無し募集中。。。 (告白)
    病室に入るとそこには絵里の手をやさしく握りしめ微笑んでいる新垣がいた 高橋「里沙・・・」 新垣「来る頃だと思っていたわ・・・ここだと絵里が目を覚ましちゃうといけないから場所を移しましょ」 そういって新垣は高橋を病室から連れ出す・・・ 新垣「・・・ここらでいいかしら」 高橋「里沙なんでさゆにあんなことを・・・まだ私たちの邪魔をするというの?」 新垣「あなたの能力「精神感応」でさゆの記憶を読み取ったのね・・・そうよ!私はもうこうするしかないの!!あの日・・・あの日から私は・・・」 高橋「あの日・・・ってまさか麻琴が死んだ日のこと?あれはあなたのせいじゃない!!不幸な事故だったのよ」 新垣「違うの!!麻琴は私が・・・私がこの手で殺したのよ!!当時私はダークネスの指令で能力者を探し出し抹殺するよう命令を受けていた」 新垣「そして見つけた能力者が・・・麻琴だった!!!」...
  • (14)128 保全 SIDE Resonantor
    (14)128 保全 SIDE Resonantor 2008/08/21(木) 18 39 30.80 0 (14)296 保全 SIDE Resonantor 2008/08/25(月) 14 37 55.53 0 (14)411 保全 SIDE Resonantor 2008/08/27(水) 21 12 55.00 0 (14)128 保全 SIDE Resonantor 2008/08/21(木) 18 39 30.80 0 光は言った 「わたしがあなたを守る」・・・と ずっと胸の中で抱いていた願い それが今まさに叶おうとしていた だけど私は戸惑った そんなことが許されるのかと 躊躇う私に光は言った 「だからあなたがわたしを守って」・・・と その一言が私を目映く照らし出した いや そうではなかった いつしか...
  • (08)505 『覆る偶然と繋がりゆく必然』
    その日、二箇所に出撃要請が出た。 当然のように2班に分れて行動する。 愛ちゃんは両方の班に顔を出せるから、 片方の班長はガキさんになった。 もう一方の班は… 「じゃ、れーな。頼むわ。」 まるで当然のように向けられた言葉に頬が緩む。 こちらの方が反応が小さい。 愛佳とリンリンを連れての出撃。 「なるべく均等に行くようにするけどの…」 そう言う愛ちゃんやけど、本心はわかってる。 規模は明らかにガキさんらの方が大きい。 「大丈夫、むしろこっち早く終わらせてそっちの援護に行くったい!」 そう言って分れた。 簡単な戦闘。ルーティンワーク。 でもれなは気を抜くことを自分に許さなかった。 今この場で、二人の命を預かってんのはれーなやけん。 愛佳の予知するポイントにリンリンの炎を落とし、 とどめは自分。これが、れいなの...
  • (06)354 『モーニング戦隊リゾナンター 決意の少女』
    新垣里沙は、夜の道を歩いていた。辺りは深い闇に覆われている。 新垣は子供の頃、夜が嫌いだった。 闇の中では全てが見えなくなり、この世界に一人だけ取り残される。 孤独。 だが、いつからかそれに慣れた。 闇は全てを覆い、包み隠す。目を背けたくなる過去でさえ。 闇は心地がいいと、そう思うようになった。 そんな彼女の心にも、かつて光があった。 伝説の少女戦隊アサ=ヤン。彼女はその熱狂的なファンだった。 彼女だけではない。日本中が、伝説のヒロイン達の虜となっていた。 誰もが彼女達を尊敬し、愛していた。新垣もそんな人間の一人だった。 新垣は彼女達のようになりたいと、日々腕を磨いた。 彼女の熱意は実り、彼女は少女戦隊の一員となった。 新入りの新垣に任される仕事は雑用まがいのものも多かったが、彼女にはそれで十分だった。 憧れの人たちの側にいられたのだから。 だがそ...
  • (11)801 『Air on G - 4. fragile-』
    彼女が本来ダークネスの人間だというのはあの時に分かっていたつもりだった。 しかし改めて本人から、しかも自分と同じだと聞かされると衝撃は隠せなかった。 「それじゃ、やっぱり始めから─。」 「別にスパイってんじゃないけどさ。」「じゃあどうして!」 「んー、アンタがいたから、かな。」 「───あたしが?」 「この際だ教えてあげるよ。アタシがどうしてあそこにいて、今ここにいるか。」 かつて後藤真希と呼ばれた女、g923はゆっくり語り始めた。 それまでの無数の実験体の中でg923は抜群の成績を上げていた。 強力なサイコキネシスと、微弱ではあるがアンプリファイアの能力を持ち、精神干渉にも 強い防御力を持つ。加えて生身の身体能力も高く、下級戦闘員程度なら能力を使わずとも 充分倒せる。 これならば至高王─high-king─、すべての能力者を統べる存在にもなり...
  • (03)056 『少女はその日、他人の肌が温かいことを知る』
    高橋愛に生きる力を分け与えられた愛佳がリゾナンダーのメンバーを紹介されたのは あの日、愛が店長だと教えられた喫茶店だった。 入り口にはクローズの札がかかっているが中に誰かの気配はある。 アンティークな模様がかたどられたノブを恐る恐るゆっくり押すとそれはあっさりと道を開いた。 レトロな鐘がカランカランと控えめな音で来訪者を店内に知らせると 奥からばたばたと笑顔の愛が走ってくるのが見える。 「あ、みっつぃーいらっしゃい!さ、こっち来て座って座って」 「は、はい」 「お腹空いてるでしょ?すぐ何か用意するてのー」 「くぉら愛ちゃん!その前にすることがあるでしょう!」 「ほぇ?」 「あぁもう・・・いいからコーヒーでも持ってきて!」 里沙が愛を厨房へ押しやる。 なんやのー という声はあっさりと無視された。 「ごめんね気の効かない人で・・・アレでも一応...
  • (03)783 『少女はその日、居場所を欲し『光』へと手を伸ばす』
    やっと見つけた、自分が自分自身で居られる場所。 小春が大切だと、必要だと言ってくれた人達が居る場所。 これまで最年少ということもあり、メンバーに多少厳しい事は指摘されながらも 大抵は甘やかされてきた小春。 だが、その日、見てしまったのだ。 仕事が終わり、喫茶リゾナントへ。 今日のおやつは何かな~☆ なんて気楽なことを想像していたのは数分前のこと。 その場所は小春のものだったのに。 小春のいつもの位置に知らない女の子が座り、彼女が中心になって談笑しているのを見てしまった。 取って代わられた存在。 既にそこに自分が入り込める余地は無いような気がした。 (お邪魔虫なのは・・・小春?) やだ、やだよ。 またひとりぼっちになるの? 後頭部をがぁんと殴られたような衝撃。 足元の地面が崩れ落ちてしまうような感覚が小春を襲う。 ...
  • (13)242 『Air on G - 5. Rainy DANCE-』
    あたしがそこに引き取られた時、その人はもう生まれる前からそこにいたような顔をして、 時には大人達とすら対等に振る舞っていて。実はその人がそこに来たのはほんの4年前、 その時のあたしと同じ年の頃だと知った時にはとっても驚いたのを今でも覚えてる。 他に身寄りのないあたし達をまるでほんとの妹や弟のように可愛がってくれて、、。 その人が新しい家に引き取られるって聞いた時は自分の事のように嬉しかったけど、 もう会えないと思ったらたまらなく寂しくて。最後の思い出に2人で乗った観覧車でも、 言いたいことは一杯あるのに胸が一杯であんまり喋れなかった。 でも、その後で2人で花火やりながら、何とか話したいことは全部話せたと思う。 最後の日、もしかしたらもうこれっきり会えないかもしれないと思ったし、でもきっと 生きてさえいればいつかまた会えるとも思った。 ―――...
  • (02)539 『モーニング戦隊リゾナンター 希望の少女』
    高橋は一人、暗い部屋の一室で、トレーニングをこなしていた。エアロバイクを漕ぎながら、頭の中でイメージする。 それは、人を殺すイメージ。あの日出来なかった、ダークネスの心臓に刃を突き立てること。 この数年間、そのことだけを考え続けていた。 数年前。当時、民衆の絶大な支持を得ていた少女戦隊アサ=ヤン。 彼女達は、この世の支配を目論む悪の親玉、ダークネスをあと一歩のところまで追い詰めたが、 ダークネスの秘密兵器「ハロマゲドン」の前に、惜しくも敗れた。 仲間達は、人の心に「絶望」を植え付けるという、その脅威の力に次々と倒れ、 最後に残ったのは先代のリーダー安倍と、当時まだ組織の下っ端でしかなかった高橋だった。 なぜまだ幼い高橋を最終決戦の場に連れて行ったのか。 高橋はその理由を、安倍の心を読み取ることで、理解していた。 安倍は気付いていた。仲間達の、心の弱さに...
  • (09)542 『~To the prologue again~』
       第一部完 ――その15年後―― ――2023年6月28日――ダークネス全体集会 この日、全国のダークネスの幹部、約2000名が本部の集会場ホールで一同に会した。 政界への進出も果たし、総裁を初めとする参与、副総裁たちの演説にも熱が入り、集会は活気に満ちていた。 主要な演説も終わり、参謀が各種、連絡事項を告げた後、あるゲリラ集団に対する報告をし始めた。  「幹部諸氏の中には、ご存知の方も多いとは思うが、  2008年に我々の手により壊滅状態に陥れた、リゾナンターと言う対抗組織の残党が、  昨今、再び暗躍し、 我々の活動の妨害をしているとの情報が各地より報告されている。  承知の通り、かつてのリゾナンターのリーダーであるi914こと高橋愛はすでに、死亡している。  おそらく、あのゲリラ集団は、新しいリーダー...
  • (12)668 『眼流転青』
     警察です お前 おかーさんなんか嫌い れいな 即死で 行って来る もう  怖い目 亡くなりました れいな 初めまして 一人でいなさい ガードレールに  田中さんの家ですか どうして外に出る 要らない れいな 軽い女 高橋愛です  さゆ 絵里はね いつかきっと もうお前は要らない ずっとすっと…仲間       …何かあったら        …近付くな… 「っ……っはっ…は…。ゆ、夢…」 時々見る、その夢。今までの様々な記憶のピースが再生されて、れいなに襲い掛かる 良い思い出も、悪い思い出も組み込まれた自分という名の大きなパズル そして、最後に再生される映像は、見に覚えのない物体 黒い、丸いものがくるくると回る… やがて回転は早まり、れいなに2つの言葉が投げかけられる 「何かあったら…」「…近付くな」 何か意味がある言葉なのか...
  • (02)650 『共鳴トライアングル』
    「絵里ー、大変大変!ビックニュース!」 今日もさゆみは病室に駆け込んでくるなりかばんを放り投げた いつも通りの笑顔 しかし、今日の登場はいつものお決まりの台詞とは違っていた 「どうしたの?」 さゆみはベッドの傍らにあった椅子を引き寄せた が、そこには座らず絵里の目の前にグッと顔を寄せる 「今ね、ロビーが大変な事になってたの」 「ん?なんで?」 「おっきな事件があったんだって!」 「ふーん・・・」 「あれ?絵里、興味ない?」 「うん。あんまりー」 「なーんだ、つまんないのー」 さゆみは頬を膨らませて、ドカッと椅子に腰を下ろした 「興味はないけど、話は聞くよ?」 すっかりいじけてしまったさゆみを見て、やっぱり年下なんだなと納得した絵里は優しく声をかけた 「あのね、50人対ひとりの大喧嘩があったんだって!」 ...
  • (03)679 『モーニング戦隊リゾナンター 悲しみの少女』
    ある日の夜、高橋は街を巡回していた。 規模の大小に関わらず、犯罪は増加する一方だった。 悪の組織ダークネスの存在が犯罪を助長させているのだ。 一説ではダークネスが犯罪者に能力を与え、その行動を影から操っているという話もあった。 突如、甲高い女性の悲鳴が聞こえる。 高橋は精神を集中する。空間移動。 (ダークネスめ。あんた達の悪事も、ここまでやよ。) 高橋は声の聞こえた場所へ移動した。 そこで高橋が見たものは意外な光景だった。 そこには、3人の人間がいた。 血を流し倒れたまま動かない男。 犯人と同じ部位から血を流す、帽子を被った少女。 その近くに、長い黒髪に白い肌が印象的なもう一人の少女。 そしてその少女が使う、治癒の力。 (これは・・・) 高橋はその場にいる3人の精神を読み取り、瞬時に何が起こったかを頭の中で組み立てた。...
  • (01)596(;+666) 名無し募集中。。。(れいなとあいぼん)
    新垣と別れた後また光井を探し回るれいな れいな「みっつぃ~どこにいったの・・・」 空は知らぬ間に星の光が消えうせ雨が降り始めた れいな「・・・!?」 小雨の音にかき消されて定かではないが自分を呼ぶ声が聞こえるそして・・・この声は!! れいな「加護さん!?」 まるで何かにひきよせられるように声の元へと急ぐれいな 加護「・・い・・な・・・れい・・・な・・・」 声が段々はっきり聴き取れるようになってくる・・・この角を曲がったところだ! しかし角を曲がったれいなを待ち受けていたのは見るからに怪しい女と異形の怪物であった 将軍「かかったわね!田中れいないやリゾナントブルー私の名はダークネスのアヤンツ将軍お前の命今この場でもらいうける!!」 れいな「・・・私をだましたのね!!絶対許せない!!!」 そういうとれいなはさっとみをひるがえした れいな「ブルーパワー・メイ...
  • (09)595 名無し募集中。。。 (モーニング戦隊)
    「ほうとうイェー!」 彼女がそう言い終わると、周囲が再び騒がしくなった。撮影が終了し、番組のスタッフ達が慌しく動き回る。 彼女はそんな者達を横目に一息ついていると、後ろから声をかけられた。 「おつかれさん。しかし舞子は本当に器用だな、幾度と無く感心させられるよ。 今日みたいに小さな仕事はもちろん、バラエティ番組の司会進行も簡単にこなす。 私も上司として、そして君の父親としても鼻が高いよ。今すぐにでも報道でやっていけるんじゃないかね」 「ありがとうございます。でも報道局にはお養父様をはじめ、もっと立派な方達がいますからね。 それに私は今の仕事の方が好きです」 舞子と呼ばれた女はそう言って、義理の父である男に小さく笑みを浮かべた。 「そうかい。舞子がこの仕事に就きたいと言ったときは驚かされたがね。血が繋がっていなくても、子は親に似るものだな。 ...
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