(17)593 名無し募集中。。。

リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ まとめサイト(仮)内検索 / 「(17)593 名無し募集中。。。」で検索した結果

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  • (14)703 名無し募集中。。。(リゾナンター壁紙)
    { 703 名前:名無し募集中。。。:2008/09/02(火) 02 49 46.19 0}  自分用に初めて作った壁紙をそっと置き逃げしつつホゼナント back (07)032 名無し募集中。。。(i914) next (15)024 名無し募集中。。。(リゾナンター壁紙その2)
  • (07)032 名無し募集中。。。(i914)
    32 名前:まとめの人ヽ( ゚∀。)ノ:2008/06/04(水) 00 37 09.89 0  あと前スレでちょっと話に出した メールで直接送ってくれた作品はこちら  >大好きなスレなんでちょっとでも関わりたいなと思いまして  >『the Resonanter i914』 をイメージして作りました。  >よかったら仲間にいれてやってください。 back (06)338 名無し募集中。。。(絆と足枷) next (14)703 名無し募集中。。。(リゾナンター壁紙)
  • (15)024 名無し募集中。。。(リゾナンター壁紙その2)
    24 名前:名無し募集中。。。:2008/09/06(土) 02 25 19.11 0   1  スレ立ていつも乙です!  第15話始動記念にw ついでに前スレ 924の壁紙上げなおしました よろしければどうぞ back (14)703 名無し募集中。。。(リゾナンター壁紙) next (22)830 名無し募集中。。。(劇場版チラシ&チケット)
  • リゾ短歌、詠みにけり
    2008年の秋頃流行りだしたムーブメント。 五七五七七の三十一文字という制限の中で様々な共鳴が生まれた、。 リゾナンター編(12)749 名無し募集中。。。 2008/07/28(月) 17 53 56.96 0 (15)814 名無し募集中。。。 2008/09/21(日) 00 57 13.95 O (16)730 名無し募集中。。。 2008/10/10(金) 11 20 22.63 O (16)735 名無し募集中。。。 2008/10/10(金) 13 40 56.54 0 (16)736 名無し募集中。。。 2008/10/10(金) 14 37 27.06 0 (16)808 名無し募集中。。。 2008/10/11(土) 17 56 29.80 0 (16)863 名無し募集中。。。 2008/10/12(日) 15 59 10.20 0 (16)881 名無し募集...
  • ストーリー:スレ別分類
    第 1 話(2008/04/13(日) 21 44 29.34 0 ~ 2008/04/19(土) 17 32 18.70 0) 第 2 話(2008/04/19(土) 15 44 02.94 0 ~ 2008/04/27(日) 23 27 06.86 0) 第 3 話(2008/04/27(日) 22 29 06.99 0 ~ 2008/05/05(月) 02 01 25.36 0) 第 4 話(2008/05/05(月) 00 34 41.61 0 ~ 2008/05/13(火) 01 17 09.34 0) 第 5 話(2008/05/13(火) 01 03 18.97 0 ~ 2008/05/23(金) 22 56 15.09 0) 第 6 話(2008/05/23(金) 20 06 26.66 0 ~ 2008/06/04(水) 00 09 41.18 0) 第 7 話(2008...
  • 保全作品群
    (13)169 保全 SIDE Darkness 2008/08/04(月) 13 41 26.14 0 (13)240 保全 SIDE Darkness 2008/08/05(火) 15 54 39.89 0 (13)279 保全 SIDE Darkness 2008/08/06(水) 09 42 11.15 0 (13)325 保全 SIDE Darkness 2008/08/07(木) 12 02 22.18 0 (13)375 保全 SIDE Darkness 2008/08/08(金) 11 46 28.67 0 (14)112 保全 SIDE Darkness 2008/08/21(木) 11 35 41.25 0 (14)121 保全 SIDE ??? 2008/08/21(木) 16 29 30.60 0 (14)127 保全 SIDE Darkness?? ...
  • 共鳴美術館
    1F 画像の階 2F イラストの階 1F 画像の階 (03)489 名無し募集中。。。(れいな) 2008/05/01(木) 04 08 47.30 0 (04)428 名無し募集中。。。(愛vsれいな)  2008/05/08(木) 02 47 56.55 0 (05)425 名無し募集中。。。(AI DARKNESS) 2008/05/17(土) 03 09 26.39 0 (06)338 名無し募集中。。。(絆と足枷) 2008/05/27(火) 03 09 04.29 0 (07)032 名無し募集中。。。(i914) 2008/06/04(水) 00 37 09.89 0 (14)703 名無し募集中。。。(リゾナンター壁紙) 2008/09/02(火) 02 49 46.19 0 (15)024 名無し募集中。。。(リゾナンター壁紙その2) 2008...
  • (22)830 名無し募集中。。。(劇場版チラシ&チケット)
    830 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/02/08(日) 00 49 56.80 0  保全がてら今日行った映画館のチラシうpするわ  これってもしかして… 831 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/02/08(日) 00 53 34.09 0  カッコイイ!!  観たい!この映画観たい!  チラシの裏もうpしてケロ 832 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/02/08(日) 00 55 50.24 0  これの前売り券はどこで買えますか?教えてくだされ!! 834 名前:名無し募集中。。。[] 投稿日:2009/02/08(日) 01 09 14.65 0  いよいよ10日後に封切だね  初日に行くぞ絶対!  ラストは泣きっぱなしって評判だよね 835 名前:名無し募集中。。。[] 投...
  • (17)863 名無し募集中。。。
    863 名前:名無し募集中。。。:2008/11/03(月) 00 33 09.97 0    861-862   そんなとこでリゾナントしなくてもw   空気読まずにダークネスのリーダーっぽい人晒します   この人は恋レボPV時のルックスが好き(宇宙人っぽいのじゃないほうね) 加工別バージョン
  • (06)338 名無し募集中。。。(絆と足枷)
    338 名前:名無し募集中。。。:2008/05/27(火) 03 09 04.29 0 イメージ違ってたらごめんなさい back (05)425 名無し募集中。。。(AI DARKNESS) next (07)032 名無し募集中。。。(i914)
  • (05)425 名無し募集中。。。(AI DARKNESS)
    425 名前:名無し募集中。。。:2008/05/17(土) 03 09 26.39 0  酔っぱらって帰ってきたらたくさんスレ進んでる…  酔いの勢いだけでうp back (04)428 名無し募集中。。。(愛vsれいな) next (06)338 名無し募集中。。。(絆と足枷)
  • (01)444 『暗闇の向こう側』
    しばらくして運転手が到着を告げる その声は小さく聞き取りにくかったものの、里沙の思考を現実に呼び戻すには十分だった 里沙は携帯をそっと閉じた タクシーを降りるとそこは見慣れた風景 今、自分が立っている交差点から長く続く道 ゆっくりと発進して走り去るタクシーのテールランプが道の向こうにある暗闇に飲み込まれて行く 自分がこれからも歩んで行くのはこんな道なのだろうか… 自分は道の向こうで消えて行った赤い光なのだろうか… 暗闇の向こうで待っているのは…あの人の笑顔? あの人の、あの笑顔 それが見たくて、もう一度見たくて… これまで歩んで来たこの道 里沙はゆっくりと振り返る 「田中っち…?」 「………」 「…どうしたの?こんな所―」 「ガキさん」 まっすぐな瞳が里沙を真正面から捕らえる 「何?」...
  • シリーズ分類
    モーニング戦隊シリーズ 共鳴トライアングル モーニング戦隊シリーズ リゾナンターの出会いや戦いの日々を時系列に沿って描いた骨太の作品。ジュンジュンやリンリン、愛佳は登場していない。 (02)539 『モーニング戦隊リゾナンター 希望の少女』 2008/04/23(水) 11 43 39.71 0 (03)679 『モーニング戦隊リゾナンター 悲しみの少女』 2008/05/03(土) 00 13 56.13 0 (06)354 『モーニング戦隊リゾナンター 決意の少女』 2008/05/27(火) 13 58 18.62 0 (09)595 名無し募集中。。。(モーニング戦隊) 2008/06/29(日) 22 35 56.12 0 共鳴トライアングル さゆ絵里やれいなたちの出会いに特化した連作。モーニング戦隊シリーズとは別の作者の作品であるが設...
  • (10)090 名無し募集中。。。
    だから、まっすぐ目を見てホストみたいなこと言うな。 ……って、何だか急に色々恥ずかしくなってきた。 最初は深刻な話だったはずなのにな。 そういやここ来てどのくらい経ったんだろう。 愛ちゃんゴミ捨てに出ただけだったんだし、多分れいな辺りが カンカンに怒ってる……ヤバイ! 絵里はベンチから立ち上がって、愛ちゃんの腕を引っ張った。 「帰りましょう! リゾナントに」 「ほやね、帰ろう」 「そうだ、今度コンタクト作りに行きましょう。  絵里が連れてってあげます」 「おお、ありがとの」 (09)900 名無し募集中。。。(愛絵里)より
  • (12)710 名無し携帯屋。。。 (切ない愛美貴)
    月明りが照らす夜道 高橋愛は一人空を見上げていた 愛は夜空が綺麗な時こういった事がたまにある 今日も喫茶リゾナントの閉店後の後片付けが終わり集まっていたリゾナンターのメンバーに一言告げて外に出て来た 10分程度で帰って来るし毎度の事な為、メンバーも付いて行ったりはしない しかし休む事なくダークネスと戦い、喫茶リゾナントで働いて愛の疲労は極限まで達していた 「………」 ふと空を見上げ愛は想う 自分のさだめられた運命 i914という人間兵器 これからの未来 この綺麗な夜空を いつまで自分は見ていられるのだろうか 考えれば考える程 答えなど出るはずない 未来が視える愛佳ですら 見えないのに 「…戻るかの」 空を見上げるのをやめ身体を反転させた そしてハ...
  • (14)622 『ホゼナントは勇気の言葉 』
    (622 名無し募集中。。。 2008/08/31(日) 08 50 38.98 0 今や伝説となったリゾナンターの活躍によって、ダークネスが倒されて数年後 突如として勃興した闇の軍勢の攻勢によって、人類は大打撃を受けた 伝説の少女戦士達も、前の戦い以後姿を潜め、人類は抵抗も虚しく滅びの時を待っていた これはそんな人類の最後の防衛戦を守る名も無き保全戦士達の物語 2人の少女がバリケードの前に立つ 聡明そうな少女と勝気そうな少女 聡明そうな少女の腰にはパステルカラーの手製のお守りが2つ バリケードを守る3人の男、背丈は高、中、低 中ぐらいの男が責任者らしい お嬢さんたち、この先は危険だよ 当局の許可証が無ければ通すわけにいかないんだ 早く帰った、帰った …えっ、お嬢さんたちがあの伝説のリゾナンターの? 確かに年齢的には辻褄が合うけど、2人しかいないんじ...
  • (14)346 名無し募集中。。。
    目まぐるしく遷り変わる周囲に 流されず在ることはどれだけの集中力を持ってすればいいのだろうか 己の信念は過去と変わらず遜色のない色で在るつもりだが 他人とつい比べてしまう 打ち消されることなどない弱さが顔を出す 己の未熟さに自己嫌悪がもたらされる 想像し創造する未来は誰もの思い描く未来とは違うのだろうけど それでも行くしかない到達点に向かい水面下でもがき続けるのだ ―――いつか辿りつけるかもしれない碧空は未だ遠い ■保全ナンター
  • (24)593 名無し募集中。。。 (グルグルパンダ)
    ここは都内の某テレビ局。その一室に、久住・ジュンジュン・リンリンの3人がいた。 アイドルである久住がこの場にいるのは何ら不思議は無いが、あとの2人は何故ここにいるのかと言うと 数日前の喫茶リゾナントでの事。 道重がテレビ観覧に応募して、ペア一組の当選ハガキが来たのは良かったけれど、その観覧日はちょうどレポートの発表があり、一緒に行こうと思っていた亀井も定期検診の日だという その時来ていたジュンジュンとリンリンが、住み込みの中華料理店が丁度定休日だという事で、観覧ハガキが2人に譲られた。 2人が観覧するモノマネ特番の収録が半ばを過ぎた頃、太めの若手女芸人が月島きらりのモノマネで登場。その完コピぶりにリンリンは大ウケ、ジュンジュンはポカーン するとなんと月島きらり本人が、スタジオに登場!女芸人も観覧客もビックリ!そしてきらり…否、久住もまさかのビックリ。何しろ、見慣れた...
  • (17)020 名無し募集中。。。 (終りなき戦い)
    永遠無限に平行線 あなたと私は永遠に交わることなく あなたは光を掲げ 私は闇にその身を委ね 間に誰も立ち入れることのないまま 永遠無限に平行線 あなたが光を掲げて闇を照らすならば 私はその光がより鮮やかに輝くようにこの闇を深くしよう 永遠無限に平行線 交わることのない光と闇 あなたは光 私は闇 永遠無限に平行線 ―――今宵も終わることのない戦いを
  • (17)514 名無し募集中。。。(海上の孤島プロローグ)
    電話して 求めるものは キミの声 闇から逃げて キミに会いたい 涙する 声を聞いたら 会いたいよ 気付いてほしい この共鳴で キミの声を聞きたいだけだった この電話ボックスでダイアルして キミのいる店へと繋いだ 裏切りの行為が私とキミを突き放しても 私はキミを忘れない だから気付かないで それが私の 精一杯の最後だから
  • (09)595 名無し募集中。。。 (モーニング戦隊)
    「ほうとうイェー!」 彼女がそう言い終わると、周囲が再び騒がしくなった。撮影が終了し、番組のスタッフ達が慌しく動き回る。 彼女はそんな者達を横目に一息ついていると、後ろから声をかけられた。 「おつかれさん。しかし舞子は本当に器用だな、幾度と無く感心させられるよ。 今日みたいに小さな仕事はもちろん、バラエティ番組の司会進行も簡単にこなす。 私も上司として、そして君の父親としても鼻が高いよ。今すぐにでも報道でやっていけるんじゃないかね」 「ありがとうございます。でも報道局にはお養父様をはじめ、もっと立派な方達がいますからね。 それに私は今の仕事の方が好きです」 舞子と呼ばれた女はそう言って、義理の父である男に小さく笑みを浮かべた。 「そうかい。舞子がこの仕事に就きたいと言ったときは驚かされたがね。血が繋がっていなくても、子は親に似るものだな。 ...
  • (15)515 名無し募集中。。。 (髪を切る)
    前髪が鬱陶しい。 閉店後、床にモップがけをしていた愛は心底そう思った。 忙しくてなかなか美容室に行く機会が無かったのだ。 店の事、ダークネスの襲撃の事も考えると、愛には本当の 意味での『自由』が無かった、と言っていい。 「……れいなー?」 「なんねー?」 カウンターの向こうから返事だけが返ってきた。 「あのさ、梳き鋏持ってたよね?」 「あるある」 貸してほしいんやけど、と愛が言うと、カウンターの下から れいながひょこっと顔を出した。手には布巾を持っている。 一方れいなから見た愛は、モップの柄の先に片手を添えて、 もう片方の手で前髪を摘まみあげていた。 「前髪切ると?」 「うん、そう」 「れいながやったげようか?」 れいな器用やけん得意よ、こーゆーの。 すでにやる気なのか、自分の前髪を指で作った鋏で切るような ジ...
  • (23)504 名無し募集中。。。 (風の少女)
    →(23)494 『蒼の共鳴番外編-グレイス・ウィンディア-』  ************* 暑さで、頭がやられちまったかな。 俺はトラクターの上で、麦わら帽子のひさしを上げ、目を細めた。 烈日に焼かれた水田の向こう。 陽炎ゆれる田舎道。 白いワンピースを着た少女がひとり。 稲穂が、ワンピースが、風に揺れていた。 トラクターの上で思わず、自分の周りを見回す。「あそこだけ風が吹いてる?」 俺は“まぼろし”を見ているのだろうか? それとも……いや、考えるのは止そう。どうせ頭が回らない。 少女が“まぼろし”で無いとしたら、きっとあの風はここまで来る。
  • (19)835 名無し募集中。。。(神獣)
    あとチラウラだが昨晩飲みに行った店で中国から来た人と 一番好きな動物はパンダって話で意気投合してこんな画像もらったんだが… これってもしかして…
  • (18)054 名無し募集中。。。 (蒼と紅)
    蒼い色は、共鳴を思わせる。 それは仲間を繋ぐ絆であり、強き力に変えるものであり、心を一つにするものでもある。 決して失うことはない、温かくて優しく包み込んでくれる。 紅い色は、残酷さを漂わせる。 それは身体から飛沫する血のように、刃を流れる液体のように、人を斬るという行為に恐怖を感じさせる。 常に付き纏うその色は、斬るたびに人を狂わせていく。 それでも、蒼は紅を引き寄せ、紅は蒼を引き寄せる。 相反するその二色は、互いを惹き付けてやまない。 そして彼女たちは、蒼と紅を常に感じる存在。 ―――それが共鳴者、"リゾナンター"である
  • (24)532 名無し募集中。。。 (甘い未来)
    ドクン、ドクン、ドクン 高鳴る鼓動が愛佳にも伝わってくる 愛佳“にも”って? 今日は私の友達のめっちゃ大事な場面に付き添うてあげてるんです 友達っていうても、久住さんでも他のリゾナンターのメンバーでもなく、学校での友達なんです リゾナンターになって自分に自信が持てたことで、愛佳も愛佳の周りも雰囲気が変わってきて、今は友達がいっぱいいてます その中でよく図書館で一緒に勉強しよる子がおるんやけど、先月のある日、何かその子の様子が変やったんです 勉強になかなか集中できへんみたいやったんですけど、何かあったんか聞いてみても言葉を濁すんです それで次の日、登校中にいつもみたいに声は掛けんと、少し後ろからそっとついてってみたんです あるところで、近くの別の高校に通うてる男の人達が歩いてくるのが見えてきて そしたらその子が段々と耳まで赤くなってきてて 男の人達とす...
  • (14)509 名無し募集中。。。 (愛佳、心の光)
    関東地方はその日、曇りのち雨という予報が出ていた。 その予報は違うことなく、朝から青空を覆い隠すのは鈍色の雲だった。 東京都内、某区。 突如降り出した雨に顔を顰めながら、制服姿の少女は持っていた折りたたみ傘を広げた。 (天気予報を信じて正解やったわ、傘なかったら駅に着くまでにずぶ濡れになるところやった) 深いブルー地の傘を差し、駅の方へと歩き出した少女。 少女が歩き出した背後に見えたのは、“喫茶リゾナント”と書かれた木製のドア。 とても、少女が一人で利用するような敷居の低い店には見えない、落ち着いた構えだった。 少女は少し早足に、駅へと向かった。 雨の日は普段電車を利用しない層も電車を移動手段とする。 普段帰宅する時間よりも早く帰宅の途に着かねば、いつもよりひどい混雑に巻き込まれるのが目に見えていた。 駅に着くと、少女は折りたたみ傘に付いた...
  • (19)687 名無し募集中。。。(さゆ)
    あんまり似なかったけどさゆです 今回はいろいろ限界に挑戦して見事に玉砕した感じ 俯瞰難しいおorz
  • (14)271 名無し募集中。。。 (言霊の力)
    「厳しいわね・・・」 暗闇の中、女の声が響く。 周囲は完全な黒。闇さえもここでは輝いてしまう程の究極の暗黒。 「リゾナンターそのものを潰すのは何とかなるかもしれませんが、その周りにいる奴らが結構鬱陶しいんですよね。」 別の女の声が聞こえる。 「奴等は自身のことを『ホゼナンター』などと名乗っております…」 「ふん、どうせ奴らにできるのは状況の保全のみだろう。」 「ただ、それが侮れない状況になっているのも事実です。」 また別の声が響く。 「ご安心を。奴等『ホゼナンター』とやらに効く方法が見つかりました。」 「Dr.マルシェ、してその方法とは?」 「奴等にこの言葉を聞かせるだけで良いのです…さすれば奴等は現状に怯え、恐怖し、絶望し、戦意を無くすでしょう…」 ぐらり、闇が動いた。何千、何万という魂が潰され、再生する。その度に蠢く声が心地よく辺りに響き...
  • (13)493 名無し募集中。。。 (見えざる線)
    夜の闇に紛れて 対する相手の動きを封じる 手も足も そしてその呼吸をも あたしの指先から伸びる「見えない線」 意志のままに動く「生きた線」 相手を死に至らしめる「殺す線」 いつしか身につけていた このピアノ線を操る術を 気配で感じる 自分とは異質の相手であると その時あたしは腕に隠した線を手元にセットする 気づかれぬように 悟られぬように 無防備に見せかけたあたしに自信たっぷりに向かってくる 地を蹴り上げるその脚を 凶器を振り上げたその腕を そして 自信に溢れたその顔を あたしは縛り付ける 指一本たりとも触れさせぬように 恐怖に顔を歪め 束縛から逃れようともがく 身体に刻まれる 赤い線 けれど あたしは殺したりしない この手で相手を殺めることなんて 二度とないようにと 無我夢中で...
  • (03)512 名無し募集中。。。 (頼れる先輩)
    「ちくしょう、うかつやった」 愛は焦っていた。 対峙するのは氷の魔女。ミティ。 普段であれば彼女の能力から決して引けをとるものではない が、今回は少しばかり勝手が違っていた。 直前に雑魚を倒した際、不意を付かれて脇腹を負傷していたのだった。 雑魚相手とはいえ連戦の上に負傷、さらに現れたのがこの魔女では さすがの高橋もあっという間に追いつめられていた。 「ここまでだ。苦しまずに死なせてやるよ。覚悟しな。」 - ダメだ、やられる - まさにとどめの一撃を食らわせようとしたその時。 「何ッ!」 全く予期していなかった方向から飛んできた火球-正確には何らかのエネルギーの塊 -がミティに襲いかかり、彼女は高橋にとどめを刺すために振り上げた手を 防御に使わざるを得なかった。 「これは!タイガーショット!そんな、まさか、、!」 「ひさ...
  • (12)268 名無し募集中。。。 (夏といえば)
    「みんなー!ちょっと集まってー」 パンッパンッと手を叩いて、店休日の喫茶店内で自由気ままに暇してるメンバーに声をかける 「なんー?」 と、離れた席からだるそうにカウンターへ歩いてくる田中 「絵里、なんか目がキラキラしてるの」 「何何~?」 と、興味津々に仲良く雑談していた道重と高橋 「まーたカメはしょうもないことたくらんでんじゃないのー?」 と、光井と久住の夏休みの宿題の進み具合を監視していた新垣も、皆亀井の前のカウンターに座る 「あ、小春とみっつぃーはそのままそこでいいからねぇ♪」 「「はーい」」 カウンターから少し離れた机で宿題中の2人に声をかけると元気よく返事をした 「カメイサン、ナニカスルデスカ?」 と、バナナ片手にジュンジュン 「キクジュンビ、バチリデース!」 と、笑顔でカウンターの椅子に座るリンリン 「皆さん。...
  • (20)588 名無し募集中。。。 (修行の成果)
    1つの画像からリゾイ妄想をするレス(保全) 彼女は心臓を患っていた。 己の肉体を使って闘うことなど、不得手だった。 しかし、敵の能力者の中にはこちらの能力を阻害してくる者もいる。 能力を封じられたときのために、自分にもできそうな格闘技を教えてほしいと、 彼女は武術に長けた仲間に申し出た。 「オー!それなら日本で一番ポピュラーな必殺技を教えマ~ス!」 かくして、喫茶リゾナントの近くの河原でふたりの猛特訓が始まった。 数時間の特訓の末、必殺技を体得した彼女のもとに、タイミングを見計らったように 闇の襲撃者が現れた。 彼女はさっそく、教わったばかりの必殺技を満面の笑顔で繰り出した。 「しょぉーりゅーけんっ!!」
  • (13)430 名無し募集中。。。 (暑さのせい)
    今年一番の暑さを記録したある夏の日の昼下がり 今日は仕事がお休みなので、いつもより早い時間に喫茶リゾナントを訪れた里沙 しかし、お店の扉には見慣れた文字で“臨時休業”の張り紙 不審に思いながら里沙は扉を開けた すると、途端に顔に押し寄せて来る熱風 「熱っ!なぁに?なんでこんなに熱いわけ?!」 「ぉお~…里沙ちゃん…」 カウンター席でテーブルに突っ伏してぐったりしている愛が力なく手を振った 「一体どーしたのよ?」 「クーラーが壊れたんやよ」 「うっそぉ~!なんでぇ?」 「全部小春ちゃんが悪いのっ!」 「うぉっ!」 人の気配が感じられなかったソファー席から放たれたいきなりの大声に 里沙はシェーのポーズで驚いた 「さゆみん…居たんだ…」 「絵里も居ますよ?」 「うぉぉっ!!」 普段、人が居るはずのない、レジの横に...
  • (11)454 名無し募集中。。。(フィフス)
    隠されていた高橋の真価を前に、残りの面々はなす術もなくその敗北を突きつけられた。 「五番目(フィフス)」 割って入った新垣の声には、どこか彼女らを気遣うような気配すらあった。 それほどまでに、高橋との実力差の壁を目の当たりにした彼女らの動揺は大きく見えたのだろう。 「それが私たち同期の桜が受けた計画の通称。  要するに人体実験だよ。人権? 自由?   そんなものこのオカルトな国家権力の前には無意味な概念だと認めた方が話は早いね」 話を次いだのは紺野だ。講義は彼女の得意分野である。 新垣が紺野と示し合わせたような発言をしたことに驚きを示す者はいない。 もう、それだけの動揺の余地はすでに奪われている。 「結果から言えば、同期の一人の命と寿命を犠牲に、私たち3人は絶壁の能力を得た。  愛ちゃんの空間制御。ガキさんの洗脳能力。   使い方次第で...
  • (13)205 名無し募集中。。。 (吉澤の幽霊)
    里沙が自分のマンションにたどり着いたのは、すでに真夜中をかなり回った頃だった。 暗い部屋に入ってバッグをそこらに放るなり、倒れこむようにしてベッドへと身を投げ出す。 夜食を摂る気にも風呂に入る気にもなれず、今はただひたすらに 戦闘で疲れた身体を休めたかった。  ……もっとも最近の里沙にとっては、夜ごとのわずかな眠りすら 悪夢によって妨げられることもしばしばだったのだが。 「お疲れ」 「ぅえぇ!?」 不意に声を掛けられ、慌ててガバッと身を起こした。 そのまま上半身を声のした方へ向ける。部屋の向こう側にパソコン机があるのだが、 その椅子に一人の女性が座っていた。 亜麻色をしたストレートのショートヘア、スラックスを履いた長い脚を優雅に組み、 男物のジャケットを何気なく着こなしている、その女性。 片肘を突いた上に乗せた頭を少し傾け、こちらへ向けて軽く微笑んで再...
  • (07)496 名無し募集中。。。 (れいなの秘密)
    ~夕暮れ リゾナント~ 「ただいま」 リゾナントの鐘が鳴ると同時に元気な声がする。 リゾナントの看板娘れいなが帰ってきた。 「おかえり、、ってれいな!どうしたの?その恰好?」 れいなのツナギの上下はペンキでぐちゃぐちゃに汚れていた。 「最近の流行とよ?愛ちゃん知らんと?」 れいなはにひにひと意地悪な笑みで返す。 「流行?こんなんがぁ?」 愛は大仰に驚いていた。 れいなは「じゃ、先にお風呂入るけんね~」と言いながら二階に上がっていった。 愛は誰もいなくなった店内でため息をついた。 「愛ちゃん!」 「うわぁ!!びっくりした~」 誰もいなくなったと思っていたが、ソファで絵里が寝ていた。 「なに、ため息ついてるんですかぁ。ため息ひとつつくと幸せが一つ逃げるんですよ?」 絵里は腰に手をあて得意満面に愛に説教している。 「ごめんごめん。なんか飲...
  • (13)073 名無し募集中。。。 (殺伐のち和解)
    63 名無し募集中。。。 2008/08/02(土) 20 04 44.04 0 アレだな ガキさんを救いにいく時、れいなは行かないわけだ 从*` ロ´)<裏切りものはゆるせないっちゃ で、敵のアジトで皆が苦戦してる時、相手を殴り倒すわけだ 川*’ー’)<れいな、あんたガキさんのこと… 从*` ロ´)<許せないから、殴りにきたっちゃ、って 馬鹿だ俺w  ↓ Resonanted...  ↓ 「れーなたちを裏切ったヤツなんか、助けになんか行けんやろ!!!」 ガキさんの居場所がわかった。 あたしたちは、仲間を取り返すためにすぐにでも行動しようとしていた。 でも、れいなだけが頑なに拒んだ。 確かに、ひとつずつ判明した事実はあたしたちにとって驚愕の事実。 実は、ダークネスのスパイだった。...
  • (11)677 名無し募集中。。。 (夏の蜃気楼)
    「遅っ!いつになったら絵里は来ると?」」 「だから絵里と待ち合わせするときは予定より30分早く伝えないとダメって言ったのに」 「その話今聞いたんだけど」 「まぁまぁ。それより多分あと30分は来ないからどっかでお茶でもしない? 絵里にはあとでお昼ご飯でも奢らせればいいよ」 「さゆって何気に・・・・・」 「ん?」 「なんでもなか。そやね、暑いしどっかで涼もうか」 いつまでも暑い路上に居たくなかったのでさゆの提案に乗って私達は近くのコーヒー ショップに入ることにした。 自分はアイスカフェモカ、さゆはアイスハニーミルクラテを頼んで席を探す。 そしてたまたま窓側の席が空いていたのでそこに座ると、暑さに顔を顰める人々を 尻目に私達は冷たい飲み物で喉を潤した。 そしてたわいもない話をしながら時間を潰しているとさゆが突然「絵里にメールしないと」 と言って慌てて...
  • (01)548 名無し募集中。。。 (死をもたらす少女)
    「はうっ!」 人気のない寂れた駅、終電車を降りたところで鋭い痛みが心臓を襲った その痛みは瞬く間に心臓を支配し、俺の全身の自由を奪い去った 「か、かはっ…」 心臓が潰される…そんなイメージと共に全身を自分ではない異物に掻き毟られる感覚 もはや呼吸さえも許されない苦しさに、地上へ崩れ落ちそうになる体を支えきれなくなった時 目の前に一人の少女がいる事に気付いた 高校生らしい制服姿に漆黒の髪が闇に溶ける こちらを見つめる瞳に光はなく、その顔に表情と呼ばれるものは一切貼り付いていなかった 心臓の辺りから何かが潰れるような嫌な音を聞きながら、全身の力が抜け ゆっくりと地面に体が崩れ落ちる刹那、その少女が蚊の鳴くような声で呟くのを聞いた 「ごめんなさい、これも仕事ですから」
  • (13)185 名無し募集中。。。 (ガキカメ対決)
    心弱き者は、闇に呑まれる運命。 心弱き者よ、我に身を委ねよ。 さすれば、お前に力を与えてやろう。 さぁ、その手を差し出すがいい。 この手を選んだその時、お前は最強の能力者に生まれ変わるだろう。 ―――力が、欲しいのだろう?さぁ、この手を選ぶのだ。 亀井絵里がいなくなった。 手紙もメールも、何一つ手がかりとなるものは残さずに。 失踪する前から何らかの変化があったのなら、皆絶対に気付くことが出来た。 共鳴という得体の知れぬものによって深く繋がれた9人。 その感覚がある限り、どんな些細な変化も見逃すはずがない。 だが、それこそはただの思い上がった感情に過ぎなかったのかもしれないと。 絵里がいなくなった時に、残された8人はそう痛感した。 何も言わずにいなくなられたら、残された人は一体どうしたらいいというのだろう。 呼べど叫べど、応...
  • (19)043 名無し募集中。。。 (言霊のチカラ)
    ―ここまで来れば、もう大丈夫だ。 組織の追っ手も付いてはこれまい。 私は立ち止まって後ろを振り向いた。誰もいない。 ―大丈夫だ。 ふうっと息を吐いて歩き出そうとしたその時―― 「よくここまで来たね」 目の前にあの人が立っていた。 そこにだけ春の日差しが当たっているかのような肌と 何よりも深い闇を凝縮した瞳の持ち主。 「安倍さん…」 きりきりと、私の心を恐怖が締め付ける。 安倍なつみは柔和な微笑をその唇に浮かべたまま、言った。 「ちょっと、調子に乗りすぎてたみたいね。ここまで来たら取り返しが付かないよ」 「でも私は…」 「明日、いや今日か。今日は月曜日。あなたは間違いなく遅刻する」 その唇から笑みが消えた瞬間 急に目の前が闇に包まれた―― どうしよう…
  • (03)459 名無し募集中。。。 (メール三文字)
    「よし これで報告完了」 愛が経営している喫茶店「リゾナント」から自宅マンションへの電車内 ケータイメールの宛て先は組織 自宅マンションに帰ってからパソコンで打った方がいいのかも知れない しかし組織のスパイである里沙にとってはリゾナンターの情報を より早く正確に報告するにはケータイメールが手っ取り早かった 報告書は毎日書いている 彼女たちの日常から能力者としての成長をウォッチすることが任務だからだ おかげで里沙はケータイメールの早打ちが特技となっていた 「これも能力のうちに入るのかもね」 流れていく景色を眺めながら里沙は自嘲気味に笑った もちろん報告にはすべて隠語が用いられている 書きかけの文章を偶然メンバーに読まれても 実家の家族へのメールにしか読めないようにできている それでも安全のために送信した報告メールは即刻メモリから削除する ...
  • (18)195 名無し募集中。。。(鋼翼の悪魔)
    流れ無視してうp 何スレ目かでごとーさんには羽がある的な設定を見た気がするので 自重?なにそれおいしいの?
  • (15)952 名無し募集中。。。 (裏切りの告白)
    裏切りの 告白ぜんぶ終わったら        海に行こうよ おべんと持って その告白は唐突であり、聞いた者全てに深い悲しみをもたらした。 ずっと信頼してきた仲間の裏切り、それは過ごした時間が長ければ長いだけより大きな悲しみを生み出す。 目を伏せて絞り出すように声を出す彼女を一体誰が責められただろうか。 彼女と同じ立場に置かれたら、彼女と同じ行動を選ばない自信などなかった。 感情だけで言うのなら、許せるはずもない行為だった。 事情があったとはいえ彼女がしたことはれっきとした―――仲間への裏切りなのだから。 彼女は許して欲しくて告白したわけではない。 もう、ここに留まることは出来ないという想いに突き動かされるままに真実を口にしただけ。 だからこそ―――彼女をここに留まらせたいと思った。 「なぁ、里沙ちゃん…海行こうよ、皆と...
  • (16)538 名無し募集中。。。 (ペッパー to pepper)
    「お前達の中にスパイがいる」 私達の監督官である寺田さんが言った 「そ、そんなことがある筈」 「それがあるんや、タカハシ」 「う、嘘や」 「嘘やない。 それに動かぬ証拠っちゅうやつもあるんや」 「ど、どんな」 「今から見せたるさかい。 それよりお前らの戦闘能力の解放準備をしとけ。 スパイなんかする薄汚いやつは何をするかわからんさかいな。 もし俺が指を差したら、すぐにそいつを攻撃しろ」 私たちは信じたくなかった だけど寺田さんの命令は絶対だ 各々が戦闘待機状態に入るのに、10秒とかからなかった でも皆の顔は不安と悲しみに包まれていた 「ええか、お前らはめったに外部と連絡を取ることは無い ただもし外部と連絡をとる場合は文部科学省支給のスクランブル装置付きの携帯を使用することが 義務付けられている。 そうやな」 ...
  • (15)030 名無し募集中。。。 (保全戦線異常ナシ)
    ダダダダダダ、カチッ、カチッ 「ちっ、また故障か、早く交換しろ」 「隊長、こんな旧式の機関銃では、あんな恐ろしい敵に敵いっこありません さっきから弾倉の不具合も頻発してます。 危険です、逃げましょう」 「怖いか、怖いよな。 俺だってそうさ。 でも彼女たちが戻ってくるまで、この拠点は確保しないと」 「彼女達ならきっと大丈夫ですよ。 皆凄い超能力者なんだから、俺達がいなくなたって、きっと…」 「もし俺達がここから撤退して、運良く生き延びて、結婚して、子供が生まれて、孫も出来たとしよう」 「隊長、おかしくなったんじゃ…」 「いいから、聞けよ。 カワイイ孫と二人っきりになった時に、昔話をせがまれるんだ。 お祖父ちゃん、昔何か凄いこと、自慢できるようなことって無かったのって そんな時、お前何か誇れるような事はあるか。 俺は今までの人...
  • (14)166 名無し募集中。。。 (ある科学者の胸中)
    あの日、私は大切な人を失った。 あの人は私の同士であり姉妹であり親友だった。 私はその件に関して誰も責めることができず苦悩した。 なぜなら、私からその人を奪ったのもまた、私の同士であり姉妹であり親友である人だったからだ。 あれ以降、信をおいていた三人の仲間のうち 一人は言葉を交わせなくなり 一人は混乱に乗じて消息を絶ち 一人は姿を消した一人を追って私の傍から離れていった。 心を許せる仲間は、もういない。 絶望の淵に墜ちた私を這い上がらせてくれたのは、私からあの人を奪った存在への激しい憎悪だった。 といっても別に、直接の原因を生んだその人を憎んでいるわけではない。 私が憎んでいるのは、能力という存在そのもの。 それさえなければ、どれだけの涙が流れずに済んだことだろう。 もう、それのために涙する人は見たくないのだ。・・・自分も含めて。 私は...
  • (24)545 名無し募集中。。。 (ジュンリンvsA)
    人間は、意味を見つけて初めて居場所を見つける。 それがどんなモノであれ、自身の存在を示すことが出来る所。 生きたいと想える。 誰かを想える。 その感覚が薄れつつあった幼少時代。 自身のみを愛し、信じ、生きてきた自分自身。 振りかざすそれは凶器と狂気を入れ混じらせ。 赤く染まった世界と血塗られた現実のみを知らしめて来た。 砂ちり舞う砂辺に陣取る赤。 だが見上げた世界は、赤とは対照的な青があった。 見上げることの無かった空。 真っ直ぐにしか見なかった少女は、ただただ見上げていた。 悲しみを帯びる赤とは違い、世界の美しさに垣間見た瞬間。  ―――居場所と意味が欲しかった少女は、初めて泣く事を知った。 李純、ジュンジュンは背中に感じる悪寒の意味を悟った。 自身の中に宿る獣の本能が危険を感じて居る。 今までに感じたことの無い殺意の塊。 ...
  • (12)617 名無し募集中。。。 (こはジュンvs獣人)
    夜の闇に蠢くソレは、禍々しいオーラを放ちながらビルの屋上から屋上へと跳躍していく。 見た目は人そのものだが、その身体能力は明らかに人とは言えない。 月の光がソレの姿を浮かび上がらせる。 土気色を通り越して灰色がかった肌、充血しすぎて真っ赤に輝く濡れた瞳。 ソレは逃げていた。 赤黒い血を滴らせながら、追ってくる者を必死に巻こうと。 生存本能が告げていた。 アイツらを相手にしては勝てないと。 この力を与えられた時の、世界全てを手に入れたかのような高揚感は消え失せ。 己よりも強い者が居る、ただそれだけのことに体は震えた。 何故だ、この力は無敵ではなかったのか。 追っ手から必死に逃げるソレの疑問に答えられる者は、遙か上空から逃げまどうソレを俯瞰している。 「んー、一般人に無理矢理闇の力を注入したらどうなるか。 実験結果は、可、程度だね」 苦笑...
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