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    <title>レミニセンスはかく語りき</title>
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      　私に第二の夜明けが訪れたのは２０１２年初頭のことだ。
　気の合う愉快な仲間たちとの運命的な出会いを果たし、忘却の彼方へ遠投してしまった私の
夢想を再び手にするチャンスに巡り合えたのである。

　こんにちは、初めまして。
　私はReminiscence.Reverie（レミニセンス・レヴェリエ）と申します。
　この度は、立ち上げてから動けずにいるプロジェクト『Parallel』について、ちょっとし
た賑わし程度の他愛ない世間話をしましょう。かく語りきなどと厳かなタイトルを冠してはお
りますが、大したものはありません。
　まず活動メンバーについてお話致しましょう。
　私を含め、このプロジェクトの立ち上げに関わった人間は五人おりまして、その全員がちょ
っとした意味を持つ英名を名乗ることにしました。
　ここで名乗った私以外にインターネット上に名前を明かしているのは、
　Rely.Dependent(レリー・ディペンデント)
　ELSIE.Arist（エルシー・アリスト）
　等、他は活動を知らないので一応伏せておこうと思う。
　とかく、私が何を言いたいのかというと、だ。（夜空戯れる人風に）
　全く活動ができぬまま月日が流れ各々が一生懸命考えてつけた名前と物語があるのにも関わ
らず、あまつさえ翌年には自分の名前がいかがわしいゲームのタイトルと被るなどという憂き
目に遭い、私は大変遺憾の意を表明したりしたいのです。
　しかもよくよく考えてみるとね、私ってどこにもフルネーム載せたりしてないのさ。
　名前としては結構珍しいものだから、被ってしまうと、こう、斯様にふわふわとした気分で
屋敷でも抜け出して銀杏の木に話しかけたくなったりしてしまうわけなのさ！
　そもそもParallelの構造上的にも更新が難しかったり、メンバーが揃いも揃って遅筆だっ
たりするのもあり、このプロジェクトはびっくりするくらい座礁してしまっております。
　なので、肩肘張らずに多くの方々に援助してもらえるような、そんなシステムを構築しよう
かなぁ、なんて相談をみんなとしているのです。近いうちに革命が起きるかも知れない。


　Parallelってそもそもなあに？


　みんなが作り出した空想の世界を繋げて、全く別の大きな仮想世界を作りましょう！
　という趣旨であり、各物語の連立性をそこそこに持たせて思想を絡ませていけるのであれば
本当に生きたキャラクターたちが予期せぬ物語を紡いでくれるのではないだろうか、という途
方もない夢物語なのです。
　それはとても膨大な量の物語が必要になるので、今のままではどうしようもないのです。
　しかし、今ここで皆様に訴えかける術もなく（そもそも皆様と言える観覧者がいない）メン
バー募集の呼びかけは未だできないのですが、もし万が一、この記事を見て『参加してみたい
かも～』と思ったそこの貴方！　先ず名前を考えて待っていただけたらと願います、私は必ず
迎えに行きましょう。
　ちなみに在り来たりな名前にしたほうが無難かもしれません、Parallelにとって名前とい
う記号はとても重要な意味を持ち、それが定義になります。例え、いかがわしいゲームと名前
が被っても変更はできないのです……。
　名は体を表す。空想はイメージの世界なので、現実よりそれは顕著でしょうね。
　私の名前の意味について、ここで書くとどうも野暮ったいので皆様の解釈に委ねましょう。


　空想世界を紡ぐ文字


　World（ワールド）からLを取るとWord（ワード）になります。
　最後にParallel Word（パラレルワード）について少々、薀蓄をかく語りましょう。
　冒頭で使った『第二の夜明け』や『忘却の彼方へ遠投』というワードは古くからParallel
メンバーが使っている言葉で、共通ワードとなっています。
　他にもたくさんあるのですが、雑多になるので後々楽しみのいちごにしておいて下さい。
　主題としては、貴方が好きなワードを紡いでおいて欲しいのです。空想イメージを体現する
のには反復して使われる言葉が大事だと私たちは考えているのです。
　パラレルワードは文字のスターシステムだと思っていただければわかりやすいかと思います。

　Parallelの物語の共通設定としてCとL、この二つには特別な意味があります。
　Cは万能の言葉の頭文字でCentral（セントラル-大陸）から来ています。
　Cは私の始まりであり終わりの死である。なんて哲学的でちょっと理解するには難しい内容。
　Lの方はわかりやすくて、上記のパラレルワードの存在と単純にParallelに含まれる文字の
中で一番多いので、Parallelを象徴する言葉としています。
　C・L（シエル）を唯一絶対神とする宗教の物語なんていう構想もあるようです。


　さて、ほぼ全く外部に出していない（隠す意味もない）構想のお話を一頻りしたところで、
　今回の語りはお開きと致しましょう。
　これが語りではなく騙りにならないよう祈り、私は今日も現実に帰りましょう……。

　
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    <title>エルスラントの少女</title>
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    <description>
      　乾いたエルスラント原典の切れ端、一ページ。 



　秋に差し掛かり空が高く、雲一つ無い快晴の朝のこと。 
　少女の元に一通の手紙が届いた。 
　その手紙は羊皮紙であったが、ひどく襤褸で、端々が今にも崩れ落ちそうなものだった。 
『エルスラントの民へ』と簡素な題を宛がえた文面は以下のように続く。 


　　ルイ・カウルティリカさま　ごきげんうるわしこと。
　　わが主、エルスラントのツイギさまのもし立て、
　　『助力』をねがえます。
　　たいへんなきょうぎかいが、今日をもって三日めになり、今日
　　もきょうぎかいします。おいでください、ちゅういして、ねが
　　えます、おまちしています。


　下手な字で記された稚拙な文面であったが、エルスラント協議会ギルドの正式な書面である 
ことを示す鉄杓の印が押されてある。 
　少女の心がわくわくとうずいた。名前がやや微妙に間違っているが、少女に対して『助力』
を願う旨が記されているのは間違いない事実である。 
　少女はうきうきとする心を抑えて身支度を整えはじめた。 
　癖っ毛を撫で付けながら、もっと女の子らしい服でもあればと少女は思ったのだが特別な衣
服など持っていないので、いつもと変わり映えはしない服は仕方ない。でも、素敵な髪留めの
一つくらいは欲しい。道中で花を摘んでピンで留めたらどうだろうかな、などと少女は斯様に
無意味な考えをする、ふわふわとした気分で屋敷を抜け出した。 
　エルスラントの街道には背の高い木々が多く、葉で覆われた空の隙間から斜陽が差込み、少 
女の目には今日の景色が特別幻想的に映った。澄み渡るような風が吹き抜けて、紅葉した針葉
樹の葉が舞う。 
　少女は背の高い針葉樹を見上げて、 
「おはよう、銀杏の木さん。ツイギ様は今日はどちらにいらっしゃいますか？」 
　と尋ねると、風に揺られた葉が囁く。 
「何時も座すところ変わらず、それがツイギ様だよう」 
　少女は首をかしげて困ったような思案顔をする。 
　風が吹くと、かさかさと葉がざわめくように言葉を紡ぐ。 
「いじわるしちゃだめだよう」 
「ツイギ様は西のほうへずっと行けば会えるんじゃないかなぁ」 
「気をつけて注意して歩くんだよ、でこぼこした道は転びやすいから！」 
「ぼくたちもここから遠くへは行ったことないから、わからないけどさ」 
　次々と葉が紡ぐ言葉に耳を澄ませて聞き取った少女は、ほわっとやわらかく笑う。 
「みんなありがとう、行ってくるね」 
　少女は針葉樹にお辞儀をして西のほうへと歩みを進める。 
　西へ向かうほどに木々の密度が薄くなるようで、見上げれば曇りない空がよく見える。 
　大地が乾燥しているんだと少女は何気なく考えた。 
　歩くほど、ざらざらと砂のような小石たちが散っていくようで、ちょっと歩いただけなのに 
ずいぶんと風変わりするものなんだなぁとのんびり足元を見ながら歩き続ける。ふと辺りを見
渡すと、さっきまで続いていた、あの濃緑の街道がまるで夢であったかのように木々が一本も
見えない乾いた世界に少女は一人立っていた。 
「どうしちゃったんだろう」 
　ここにきて、少女はちょっとおかしいなぁ程度のことではないようだと思った。　 
「お困りですか」 
　低く乾いているが、優しげな声が響いた。 
　少女が振り返ると小ぶりな山ほどの、途轍もなく大きな岩が大地と同化するかのように悠然 
と佇んでいた。 
「私はただそこに在るだけの岩です」 
　その岩には顔があって、とても大きな口はまるで生物のそれであるかのように自然に動いて 
言葉を発するのだった。 
　少女はごくりと息を呑み、気圧されながらもおずおずと口を開いて訊いた。 
「あなたはツイギ様がどちらにいらっしゃるか知りませんか？」 
　すると、その岩は片眼を開き、少女を見やる。 
「ふむ……。貴女は私が招待した客人のようですね」 
　表情豊かな岩は、口元を綻ばせ、微笑んで言う。 
「私がツイギです。遠路遙々よくおいでくださいました」
　大きな岩はお辞儀をするかのように巨体をやや前面に傾ける。
　はっとして少女も合わせてお辞儀をする。
「迎えの者を遣したのですが、入れ違いになったようですね」
　がらがらと大きな音を立てながら、手らしき形をした岩をあごまで持ち上げて、がりっと掻
く。すると、細かい破片がぱらぱら崩れ落ちて、そのうちの少しばかりが少女の頭にこつこつ
とぶつかった。
「おっと、すまぬ」
「いえ、お構いなく……」
　少女は頭を抑えながら、目に涙を堪えて言う。
「よければ、私が戻って探してきましょうか？」
「おお、助かります。私は見ての通りの岩なもので、思うように動けないのですよ」
　岩は冗談めかして言った自分の言葉に、まるで地響きのような笑い声をあげる。
　少女はその様子がなんだかとてもおかしくて、つられて笑った。


　　　　§


　乾燥してひび割れた大地に吹き荒ぶ風は冷たく、冬も間近に迫っているのだと告げている。
　半ば砂になりかけている土を蹴り、腰が曲がって異様に背が低く見える男が「どうしたもの
か、どうしたものか」と繰り返し呟きながら往左往していた。
「そもそも名前しか知らない相手をどうやって探せと仰るのか……」
　両手で頭をばりばりと掻き毟って天を仰いだ。
　少女はやや離れた位置からその様子を見て、もしかしてと思い男に駆け寄る。
　男は近づいてくる少女に気づいた様子は無く、また再び行ったり来たり落ち着き無く「どう
したものか、どうしろっていうんだ」ぶつぶつ呟き続ける。
「あのう」
　少女はおずおずといった様子で男に声をかける。
　男は少女を半眼で睨み、ふんっと鼻を鳴らした。
「何の用だね、私はエルスラント協議会の重役であるぞ」
　腰に手を当てて胸をそらし、如何にも私は偉いのだと言わんばかりの様子だ。    </description>
    <dc:date>2014-07-18T09:03:23+09:00</dc:date>
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    <title>メニュー</title>
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    <description>
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    <dc:date>2013-02-27T17:53:34+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/parallel/pages/15.html">
    <title>夜空、戯れる世界</title>
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    <description>
      　未だ多くの子供は教養を学ぶ『学校』に通うことができないらしい。
　それを鑑みて僕たちは非常に恵まれており、学ぶことこそが幸せな道徳だと教えられた。そ
れに対し反論するつもりは毛頭ない。しかし、とかく金のかかる、ビジネス的な側面がいやで
も目につく所為なのか、腑に落ちない部分があることも確かだ。
　その権化たる『体験学習』と銘打った小旅行は学友との思い出作りを主題としていると思え
てならないのだ。通うに大金を要することを納得させるため内容を充実させなければいけない
のは目的と手段が逆になってしまっている。
　僕としては、もっと多くの子供が『学校』に通えるようにすべきだと思う。
　しかし、とかく品格を保つべく、良家の証として確立させるべく、教養を学ぶ敷居は日に日
に高くなっているらしい。僕の親もこの傾向には賛同していて、庶民には必要ないものだ、皆
が皆一様に学べるものでは教養が当たり前のものとして何も特別ではなくなるのだという。
　特別でなければ教養を学ぶ意味はないのだろうか？
　そんなことに思い巡らせるのは、現在まさに『体験学習』という乗り気になれない行楽に出
発し、蒸し暑い真夏の旅路を歩いているからに他ならない。
　うだるような暑さの中、黒を基調とした格式のある制服(とかく厚くて暑い)を着て歩くのは
大変辛い、拷問ではないかと思う。しかし、とかく金が掛かっているだけあって、しばし行け
ば以降は班ごとに分かれて馬車での移動になると聞いた。早く馬車に乗りたいと、そればかり
を思う。
「とかく、暑いな」
　後ろ向きな心情が表面化して不平をこぼしてしまうのも仕方なしとしていただきたい。
「いつも思うが、君は『とかく』って言葉を使いたいだけじゃないの？」
　主題を捉えない古くからの学友、ノイという男はとかく愛想の悪いのがたまに傷だ。
「使わない言葉はすぐに忘れてしまうからな。お前も意識して使うがいい『とかく』を」
　僕は意識して使っているわけではないけどな。言葉を紡ぐ冒頭の緩衝材として『とかく』使
い易いだけである。
「君が作文を書くときは『とかく』っていう単語だらけになるんだろうな」
　ノイが笑いながら言って、それで気づいた。この行楽は終わったあとに間違いなく作文を提
出しなければならない類のものだろう、これは滅入る。どうしようもなく滅入ってしまう。
「作文、苦手なんだよな……」
　教員が求める作文というものは学徒ありのままの言葉ではない、今の心情をぶつけるならば
今後の教師からの視線が冷ややかなものとなるだろう。無駄に角が立つことは避けたい、そう
考えはじめると泥沼で、どのように書いたものかと頭の中で苦悶していると、あっという間に
時が過ぎ行く。これほど人生を無駄に費やしたと感じることはそうそうない。
「私も作文は嫌いだ。そもそも私の人生には必要ない」
　ノイは教養学校を卒業したあとは騎士学校に入ると初等学徒生の頃から言っている。由緒正
しい騎士の家系に本人の意向と合致しているのだから善いことだ。
「相変わらずノイは優等生だな」
　僕はどうにも皮肉っぽく褒めてやろう、という印象になってしまうな。そんなつもりは毛頭
ないのだが如何せん難しい、人付き合いというものは。
「作文嫌いなのがなんで優等生なんだ？」
　脈絡無く横から参入するのはラギンという肥満気味の男だ。ひどく汗ばんでいて、彼が近く
にいると著しく気温が上がったような錯覚に陥る。
「ノイは脇目振らず騎士道を行く武人の精神に模範的な男だ。優等生と言わず他にあるまい」
「はぁ難しい話はわからんねぇ」
　僕の回りくどい言葉にラギンは視線を外し空を仰ぎ見る。
　ノイは口元を緩ませ軽い調子で「要するに厭味ってことだ」と嘯いた。やはり愛想のよろし
くない男だ、構わんがな。
　僕たちがこうして楽しく旅路を歩むこと、それは有意義なことなのだろう。しかし、納得い
くものであるかと問えば、また別なのだ。それを明確に表す手段を持たないのが口惜しい。
　歯切れ悪い思想を正そうと四苦八苦するうちに汗が滴り落ちた。とかく現在を無為に過ごす
ことはあるまい、一つ路傍を行くにも記憶を刻むように歩むべきだろうか。
「ラギン、君はこの旅路を歩きながら何を考える？」
「なーんにも考えてねぇ」
　途方もなく自然な男だ。悠久の大地のような男だ。遥か、地平線の彼方を行く男だ。
　歯が浮くほど善く評価してやろうと考えたわけではない。
　とかく、自然の在り方に沿って歩むのは素晴らしいことだと考えながらも、それができない
僕にとっては彼の在り方は魅力的に映るのだ。
「二の句も継げん」
　僕は口元を歪めて俯いた。
「ところでよぉ、俺達の前の班おかしくねぇか？」
　ラギンが指差す先、談笑し馬鹿笑いをする三人と異様な量の荷物を背負う少年がいた。
「あんなに荷物背負ってよぉ、これ一泊二日だろう？　旅行とかしたことねーのかなぁ」
　荷物を背負った少年は三人に小突かれたりしつつも、苦笑いしている。
「あれは……、ジュリだな」
　僕は小さく溜息をついて考える。ラギンは悪い奴ではないが、とかく頭が悪い。
「いつものことだ、三人の荷物持たされてるんだろう」
「ふぅん。それイジメってやつ？」
　途端にラギンの表情が厳しくなる。
「そうだろうな。騎士道的に見過ごしてもいいものかな、ノイ君」
　話を振ってみると、ノイは悠然とした表情で前の班を見る。こいつの言いそうなことは大体
想像が付く。
「男は己の力で困難を乗り越えるものだ。私が助ければ早いだろうが、彼のためにならん」
　ノイの言葉を聞いて、ラギンは「そういうもんかぁ」と首を傾げる。
　想定通り、ノイは積極的に誰かに手を貸す男ではない。対するラギンはその時その場で思っ
たことをすぐ行動に移す男だから面倒なのだ。
　人の集団は『共通の敵』を持つことで結束力を高め、互いが争わないようにするために誰か
を犠牲にする。人はとかく攻撃性の高い生き物だから、その矛先が定まっていないと不安で仕
方ないのだろう。本能的に皆それを知っているのだ、選ばれたジュリは運が悪かっただけで、
実際的な本人の問題などは関係ない。もし仮にジュリのイジメがなくなったとしても、集団は
他の誰かを犠牲にする。そんな堂々巡りを繰り返す面倒な問題に関わりたくはない。
　僕は、面倒なことが嫌いだ。


　§


　従者が鞭を振るっては馬が嘶く。
　驚くべきことに、僕たちの乗る馬車は天蓋の付いた四人掛けのものだった。普通このような
馬車に乗るのは貴族や富豪などで、我々学徒の身分では余る待遇である。学校の権威を示すべ
くこのような手配を行っているのだろうが、如何にも度が過ぎていると思う。
　とはいえ、容赦ない太陽の日差しを遮る天蓋は非常にありがたいものだ。
「しかし、教師と合席ってのはとかく嫌なもんですね」
　ようやく徒歩での移動を終え馬車に乗り込んだのはいいが、僕たちの班は三人なので一人分
の席が空く。そこに入ってきたのが教師リチャード・ガフィル、通称・ガフ先生だ。
「面と向かって言えるのはお前くらいのもんだよ……」
　僕が笑顔で厭味を言うとガフ先生は力無く苦笑いする。そんな情けない男である。
　今年で着任二年目になる、この新米教師はいつも情けない姿ばかり晒しているので、生徒た
ちに酷く軽んじられているのだ。
「先生ってなんか、先生らしくねーよなぁ」
　向かい側に座るラギンが豪快に笑って言う。
　冴えない新米教師、暑苦しい肥満男、愛想の悪い級友、そして根暗の僕だ。中々に鬱屈とし
た組み合わせに溜息が出る。ノイの奴は会話するつもりが一切ないようで、窓枠に肘を立てて
景色を眺めていた。岩と雑草しかない殺風景なスアイツの景色など眺めて何が楽しいのか。


～書きかけの物語、またいつか～    </description>
    <dc:date>2012-08-28T22:00:41+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/parallel/pages/13.html">
    <title>星々の欠片</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/parallel/pages/13.html</link>
    <description>
      　遥か彼方、何億年前の光。
　あの星々はもう滅んでしまっているのだろうか？
　それとも、今もまだ未来に向けて光を放ち続けているのだろうか。
　幾つもの物語を紡ぐ光を読み取る術は今の私たちは持たず、数多の物語が一瞬の輝きを放っ
て消えゆく。私たちの物語もそうした一瞬の光、刹那の時に消えてしまう夢幻の灯火。
　けれど、紡がれた刹那の光を紡ぎ続けていけば無限の光となる。
　明日のために、今日知った痛みを覚えていよう。
　来年のために、今年知った愚かさを刻み付けておこう。
　次の物語に託すために、私はこの人生で知った全てを忘れることはない。

　星の光が紡ぐ物語は大河を形成する欠片のうちの一つ。
　規則性を持たずに流れ、その一つ一つの繋がりを読み取ることができれば、全く別の大きな
物語を紡ぐだろう。
　全ての世界を繋ぐことができるその日のための物語、一瞬の光の意味など知る事はない。    </description>
    <dc:date>2012-04-12T07:37:32+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/parallel/pages/1.html">
    <title>トップページ</title>
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    <dc:date>2012-02-19T12:36:10+09:00</dc:date>
    <utime>1329622570</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/parallel/pages/3.html">
    <title>右メニュー</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/parallel/pages/3.html</link>
    <description>
      **更新履歴
#recent(20)


&amp;link_editmenu2(text=ここを編集)
    </description>
    <dc:date>2012-02-19T12:36:10+09:00</dc:date>
    <utime>1329622570</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/parallel/pages/4.html">
    <title>プラグイン/ニュース</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/parallel/pages/4.html</link>
    <description>
      * ニュース
@wikiのwikiモードでは
 #news(興味のある単語)
と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます
詳しくはこちらをご覧ください。
＝＞http://atwiki.jp/guide/17_174_ja.html


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たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。


#news(wiki)
    </description>
    <dc:date>2012-02-19T12:36:10+09:00</dc:date>
    <utime>1329622570</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/parallel/pages/5.html">
    <title>まとめサイト作成支援ツール</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/parallel/pages/5.html</link>
    <description>
      * まとめサイト作成支援ツールについて
@wikiには[[まとめサイト作成を支援するツール&gt;&gt;http://atwiki.jp/matome/]]があります。
また、
 #matome_list
と入力することで、注目の掲示板が一覧表示されます。

利用例）#matome_listと入力すると下記のように表示されます
#matome_list
    </description>
    <dc:date>2012-02-19T12:36:10+09:00</dc:date>
    <utime>1329622570</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/parallel/pages/6.html">
    <title>プラグイン/編集履歴</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/parallel/pages/6.html</link>
    <description>
      * 更新履歴
@wikiのwikiモードでは
 #recent(数字)
と入力することで、wikiのページ更新履歴を表示することができます。
詳しくはこちらをご覧ください。
＝＞http://atwiki.jp/guide/17_117_ja.html


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たとえば、#recent(20)と入力すると以下のように表示されます。


#recent(20)
    </description>
    <dc:date>2012-02-19T12:36:10+09:00</dc:date>
    <utime>1329622570</utime>
  </item>
  </rdf:RDF>
