「製品としてのAI」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

製品としてのAI - (2008/01/12 (土) 05:08:44) のソース

PC.ULの世界では上記のようなソフトが一般的に販売・流通している。
三次元におけるゲームソフトやセキュリティソフトのように、複数の会社がそれぞれ製品を作り出し出荷しており、そのため社によってソフトの細部は異なったりする。
まずAIソフトの内容はおおまかに次の三種に分類される。

-標準部分(AIの基本機能がここで構成されている)
-付属部分(社によって異なる独自の機能)
-空白部分(フリースペース。ユーザが編集することによって機能を充実させる)

&bold(){標準部分}にはAIとしての基本機能、会話・記録・検索・情報の送受信・メールチェックなどがある。また現在では「キャラクターの設定」がほぼ標準として普及しており、容姿・性格・備考などを初回起動時に設定することによって、AIを擬人化したキャラクターを作成し使用することが一般的となっている。ユーザの好みによって出来上がるキャラクターは異なるので、ユーザの数だけキャラクターがいる=同じキャラクターは示し合わさない限りほぼいないと言っていい。

&bold(){付属部分}にはそれぞれの社、ないし製品によって独自に組み込まれた機能があり、それは音楽機能や絵画機能などの娯楽系、デバッグや外部からの干渉・侵入の監視などのセキュリティ系、様々な資料の作成・分類や必要な情報の推移を随時記録するなどのオフィス系、その他にも多岐に渡る。

&bold(){空白部分}はユーザが自由にカスタマイズするためのスペースとなっている。つまりこの部分の機能はユーザによって千差万別。また、空白部分の容量は社によって異なる場合もあり、ソフトによって初心者向け・中級者向け・上級者向けとある。上級者向けには付属部分を一切なくし、その分をすべて空白部分にすることによって自由度の高いカスタマイズに特化した製品もある。

// 1/12ユリヤ