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#image(http://cdn52.atwikiimg.com/petri/?cmd=upload&act=open&page=%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC35&file=IMG_0007.jpg)
当時の広報写真 写真提供 元ペトリカメラの技術者 今関幸夫さん
#image(http://www52.atwiki.jp/petri/?cmd=upload&act=open&page=%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC35&file=PETRI%20Coloir%2035%201.jpg)
#image(http://www52.atwiki.jp/petri/?cmd=upload&act=open&page=%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC35&file=PETRI%20Coloir%2035%202.jpg)
|レンズ|F2.8 40mm 3群4枚テッサータイプ|
|シャッター|ペトリMS(#000) B.1/15〜1/250秒|
|重量・大きさ|102x65x44mm 397g|
|価格|¥15,200(発売時) ¥18,000(69年9月)|
|発売|1968年7月|
66年に発表されたローライ35を意識した小型カメラ。
当時の雑誌等にはローライ発表以前から計画されていたという話が載って
いるが、元ペトリカメラの技術者によると、フォトキナからの柳澤明氏の
電話で開発がスタートしたという。しかし、構造はローライをまったく
参考にしていないとのこと。
当時F2.8で世界最小と宣伝されていた。(この当時のローライはf3.5)
ローライよりほんの少し大きいが、ローライが、小型化を追求するあまり
操作部の配置に無理があるのに対し、ペトリカラー35は、絞り、シャツター
スピードも指一本で独立して操作できとても使いやすい。
生産期間が数年にわたっていることもあり、鏡胴部の仕上げや巻戻しクランクなどに形態の変化がみられる。
[[PETRI Color35 形態分類表]]
#image(http://cdn52.atwikiimg.com/petri/?cmd=upload&act=open&page=%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC35&file=DSC02358.jpg)
#image(http://cdn52.atwikiimg.com/petri/?cmd=upload&act=open&page=%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC35&file=DSC02360.jpg)
カラー35専用フード取り付け時。
フィルター枠ではなく、レンズ根元の沈胴しないリングに取り付ける。
【作例】
絞り開放で撮影。
>http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/244893479?size=1024#content]
追記(2017.9.21)
2017年9月のYahooオークションに、トップカバーに栗林敏夫社長(当時)のサインが刻印されたカラー35が出品された。
J.Baird氏の著書によれば、150台限定生産とのことである。
カラー35の生産時期にペトリカメラの社長が栗林繁代から栗林敏夫(繁代の長男)に引き継がれており、これを記念したものかもしれない。
&link(Internet Archiveのキャッシュ){https://web.archive.org/web/20170920221825/https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k269618454}
#image(http://cdn52.atwikiimg.com/petri/?cmd=upload&act=open&page=%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC35&file=IMG_0007.jpg)
当時の広報写真 写真提供 元ペトリカメラの技術者 今関幸夫さん
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|レンズ|F2.8 40mm 3群4枚テッサータイプ|
|シャッター|ペトリMS(#000) B.1/15〜1/250秒|
|重量・大きさ|102x65x44mm 397g|
|価格|¥15,200(発売時) ¥18,000(69年9月)|
|発売|1968年7月|
66年に発表されたローライ35を意識した小型カメラ。
当時の雑誌等にはローライ発表以前から計画されていたという話が載って
いるが、元ペトリカメラの技術者によると、フォトキナからの柳澤明氏の
電話で開発がスタートしたという。しかし、構造はローライをまったく
参考にしていないとのこと。
当時F2.8で世界最小と宣伝されていた。(この当時のローライはf3.5)
ローライよりほんの少し大きいが、ローライが、小型化を追求するあまり
操作部の配置に無理があるのに対し、ペトリカラー35は、絞り、シャツター
スピードも指一本で独立して操作できとても使いやすい。
生産期間が数年にわたっていることもあり、鏡胴部の仕上げや巻戻しクランクなどに形態の変化がみられる。
[[PETRI Color35 形態分類表]]
#image(http://cdn52.atwikiimg.com/petri/?cmd=upload&act=open&page=%E3%83%9A%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC35&file=DSC02358.jpg)
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カラー35専用フード取り付け時。
フィルター枠ではなく、レンズ根元の沈胴しないリングに取り付ける。
【作例】
絞り開放で撮影。
>http://photozou.jp/photo/photo_only/3096382/244893479?size=1024#content]
追記(2017.9.21)
2017年9月のYahooオークションに、トップカバーに栗林敏夫社長(当時)のサインが刻印されたカラー35が出品された。
J.Baird氏の著書によれば、150台限定生産とのことである。
カラー35の生産時期にペトリカメラの社長が栗林繁代から栗林敏夫(繁代の長男)に引き継がれており、これを記念したものかもしれない。
&link(Internet Archiveのキャッシュ){https://web.archive.org/web/20170920221825/https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/k269618454}
&link(署名入りトップカバーの写真:Internet Archiveより){https://web.archive.org/web/20170920221836im_/https://auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0309/users/2/3/2/7/spec_2461_spec-img640x360-15045109336ejf4p18895.jpg}