#image(scan0004.jpg) 1950年代から1960年代末に写真同人社から「フォトコンテスト」というコンテスト専門雑誌が発行されていた。 1956年に写真文化振興会により創刊されたと考えられるが、ペトリ(栗林)とのつながりが強い雑誌であった。 この頃の巻末にはペトリクラブの入会規定と入会申込書が付いており、 またペトリクラブに入会するとフォトコンテスト誌が毎月届き、会誌としての役割も果たしていた。 1958年9月号から出版社が写真の世界社に変わり、1958年12月号を最後にペトリクラブ申込書の添付がなくなる。。 1959年8月号からは出版社が写真同人社に変わるが。ペトリ色は以前強く、ペトリの新製品紹介、テレビ番組宣伝などが紙面にあり、 ペトリ以外の広告は感剤メーカーとコパルのみであった。 その後ペトリ色は次第に薄まるが表紙裏にペトリの広告、 紙面にはペトリクラブ専用の投稿枠がしばらく確保されていた。 1964年1月号からは、記事中のペトリ枠がなくなり、表紙裏の広告のみになった。 またペトリ以外のカメラメーカーの広告、記事が載り始める。そして1964年5月号を最後にこの広告も姿を消し、 ペトリとの関係は解消されたと考えられる。