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#image(http://www52.atwiki.jp/petri?cmd=upload&act=open&pageid=21&file=DSCN2508.JPG)
|レンズマウント|ブリーチロック 自動絞り|
|シャッター|一軸不回転フォーカルプレーンB・1/2~1/500|
|重量・大きさ|142x94x87 880g|
|価格|¥32,000|
|発売|1961年2月|
「PETRI PENTA V」のデザインから若干の変更を行い、最高シャッタースピードを1/1000⇒1/500へと
変更したもの(※)。
(※ シャッターダイヤルに1/1000の標記がある「PETRI PENTA V」が市販されたことを示す形跡は
今のところ見当たらず、1/1000装備の「PETRI PENTA V」は謎のカメラとなっており、上記の説明は、
あくまでも1/1000の「PETRI PENTA V」の存在を前提とする。)
雑誌広告、カタログなどはV2と表記されているが、不思議なことに、形式名プレートの表記は、現在
までのところ、「・・・V2」表記の物はみあたらず、大部分は「PETRI PENTA V」となっている(この他、
「PETRI FLEX V」として発売されたものもある。)など、当のPETRI自体、1/500搭載モデルを「PETRI
PENTA V」として販売した形跡がある。
なお、他ウェブサイト画像等で「・・・V」として紹介されているものも、最高速は1/500を装備した
V2のものであることがほとんどである。
上記の事実や、後述する1/1000を実装したモデルの存在から、「PETRI PENTA V」と「PETRI PENTA V2」
は同一機種の名称違いである可能性も極めて高いが、この点については今後の研究に待ちたい。
製造期間中に栗林写真機工業からペトリカメラへの商号変更があったことから、赤いマークの入っ
た栗林写真機工業時代に製造されたモデルと、ペトリカメラになってから作られたマークのないタ
イプがある。
2chペトリスレにて、裏蓋に[[フィルムインジケータを装備した>http://www52.atwiki.jp/petri/pages/151.html]]ものが報告されているが、詳細は
不明である。
こちらは、栗林写真工業時代に製造されたモデル
#ref(V2_441505.jpg)
#ref(V2_441505_b.jpg)
#ref(DSC00433.jpg)
ペトリカメラになった後にセルフタイマーレバーのデザインが変更されており、こちらは変更前のモデル。
#image(petri v3328802.jpg)
[[PETRI PENTA Vシリーズ形態分類表]]
比較的初期に製造されたものでは、フォーカシングスクリーンにPETRIのロゴ及び栗林のマークが彫り込
まれたものがあり、大変ユニークなものとなっている。スクリーン中央部には、水滴のようなドットが並ぶ独
特のデザイン(マイクロレンズ式)である。(画像は№328802)
#image(V2のスクリーン.jpg)
*V2に1/1000のシャツタースピードが実装?
V2にはシャッター速度ダイヤルは、Bと1/500の間に2か所クリック位置が存在するものがある(画像は№328802)。
#ref(V2 速度ダイヤル①.jpg)
#ref(V2 速度ダイヤル②.jpg)
2chペトリスレにてBと1/500の間の1/500に近いクリックでは1/500より速いシャッタースピード?が
切れているとの報告があった。(Bに近いクリックはX~1/60程度)
別の固体(SN:309933残念ながら不動)を確認したところ、調速カム形状がV6と異なり高速側が1段多
いことを確認した。
V2の調速カム。1/500より早いシャツタースピードの段形状が確認できる。
#ref(V2.jpg)
比較のためのV6の調速カム。1/500の右側には段形状がない。
#ref(V6.jpg)
#image(http://www52.atwiki.jp/petri?cmd=upload&act=open&pageid=21&file=DSCN2508.JPG)
|レンズマウント|ブリーチロック 自動絞り|
|シャッター|一軸不回転フォーカルプレーンB・1/2~1/500|
|重量・大きさ|142x94x87 880g|
|価格|¥32,000|
|発売|1961年2月|
「PETRI PENTA V」のデザインから若干の変更を行い、最高シャッタースピードを1/1000⇒1/500へと
変更したもの(※)。
(※ シャッターダイヤルに1/1000の標記がある「PETRI PENTA V」が市販されたことを示す形跡は
今のところ見当たらず、1/1000装備の「PETRI PENTA V」は謎のカメラとなっており、上記の説明は、
あくまでも1/1000の「PETRI PENTA V」の存在を前提とする。)
雑誌広告、カタログなどはV2と表記されているが、不思議なことに、形式名プレートの表記は、現在
までのところ、「・・・V2」表記の物はみあたらず、大部分は「PETRI PENTA V」となっている(この他、
「PETRI FLEX V」として発売されたものもある。)など、当のPETRI自体、1/500搭載モデルを「PETRI
PENTA V」として販売した形跡がある。
なお、他ウェブサイト画像等で「・・・V」として紹介されているものも、最高速は1/500を装備した
V2のものであることがほとんどである。
上記の事実や、後述する1/1000を実装したモデルの存在から、「PETRI PENTA V」と「PETRI PENTA V2」
は同一機種の名称違いである可能性が極めて高いが、この点については今後の研究に待ちたい。
製造期間中に栗林写真機工業からペトリカメラへの商号変更があったことから、赤いマークの入っ
た栗林写真機工業時代に製造されたモデルと、ペトリカメラになってから作られたマークのないタ
イプがある。
2chペトリスレにて、裏蓋に[[フィルムインジケータを装備した>http://www52.atwiki.jp/petri/pages/151.html]]ものが報告されているが、詳細は
不明である。
こちらは、栗林写真工業時代に製造されたモデル
#ref(V2_441505.jpg)
#ref(V2_441505_b.jpg)
#ref(DSC00433.jpg)
ペトリカメラになった後にセルフタイマーレバーのデザインが変更されており、こちらは変更前のモデル。
#image(petri v3328802.jpg)
[[PETRI PENTA Vシリーズ形態分類表]]
比較的初期に製造されたものでは、フォーカシングスクリーンにPETRIのロゴ及び栗林のマークが彫り込
まれたものがあり、大変ユニークなものとなっている。スクリーン中央部には、水滴のようなドットが並ぶ独
特のデザイン(マイクロレンズ式)である。(画像は№328802)
#image(V2のスクリーン.jpg)
*V2に1/1000のシャツタースピードが実装?
V2にはシャッター速度ダイヤルは、Bと1/500の間に2か所クリック位置が存在するものがある(画像は№328802)。
#ref(V2 速度ダイヤル①.jpg)
#ref(V2 速度ダイヤル②.jpg)
2chペトリスレにてBと1/500の間の1/500に近いクリックでは1/500より速いシャッタースピード?が
切れているとの報告があった。(Bに近いクリックはX~1/60程度)
別の固体(SN:309933残念ながら不動)を確認したところ、調速カム形状がV6と異なり高速側が1段多
いことを確認した。
V2の調速カム。1/500より早いシャツタースピードの段形状が確認できる。
#ref(V2.jpg)
比較のためのV6の調速カム。1/500の右側には段形状がない。
#ref(V6.jpg)