*スコア チャンピオンシップ第2戦 横浜-名古屋 横浜スタジアム(名古屋2勝) 名古屋 000 201 000ー3 横 浜 000 010 100ー2 (名)〇本庄、琴吹み、H猪狩、真壁、H小野寺、H早乙女、S御剣龍ー溝渕、日河 (横)●桜葉、釜石、村雨、アニス、矢作ー高城 *戦評 延長10回1-0の死闘の余韻冷めぬまま、迎えた横浜スタジアムでのチャンピオンシップ第2戦。 後のない横浜はルーキーの桜葉が先発のマウンド。対する名古屋は6年目通算16勝の本庄と対照的な二人の対戦カード。 立ち上がりから両投手ともエンジン全開の全力投球で、桜葉が3回3奪三振とすると本庄は同5奪三振と互いに打線を封じ込める。そんな中、先制したのは既に1勝を挙げている名古屋。 4表、盗塁失敗で一死と流れが悪いなか、今季絶好調の三番須田が二塁打を放ち、その流れを打破する。さらに、チャンスで四番豊川が桜葉のライジングキャノンに力負けせず、右翼へぽとり。一死一三塁となり五番小喬へと桜葉が投じたジャイロフォークの落ちが甘くなり、これを小喬が強振。 打球は左翼の頭上を越える走者一掃のタイムリーツーベースとなり、名古屋が大きな2点を先制する。 すぐさま反撃したい横浜は5回裏。一死から五番右川の強烈な打球が遊撃手の葦川のファンブルを誘い、塁に出ると二死から七番宮島が本庄のストレートを引っ張り、これがレフトフェンス直撃のタイムリーツーベース。まずは1点を返す。 このまま追いつきたい場面であったが、直後の6回表。五番小喬が今度はしっかりと落ちたジャイロフォークをすくい上げるように一閃。横浜の反撃の余韻を無に帰すソロホームランで名古屋がリードを2点に戻す。 このままでは2連敗で終わってしまう横浜は7回裏。なんとしても点を取りたい、という場面で三番秋田からという好打順。ここで秋田、栗崎と連続ヒットで無死一二塁、右川が四球で無死満塁とこの試合最大のチャンスを迎える。 だが、ここで六番高城が併殺打に倒れ、その間の1点のみで7回裏は終了。 以降の反撃は8回裏は真壁、小野寺、早乙女の投手三人リレーで0点。そして、9回裏は勿論守護神[[御剣龍奈]]がマウンドへと上がる。 打順は先ほど満塁のチャンスを作った三番から。ファンは期待を込めて応援の声を挙げるが、秋田は二塁ゴロ、栗崎は中堅フライであっという間に二死。背番号13の死神が淡々と二人を凡退させ、右川に投じた球はシュート。 これも前二人と同じように球が芯を外れ、バットの先に当たり弱った打球が二塁手加賀の下へと転がっていき。加賀が捕球。丁寧に握り直し、一塁へと投じて二塁ゴロとなりゲームセット。 シンデレラ・リーグを充実した投手力で制した[[名古屋Cキャッツ]]がチャンピオンシップを2連勝でPGB参戦2年目で初の日本一を決めた。 *責任投手・本塁打 |[勝]|本 庄|1勝| |[S]|御 剣|1勝1S| |[敗]|桜 葉|1敗| |[本]|小 喬|1号| *試合詳細 #region &ref(20181010横浜AMvs名古屋CC 試合詳細.jpg) #endregion *打撃成績 #region &ref(20181010横浜AMvs名古屋CC 野手成績.jpg) #endregion *投手成績 #region &ref(20181010横浜AMvs名古屋CC 投手成績.jpg) #endregion