冴島涼子

「冴島涼子」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

冴島涼子 - (2023/10/28 (土) 22:39:10) のソース

&bold(){冴島 涼子}(さえじま りょうこ、1995年11月8日- )は、[[大阪ナイトブレイカーズ]]に所属するプロ野球選手(内野手)。

#contents

*概要
|所属|大阪ナイトブレイカーズ|
|背番号|62|
|国籍|日本|
|出身|大阪府摂津市|
|生年月日|1995年11月8日|
|身長|174cm|
|体重|55kg|
|投打|左投左打|
|血液型|AB型|
|プロ入り|2018年ドラフト1位|
|PL|裵龍|
|球歴|[[北摂体育大学]]→[[阪海運輸]]→[[大阪ナイトブレイカーズ]](2019-)| 

*経歴
**プロ入り前

***高校時代
ボクシング選手だったため、野球の情報なし。ボクサーとしては新聞にも載る程の有名な選手であり、「天才少女ボクサー」として名を馳せた。

オリンピック代表に内定していたが、網膜剥離の為取り消し、引退。

**&bold(){ボクシング}
|>|>|>|>|>|>|アマチュアボクシング 成績|
|6試合|RSC|KO|判定|その他|引き分け|
|6勝|4|2|0|0|0|
|0敗|0|0|~|~|~|

|勝敗|対戦相手|試合結果|大会名|開催日時|
|O|水谷薫(鹿児島)|1R0:10 KO(左コークスクリュー)|全日本女子ボクシング選手権大会|2013年12月|
|O|八十島響子(静岡)|2R1:28 RSC(右アッパー)|全日本女子ボクシング選手権大会|2013年12月|
|O|山田麻美(東京)|2R0:59 RSC(右ボディ)|全日本女子ボクシング選手権大会|2013年12月|
|O|石橋紗耶香(高知)|3R1:39 RSC(左フック)|全日本女子ボクシング選手権大会|2013年12月|
|O|宮川桜花(宮城)|2R2:41 RSC(左ストレート)|全日本女子ボクシング選手権大会(準決勝)|2013年12月|
|O|[[如月麗子]](京都)|2R1:21 KO(左コークスクリュー)|全日本女子ボクシング選手権大会(決勝)|2013年12月|


***&bold(){ボクサーとしての特徴}

基本はヒットマンスタイルでのアウトボクシング。それだけでなく状況によってはインファイトも可能。

一番の武器である「眼」を活かし、ギリギリで相手のパンチを避けるのが得意だった。また、全身のバネもよかったので、どんな体勢からでも強いパンチを打てた。スリッピングに合わせたストレートのカウンターは驚異以外の何物でもない。

スタミナも豊富にあった為、一度相手をコーナーに追い詰めればレフェリーに止められるまで拳を止める事は無かった。そのため、RSCでの勝利も多かった。

パワーはないが握力が強いのでパンチ自体は威力がある。そのためアマチュアボクシングなのに相手をKOしてしまう場面も、しばしばあった。


**大学時代
大阪の北摂体育大学へ入学。1回生の後半に女子野球部へ途中入部する。野球は素人だったが、人一倍努力してメキメキと実力をつける。持ち前の明るさと勝気な性格で三年生の時にはチームを引っ張る存在にとなり、初の全国大会へと導く活躍をする。


**社会人時代
社会人野球の強豪、阪海運輸へ入社。1年目、2年目共にレギュラーを張る。ここでの二年間だけで社会人野球ベスト8、ベスト4とそれぞれ成果を出す。2年目の秋に女子プロ野球選手志望届を提出、ドラフト逆指名で大阪ナイトブレイカーズに1位で入団。


**プロ入り後

・1年目(大阪)
オールスターゲームまではこれといった活躍はなく、代打の機会も多かった。オールスター明けの後半戦に急遽、鏡監督の後釜を継いだ宮本選手兼任新監督の下、二番打者に大抜擢される。後半はずっと二番に座り、オールスター前に比べて圧倒的に打撃が良くなった。

・2年目(大阪)
シーズン前半、中盤と不調の状態が続いた。しかし、それでもオールスターゲームのラストワン投票に選ばれた。それは自分の名前を売り込むため、大阪を元気付けようと考えた「冴島組」、「かれぇ☆ぱん」が非常に受け、いつの間にか人気者となったからであった。オールスター後は気を良くしたのか、本来の調子を取り戻していった。

・3年目(大阪)
前半の交流戦だけで5本塁打とついに覚醒の時を迎えたかと思われたが、その後は徐々に調子を落としていく。前半で稼いだ成績でオールスター投票なんとか選ばれはしたが、オールスターが終わってからは殆ど活躍することもなくシーズンが終わった。
例年、オールスター後で活躍する傾向があったが、前半交流戦までという真逆のシーズンになってしまった。
それでも打点、本塁打はチーム内二番手なのでフルスイングを鍛えた効果は少なからずあったようである。

オフシーズンに第2回PICの代表メンバーに選出。
ムードメーカーを買われての選出ではあったが、準決勝でのサヨナラホームランなど首脳陣の予想に反して中々の活躍をした。
ボクシングでは獲得出来なかった金メダルを、野球で獲得することが出来たのだった。


*プレースタイル
ボクサー時代に鍛えた動体視力を駆使し、四球を選んで出塁する場面が多くみられた。打撃面では1本ヒットを打てば固め打ちしてしまうことも、しばしばみられる光景である。


*人物
気さくで勝気といった、大阪人をそのまま体現したような性格。試合、練習ではかなりストイックになり、集中しすぎて人の話が耳に入ってこないこともある。

しかし、オフシーズンは……。

好きなもの お酒(特にウイスキー)、激辛料理。
大型牽引免許持ち、愛車はシボレーのシルバラードと阪海運輸から持ってきたスカニアのトレーラーヘッド、「龍凰丸」である。尚、12mのトレーラーハウスを牽引しており、現在は球団寮の駐車場に住んでいる。


*料理について
実は料理が得意、同じ大阪の樋口や嘉祥寺に引けを取らない美味しさの料理を作る。が、最後の最後でデスソースを入れるので、全てを台無しにしてしまう。


*その他
実は女子プロボクシングで欧州王者だった頃の[[マルグリット=リーバー]]の大ファン。
引退した後の動向は知らなかったので、PGBに参戦してから数年間は福岡に属していることも全く知らなかった。

嘉祥寺曰く、初めて本人に会った時には「おかしくなってまいそう!心臓が破裂しそうや!」と言っていたらしい。


*冴島組
2020年5月に立ち上げたPGB内のグループ。

2019年、大阪が最下位になった事に加え、大阪の『姐御分』であった[[阪宮千羽]]が引退。
更には同じく退団した[[大和純恵]]が「不当解雇ではないか?」との噂も流れ、球団内の空気は険悪となっていた。

この事を危惧した冴島は、新参者の自分に何が出来るかを考えた結果、今までの真面目で堅物な姿勢から一転、新たなる大阪の『姐御分』を目指し進み始める。

四人で始まった冴島組は、今や大阪だけでなく他球団を巻き込んでの一大勢力となっている。
現在は大阪だけに留まらず、PGBでの「姐御」を目指し、奮闘しているようである。


*冴島組組員(メンバー)

◎大阪ナイトブレイカーズ
[[冴島涼子]]
[[赤弘直子]]
[[嘉祥寺千弦]]
[[樋口美遥]]
[[森友恵]]
[[掛百合]]
[[馬殿朋美]]
[[今村紡]]
[[守藤琴音]]
[[リーナ・アラヤ]]
[[アキラ]]
[[天花寺脩華]]
[[小瀬村早夜]]
[[千葉弥言]]
[[妙高奈緒子]]
[[犬養晴陽]]
[[スヴェートラナ・ウスペンスカヤ]]
[[稲瀬菊子]]
[[手銭望]]

◎[[横浜アクアマリンズ]]
[[神崎天満]]
[[山口夏鷹子]]

◎[[熊本シルフィード]]
[[増田篆]]

◎[[名古屋Cキャッツ]]
[[武田愛絆]]

計23名

※2022年2月現在


*詳細情報
**年度別野手成績
|年度|所属|規定|試合|打率|打席|打数|安打|塁打|単打|二塁|三塁|本塁|打点|凡打|四球|死球|敬遠|犠打|犠飛|三振|併殺|失策|盗塁|盗失|出率|長率|OPS|
|2019|大阪|×|40|.248|122|105|26|38|17|6|3|0|12|63|16|0|0|1|0|16|0|1|0|1|.347|.362|.709|
|2020|大阪|×|35|.208|119|106|22|33|16|3|1|2|8|56|12|1|0|0|0|25|3|3|0|1|.294|.311|.605|
|2021|大阪|○|39|.233|168|146|34|61|21|6|0|7|21|81|20|1|0|0|1|28|3|3|0|0|.327|.418|.745|
|2022|大阪|○|40|.264|164|148|39|76|20|10|0|9|25|81|16|0|0|0|0|25|3|2|1|3|.335|.514|.849|
|2023|大阪|○|36|.336|154|143|48|103|22|11|1|14|27|75|10|1|0|0|0|18|2|0|1|1|.383|.720|1.103|
|>|>|通算:5年|190|.261|727|648|169|311|96|36|5|32|93|356|74|3|0|1|1|112|11|9|2|6|.339|.480|.819|

**表彰
-シ・リーグプラチナグラブ(遊撃:2022年)
-シ・リーグベストナイン(DH:2023年)
**記録
***初記録
-初出場:2019年3月31日 対[[東京フレイズ]]1回戦(阪神甲子園球場) スターティングメンバー
-初安打:2019年3月31日 対[[東京フレイズ]]1回戦(阪神甲子園球場) 9回裏に[[竹中里紗]]から
-初打点:2019年4月7日 対[[福岡クローネ]]1回戦(阪神甲子園球場) 3回裏に[[清水悠希]]から
-初本塁打:2020年7月29日 対[[名古屋Cキャッツ]]6回戦(ナゴヤドーム) 5回表に[[アレッタ・散田]]から


***節目の記録
-通算100試合出場:2021年7月11日 対[[熊本シルフィード]]
--4回戦(KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎)
-通算100安打達成:2022年6月22日 対[[横浜アクアマリンズ]]
--4回戦(横浜スタジアム) 1回表に[[八名瀬智香]]から
-通算20本塁打達成:2023年4月30日 対[[広島レッドリーブス]]
--2回戦(阪神甲子園球場) 7回裏に[[山村つゆ]]から
-通算30本塁打達成:[[2023年8月16日>>2023年8月16日 大阪-名古屋6回戦]] 対[[名古屋Cキャッツ]]
--6回戦(京セラドーム大阪)、5回裏に[[琴吹陽奈]]から


***その他の記録
-オールスターゲーム出場(2020~2023年)


**背番号
-62(2019-)

**登場曲
-The Touch / 「Transformers The Movie」 より(2019)
-Eye of the Tiger / 「ロッキー4」より(2020)
-Get Wild / TM NETWORK(2021-)


*能力推移
|年度|パワ|ミー|選球|走力|送球|守備|チャ/特1|対左/特2|バン/特3|盗塁/特4|捕手|一塁|二塁|三塁|遊撃|左翼|中堅|右翼|総合|
|2019|10/D|16/B|18/A|13/C|8/E|18/A|対チャ◎|範囲○|-|-|||10||18||||128/B|
|2020|15/B|18/A|18/A|15/B|14/C|15/B|対チャ◎|範囲○|-|-|||8||15||||148/A|
|2021|18/A|16/B|18/A|15/B|14/C|18/A|アーチスト|範囲○|-|-|||18||16||||165/S|
|2022|18/A|16/B|18/A|15/B|14/C|18/A|アーチスト|範囲○|-|-|||18||16||||165/S|
|2023|20/S|19/S|15/B|15/B|10/D|10/D|アーチスト|チャ〇|逆境|-|||||10||||165/S|


*pixivリンク
-[[選手シート【2019】>>https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=73000439]]
-[[選手シート【2020】>>https://www.pixiv.net/artworks/79152861]]
-[[選手シート【2021】>>https://www.pixiv.net/artworks/88049959]]
-[[選手シート【2022】>>https://www.pixiv.net/artworks/96590337]]
-[[選手シート【2023】>>https://www.pixiv.net/artworks/105532501]]