*スコア チャンピオンシップ 名古屋-広島1回戦 ナゴヤドーム(名古屋1分) 広 島 000 100 100 000-2 名古屋 010 001 000 000-2 (広)榴ヶ岡、H石井、H竜胆、H斎賀、浅間、赤田-荒井、二神 (名)琴吹ひ、H早乙女、H猪狩、H御剣、H琴吹み、小野寺-溝渕、日河 *戦評 ついに開幕した2019年のPGB頂点を決める大一番。大事な初戦を取りたい両チームの先発は、名古屋・[[琴吹陽奈]]、広島・榴ヶ岡のリーグ最多奪三振投手同士となった。 この一戦、試合は2回に動く。名古屋はツーアウトから三連打を決めて満塁のチャンスを作り打席には横山。この場面で榴ヶ岡が投じたドロップカーブが大きく外れるとこれをキャッチャーが捕球できず後逸。この間に三塁ランナーが還り名古屋がラッキーな先制点を手に入れる。 一方でミスから失点を喫した広島だったが、長打が自慢の打線がすぐさま援護する。4回、ツーアウトから遠野に打順が回ると、ストレートに対してフルスイング。鋭いスイングがボールを捉えると、打球はグンと伸びていってレフトスタンドを超えるソロホームラン。広島が一発で試合を振り出しに戻す。 5回は互いに無失点に抑えるも、6回の名古屋の攻撃。ここもツーアウトから相手のエラーとヒットで一・二塁の勝ち越し機を作り、7番・溝渕。SFFをきっちりとセンター前に弾き返すと、この当たりで二塁ランナーが生還。再びリードを奪い返す。ところが広島も直後の7回、上村が変化球を引き付けて逆方向に打ち返すと、この打球が飛距離を伸ばしていってライトスタンドへ到達。またも一発を決めて同点とする。 その後は得点が無く試合は延長戦に入るが、ここでも両チームが意地のぶつかり合いを見せる。10回裏、加賀がヒットを放ち盗塁を決めてサヨナラのチャンスを作るも、斎賀がこのピンチにクリーンアップ二人を打ち取ってこの場面を凌げば、11回表には先頭の月詠がライト線を破る長打で一気に三塁を陥れて勝ち越しの大チャンスを作る。しかしここもワンアウト後、遠野が三遊間へ強烈な打球を放つもホークが横っ飛びでキャッチするとすぐに体勢を整えバックホーム。スタートを切っていた月詠を見事ホームで刺して大ピンチを退ける。 その裏、ファインプレーを魅せたホークがツーベースヒットを放ち、再び名古屋がサヨナラのチャンスを迎える。しかし急遽リリーフに上がった赤田が後続三人に対して外野にすら打球を飛ばさせない完璧な投球で抑えると、12回に迎えたツーアウト二塁のピンチにも変化球で須田をセンターフライに打ち取って試合終了。初戦は名古屋打線のツーアウトからの粘りを見せるも広島も一発攻勢で反撃、またお互いの投手・守備陣の踏ん張りもあり、CS初の引き分けで幕切れとなった。 *責任投手・本塁打 |[勝]||| |[S]||| |[敗]||| |[本]|遠 野|1号| ||上 村|1号| *試合詳細 #region &ref(20190929CS第1戦 試合詳細.png) #endregion *打撃成績 #region &ref(20190929CS第1戦 野手成績.png) #endregion *投手成績 #region &ref(20190929CS第1戦 投手成績.png) #endregion