*スコア チャンピオンシップ (1勝2敗) 福岡PayPayドーム 広島 000 402 000 02-8 福岡 200 004 000 00―6 (広)榴ヶ岡、Hアニス、H馬殿、H舞弓、H七川、〇竜胆、S斎賀-二神、荒井 (福)龍造寺、ハーミアン、H祝部、H大藤、H宇佐美、H宮苑、●最上-皇后崎 *戦評 1勝1敗、勝った方が日本一に王手をかける第3戦。広島は榴ヶ岡が先発、連勝で本拠地に戻れるか。迎え撃つ福岡は地元九州出身の龍造寺にマウンドを託す。 先手を取ったのは福岡。初回、野村を一塁に置いて島津がライトフェンス直撃のタイムリー三塁打で先制。大友も厳しいコースのストレートをレフト前に落としてタイムリーとし、初回から2点を奪う。 広島打線も4回には龍造寺を捉えた。先頭から青木、麦藁、西奈の3連打で満塁とすると、ワンアウトから藤瀬が甘く入ったスライダーを完璧に捉えてバックスクリーンへ逆転グランドスラムを放った。6回には月詠と藤瀬が二塁打で1点を追加し、続く伊集院もタイムリーを放ちさらに2点を追加し、点差を4点に広げる。 しかしその直後、6回裏に福岡も連打でノーアウト一二塁のチャンス。ここで打席を迎えた月夜の打球で一塁手の藤瀬が併殺を狙うも走者の足が勝ってオールセーフとなり、ノーアウト満塁に。そして皇后崎がスライダーをこちらもバックスクリーンに叩き込み、こちらもグランドスラムで6-6の同点とした。 7回以降は両軍リリーフが奮闘し、打って変わってヒットすらなかなか出ない緊迫した展開に。9回を終えても6-6のまま、決着は2戦連続の延長戦に持ち込まれる。 10回の攻撃は両軍ともに三者凡退で終わり11回の表。福岡の7番手・最上から今日タイムリーの伊集院がヒットを放つと、途中出場の手銭が変化球を捉えてバックスクリーンへ運ぶ値千金の勝ち越し2ラン。その裏、広島は2点のリードを第2戦で苦杯を舐めた守護神・斎賀に託すと、ヒットこそ許したものの福岡の下位打線を直球勝負でねじ伏せて試合を締めくくった。広島が連勝、本拠地での胴上げを目指して第4戦に挑む。 *責任投手・本塁打 |[勝]|竜 胆|1勝| |[S]|斎 賀|1S| |[敗]|最 上|1敗| |[本]|藤 瀬|1号| |~|皇后崎|1号| |~|手 銭|1号| *試合詳細 #region &ref(20200927CS第3戦 試合詳細.png) #endregion *打撃成績 #region &ref(20200927CS第3戦 野手成績.png) #endregion *投手成績 #region &ref(20200927CS第3戦 投手成績.png) #endregion