*スコア チャンピオンシップ 福岡-広島5回戦 福岡PayPayドーム(福岡3勝2敗) 広島 001 020 210 01-7 福岡 100 001 400 02X-8 (広)関、南風原、舞弓、馬殿、H竜胆、H七川、●斎賀-二神、ベティ、荒井 (福)坂崎、前平、佐藤、大藤、H最上、H宮苑、○宇佐美-進藤、皇后崎 *戦評 ついに迎えた最終決戦。ホームでの悲願を果たしたい福岡先発は坂崎、昨年に続いての王者を手にしたい広島先発は関。 この大一番でまず先制したのは福岡。初回、ヒットに相手のエラーが絡むなどしていきなりツーアウト満塁のチャンスを迎えると、6番・鳴上がやや真ん中のチェンジアップをヒッティング。この打球が一・二塁間を破るタイムリーヒットとなり、福岡が幸先良いスタートを切る。 しかし広島も3回、月詠がスライダーを逆方向へ弾き返してそのままスタンドに叩き込むソロホームランで同点に追いつく。さらに5回には西奈にも一発が飛び出し勝ち越しに成功すると、この後の得点機にも伊集院がタイムリーヒットで応え、2点のリードを奪う。 逆転を許した福岡は6回、大友がソロホームランを放ち一点差へと詰め寄るが、7回に広島に二・三塁のチャンスを作られると、藤瀬に走者一掃のタイムリーヒットを浴び、三点差に広げられてしまう。 しかし打撃自慢の福岡は怯まずその裏、フォアボールとヒットで一・二塁とすると、島津がライト前へタイムリーヒットを放ち1点を返し、なおも一・三塁とチャンスは続く。その後ツーアウトとされるが、大友がこの回から登板の舞弓のX7を捉えると、ライト方向への大飛球はそのままスタンドへ消える逆転3ランホームラン。福岡がこの回4点の猛攻で一気に試合をひっくり返す。 しかし広島も8回、ツーアウトながら二・三塁と同点のチャンスで月詠。大藤のストレートを引っ掛けてボテボテのサードゴロとなるが、全力疾走でタイムリー内野安打を勝ち取りすぐさま同点に。その後得点が入らず、試合は延長戦に突入する。 11回、広島はフォアボールとヒットでワンアウト一・二塁と勝ち越しのチャンスを作り、打席には上村。宇佐美のスライダーを捉えると、打球はライト前へ落ちるタイムリーヒットとなり広島が勝ち越しに成功する。なおも一・三塁と畳みかけるチャンスだったが、ここはアリシアのファインプレーもあり1点で攻撃終了となる。 その裏、後が無くなった福岡だが、斎賀からフォアボールとツーベースヒットでワンアウト二・三塁とサヨナラのチャンスを作り上げる。この場面で大友がキャノンボールを引っ掛けてショートへのゴロとなるが、高く弾んだ分だけバックホームが間に合わずに三塁ランナーが生還、野選で同点に追いつく。なおもワンアウト一・三塁で打席には月夜。スライダーを捉えると、センター方向への大飛球はこの回から出場中の榊のファインプレーに阻まれるも犠牲フライには十分のものとなりサヨナラ打となって試合終了。延長までもつれ込んだ死闘は福岡が劇的な逆転勝利を納め、今年度のチャンピオンに輝いた。 *責任投手・本塁打 |[勝]|宇佐美|1勝1敗| |[S]||| |[敗]|斎 賀|1敗1S| |[本]|月 詠|1号| ||西 奈|2号| ||大 友|3号| ||大 友|4号| *試合詳細 #region &ref(結果.png) #endregion *打撃成績 #region &ref(野手.png) #endregion *投手成績 #region &ref(投手.png) #endregion