*スコア シンデレラ・リーグペナント戦 東京-大阪2回戦 明治神宮野球場(東京1勝1敗) 大 阪 010 000 020-3 東 京 111 001 02X-6 (大)●低井、アキラ、沓掛-川谷 (東)◯藍川、S長峰-草薙、宮川 *戦評 大阪は低井、東京は藍川がそれぞれ今季2度目のマウンドへ。ただし低井は前回がリリーフのため初先発。 そんな低井の立ち上がりを、東京はいきなり叩く。1番小師がヒットで出塁すると、2番秋田がライトオーバーのタイムリーツーベースを放ち早々と初回先制。大阪も2回表に冴島のソロ弾で追い付くも、その裏、3回裏と連続して夢野にタイムリーが飛び出し、3-1。藍川も一発以降は危なげない投球でするすると大阪打線をいなしていき、好投に応えるように6回裏にはまたも小師、秋田の1、2番コンビが連打で1点を追加。4-1と東京がじわじわリードを広げていく。 藍川は7回も三者凡退に抑え、完投ムードも漂わせながら迎えた8回。些細な綻びから試合の流れは一変する。一死から打席に迎えた赤弘もストレートをつまらせ、何でもないゴロがピッチャー前に転がるが、藍川がこの打球をファンブル。自身のミスでランナーを背負うと続く川谷に甘いコースを投じてしまい痛打される。レフト夢野の好守でここはアウトがとれたが、1番の菜々咲にはコーナーを攻める配球を見極められ四球を与える。さらに代打の犬養にも内野安打を許し、状況は二死満塁に。3番の森を直球勝負で迎え撃つも、ライトへ弾き返されこれが2点タイムリー。後続は断つもその差1点と迫られた。 大阪の急追に焦りのムードも漂う神宮球場だったが、それを一振りで払拭してみせたのがルーキー沓掛雪乃だった。場面は無死一塁、大阪の三番手として登板した双子の妹の真白と、プロ入り後初の対戦が実現。そしてその勝負は、僅か一球で決着した。初球外角高めのストレートを完璧に捉え、打球はライトスタンドへ一直線。姉妹対決を制した姉のツーランホームランで東京が再び3点差に突き放し、大阪に傾きかけた流れを奪取した。 最終回は圧巻のピッチングで長峰が三者凡退に切って取り、東京が6-3で勝利。このカードを五分とし、大阪の連勝も2で止めた。 *責任投手・本塁打 |[勝]|藍 川|1勝1敗| |[S]|長 峰|2S| |[敗]|低 井|1敗| |[本]|冴 島|3号| ||沓 掛|1号| *試合詳細 #region &ref(20220420東京Fvs大阪NB 試合詳細.png) #endregion *打撃成績 #region &ref(20220420東京Fvs大阪NB 野手成績.png) #endregion *守備成績 #region &ref(20220420東京Fvs大阪NB 守備成績.png) #endregion *投手成績 #region &ref(20220420東京Fvs大阪NB 投手成績.png) #endregion