*スコア 交流戦 福岡-札幌4回戦 アーミン・ヴォルフ・アレーナ(福岡2勝2敗) 札 幌 000 000 110-2 福 岡 000 000 000-0 (札)◯恩田-上野、当銘 (福)清水、●宮苑、アニス-皇后崎 *戦評 2022年度交流戦最後の一戦をドイツにて迎えることとなった福岡・札幌の両チーム。 福岡は清水、札幌は恩田を、それぞれ6試合目の先発マウンドへ送った。 札幌は初回、1番カミュが内野安打で出塁し盗塁も決め、いきなり無死二塁と清水の立ち上がりを攻め立てる。しかし後続はライト野村の好守などもあって得点には結び付かず。その裏は恩田が福岡打線を三者凡退に抑えると、対する清水もギアを上げ、以降互いに全く出塁のない引き締まった投手戦に。両スタメンの全18人が一通り凡退した4回表二死、ハンナがようやく本ゲーム2本目の安打を放つも、ここでも札幌は得点ならず。 恩田は変化球中心の投球で打者の的を外し、4回までパーフェクト。援護点を挙げたい札幌打線は5回表に下位打線から一死二三塁のチャンスを作ると、トップに戻ってカミュでスクイズを敢行。しかしサード鳴上の猛チャージに軍配が上がり、三塁ランナースアレスは本塁タッチアウト。続く常磐もショートゴロに倒れ、またも先制点を逃す。 ピンチを掻い潜り6回無失点と踏ん張った福岡先発・清水の後を継いだのは、今季救援2勝の宮苑。この変わり際がターニングポイントだった。7回表、先頭の6番紫、7番スアレスが両翼へクリーンヒットを連打すると8番リッサネンはセンター前にタイムリー。終盤に差し掛かってとうとう初の得点が入る。さらに札幌は8回表、福岡3番手のアニスから常磐、礒江の連続盗塁で無死二三塁の場面を作ると、ハンナの高いバウンドの打球がセカンド松波の野選を誘い、機動力の賜物とも言える2点目を挙げた。 2点リードを貰った恩田は9回まで続投。最後はランナーを背負いながらも凡打を打たせて切り抜け、完封勝利を挙げた。恩田はこれが今季2勝目で、第2節以来久し振りの白星となる。 札幌は4連勝の快進撃で、依然1ゲーム差の首位熊本を猛追。オールスター明けの直接対決で逆転を狙う。 *責任投手・本塁打 |[勝]|恩 田|2勝4敗| |[S]||| |[敗]|宮 苑|2勝1敗| |[本]||| *試合詳細 #region &ref(0717福岡札幌試合結果詳細.png) #endregion *打撃成績 #region &ref(0717福岡札幌打撃成績.png) #endregion *守備成績 #region &ref(0717福岡札幌守備成績.png) #endregion *投手成績 #region &ref(0717福岡札幌投手成績.png) #endregion