*スコア 交流戦 札幌-名古屋3回戦 札幌ドーム(札幌1勝2敗) 名古屋 001 560 000-12 札 幌 003 000 100-4 (名)○森次、櫻井、安居-武田 (札)●恩田、釜石、ヨナス、西園寺、晋京、鷹司、不知錐-当銘、上野 *戦評 連敗を避けたい札幌と連勝を伸ばしたい名古屋の交流戦。札幌先発は恩田、名古屋先発は森次。 最初に試合を動かしたのはビジターの名古屋。3回、ヒットで出塁したわかちゃんが盗塁を決めて二塁へ進むと、このチャンスに湯根がサークルチェンジを捉えてレフト線へ転がる長打を放つ。これがタイムリーとなって名古屋が1点を先制する。 先制を許した札幌だったがその裏、制球が定まらない森次からヒットと二つのフォアボールで満塁とすると、紫蘭緋の打席でこの回二度目の暴投で三塁ランナーが還って同点に。さらに紫蘭緋のセンターフライの間に、各ランナーがタッチアップを決めて逆転に成功。なおも続くチャンスで今度はハンナのファーストゴロがタイムリーエラーを招くなど、タイムリーなしでこの回3点を奪い返す。 しかし4回、名古屋がこの悪い流れを一気に変える攻撃を見せる。先頭の美咲が内野安打で出塁すると、盗塁を決めチャンスメイク。これに桐下が変化球を捉えて左中間真っ二つのツーベースヒットで応えて1点を取り返す。さらに名古屋はこの後二つのフォアボールで満塁とすると、マリアが恩田の失投を逃さずジャストミート。レフト方向への大きな当たりはそのままスタンドに消えていくグランドスラム。この一発で名古屋がこの回5点を奪って再びリードする展開に持っていく。 逆転に成功した名古屋だが打線の勢いは止まらない。続く5回、ランナーを二人置いた場面で横山が釜石のシュートを捉えると、打球は大きな放物線を描いてバックスクリーンへ飛び込む3ランホームラン。追加点を挙げると、さらにこの後も湯根が10点目となるタイムリーを放ち、その湯根は小喬のライトへのホームランでホームへ還るなど6得点。2イニング続けてのビッグイニングで試合の大勢を決定づけていく。 名古屋は森次が4回以降立ち直り、6回3失点でまとめてマウンドを降りると、7回に豊川にソロホームランを浴びるものの櫻井-安居のリレーで逃げ切って試合終了。名古屋が怒涛の攻撃で逆転勝利を挙げて三連勝を飾った。 *責任投手・本塁打 |[勝]|森 次|1勝1敗| |[S]||| |[敗]|恩 田|1勝2敗| |[本]|マリア|1号| ||横 山|1号| ||小 喬|6号| ||豊 川|6号| *試合詳細 #region &ref(試合結果詳細.png) #endregion *打撃成績 #region &ref(野手成績.png) #endregion *守備成績 #region &ref(守備成績.png) #endregion *投手成績 #region &ref(投手成績.png) #endregion