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NISサーバー系 - (2011/04/30 (土) 01:09:05) の最新版との変更点

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*NISサーバー系 #contents(fromhere) 細かいことは http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/9120/nis.html *アカウントの追加 client (gateway) とserverの関係は以下のとおり。 client: NISクライアント server: NISサーバ このとき、新たに学生のアカウント(ユーザ名:dummy)を追加する方法を述べる。 **管理者による設定(前半) ***#serverへのユーザ追加 serverにログインしrootになる。 新しいユーザdummyを追加する。グループはstudentにする。 useradd -d /home/dummy -g student dummy ユーザdummyのパスワードを設定する。 yppasswd dummy その後、NISサーバアカウントの更新を反映させる。 cd /var/yp make ***#clientへのユーザ反映 clientにログインしrootになる。 NISサーバを参照しているクライアントに設定を反映させる。 /etc/init.d/ypbind restart ***#パスワード認証の一時的な許可 clientにログインしrootになる。 /etc/ssh/sshd_config のファイルにある PasswordAuthentication no の箇所を PasswordAuthentication yes に編集する。その後、sshdを再起動する。 /etc/init.d/sshd restart これで、clientへのパスワード認証が許可される。 **ユーザによる設定(秘密鍵・公開鍵作成) # http://wiki.mmj.jp/index.php?Service%2Fssh ***#clientでの作業(前半) ユーザdummyのパスワードを用いてclientにログインする。 ssh-keygen -t rsa と打ち込み、秘密鍵・公開鍵を作成する。 すると、以下のように表示されるはず。 [dummy@client ~]$ ssh-keygen -t rsa Generating public/private rsa key pair. Enter file in which to save the key (/home/dummy/.ssh/id_rsa): (ここはエンターキーを押す) Created directory '/home/dummy/.ssh'. Enter passphrase (empty for no passphrase): (秘密鍵を暗号化するためのパスフレーズを入れる) Enter same passphrase again: Your identification has been saved in /home/dummy/.ssh/id_rsa. Your public key has been saved in /home/dummy/.ssh/id_rsa.pub. The key fingerprint is: ************ この自分で設定した「秘密鍵を暗号化するためのパスフレーズ」は覚えておく。 その後、公開鍵(id_rsa.pub)を登録して、秘密鍵(id_rsa)を手元に転送する。 client上の秘密鍵(id_rsa)は後で削除する。 cd ~/.ssh cat id_rsa.pub >> authorized_keys 一応、ls -laなどをして、ディレクトリ・ファイルの権限が下記の値以下になっていることを確認する。 ~/.ssh: 700 ~/.ssh/id_rsa: 600 ~/.ssh/id_rsa.pub: 644 ~/.ssh/authorized_keys: 644 ***#localでの作業 scpなどで秘密鍵(id_rsa)を手元に転送し、~/.ssh に保存する。 scp -r dummy@client:~/.ssh/id_rsa ~/.ssh/. 一応、ls -laなどをして、ディレクトリ・ファイルの権限が下記の値以下になっていることを確認する。 ~/.ssh: 700 ~/.ssh/id_rsa: 600 その後、RSA認証でclientにログインできるか確認する。 ssh -Y dummy@client "Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?" と聞かれたら yes と打ち込んでエンターを押す。その後、「秘密鍵を暗号化するためのパスフレーズ」を入力する。 ***#clientでの作業(後半) ログインできたら、client上のid_rsaを削除する。 rm ~/.ssh/id_rsa その後、ユーザdummyのパスワードを用いてserverにログインし、ユーザdummyのパスワードを変更する。 yppasswd serverをログアウトした後、新しいパスワードでclientからserverにログインできることを確認する。 なお、既に別のid_rsaファイルが存在するときは、 ファイルの名前を適切に変えて、-iオプションで鍵ファイルを指定すればよい。 ssh -i ~/.ssh/id_rsa.other dummy@other **管理者による設定(後半) ***#パスワード認証の不許可 clientにログインしrootになる。 /etc/ssh/sshd_config のファイルにある PasswordAuthentication yes の箇所を PasswordAuthentication no に編集する。その後、sshdを再起動する。 /etc/init.d/sshd restart これで、clientへのパスワード認証が禁止される。 *アカウントの削除 学生のアカウント(ユーザ名:dummy)を削除する方法を述べる。 **管理者による設定 ***#serverからのユーザ削除 serverにログインしrootになる。 ユーザdummyを削除する。このとき、ホーム・ディレクトリも削除する(-rを指定)。 userdel -r dummy NISサーバアカウントの更新を反映させる。(もしかしたら、この作業は不要かも?) cd /var/yp make ***#clientへのユーザ削除反映 clientにログインしrootになる。 NISサーバを参照しているクライアントに設定を反映させる。(もしかしたら、この作業は不要かも?) /etc/init.d/ypbind restart **ユーザによる設定 ***#localでの作業 ユーザ名dummyに対応する ~/.ssh/id_rsa を削除する。 *その他の注意事項 **管理者による設定 ***#serverでyppasswdできるようにするための設定 /etc/sysconfig/yppasswdd の ETCDIR を設定する。 (コメントアウトを外すだけでよい。) ETCDIR=/etc その後、ypserverとyppasswddを再起動する。 /etc/init.d/ypserv restart /etc/init.d/yppasswdd restart これで、yppasswdが使えるようになる。 ***#client, serverの立ち上げ順序 clientを先に立ち上げると、serverのサーバからアカウントの情報が読み込まれない。 clientよりもserverを先に起動する必要がある。 (NISサーバーはNISクライアントよりも先に起動する必要がある。) **ユーザによる設定 ***#MacユーザがRSA認証に何度も失敗する場合 キーチェーンに古いパスフレーズが残ってないか確認しよう。 ----
*NISサーバー系 #contents(fromhere) 細かいことは http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Cupertino/9120/nis.html *アカウントの追加 client (gateway) とserverの関係は以下のとおり。 client: NISクライアント server: NISサーバ このとき、新たに学生のアカウント(ユーザ名:dummy)を追加する方法を述べる。 **管理者による設定(前半) ***#serverへのユーザ追加 serverにログインしrootになる。 新しいユーザdummyを追加する。グループはstudentにする。 useradd -d /home/dummy -g student dummy ユーザdummyのパスワードを設定する。 yppasswd dummy その後、NISサーバアカウントの更新を反映させる。 cd /var/yp make ***#clientへのユーザ反映 clientにログインしrootになる。 NISサーバを参照しているクライアントに設定を反映させる。 /etc/init.d/ypbind restart ***#パスワード認証の一時的な許可 clientにログインしrootになる。 /etc/ssh/sshd_config のファイルにある PasswordAuthentication no の箇所を PasswordAuthentication yes に編集する。その後、sshdを再起動する。 /etc/init.d/sshd restart これで、clientへのパスワード認証が許可される。 **ユーザによる設定(秘密鍵・公開鍵作成) # http://wiki.mmj.jp/index.php?Service%2Fssh ***#clientでの作業(前半) ユーザdummyのパスワードを用いてclientにログインする。 ssh-keygen -t rsa と打ち込み、秘密鍵・公開鍵を作成する。 すると、以下のように表示されるはず。 [dummy@client ~]$ ssh-keygen -t rsa Generating public/private rsa key pair. Enter file in which to save the key (/home/dummy/.ssh/id_rsa): (ここはエンターキーを押す) Created directory '/home/dummy/.ssh'. Enter passphrase (empty for no passphrase): (秘密鍵を暗号化するためのパスフレーズを入れる) Enter same passphrase again: Your identification has been saved in /home/dummy/.ssh/id_rsa. Your public key has been saved in /home/dummy/.ssh/id_rsa.pub. The key fingerprint is: ************ この自分で設定した「秘密鍵を暗号化するためのパスフレーズ」は覚えておく。 その後、公開鍵(id_rsa.pub)を登録して、秘密鍵(id_rsa)を手元に転送する。 client上の秘密鍵(id_rsa)は後で削除する。 cd ~/.ssh cat id_rsa.pub >> authorized_keys 一応、ls -laなどをして、ディレクトリ・ファイルの権限が下記の値以下になっていることを確認する。 ~/.ssh: 700 ~/.ssh/id_rsa: 600 ~/.ssh/id_rsa.pub: 644 ~/.ssh/authorized_keys: 644 ***#localでの作業 scpなどで秘密鍵(id_rsa)を手元に転送し、~/.ssh に保存する。 scp -r dummy@client:~/.ssh/id_rsa ~/.ssh/. 一応、ls -laなどをして、ディレクトリ・ファイルの権限が下記の値以下になっていることを確認する。 ~/.ssh: 700 ~/.ssh/id_rsa: 600 その後、RSA認証でclientにログインできるか確認する。 ssh -Y dummy@client "Are you sure you want to continue connecting (yes/no)?" と聞かれたら yes と打ち込んでエンターを押す。その後、「秘密鍵を暗号化するためのパスフレーズ」を入力する。 ***#clientでの作業(後半) ログインできたら、client上のid_rsaを削除する。 rm ~/.ssh/id_rsa その後、ユーザdummyのパスワードを用いてserverにログインし、ユーザdummyのパスワードを変更する。 yppasswd serverをログアウトした後、新しいパスワードでclientからserverにログインできることを確認する。 なお、既に別のid_rsaファイルが存在するときは、 ファイルの名前を適切に変えて、-iオプションで鍵ファイルを指定すればよい。 ssh -i ~/.ssh/id_rsa.other dummy@other **管理者による設定(後半) ***#パスワード認証の不許可 clientにログインしrootになる。 /etc/ssh/sshd_config のファイルにある PasswordAuthentication yes の箇所を PasswordAuthentication no に編集する。その後、sshdを再起動する。 /etc/init.d/sshd restart これで、clientへのパスワード認証が禁止される。 *アカウントの削除 学生のアカウント(ユーザ名:dummy)を削除する方法を述べる。 **管理者による設定 ***#serverからのユーザ削除 serverにログインしrootになる。 ユーザdummyを削除する。このとき、ホーム・ディレクトリも削除する(-rを指定)。 userdel -r dummy NISサーバアカウントの更新を反映させる。(もしかしたら、この作業は不要かも?) cd /var/yp make ***#clientへのユーザ削除反映 clientにログインしrootになる。 NISサーバを参照しているクライアントに設定を反映させる。(もしかしたら、この作業は不要かも?) /etc/init.d/ypbind restart **ユーザによる設定 ***#localでの作業 ユーザ名dummyに対応する ~/.ssh/id_rsa を削除する。 *その他の注意事項 **管理者による設定 ***#serverでyppasswdできるようにするための設定 /etc/sysconfig/yppasswdd の ETCDIR を設定する。 (コメントアウトを外すだけでよい。) ETCDIR=/etc その後、ypserverとyppasswddを再起動する。 /etc/init.d/ypserv restart /etc/init.d/yppasswdd restart これで、yppasswdが使えるようになる。 ***#client, serverの立ち上げ順序 clientを先に立ち上げると、serverのサーバからアカウントの情報が読み込まれない。 clientよりもserverを先に起動する必要がある。 (NISサーバーはNISクライアントよりも先に起動する必要がある。) **ユーザによる設定 ***#MacユーザがRSA認証に何度も失敗する場合 キーチェーンに古いパスフレーズが残ってないか確認しよう。 ----

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