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    <title>ポケモンバトルコロシアイ＠まとめwiki</title>
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    <description>ポケモンバトルコロシアイ＠まとめwiki</description>

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    <title>参加者名簿</title>
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    <description>
      **&amp;color(silver){参加者一覧表}
|登録番号|参加者名|性別|支給ポケモン|[[支給品一覧]]|
|01|[[ミニスカートのミイ♪♪♪&gt;参加者名簿#01]]|女|リザードン、クロバット|レッドカード、ひのたまプレート、パワーリスト|
|02|[[りょうりにんのオーレン&gt;参加者名簿#02]]|男|ニダンギル、マタドガス|しんかのきせき、？？？？、？？？？|
|03|[[エリートトレーナーのリゼ&gt;参加者名簿#03]]|女|マンムー、ランクルス|きれいなぬけがら、かいがらのすず、？？？？|
|04|[[キャンプボーイのケイイチ&gt;参加者名簿#04]]|男|メブキジカ、メタモン||
|05|[[バッドガイのラグナ&gt;参加者名簿#05]]|男|ヘルガー、グランブル|ふといホネ、いのちのたま、？？？？|
|06|[[メイドのコトリ&gt;参加者名簿#06]]|女|ラプラス、エルフーン|たつじんのおび、たべのこし、？？？？|
|07|[[ロケットだんのしたっぱのタスク&gt;参加者名簿#07]]|男|ギャラドス、ガラガラ|メガリング、ギャラドスナイト、ふといホネ|
|08|[[バックパッカーのノエル&gt;参加者名簿#08]]|男|タブンネ、キリキザン|ダークストーン、なぞのいし、とつげきチョッキ|
|09|[[けんきゅういんのケンジ&gt;参加者名簿#09]]|男|ヌケニン、ゲンガー|きあいのタスキ、？？？？、？？？？|
|10|[[たんぱんこぞうのゴロウ&gt;参加者名簿#10]]|男|カモネギ、ズルズキン||
|11|[[ポケモンブリーダーのガナハ&gt;参加者名簿#11]]|女|ウインディ、エルフーン||
|12|[[ギャンブラーのアト&gt;参加者名簿#12]]|男|フシギダネ、ポッポ||
|13|[[からておうのガンマ&gt;参加者名簿#13]]|男|コイル、カバルドン|タウリン、きのみジュース、ゴツゴツメット|
|14|[[かいパンやろうのビリー&gt;参加者名簿#14]]|男|ダイノーズ、ピクシー||
|15|[[バトルガールのアゲハ&gt;参加者名簿#15]]|女|バシャーモ、アゲハント|バシャーモナイト、メガリング、？？？？|
|16|[[ポケモンごっこのキョウコ&gt;参加者名簿#16]]|女|テッポウオ、パッチール||
|17|[[メイドのクウ&gt;参加者名簿#17]]|女|カイリキー、エビワラー||
|18|[[カラテおうのキョウスイ&gt;参加者名簿#18]]|男|ルンパッパ、モジャンボ||
|19|[[ミニスカートのユカリ&gt;参加者名簿#19]]|女|ブラッキー、バクフーン|メンタルハーブ、シュカのみ、？？？？|
|20|[[カラテおうのリキ&gt;参加者名簿#20]]|男|ユンゲラー、コバルオン|メガリング、？？？？|
|21|[[サイキッカーのイオナ&gt;参加者名簿#21]]|女|ゴーリキー、エルレイド|メガストーン、？？？？|
|22|[[おじょうさまのイリアス&gt;参加者名簿#22]]|女|ドサイドン、スターミー||
|23|[[オカルトマニアのセーキ&gt;参加者名簿#23]]|女|ムクホーク、ファイアロー||
|24|[[ハンターのアギト&gt;参加者名簿#24]]|男|サザンドラ、ギルガルド||
|25|[[ブリーダーのミチオ&gt;参加者名簿#25]]|男|ピチュー、サーナイト|きあいのたすき、オボンのみ|
|26|[[さぎょういんのクロノ&gt;参加者名簿#26]]|男|ジュプトル、？？？？||
|27|[[けんきゅういんのトモヒサ&gt;参加者名簿#27]]|男|トリデプス、？？？？||
|28|[[じゅくがえりのレン&gt;参加者名簿#28]]|女|ミロカロス、グライオン|あおいバンダナ、どくどくだま、？？？？|
|29|[[からておうのミウラ&gt;参加者名簿#29]]|男|ポッチャマ、？？？？||
|30|[[じゅくがえりのヒデ&gt;参加者名簿#30]]|男|ラティオス、エンテイ||
|31|[[オカルトマニアのモカ&gt;参加者名簿#31]]|女|オーダイル、？？？？||
|32|[[かいじゅうマニアのエイジ&gt;参加者名簿#32]]|男|オーロット、カブトプス||
|33|[[パラソルおねえさんのトラウム&gt;参加者名簿#33]]|男|ジュペッタ、？？？？||
|34|[[ホープトレナーのリヒト&gt;参加者名簿#34]]|男|||
|35|[[つりびとのサエグサ&gt;参加者名簿#35]]|男|ミカルゲ、ウルガモス|いのちのたま、もくたん、？？？？|
|36|[[メルヘンしょうじょのシェリ&gt;参加者名簿#36]]|女|ニドクイン、ニドキング||
|37|[[トライアスリートのショオ&gt;参加者名簿#37]]|男|ダグトリオ、シャワーズ|きあいのハチマキ、オボンのみ、？？？？|
|38|[[ホープトレナーのマイ&gt;参加者名簿#38]]|女|ゲッコウガ、ガブリアス|いのちのたま、こだわりハチマキ、？？？？|
|39|[[ベテラントレーナーのアーサー&gt;参加者名簿#39]]|男|エルレイド、リングマ|きあいのタスキ、かえんだま、？？？？|
|40|[[ビキニのおねえさんのヘンリー&gt;参加者名簿#40]]|女|ホエルオー、シンボラー|かえんだま、くろいてっきゅう、きちょうなほね|
|41|[[バッドガイのズガオ&gt;参加者名簿#41]]|男||なし|

**&amp;color(silver){現在の生存者状況（追跡表を兼ねる）}
&amp;color(red){以下、強烈なネタバレを含むため注意}
#region(close,表示する)
|登録番号|参加者名|生死|登場話数|
|01|[[ミニスカートのミイ♪♪♪&gt;参加者名簿#01]]|生存|[[01&gt;にわかのパーフェクト対戦考察]]、[[28&gt;ひこうポケモンの戦い！スカイバトル]]、[[44&gt;そこに空があるから]]|
|02|[[りょうりにんのオーレン&gt;参加者名簿#02]]|生存|[[02&gt;かたやぶり]]、[[36&gt;正しいだけでは生きられない]]、[[38&gt;スピカテリブル]]|
|03|[[エリートトレーナーのリゼ&gt;参加者名簿#03]]|&amp;color(red){死亡}|[[02&gt;かたやぶり]]|
|04|[[キャンプボーイのケイイチ&gt;参加者名簿#04]]|&amp;color(red){死亡}|[[02&gt;かたやぶり]]、[[33&gt;はいきょのまち]]、[[38&gt;スピカテリブル]]|
|05|[[バッドガイのラグナ&gt;参加者名簿#05]]|生存|[[03&gt;死んで花実が咲くものか]]、[[33&gt;はいきょのまち]]、[[38&gt;スピカテリブル]]|
|06|[[メイドのコトリ&gt;参加者名簿#06]]|&amp;color(red){死亡}|[[03&gt;死んで花実が咲くものか]]、[[33&gt;はいきょのまち]]、[[38&gt;スピカテリブル]]|
|07|[[ロケットだんのしたっぱのタスク&gt;参加者名簿#07]]|生存|[[04&gt;Raid On the City, Knock out, Evil Tusks]]、[[37&gt;さわぐ]]、[[44&gt;そこに空があるから]]|
|08|[[バックパッカーのノエル&gt;参加者名簿#08]]|生存|[[05&gt;Nのプラズマ団]]、[[32&gt;悪魔の照明]]|
|09|[[けんきゅういんのケンジ&gt;参加者名簿#09]]|生存|[[06&gt;よわき]]、[[29&gt;しっぺ返し]]、[[39&gt;トリップ]]|
|10|[[たんぱんこぞうのゴロウ&gt;参加者名簿#10]]|&amp;color(red){死亡}|[[06&gt;よわき]]|
|11|[[ポケモンブリーダーのガナハ&gt;参加者名簿#11]]|生存|[[07&gt;Rebellion]]、[[44&gt;そこに空があるから]]|
|12|[[ギャンブラーのアト&gt;参加者名簿#12]]|&amp;color(red){死亡}|[[08&gt;それでも　なお　お前の目に　あの夢が　何よりも眩しいのなら]]、[[30&gt;The Biggest Dreamer]]、[[41&gt;Private Wars]]|
|13|[[からておうのガンマ&gt;参加者名簿#13]]|生存|[[09&gt;実践空手とポケモンを組み合わせた全く新しい格闘技とは！]]、[[31&gt;「！」]]、[[40&gt;リングアウト]]、[[41&gt;Private Wars]]|
|14|[[かいパンやろうのビリー&gt;参加者名簿#14]]|&amp;color(red){死亡}|[[09&gt;実践空手とポケモンを組み合わせた全く新しい格闘技とは！]]|
|15|[[バトルガールのアゲハ&gt;参加者名簿#15]]|生存|[[10&gt;ブレイズフレンズ！]]、[[31&gt;「！」]]、[[40&gt;リングアウト]]、[[41&gt;Private Wars]]|
|16|[[ポケモンごっこのキョウコ&gt;参加者名簿#16]]|生存|[[11&gt;待ちキャラって会話相手がいないと退屈だから]]、[[37&gt;さわぐ]]、[[44&gt;そこに空があるから]]|
|17|[[メイドのクウ&gt;参加者名簿#17]]|&amp;color(red){死亡}|[[11&gt;待ちキャラって会話相手がいないと退屈だから]]|
|18|[[カラテおうのキョウスイ&gt;参加者名簿#18]]|生存|[[12&gt;誰が為に強さは宿る]]|
|19|[[ミニスカートのユカリ&gt;参加者名簿#19]]|生存|[[12&gt;誰が為に強さは宿る]]、[[36&gt;正しいだけでは生きられない]]|
|20|[[カラテおうのリキ&gt;参加者名簿#20]]|&amp;color(red){死亡}|[[13&gt;失われた輝きを求めて]]、[[36&gt;正しいだけでは生きられない]]|
|21|[[サイキッカーのイオナ&gt;参加者名簿#21]]|生存|[[13&gt;失われた輝きを求めて]]、[[36&gt;正しいだけでは生きられない]]、[[38&gt;スピカテリブル]]|
|22|[[おじょうさまのイリアス&gt;参加者名簿#22]]|生存|[[14&gt;交わらぬ白]]、[[44&gt;そこに空があるから]]|
|23|[[オカルトマニアのセーキ&gt;参加者名簿#23]]|生存|[[14&gt;交わらぬ白]]、[[28&gt;ひこうポケモンの戦い！スカイバトル]]、[[44&gt;そこに空があるから]]|
|24|[[ハンターのアギト&gt;参加者名簿#24]]|生存|[[15&gt;Dies irae]]、[[32&gt;悪魔の照明]]|
|25|[[ブリーダーのミチオ&gt;参加者名簿#25]]|&amp;color(red){死亡}|[[16&gt;貝になりたいか？ お断りだね]]、[[29&gt;しっぺ返し]]、[[36&gt;正しいだけでは生きられない]]、[[38&gt;スピカテリブル]]|
|26|[[さぎょういんのクロノ&gt;参加者名簿#26]]|生存|[[17&gt;ときわたり]]|
|27|[[けんきゅういんのトモヒサ&gt;参加者名簿#27]]|生存|[[18&gt;貴女がいなくてAndante]]|
|28|[[じゅくがえりのレン&gt;参加者名簿#28]]|生存|[[19&gt;ねがいごと]]、[[39&gt;トリップ]]|
|29|[[からておうのミウラ&gt;参加者名簿#29]]|生存|[[20&gt;空手部・ポケモンの裏技]]、[[34&gt;わるだくみ]]|
|30|[[じゅくがえりのヒデ&gt;参加者名簿#30]]|生存|[[20&gt;空手部・ポケモンの裏技]]、[[34&gt;わるだくみ]]|
|31|[[オカルトマニアのモカ&gt;参加者名簿#31]]|生存|[[21&gt;マニアック×マニアック]]、[[34&gt;わるだくみ]]|
|32|[[かいじゅうマニアのエイジ&gt;参加者名簿#32]]|生存|[[21&gt;マニアック×マニアック]]、[[34&gt;わるだくみ]]|
|33|[[パラソルおねえさんのトラウム&gt;参加者名簿#33]]|生存|[[22&gt;おまじない]]、[[44&gt;そこに空があるから]]|
|34|[[ホープトレナーのリヒト&gt;参加者名簿#34]]|&amp;color(red){死亡}|[[22&gt;おまじない]]|
|35|[[つりびとのサエグサ&gt;参加者名簿#35]]|&amp;color(red){死亡}|[[23&gt;そんなことより釣りをしようぜ]]、[[27&gt;私の世界に私だけ]]、[[43&gt;うっかりや]]|
|36|[[メルヘンしょうじょのシェリ&gt;参加者名簿#36]]|生存|[[24&gt;メルヘンメン・ヘル]]、[[33&gt;はいきょのまち]]、[[38&gt;スピカテリブル]]|
|37|[[トライアスリートのショオ&gt;参加者名簿#37]]|生存|[[25&gt;ただ疾走する]]、[[44&gt;そこに空があるから]]|
|38|[[ホープトレーナーのマイ&gt;参加者名簿#38]]|生存|[[26&gt;過去と未来の再会]]、[[42&gt;おきみやげ]]|
|39|[[ベテラントレーナーのアーサー&gt;参加者名簿#39]]|&amp;color(red){死亡}|[[26&gt;過去と未来の再会]]、[[42&gt;おきみやげ]]|
|40|[[ビキニのおねえさんのヘンリー&gt;参加者名簿#40]]|生存|[[27&gt;私の世界に私だけ]]、[[35&gt;SEKAI　NO　LEVEL]]、[[41&gt;Private Wars]]|
|41|[[バッドガイのズガオ&gt;参加者名簿#41]]|&amp;color(red){死亡}|[[00&gt;オープニング]]|
#endregion



*&amp;color(silver){参加者情報}
----
&amp;aname(01)
***ミニスカートのミイ♪♪♪
|性別|女|
|容姿|ブロンドのセミロングヘアー。制服のワイシャツの上に黒いセーター、スカートは赤色|
|方針|マーダー候補|
|人物|『ごく普通』を自称する女子高生。よく言えば腕白な性格、ハッキリ言えば思慮に浅い。&amp;br()パニック状態なのか、素なのかは定かではないが、自身の生存のために全く葛藤する事なく殺し合いに乗った。&amp;br()とりあえず「ククク」などとわざわざ悪人になりきる辺り、頭のネジがいくつか飛んでいる。&amp;br()キラキラしてる名前について、本人は何とも思ってない模様。彼女の周囲の人間も何も言わなかった。&amp;br()ポケモンバトルが知識がろくに身に付いてないのは、彼女自身の勉強不足が祟った結果である|
----
&amp;aname(02)
***りょうりにんのオーレン
|性別|男|
|容姿|趣味の悪いヒョウ柄のシャツと、黒いベスト。黒のターバンと獣毛のマフラーを身に着けた、筋肉質で体躯のいい男。|
|方針|対主催過激派|
|人物|元傭兵の洋菓子料理人。オカマ口調が特徴。勇敢な性格だが、ドライ。&amp;br()殺し合いに反対する者を集めてレジスタンス的なのを結成しようと考えている。&amp;br()ただ、殺し合いに乗っている者は容赦がなく、殺害も辞さない。&amp;br()傭兵だけあって戦闘センスは高く、ニダンギルを両手に構えてダイレクトアタックする事で意表を突いた。&amp;br()ただポケモンバトルを『お遊び』だと笑っていたが、決してその腕前が高いわけではない。|
----
&amp;aname(03)
***エリートトレーナーのリゼ
|性別|女|
|容姿|ブロンドの長髪。黒のセーターとスカート|
|方針|マーダー候補|
|人物|ポケモンバトルガチ勢。高慢な面が目立つが、基本的には真面目な性格。&amp;br()俗に言う厳選や努力値振りなどを知り尽くすのは勿論の事、対戦においても高い勝率を収めている。&amp;br()腕前こそ相当な者だが、精神的な強さとは別問題。死に対する恐怖に飲まれ、優勝を目指す道を選んだ。&amp;br()ルールに従順に生きてきたために、トレーナーを直接攻撃するという発想は微塵も無かった。|
----
&amp;aname(04)
***キャンプボーイのケイイチ
|性別|男|
|容姿|上下とも緑色の半袖短パンの制服。キャップも緑色|
|方針|殺し合い反対派|
|人物|たまたまキャンプしていた少年。割と感情のままに動いてる感があるので、素直な性格だと思われる。&amp;br()間違っている事を間違っていると言える人。ただ、所詮は非力な子供に過ぎない。&amp;br()ポケモンバトルにも自信があるわけでは無い模様。|
----
&amp;aname(05)
***バッドガイのラグナ
|性別|男|
|容姿|赤いジャケットにツンツンの白髪。|
|方針|主催者打倒|
|人物|パッと見不良の青年。性格は大雑把でぶっきらぼうだが内面は優しい、口調はチンピラそのもの。&amp;br()難しいことを考えるのも苦手で、行動方針や戦闘スタイルは常に正面突破。リアルファイトもそこそこ出来る程度。&amp;br()過去に色々失ったようで、失うことを非常に恐れている。右腕は義手。あとロリコン。|
----
&amp;aname(06)
***メイドのコトリ
|性別|女|
|容姿|白いエプロンドレスのメイド服。ベージュ色の長い髪に緑のリボン。|
|方針|殺し合い反対派|
|人物|メイドカフェでバイトをしている女子高生。&amp;br()性格はおっとりとしていて、周囲からは天然と評価される癒し系。&amp;br()お菓子や可愛いものが好きな普通の少女。ポケモンバトルはあまり好きではない。|
----
&amp;aname(07)
***ロケットだんのしたっぱのタスク
|性別|男|
|容姿|全身黒づくめ|
|方針|皆殺し|
|人物|かつてロケット団に所属し暴れまわった悪人。ボスを敬愛し、組織のことを誇りに思っている。&amp;br()だが、ロケット団が壊滅し、ジョウトでの復活も失敗に終わったことにより絶望し、今まで何をするでもなくチンピラとしてその日暮らしをしていた。&amp;br()口調も気性も荒いが意外と繊細で臆病。それを隠すためにわざとワルぶったり無茶をしたりするところがある。&amp;br()かつて自分たちが殺したガラガラや実験の犠牲にしたギャラドスに複雑な感情を抱いている。| 
----
&amp;aname(08)
***バックパッカーのノエル
|性別|男|
|容姿|BW2のバックパッカーと同一|
|方針|友達のために殺し合いを打破する|
|人物|元プラズマ団員、真面目で優しいが一度思い込むと周囲が見えなくなりがち。&amp;br()本文中以外でのキャラ付けは後続の方にお任せします| 
----
&amp;aname(09)
***けんきゅういんのケンジ
|性別|男|
|容姿|ポケモン内におけるけんきゅういんの格好と同一|
|方針|生存重視|
|人物|何を研究しているのかは不明だが、研究員という職についている男&amp;br()自身の保身が最優先事項であり、他者を考えるのは自分の身の安全が確保された後からでないと考えない&amp;br()使うとギエピーと鳴くピッピ人形を作ったことがある|
----
&amp;aname(10)
***たんぱんこぞうのゴロウ
|性別|男|
|容姿|第三世代と同一|
|方針|殺し合い反対|
|人物|ポケモンチャンピオンになることを夢見て努力し続けた少年&amp;br()毎日夜更かしして戦術を考えて、ポケモンを成長させる為に多少強引な手を使ってでもバトルを挑む&amp;br()最近は努力値や厳選などについてを勉強し始めていた| 
----
&amp;aname(11)
***ポケモンブリーダーのガナハ
|性別|女|
|容姿|腰まで届く黒髪のポニーテールに褐色肌、八重歯が特徴的で幼げな顔立ち。服装は白いシャツにふともも丸見えレベルの短パン。ふとももが眩しい。|
|方針|生存重視|
|人物|ポケモンブリーダー見習いの元気で活発な女の子。年は十代後半だが、身長は中学生と並ぶぐらいに小さい。&amp;br()ポケモンの事をとても大切にしており、意志疎通ができるとは本人の談だが、信憑性は不明。&amp;br()今暮らしている地方とは遠く離れている地方生まれであり、そこの方便も使う事があるが、基本的には標準語。&amp;br()良く使うのは出会いの挨拶として「はいさい」、何とかなるさといった意味合いの「なんくるないさー」だろうか。&amp;br()トレーナーとしても見習い程度。ポケモンの状態はよく理解できるが、それを戦略に生かせるかは微妙。そこまで頭もよくはない。&amp;br()念の為に書くが、別にテレビでよく見るあの職業というわけではないし、例のアレとも絡ませてはいけない（戒め）|
----
&amp;aname(12)
***ギャンブラーのアト
|性別|男|
|容姿|第四世代以降のギャンブラーと同一、ただしコートは脱いでいる|
|方針|優勝狙い|
|人物|夢を追い、夢に破れ、それでも――夢が、彼を立ち上がらせた。|
----
&amp;aname(13)
***からておうのガンマ
|性別|男|
|容姿|からておう。隻眼で片目を鉢巻で隠している|
|方針|粛清|
|人物|有り余る強さを持ちながら、誰からも認められず世間から抹殺され、山に籠って修行を続けた男。&amp;br()空手王の異名を持つが、ありとあらゆる格闘技に精通している知識を持ち合わせている。&amp;br()また他のトレーナーを『ド下等』と罵るほど、己の実力に絶対的な自信を持っている。|
----
&amp;aname(14)
***かいパンやろうのビリー
|性別|男|
|容姿|ガチムチな肉体に黒い海パン|
|方針|脱出派|
|人物|海パンにただらなぬこだわりを持つマッチョマン。&amp;br()同じ海パン仲間たちから『兄貴』と慕われるほどのいい男。|
----
&amp;aname(15)
***バトルガールのアゲハ
|性別|女|
|容姿|黒い柔道着に黒髪ショート、頬に蝶のタトゥー、小柄|
|方針|熱血対主催|
|人物|もとは名のある不良だったが、サワラビ道場の師範サワラビにボコられて改心した。&amp;br()スポーツマンシップに則ったケンカ・コミュニケーションを好む。ポケモンと共に自ら前線に出て&amp;br()トレーナーも戦うサワラビ流バトルの教えをよく吸収し、息のあったコンビネーションによる&amp;br()ゼロ指示バトルで道場での模擬戦では強かった。公式ルールでは一度も勝ったことがない。|
----
&amp;aname(16)
***ポケモンごっこのキョウコ
|性別|女|
|容姿|16歳ほどに成長したポケモンごっこ|
|方針|マーダー|
|人物|彼女は気が狂っていた|
----
&amp;aname(17)
***メイドのクウ
|性別|女|
|容姿|ポケットモンスタープラチナに登場する者と同じ|
|方針|快楽殺人|
|人物|太い拳に浮気しようとしたら狙撃されて死亡、悪いことは出来ないものだ|
----
&amp;aname(18)
***カラテおうのキョウスイ
|性別|男（？）|
|容姿|髪は短く皮のジャケットを着こなすムキムキのイカツイ男|
|方針|対主催過激派|
|人物|オカマ。イケメンは好きだが特に強いイケメンを好む。&amp;br()格闘術を得意としており、カラテの他にも関節技など色々。&amp;br()縛られるのが好き。&amp;br()全職業はヤクザだったが、運命の出会いを果たして今の職業（カラテおう）に。|
----
&amp;aname(19)
***ミニスカートのユカリ
|性別|女|
|容姿|パーカー着用、ロングヘアー、小柄|
|方針|生存方針、殺害する気はなし|
|人物|「きんこんしき」として有名な強豪ペアの孫。&amp;br()攻撃の祖父・防御サポートの祖母として役割分担をしていた。&amp;br()祖父と祖母を喜ばせるためにポケモンバトルを始めるが、暫くして祖父が他界。&amp;br()よって祖母からしかポケモンバトルを学んでいないため、防御サポートは得意だが攻撃は苦手。&amp;br()誰に対しても敬語で優しい性格だが考え込みやすい一面も。祖母は祖父の他界してから数年後に他界し、ユカリはその他界一週間後からの参戦。|
----
&amp;aname(20)
***からておうのリキ
|性別|男|
|容姿|２０歳前後。道着を着込んだスタンダードな格闘家姿。|
|方針|対主催|
|人物|無口で無愛想な格闘馬鹿。人付き合いは悪いが、仁義には厚いタイプ。&amp;br()ヤマブキの格闘道場で空手大王に支持し、拳とポケモンの腕を磨いてきた。&amp;br()幼馴染のイオナのことは憎からず思っているが、それを表に出せる人間ではない。|
----
&amp;aname(21)
***サイキッカーのイオナ
|性別|女|
|容姿|２０歳前後。FRLG版に近い、長髪を後ろで一つ結びにした姿。|
|方針|マーダー|
|人物|心優しく穏やかな性格の女性。幼馴染のリキには恩と負い目、恋心を感じている。&amp;br()超能力者で幼少期は辛い生活を送ってきたが、ヤマブキジムでナツメに師事し能力制御に成功する。&amp;br()同時にエスパー使いのジムトレーナーとしても経験を積んでおり、バトルの実力はリキより高い。&amp;br()使える超能力は念力と透視。どちらも近距離でなら強力だが、あまり遠くのものへは使えない。|
----
&amp;aname(22)
***お嬢様のイリアス
|性別|女|
|容姿|紫のブラウスに白いロングスカート、銀のロングヘアー、小柄|
|方針|生存重視|
|人物|親を失った金持ちの家に住む娘。&amp;br()財産目当てで近づく多くの醜い大人達を見せられたことで人間を素直な目で見ることができなくなっている。&amp;br()そのため人間、特に大人に対しては不信感を露わに心を閉ざして接するがポケモンに対しては心を開き歳相応の幼い一面も見せる。&amp;br()たくさんのポケモンが待っている自分の家に帰るために戦う決意をする。しかし殺人自体が可能かどうかは不明。&amp;br()なお、ポケモンと過ごした経験はあるがトレーナーではないためポケモンバトルにおいては詰めや読みの甘さがある|
----
&amp;aname(23)
***オカルトマニアのセーキ
|性別|女|
|容姿|白いワンピース、真っ白な髪と肌に特徴的な瞳の色|
|方針|？？？|
|人物|オカルトマニアは変わり者な彼女に対して他者につけられた蔑称。&amp;br()森でポケモン達と静かに過ごす村に住んでいたが人間の立ち入りによって棲家を追われる。&amp;br()姉と二人で都会で過ごすも馴染めず、行方不明になった姉を探して駆け回っていたところで参戦。&amp;br()空に大きな憧れを持っており、また野性のポケモンと長く共に過ごしたことからポケモンと少しだけ心を通わすことができる。しかしポケモンバトルの経験はない|
----
&amp;aname(24)
***ハンターのアギト
|性別|男|
|容姿|20代後半。短髪黒髪。国際警察時代の名残か、黒いつばのある帽子を被り、黒いスーツを着ている|
|方針|対“人間とポケモン”（目的はあるものの、生き残り度外視の無差別マーダー）|
|人物|深く暗い激情を胸に抱えた男性。幼なじみの少女がダークライが原因で死亡して以来、現行世界の人とポケモンの関係に疑問を持つ。&amp;br()様々な経験の末に人とポケモンは分かたれるべきという結論へと至る。怒り、憎しみの矛先は、“人とポケモン”の関係性そのもの。&amp;br()感情的な人物だが、国際警察として多くのポケモンや悪人と戦ってきただけ有り、腕や戦術眼は確か。&amp;br()人の手に余る幻のポケモンや伝説のポケモンを裁くことを願ってきたため、強いポケモン相手ほど対抗策を講じている|
----
&amp;aname(25)
***ポケモンブリーダーのミチオ
|性別|男|
|容姿|RSのポケモンブリーダーと同一|
|方針|優勝狙い|
|人物|影が薄い青年。それが原因となって性格がゆがんでいる。本編中以外の設定は後続の方にお任せします|
----
&amp;aname(26)
***さぎょういんのクロノ
|性別|男|
|容姿|作業用のつなぎを着た中年の男。ヘルメットは被っていない|
|方針|対主催？|
|人物|時限の塔の崩壊により、生物以外の時間が止まってしまった未来世界の住人。&amp;br()面倒見は良いが、少々利己的な性格。&amp;br()荒れ果てた土地で少しでも快適に過ごせるよう、ポケモンたちと復興作業をして暮らしていた。&amp;br()だが、再び時が動き出すことはないと諦めていた為、いずれは星と共に朽ち果てるつもりだったようだ。&amp;br()暗黒の未来を変えるべく行動する『アイツ』とその相棒のジュプトルを冷めた目で見ていた反面、羨ましくも思っている。|
----
&amp;aname(27)
***けんきゅういんのトモヒサ
|性別|男|
|容姿|20代前半、第三世代のポケモンレンジャーに白衣を着せた外見、髪の色は黒|
|方針|弱き人を助け悪を滅ぼす……はず|
|人物|持ち前の明るさと元気を活かし新人ながらロケット団を次々へと倒していった青年、相棒はストライクとサンダースだった。&amp;br()ロケット団のアヤカに恋をし、敵でありながら特別な関係になっていく、後に生き逃し同棲する。&amp;br()笑顔包まれる生活だったがポケモンレンジャーにロケット団を匿った罪でその仲を引き裂かれ、ホウエン地方に飛ばされた。&amp;br()その後は宇宙センターの職員としてくだらない日常を過ごし、ポケモンレンジャー時代の面影はなくなっている。|
----
&amp;aname(28)
***じゅくがえりのレン
|性別|女|
|容姿|黒髪ロング、服装はいわゆる学生服|
|方針|対主催脱出優先派|
|人物|やや内気な性格だが感情が昂ぶると暴走しがちな面も。&amp;br()かつてミナモシティを訪れた際に見たポケモンコンテストで当時前人未到だった初出場にして全部門制覇の快挙を目撃し、コーディネーターを志す。&amp;br()その結果勉強を疎かにしてしまい成績は下がってしまったが、親に連れられてバトルドームを観戦したときに前述の少年を再び目にし、&amp;br()バトルの強さも必要と気づいて一念発起。&amp;br()その努力もあってか、バトルの腕前は同年代のトレーナーと比べると高め。&amp;br()ちなみに、このような事態に巻き込まれても冷静でいられたのはミロカロスの持つちからのおかげだということにまだ彼女は気づいていない。|
----
&amp;aname(29)
***からておうのミウラ
|性別|男|
|容姿|白いTシャツ、白いハーフパンツ、坊主頭、間抜け面、中肉中背|
|方針|対主催|
|人物|一流の師範をもつ空手家、21歳。&amp;br()人格者の師範に鍛えられているため彼も人格者だが、頭の出来はそれほど良くない。&amp;br()空手の腕前は中々だが、ポケモンバトルは非常に苦手である。&amp;br()すぐに他人に便乗するなど、主体性のない場面も多々ある。&amp;br()ただし勘はいい、そしてポッチャマが大好き|
----
&amp;aname(30)
***じゅくがえりのヒデ
|性別|男|
|容姿|体操着、黒いハーフパンツ、黄色い帽子、ランドセル、背は低い|
|方針|マーダー|
|人物|まだ10歳も迎えていない学生。&amp;br()この年齢にしては頭が良いが、それ故に他人を見下している。&amp;br()そのせいで他者から迫害されているものの、本人は自分に原因があるなどと全く思っていない。&amp;br()自分以外の全てはモブキャラと考えている上、殺し合いをゲームと捉えているため、命を奪うことに何の抵抗もない。|
----
&amp;aname(31)
***オカルトマニアのモカ
|性別|女|
|容姿|ポケモンXYのオカルトマニア参照、服装は黒のゴシックドレス|
|方針|生存優先|
|人物|占いが好きな17歳の女子高生&amp;br()性格が暗く引っ込み思案で人付き合いが苦手。&amp;br()逃避癖があり、学校でのいじめを機に不登校気味になっていた。&amp;br()物事においては消極的でプレッシャーに弱い。&amp;br()ゴーストタイプのポケモンに関しては伝説・準伝説を除いて一通りの知識あり|
----
&amp;aname(32)
***かいじゅうマニアのエイジ
|性別|男|
|容姿|ポケモン赤青緑のかいじゅうマニア参照、服装はグレーのくたびれたコートに同色のズボンと白いシャツ 肌は土気色で不健康な見た目|
|方針|マーダー|
|人物|21歳、排他的な空気をまとっている&amp;br()卵グループ：怪獣のポケモンをこよなく愛するトレーナー。&amp;br()学生時代にオタクと馬鹿にされてから人格が歪んでしまっている。&amp;br()必要なら非道な行為も進んで行なう打算的でリアリストな性格。&amp;br()だが自分が決めた事は頑として曲げない頭の堅い部分がある。|
----
&amp;aname(33)
***パラソルおねえさんのトラウム
|性別|女|
|容姿|27歳。黒髪で華奢な体つきに、明るい黄色のレインコートを纏っている。|
|方針|帰還|
|人物|男の言葉に振り回されて呪われてしまった女性。彼女の心にはいつも雨が降っている。|

----
&amp;aname(34)
***ホープトレナーのリヒト
|性別|男|
|容姿|15歳。セミロングの茶髪の少年。お洒落な洋服を着ている。|
|方針|対主催|
|人物|言葉を大事にする、ちょっと大人びた心優しい少年。心優しい言葉ならまかり通るわけではない。|
----
&amp;aname(35)
***つりびとのサエグサ
|性別|男|
|容姿|第六世代と同一|
|方針|現時点では釣り|
|人物|つりびとの皮を被ったエリートトレーナー。釣り人最強を自負している&amp;br()ポケモンバトルよりも釣りを重視し、そこまで積極的にバトルをするタイプではない&amp;br()釣ったポケモンは捕まえて育ててバトルに出してはいるが、しっくりこないらしくボックスにすぐ預ける&amp;br()良くも悪くもマイペースで、流されることはあまりない|
----
&amp;aname(36)
***メルヘンしょうじょのシェリ
|性別|女|
|容姿|深く切りつけた痕が全身にあるメルヘンしょうじょ、|
|方針|破壊|
|人物|悲しい物語だぜ|
----
&amp;aname(37)
***トライアスリートのショオ
|性別|男|
|容姿|オメガルビー・アルファサファイアのエリートトレーナー。ただし髪は黒、スポーツウェアの色も白黒。|
|方針|対主催……？|
|人物|元エリートトレーナーのトライアスリート。昔はヤンチャしてた、らしい。&amp;br()今はポケモンよりも速く走る事を唯一の目標とするトライアスリートであり、基本的に目標以外の事に対してはドライ。&amp;br()とりあえず当座の目標はギャロップより速く走る事。彼は常に本気である。&amp;br()最低限の良識くらいはあるが、同時に目標のためにそれを無視することをまったく厭わないタイプ。|
----
&amp;aname(38)
***ホープトレーナーのマイ
|性別|女|
|容姿|地味な紺のシャツに黒のパーカー、眼鏡をかけた一見文学少女ちっくな格好|
|方針|マーダー（やや揺らぎ中)|
|人物|孤児院出身の少女。バッドガール手前だったが、手前なので（元)ホープトレーナー。&amp;br()バトルの腕前は同年代中では高い方だが、ややポケモンの性能に頼り気味な面もある。&amp;br()一応、路地裏生活の中でトレーナーへのダイレクトアタック等のリアルファイト戦術にも馴染みを得ているが、殺人の経験はないため実は隙ができる。&amp;br()その他にも感情を割り切るのが下手なところがあり、それに由来する失敗も多い。当時の格好は眼鏡以外はXYの一般ホープトレーナーだった。&amp;br()その他本文中以外でのキャラ付けは後続の方にお任せします|
----
&amp;aname(39)
***ベテラントレーナーのアーサー
|性別|男|
|容姿|カーキ色のコートに、銀に近い白い短髪をしたややマッチョな老人|
|方針|対主催|
|人物|ベテラントレーナー歴数十年のベテラントレーナー。&amp;br()一応（選ばなければ)ジムリーダーやフロンティアブレーンになろうと思えばなれるだけのコネと実力はあるらしいが、&amp;br()現実で言う定年を迎えても一般トレーナーとして割と真面目にポケモンマスターを目指している、夢に生きる人。&amp;br()長年のトレーナー生活の中でリアルファイトにも精通しており、体を鍛えているのも自分が狙われた際のポケモンの負担を減らすため。&amp;br()その他本文中以外でのキャラ付けは後続の方にお任せします|
----
&amp;aname(40)
***ビキニのおねえさんのヘンリー
|性別|女|
|容姿|黒髪ロングでビキニ美女|
|方針|生き残り重視？|
|人物|何ごともトップを目指そうとする、目立ちたがり屋の大言壮語家。&amp;br()しかしチャンピオンを目指し参加したリーグでは２回戦敗退し、そこで出会ったＰマークの男に&amp;br()連れられる形で芸能界へと進むことになった。アイドル女優としての実績はそこそこで、&amp;br()ポケウッドで一度だけ映画をヒットさせたことがある。本人は知らないことだが、このカルト映画の収入はものすごいものだった。&amp;br()世界レベルを自称するだけあって、トレーナーとしての腕もわりと高い|
----
&amp;aname(41)
***バッドガイのズガオ
|性別|男|
|容姿|尖った装飾の付いた服、奇異な髪型で、目つきが悪い。誰もがバッドガイだと認識する容姿。|
|方針|殺し合い反対派|
|人物|主催者サカモトに真っ先に反発した事で見せしめにされた男。&amp;br()勇敢というよりも、あの場における自身の立場を理解してなかったと言うべき。うっかりやである。&amp;br()無理に凝った事を言おうとするがためか、独特な言い回しが特徴。&amp;br()こういうタイプは仲間意識に強いため、マニューラとは悪友みたいな関係として、結構な信頼を築きあげていたに違いない。|    </description>
    <dc:date>2015-10-02T12:47:02+09:00</dc:date>
    <utime>1443757622</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/70.html">
    <title>そこに空があるから</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/70.html</link>
    <description>
      「私とした事が……ぬかったわね……」

ぜぃぜぃと肩で息をしながら、おじょうさまのイリアスはギリリと爪を噛んだ。
周囲を取り囲む鬱蒼とした木々は、どこまでも冷たく広がっている。
葉と葉の隙間からカーテンのように差し込んだ光は、もうとっくに見えなくなった。
時間が過ぎるほどに、少女たちを包み込む闇は一層強まっていく。

胸の奥に湧き上がる、無力感。
イリアスは堪らず声を上げた。

「なんで麓に辿りつけないのよーッ！！！」

数時間ほど前。森に入った結果、出られなくなった。
思えばこれまでの彼女の人生のうち、まともに登山をした経験が無い。

「ドサイドン、とにかく真っ直ぐ進むのよ！
　そうすればこんな森、いつか絶対に突っ切れるハズなんだから！！」

ドサイドンの肩の上に乗り、枝をかき分けながらひたすら進む。
まさか同じ所をグルグル回っている……なんてベタな状況に陥ってる事に少女が気付くのはいつだろうか。


　◆


「なんくるないさー！！」

そう意気込んでいたポケモンブリーダーのガナハだった。
しかしその意志はすぐに折られてしまう結果となった。



街には少女の悲鳴が響き渡った。
他でもないガナハ自身が発したものだった

「お、女の人が……な、内臓……ひっ……！」

最寄りの街で目にしたのは、コロシアイの凄惨な現実。
アスファルトに横たわるメイドの女性、その背中から飛び出したピンク色のぐちゃぐちゃとした中身。

ここで声を上げれば身を危険に晒すとはわかっていた。
しかし、決して強くない少女は恐怖を抑えられなかった。
そしてすぐさま口を押さえて声を止め、その場から走って逃げた。
路地裏のゴミ箱の裏に隠れ、ウインディに抱き着いて泣いた。

「助けてウイン太、自分、もう、イヤだ、怖い……」

ガナハの脳内には、あの惨状がくっきりと焼き付いている。
自分もきっとああなるのかと考えると、気がおかしくなりそうだった。


大通りの方から2つの足音が聞こえてきた。
すぐさまウインディをボールに戻し、ゴミ箱の影でぎゅっと身を縮めた。

「待ちやがれガキ！ ちょこまかと逃げんじゃねェ！」

ドスの利いた男の怒号。
強力な攻撃で壁が壊される音、多量の水がザバっと地面を叩く音。
コロシアイが行われている真っ最中だった。
この男が、この街で人を殺してまわっているんだと確信した。 

男たちが去った後に、ガクガクと震える足で無理やり立ち上がった。
早く街から逃げなくては、自分も殺されてしまう。

路地裏から顔を出すと、すぐ横にスポーツウェアの男が居た。

「ひえぇっ！」

咄嗟に逃げようとして、段差につまずいて転んだ。

「こ、殺さないでください！！」
「待ってくれ、僕にそのつもりはない。
　さっきのロケット団の男を尾行していただけだ」
「……ホント？」

彼はトライアスリートのショオと言った。
体格は大きいが、彼の落ち着いた佇まいによってガナハはパニックを起こさずに済んだ。

「ピカチュウのきぐるみを来た女の子を追いかけ回しているようだ。
　あれを見逃すのは良くないとは思ったが……」
「えっと……その人達は、あっちの方に行ったぞ！」
「いや、まずは君の方が心配だ。立てるか？」
「う、うん。一応……」

そうは言うものの、ガナハの足にはアザが出来ていた。
転んだ時、地面に打ち付けたようだ。

「驚かせてすまない」
「だ、大丈夫だ！ このくらい」
「一旦どこかマトモな場所に腰を落ち着けよう。
　ケガの様子を見るべきだし、今後の事も話した方がいい」

追いかけられている子の事はいいのかな……とガナハが尋ねる。
仕方ない、と一言ショオは答えた。
正面から暴漢に立ち向かうほどの危険は冒せない。
自分一人で救える人間の数は限られているんだ、と。

暴漢に追われる少女を放置するのは心残りだったが、ガナハはその意見を受け入れた。
ガナハとは違って、ショオはとてもリアリストだ。冷淡に感じるほどに。
でも、それはガナハにとっては頼もしいものに感じた。
さっきのような恐ろしい事態になっても、適切に対処をしてくれるような気がした。



そして二人はその場を後にした。


　◆


オカルトマニアと呼ばれた少女セーキは、村と思わしき場所へと降り立った。
立ち並ぶ家々は、長年の経過で背の高い木に覆われており、上空からではなかなかわかりづらい。
だが、元々の育ちが小さな村だった事もあるのだろう。
何かピンと来るものを感じ、こうして辿り着いたのだった。

ボロボロの寂れた木造の建物が大半を占める中、頑強な造りをしたポケモンセンターを見つけた。
【ポケモンセンター　ヒカワタウン】
このような見知らぬ空間において、ポケモンセンターという見覚えのある施設に安堵を覚えた。
建物の中でイスに腰掛けて、レップウと共にじっと過ごした。

傷付いたゼロは、ポケモンコンバータで回復させた。
センター内の回復の機械を使わなかったのは、この施設自体を利用した事が無かったため、知らなかったのだった。


ゆったりとした時間が流れていた。
数時間もの間、誰もこのポケモンセンターを訪れなかったからだ。


セーキは二匹の鳥ポケモンたちと親睦を深めていた。
じゃれあったり、一緒に走り回ったりして遊んだ。
お腹が空いたら、バッグに入っていた簡素な食事を取った。 

そうこうしているうちに、空が暗くなってきた。
セーキはポケモンセンターの明かりを消した。
外から目立ってしまうと、また襲われるかもしれない。
そして薄暗いと、不安がこみ上げてきた。

「ねぇ…、もっと近くに来て…、ゼロ…レップウ……」

ぎゅっと二匹を抱きしめた。
温かな体温に包み込まれる事で、セーキは恐怖を堪えていた。


　◆


灯台が建設された西の岬は、周囲よりも少しだけ標高が高い。
てっぺんに登れば、山の向こうまでは見えないものの、麓の街は一望出来る。
パラソルおねえさん――傘は無いのだけれど――のトラウムは、ぼうっと街を見下ろして時間を過ごした。

時折尋常じゃ無いほどの轟音が響き、そのたびに街の一部が壊れていく。
サカモトの言葉に踊らされる人々があそこには居るのだろう。
ただただ、他人事のように冷めた心で、そう思いながら眺めていた。



戦いに身を投じる人々のことを、初めこそ自分と違う生き物のように錯覚していた。
しかし、少し考えて自分も似たようなものなんだろうな、と気がついた。

どのくらい前だったかな。……まぁ、いいや。
私が愛したあの人が、私の隣から居なくなった後。
それからずっと、今まで、思い出の傘を握りしめてきた。

当然、そのことについて声を掛ける人は何人も居た。変だと指摘する者も居た。
周りにどんなに不思議に思われても、私は傘をずっと握りしめていた。

こうしていればあの人はきっと、私の事を思い出してくれるかもしれない。
もう一度、あのひとの優しい言葉を聞けるかもしれない。
傘がある限り、私には最後の希望が残っている。


愛の言葉。
私も、他の参加者と同じ、言葉に踊らされている。
……でも私は構わない。だって、希望が無ければ生きる意味なんて無いのだから。




空の端に黒い雲が見えた。

「雨が降るわ」 

トラウムはそう呟いて、一階へと降りた。
一階には、壁にもたれかかって眠るように死んでいるリヒトがいる。
扉をくぐり、夕焼けに包まれた砂利道を、長靴で踏みしめた。
早く傘を探しにいかなくちゃ。


◆


ミニスカートのミイ♪♪♪
「くっ少女を追いかけていたら、クロバットに乗って海の上に来てしまったぜ」
すると目の前に黒い影がいっぱい見えた
「シュサイシャホウソウ！ シュサイシャホウソウ！」
「そうかもう6時間経ったのか」
ペラップの群れが口々に喋りながら会場の方へ飛んでいった。
しかし、そのうち一匹だけがミイ♪♪♪の側で止まる。
「ホウソウヲキキタクバコウゲキスルナ」
「くっ黙って見てるしかないようだ」
ペラップはそれぞれの参加者のもとへ一羽づつ送られた。
戦いは続く・・・



【B-3／森の中／一日目／夕方】

【お嬢様のイリアス　生存確認】 
［ステータス］：健康 
［バッグ］：基本支給品一式、ランダム支給品×3 
［行動方針］：家に帰るために戦う 
1：一人で戦う。信じられるのはポケモンだけ 
2：他の人（特に大人）は信用しない
3：何とかして森から脱出する

▽手持ちポケモン 
◆【ドサイドン/Lv50】 
とくせい：ハードロック 
能力値：攻撃、HP振り 
《もっているわざ》 
ストーンエッジ 
アームハンマー 
つのドリル 
？？？？ 
※HPがレッドゾーンまで減っています

◆【スターミー/Lv50】 
とくせい：？？？ 
もちもの：？？？ 
能力値：特攻、素早さ振り 
《もっているわざ》 
10万ボルト 
？？？？ 
？？？？ 
？？？？


【B-4/はいきょのまちその1/一日目/夕方】

【ポケモンブリーダーのガナハ　生存確認】 
［ステータス］：良好、足にケガ
［バッグ］：基本支給品一式、ランダム支給品×3 
［行動方針］対主催 
1：ウイン太とエル美の為に、この殺し合いに反抗する（けれど死ぬのが怖い）
※ロケット団のしたっぱのタスクの声を聞きました、彼を危険人物だと認識しました

◆【ウインディ/Lv50】 
とくせい：？？？ 
もちもの：？？？ 
能力値：？？？ 
《もっているわざ》 
？？？？ 
※♂です

◆【エルフーン/Lv50】 
とくせい：？？？ 
もちもの：？？？ 
能力値：？？？ 
《もっているわざ》 
？？？？ 
※♀です 

【トライアスリートのショオ　生存確認】 
［ステータス］：良好 
［バッグ］：基本支給品一式、ランダム支給品×１ 
［行動方針］：奔る。その邪魔をする者は蹴飛ばして通る。（要するに対主催） 
1：今はただ走る。
2：ガナハとの情報交換が出来る場所を探す
3：ロケット団のしたっぱのタスクを警戒

▽手持ちポケモン 
◆【ダグトリオ/Lv50】 
とくせい：ありじごく 
もちもの：きあいのハチマキ 
能力値：攻撃と素早さに極振り、性格ようき 
《もっているわざ》 
あなをほる 
いわなだれ 
ふいうち 
ステルスロック

◆【シャワーズ/Lv50】 
とくせい：ちょすい 
もちもの：オボンのみ 
能力値：防御と特攻に極振り、性格ひかえめ 
《もっているわざ》 
ねっとう 
れいとうビーム 
あくび 
とける


【C-4/はいきょのむら/一日目/夕方】

【オカルトマニアのセーキ　生存確認】 
［ステータス］：怯え 
［バッグ］：基本支給品一式、ランダム支給品×2 
［行動方針］帰りたい 
1：怖い、戦いたくない。一人になりたい 
2：この場から逃げる

◆【ムクホーク/Lv50】 
とくせい：威嚇 
もちもの：？？？ 
能力値：攻撃、素早さ振り 
《もっているわざ》 
ブレイブバード 
インファイト 
いのちがけ 
？？？ 
※セーキにはゼロと呼ばれてます 
※体力残り10%

◆【ファイアロー/Lv50】 
とくせい：はやてのつばさ 
もちもの： 
能力値：攻撃、素早さ振り 
《もっているわざ》 
ブレイブバード 
追い風 
さきどり 
？？？？ 
※セーキにはレップウと呼ばれています 
※支給品の一つはラムの実でした



【B-1/西の灯台/一日目/夕方】

【パラソルおねえさんのトラウム　生存確認】 
［ステータス］：健康、深い悲しみ 
［バッグ］：基本支給品一式、ランダム支給品×3 
［行動方針］傘を取り戻す（一応帰還） 
1：言葉を掛けるものを呪う
2：傘を探しに行く

◆【ジュペッタ/Lv50】 
とくせい：？？？ 
もちもの：？？？ 
能力値：？？？ 
《もっているわざ》 
のろい 
？？？？ 
？？？？ 
？？？？

◆【？？？/Lv50】 
とくせい：？？？ 
もちもの：？？？ 
能力値：？？？ 
《もっているわざ》 
？？？？ 

【C-7/海上/一日目/夕方】

【ミニスカートのミイ♪♪♪　生存確認】 
［ステータス］：良好、謎テンション 
［バッグ］：基本支給品一式、レッドカード 
［行動方針］：殺人の意思あり 
1：自らの生還をかけて容赦なく戦うぜ……！ 
2：あの少女（セーキ）は必ず殺すぜ……！
3：放送を聞いたら島に戻るぜ……！

▽手持ちポケモン 
◆【リザードン/Lv50】 
とくせい：もうか 
もちもの：ひのたまプレート 
能力値：HP、こうげき特化 
《もっているわざ》 
きあいパンチ 
ブラストバーン 
りゅうのはどう 
ほのおのパンチ 
※残り体力50%です

◆【クロバット/Lv50】 
とくせい：すりぬけ 
もちもの：パワーリスト 
能力値：HP、こうげき特化 
《もっているわざ》 
はかいこうせん 
シャドーボール 
さいみんじゅつ 
そらをとぶ 

|第43話 [[うっかりや]]|第44話　そこに空があるから|第45話 [[そこに空があるから]]|    </description>
    <dc:date>2015-10-02T12:43:24+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/68.html">
    <title>おきみやげ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/68.html</link>
    <description>
      鬱蒼と茂った草陰に、首の無い死体を見た。
少女は「ようやく見つけた」と安堵し、だけど心がキリキリと痛んだ。
爆発によって漂う焦げた臭いはまだ強く残っていて、胃に不快感をもたらした。
まともに嗅がないよう呼吸を止めた状態で死体へと近づき、その手元に置かれた二つのモンスターボールを拾い上げた。



そして、目に焼き付けるようにまじまじと死体を見た。
正直、気持ちが悪過ぎて見たくなかったが、目を逸らしてはいけないんだと思った。
何故なら男がこのような死体となったのは、自分のせいだから。
少女の胸の中に今、ドロドロと罪悪感が渦巻いていた。

けど、このドロドロとした気持ちはそれだけじゃない。
物凄く&quot;納得&quot;のいかない事が、彼女を悩ませていた。
だからこそ少女は、男の死を割り切る事が出来なかった。
&quot;仕方ない&quot;の一言で終わらせる事が出来なかった。
鬱蒼と茂った草陰に、首の無い死体を見た。
少女は「ようやく見つけた」と安堵し、だけど心がキリキリと痛んだ。
爆発によって漂う焦げた臭いはまだ強く残っていて、胃に不快感をもたらした。
まともに嗅がないよう呼吸を止めた状態で死体へと近づき、その手元に置かれた二つのモンスターボールを拾い上げた。



そして、目に焼き付けるようにまじまじと死体を見た。
正直、気持ちが悪過ぎて見たくなかったが、目を逸らしてはいけないんだと思った。
何故なら男がこのような死体となったのは、自分のせいだから。
少女の胸の中に今、ドロドロと罪悪感が渦巻いていた。

けど、このドロドロとした気持ちはそれだけじゃない。
物凄く&quot;納得&quot;のいかない事が、彼女を悩ませていた。
だからこそ少女は、男の死を割り切る事が出

「旦那はいったい、あたしにどうして欲しいんすか……？」

少女――ホープトレーナーのマイは、息苦しさに悩まされていた。
しかし、目の前に横たわる死体、ベテラントレーナーのアーサーは何も答えてはくれない。




　◆


決着を前にしたポケモンバトルは、そこでずっと止まったままでいる。
何故ならあたしが、アーサーの語る言葉を遮る事が出来なかったから。

旦那はあたしがずっと抱えてきた葛藤や苦悩をみんな見透かしていた。
自分にとってとても深刻で、もっと複雑な問題だと思っていたのに、いとも容易く言い当てられた。
なんか単純な事みたいに言われるのは、正直不満だった。
けれど、彼が自分の事をどこまでわかっているのか知りたかった。
だから黙ったまま、彼の話に耳を傾けていた。

アーサーはあたしのしてきた事を否定したりしなかった。
何が正しい選択肢だったのか、なんてわかりきった事を語る大人でも無かった。
今後、この戦いから脱出した先、あたしはどうすればいいのか。そんな提案だけを語る。
まだやり直せるんじゃないか、と思い初めていた。
この暗闇の中から抜け出せる道があるんだ、と思った。

最後にアーサーは言った。
お前さんが俺の言葉に従う義理はどこにもない。
だが、もしその気があるのであれば、俺と一緒に来て手伝ってくれ。と。

とても嬉しかったはずだった。
だけどその時にあたしの口から沸き上がった言葉は、アーサーの気持ちを一蹴するものだった。



――そもそもあたしがこんな状態になったのは、あの戦いに負けてガルーラナイトが無くなったからっすよ……？


それは心の動きとは関係の無い、アーサーの知らない事情。
確かに大会での敗北をきっかけに、あたしは故郷やポケモンとの関係を絶っていた。
だけど、少なくともポケモンとも向き合えなかったのは、それだけが原因ではない。


――ガルーラナイトが壊されなければ、イレーナ達……あのガルーラたちと戦ってこれたはずなんだ！


気が付けば、あたしは「壊れた」と言う、不確かな事実を断言していた。
そして、もしもこうだったらうまくいった、とイフの世界を叫んでいた。
単なる言いがかりに近いものだった。

そうして口にしているうちに、黒い感情が溢れてきて止まらなくなった。
悲しみか、怒りか、そんな感情でいっぱいになった。
もう、自分を抑え切れなくなっていた。


――全部、何もかも、あんたがあたしの希望を奪ったんだッッッ！！！


憤りのままに&quot;ハイドロポンプ&quot;を命じた。
それが、超えちゃいけない一線を超えた行為だって思い出したのは、その後だった。
後悔が頭を駆け巡り、しかしもうどうしようも無くなった。
一度引き金を引いてしまったら、発射された弾丸を止める術は無い。

アーサーも、リングマに&quot;からげんき&quot;を命じた。
とても悲しそうな顔をしていた。
ついさっきまで『味方』だった彼を、『敵』に変えてしまったのだと思い知った。


そうして刹那的に取り戻した冷静さも、バトルの顛末によって吹き飛んでしまった。

ハイドロポンプは、リングマのすぐ横を掠めた。
外れたのだ。

茫然としているうちに、リングマの攻撃がゲッコウガの肉体を宙へと打ち上げていた。



またしてもあたしは、アーサーに敗北した。
どこまでも運命は無慈悲だと思った。
そして、その残酷な現実を私はすぐに信じる事が出来なかった。

嘘、嘘、嘘……と呟きながら、落下するゲッコウガを受け止めようと駆け寄る。
そうして、思ったよりも重かったゲッコウガに潰され、地面に頭を打った。
遠くなる意識の中で、ピピピピという電子音が耳元に響いていた。



　◆



細長い芝生に頬を撫でられて、目を覚ました。
ぼんやりとした視界には、薄暗くなった空が広がっていた。
またたきをした事で、ぼんやりとした視界は眼鏡が外れていた事だけでなく、泣いていたためだと気付いた。

多分頭がズキズキと痛いせいだ。
意識を失いながら涙が流れていたために、目じりからこめかみにかけて濡れている。
痛いよ……と子供のような泣き言が口から零れた。袖口で顔を拭った。
落ちていた眼鏡を拾う。ヒビが入っていた。


「……なんで生きてるんすかね」


首輪は確かに鳴っていたはずだ。
手持ちが全滅した事に間違いはない。
だけど、生きている。




手持ちには、ガブリアスが居なかった。
代わりにリングマが居た。

何を意味しているのか、すぐにわかった。




「アーサーはどこへ行ったんすか！？ アーサー！！」

周囲に男の姿は無かった。
フラフラと立ち上がり、よろけながら付近を歩き始めた。


彼が今どうなっているかは、想像に難くない。
戦えるポケモンが居なくなった者として処刑されているだろう。

「どうして……」

大して関わりがあるわけじゃない。
たった一度、対戦相手として相まみえただけだ。
なのにどうしてあの老人は、あたしの死を引き受ける真似をしたのだろう。
きっと彼だって生きたかったはずなのに。
少なくとも彼自身のポケモンを、パロロワ団から取り返すまでは。

「意味わからないっすよ！ あたしに何かを託したつもりっすか！？
　あたしみたいな人間に何を任せられるって言うんすか！！」

自分は何て馬鹿な人間なんだろう、と思った。
どうしてあんな事をしてしまったんだろう、と考えた。

どこまでも自分勝手な事を叫んで、理不尽ないちゃもんを付けて、攻撃をした。
アーサーの事がそんなにも憎らしかったんだろうか。


違う。
……きっと、自分は彼に心を許していた。
信じられる大人だと認識していたんだ。
だから、ずっと抱えていた悲しみを、わがままを、受け止めてほしかったのかもしれない。

でも、のぼせ上がった勢いで、あそこでハイドロポンプを打てばアーサーが死ぬって事を忘れていて……。

「馬鹿過ぎる……あのまま死んでしまえば良かったのに」

こんなにも馬鹿な自分が生かされる程の価値なんて、あるわけが無い。
差し伸べられた手を遮って、全て人のせいにして、挙句不運によって無様に負けた。
自業自得もいいところ。馬鹿には相応しい死に方だったじゃないか。



生かされてしまった今、自分は何をすればいい？
彼の意志を継いで、サカモトへの反逆に身を投じるべきなのか。

「……だったら、自分でやれば良かったじゃないっすか」

ほとんど見ず知らずのあたしに託すべき意志じゃない事は明白だ。
だから納得がいかなかった。



　◆



そうして、ようやくアーサーの死体を見つけた。
そう遠くへ離れる事こそ出来ないだろうが、少なくともマイがすぐ見つけてしまわない程度に隠されていた。

そんなにも自分に配慮してくれる、アーサーの思考が全くわからない。
どんなに考えてもわからない。

当然だと思った。
だって、自分はアーサーの事は何も知らないのだから。

マイの境遇に対して憐れみをもったのか。
老い先短い老人だから、若者に生きてほしいと思ったのか。
……そんな親切心で命を譲るほど、彼は慈悲深く、甘い人間だったのだろうか。
全ては憶測に過ぎない。



どうしてあたしを助けたのか。
あたしに何を求めているのか。
「わからない」という気持ちが、杭のようにマイの心の中に打ち込まれていた。
でも、当人が死んでしまった今、どうしようもなくなった。
その答えは永久に闇の中に消えてしまった。


いや――

「……アーサーを知ってる人が、ここに居るかもしれない」

ふと、脳裏に浮かんだ一つの可能性。
生前、彼はトレーナーとしてそれなりに名の知れた人だった。
マイが知らない事情や、過去の話を知っている者は少なくないだろう。
その者がこのコロシアイに呼ばれているかは別として、だが。

それでもクレイジー・アーサーの真意が知りたい、という気持ちがマイの行動を決めた。
ここで相まみえる、あらゆる人に、彼の事を尋ねてみよう、と。
答えがわかるまで、もしくは自分が死ぬまで。


ただ……。

「実質、あたしがアーサーを殺した……と知られたらヤバイっすけどね……」

下手をすれば世界中に敵を作る事になるかもしれない。
この事実だけは上手く隠し通さなくては、と思った。


&amp;color(red){【ベテラントレーナーのアーサー　死亡確認】 }
&amp;color(red){【残り29人】}



【C-2/中央道路/一日目/夕方】

【ホープトレーナーのマイ　生存確認】 
［ステータス］：後頭部にケガ（気絶したレベル）、精神疲労（大)、
［バッグ］：基本支給品一式、ランダム支給品×2（確認済み、アーサーから一つ取得) 
［行動方針］アーサーの情報を得る
1：多くの参加者と接触し、話をしたい
2：一応、アーサーの意志を組み、対主催に立とうとは考えている
3：アーサーが自分の代わりに死んだ事実は隠す

※瀕死のポケモンを元気なポケモンと交換する事で、首輪のアラームを止める事が出来ます。


【ゲッコウガ♀/Lv50】 
とくせい：へんげんじざい 
もちもの：いのちのたま 
能力値：おくびょうCSベース（H16n-1等微調整） 
《もっているわざ》 
ハイドロポンプ 
あくのはどう 
れいとうビーム 
じんつうりき 


【ガブリアス♀/Lv50】 
とくせい：さめはだ 
もちもの：こだわりハチマキ 
能力値：いじっぱりAS特化 
《もっているわざ》 
げきりん 
じしん 
ストーンエッジ 
アイアンヘッド 

【エルレイド♂／Lv50】 
とくせい：ふくつのこころ 
もちもの：きあいのタスキ 
能力値：いじっぱりふくつのこころ込みで最速メガガルーラ抜き残り耐久調整及びA 
《もっているわざ》 
インファイト 
サイコカッター 
おきみやげ 
トリックルーム 

【リングマ♂／Lv50】 
とくせい：こんじょう 
もちもの：かえんだま 
能力値：ゆうかん最遅HAベースやけどダメージ調整 
《もっているわざ》 
からげんき 
かみくだく 
じしん 
まもる 



|第41話 [[Private Wars]]|第42話　おきみやげ|第43話 [[うっかりや]]|    </description>
    <dc:date>2015-10-02T12:40:42+09:00</dc:date>
    <utime>1443757242</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/69.html">
    <title>うっかりや</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/69.html</link>
    <description>
      そろそろ頃合いかな、とつりびとのサエグサは釣り糸を引き上げた。

水平線に沈もうとする夕日は、辺りを鮮やかなオレンジに染め上げる。
太陽と反対側の空は薄暗く、ぽつぽつと星が輝いていた。
サエグサの丸まった背の方には、コイキングが山積みに積まれている。
彼らを収納するモンスターボールなんて無いので、こんなぞんざいな扱いになざるを得ない。
だが、彼らは丈夫なのでこのくらいなら平気なのだとサエグサは知っていた。
そこそこ時間が経っていたが、コイキングたちはしきりにびたんびたんと体を弾ませ、ヒレをひらひらと動かしていた。

「釣りはいいねぇ、人類が生み出した文化の極みだ」
『おんみょ～ん』
「いやぁ充実の一日だったな」

今日の収穫を眺めて、サエグサは満足げに呟いた。
キラキラと光るウロコは、さながら赤い財宝の山だ。
彼はお宝を一匹手に取って、海へと放流した。
キャッチアンドリリース。
逃がす事に名残惜しさは無い。釣る事自体が彼の目的なのだから。
水しぶきが高く上がり、赤い影は海へとするりと去って行った。
これを数十回繰り返した頃には、財宝の山はさっぱり無くなっていた。


果たしてどれくらいの時間が経ったのかな、とサエグサは思った。
彼がこの会場で目覚めた時、確か太陽はてっぺんにあったはずだ。
となると正午から夕方まで、大体6時間近くは経過したのだろう。

「俺の罠も作動した様子は無ぇようだし、その間誰も来なかったんだな。
　いやぁ釣りが邪魔されなくて良かったよ。なぁミカルゲ」
『おんみょ～ん』

ミカルゲは平坦な鳴き声で答えた。

楽しみが終わったところで、ここで「さて、これからどうしようか……」だなんてボケた事は言わない。
サエグサはこの後どうするかを、ちゃんと考えていた。
彼はマイペースだが、ぼんやりと釣りだけに集中する男では無いのだ。

ただ別に、特別なにかスゴい事をしてやろう、とは思ってない。
基本的には自分の安全を優先し、どこか目立たない場所に隠れていようと考えている。
ただし、他の参加者と接触する場合は、必ず一対一の状況に限定する。
危惧すべきは複数の参加者に立て続けに襲撃される事。それだけは避けなくてはいけない。
……と、その程度だ。
幸運な事に、先の釣りでホエルオーのモンスターボールを入手したので、手持ちは三体だ。
シングルバトルであれば、そこまで苦戦しないだろう。いやー釣りやってて良かったわー、釣り最高。

とりあえず、協力者が出来るまでは慎重な行動を心掛けたい所だ。
その上でとても便利なのが、このポケッチの『つうしんサーチャー』という機能。
これを定期的に確認すれば、不意の襲撃だけは防ぐ事が出来ると言って間違いないだろう。

ポケッチの赤いボタンを何度か押すと、液晶画面にはこのように表示される。




　つうしん じょうきょう


20メートル　　 00
50メートル　　 00
100メートル　　00
200メートル　　00
▼



それぞれ0～20ｍ、20～50ｍ、50～100ｍの距離に居る参加者を表示する。
画面上の三角ボタンをタッチする事で、探索距離を１キロまで伸ばす事が出来る。

ちなみにこれは周囲360度を全てサーチしているわけではない。
ポケッチの上部を向けた方角の、直線距離で判別している。
海側を向いている今、サーチ出来ないのは当然。
しかし、身体をゆっくりと回転させてみると……。



　つうしん じょうきょう

▲
２００メートル　　00
３００メートル　　00
５００メートル　　00
１０００メートル　01



おおよそ南側の方、500ｍ～1000ｍ間に参加者がいると表示された。
警戒はすべきだが、まだ慌てるような時間では無いだろう。

「近づかれる前に移動だな。んじゃ移動するぞー、戻れミカルゲ」

サエグサはミカルゲをモンスターボールに戻し、ウルガモスのモンスターボールに手をかけた。
とりあえずウルガモスに『そらをとぶ』を覚えさせ、上空から街の様子なんかを見ておきたい。

「おぉっっとと、手が滑った」

デニムのポケットに指が引っかかり、ボールがコロンと落ちた。
海の方に転がる前にささっと屈んで手で押さえた。

「危ねぇ、せっかくの手持ちが海に落っこち……」

ふと、視界の端に不自然な影が見えた。
細長い棒状の影だった。

「ん？」

これは？ と言いかけた時。
影の中から銀色に光る何かが真っ直ぐに突き出してきた。
手に握られたボールを、またしても取り落とす。

「ぐぇッ……」

襲撃だと認識出来た時、既に首の真ん中を深さ2センチほど斬られていた。
何者かのギルガルドの放った『かげうち』だ。
気管を伝って肺に流れ込む血に苦痛を覚え、咳き込みながらもボールを拾おうとする。
しかし、当然そのような猶予など与えられるはずもない。

ギルガルドの『せいなるつるぎ』が、サエグサの腹部を貫く。
バケツの返したような水音と共に、黄色い芝生が赤黒く染まった。
ごぽごぽという呻き声が響くうちに男の動きが止まる。
ウルガモスのモンスターボールは最後まで閉じたままだった。


　◆


無数に張り巡らされた細長い糸が、ハンターのアギトの目の前でキラリと光る。
慎重に移動していたため、トラップに引っかかる事無く済んだのだ。
彼は己のギルガルドが、身体を赤く染めて戻って来たのを確認し、モンスターボールを一つ投げた。
タブンネが飛び出した。

「この糸に向けて『こごえるかぜ』だ」

ひゅうっと吹き付けた白い風が、周囲の木々もろとも粘性のある糸を凍らせる。
軽く蹴りつけてやると、糸はペキっと簡単に砕けた。

倒れ伏したつりびとの元へ行き、タブンネに『だいもんじ』を命じた。
当然タブンネは嫌がった。しかしどれだけ嫌がろうと、ポケモンはトレーナーには逆らえない。
ほどなくして、刃物で切り刻まれた人間は、黒くボロボロのマネキンのようなものへ変わった。 

アギトはつりびとの持ち物を回収する。
回収したものの中に、ポケッチが含まれていた。
ちなみに今、彼自身の腕にはポケッチが着いていない。



数刻前、サザンドラに乗り上空からつりびとの姿を確認した。
つりびとがチラチラとポケッチをチェックしていた事から、『つうしんサーチャー』を使っている事がわかった。
そうして彼は考えた。『つうしんサーチャー』が探知しているのは、他者のポケッチでは無いだろうか、と。
その仮説を実践するために、林の中――ここから500ｍちょっと離れた位置――にポケッチを隠した状態で接近した。
張り巡らされたトラップの向こう側にギルガルドを出現させ、『かげうち』で奇襲を命じた。

「反応無し、か」

つりびとのポケッチは液晶が消えたまま、ボタンを押しても動かない。
電波も発信されてないようで、自身のポケッチから『つうしんサーチャー』を使ってもサーチされる事は無かった。
持ち主の死亡が確認されると、機能を停止させられるのか？

「予備として使わせちゃあくれない、ってか」

それほど期待はしてなかったので、あまり気にしなかった。
端を指先でつまんだ状態から、バッグの中へすとんと落とした。


現在、彼の手持ちは六体となった。
ギルガルド、サザンドラ、タブンネ、ミカルゲ、ウルガモス、ホエルオー。
運が良い、と思った。バランスもそれほど悪くない。
夕日を背にして、アギトは小さくほくそ笑んだ。
殺戮は続く――。



&amp;color(red){【つりびとのサエグサ　死亡確認】}
&amp;color(red){【残り28人】}



【A-2/低地/一日目/夕方】

【ハンターのアギト　生存確認】 
［ステータス］：憎悪 
［バッグ］：基本支給品一式、不明支給品×1、サエグサのバッグ（基本、不明×1、ポケッチ）
［行動方針］対“人間とポケモン” 
1：人間にポケモンたちとの関係を考えなおさせる程の傷痕を残す。 
2:1のためにポケモンにてできるだけ残虐に人を殺す。 
3:タブンネは徹底的に壊し、その上でトレーナー（ノエル）と再会させる。だが別にトレーナーの生死にはそこまで執着する気はない。

※ポケモンを殺すことを禁じられていることを把握しました。 
※ノエルの名前を把握しました
※自身の目的に沿った構築にしたようです。
※サエグサのポケモンコンバータは拾いませんでした。

▽手持ちポケモン 
◆【サザンドラ/LV50】 
とくせい：ふゆう 
もちもの：？？？ 
能力値：？？？ 
なつき度：0 
《もっているわざ》 
かみくだく／りゅうのはどう／気合球／？？？？ 

◆【ギルガルド/LV50】 
とくせい：バトルスイッチ 
もちもの：？？？ 
能力値：？？？ 
《もっているわざ》 
アイアンヘッド／キングシールド／かげうち／せいなるつるぎ

◆【タブンネ】 
とくせい：いやしのこころ 
もちもの：タブンネナイト 
能力値：すなおHBぶっぱ 
《もっているわざ》 
てだすけ／だいもんじ／ムーンフォース／こごえるかぜ

◆【ミカルゲ/Lv50】 
とくせい：すりぬけ 
もちもの：いのちのたま 
能力値：防御、素早さ特化 
《もっているわざ》 
のろい／さいみんじゅつ／かげうち／ギガインパクト

◆【ウルガモス/Lv50】 
とくせい：ほのおのからだ 
もちもの：もくたん 
能力値：特攻、素早さ特化 
《もっているわざ》 
ちょうのまい／だいもんじ／むしのさざめき／そらをとぶ

◆【ホエルオー/Lv50】 
とくせい：？？？？ 
もちもの：？？？？ 
能力値：？？？？ 
《もっているわざ》 
？？？？ 


|第42話 [[おきみやげ]]|第43話　うっかりや|第44話 [[そこに空があるから]]|    </description>
    <dc:date>2015-10-02T12:40:26+09:00</dc:date>
    <utime>1443757226</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/15.html">
    <title>本編SS目次（投下順）</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/15.html</link>
    <description>
      **【00】
|No.|題名|作者|位置|登場人物|
|00|[[オープニング]]|[[◆iDemvTEmwo]]|????|パロロワだんのサカモト、バッドガイのズガオ|

**【01～10】
|No.|題名|作者|位置|登場人物|
|01|[[にわかのパーフェクト対戦考察]]|[[◆iDemvTEmwo]]|C-2|ミニスカートのミイ♪♪♪|
|02|[[かたやぶり]]|[[◆iDemvTEmwo]]|A-6|りょうりにんのオーレン、エリートトレーナーのリゼ、キャンプボーイのケイイチ|
|03|[[死んで花実が咲くものか]]|[[◆CSCT3MMMIs]]|C-6|バッドガイのラグナ、メイドのコトリ|
|04|[[Raid On the City, Knock out, Evil Tusks]]|[[◆GOn9rNo1ts]]|B-4|ロケットだんのしたっぱのタスク|
|05|[[Nのプラズマ団]]|[[◆gET0fqCtw2]]|A-3|バックパッカーのノエル|
|06|[[よわき]]|[[◆Ni1/LLuWmY]]|B-6|たんぱんこぞうのゴロウ、けんきゅういんのケンジ|
|07|[[Rebellion]]|[[◆RkFCXHE23A]]|B-4|ポケモンブリーダーのガナハ|
|08|[[それでも　なお　お前の目に　あの夢が　何よりも眩しいのなら]]|[[◆Kn6tS7GZtY]]|B-1|ギャンブラーのアト|
|09|[[実践空手とポケモンを組み合わせた全く新しい格闘技とは！]]|[[◆CSCT3MMMIs]]|A-1|からておうのガンマ、かいパンやろうのビリー|
|10|[[ブレイズフレンズ！]]|[[◆kiwseicho2]]|B-2|バトルガールのアゲハ|

**【11～20】
|No.|題名|作者|位置|登場人物|
|11|[[待ちキャラって会話相手がいないと退屈だから]]|[[◆Kn6tS7GZtY]]|A-5|ポケモンごっこのキョウコ、メイドのクウ|
|12|[[誰が為に強さは宿る]]|[[◆LvHaBDkQwQ]]|B-5|カラテおうのキョウスイ、ミニスカートのユカリ|
|13|[[失われた輝きを求めて]]|[[◆giIlIyYRls]]|C-6|カラテおうのリキ、サイキッカーのイオナ|
|14|[[交わらぬ白]]|[[◆P000QB0lyI]]|C-3|おじょうさまのイリアス、オカルトマニアのセーキ|
|15|[[Dies irae]]|[[◆8Ab8CIePQg]]|A-3|ハンターのアギト|
|16|[[貝になりたいか？ お断りだね]]|[[◆gET0fqCtw2]]|B-6|ブリーダーのミチオ|
|17|[[ときわたり]]|[[◆MvYh0XIJ5A]]|C-5|さぎょういんのクロノ|
|18|[[貴女がいなくてAndante]]|[[◆bz.tAoE8W2]]|???|けんきゅういんのトモヒサ|
|19|[[ねがいごと]]|[[◆UdKZwyICZM]]|C-5|じゅくがえりのレン|
|20|[[空手部・ポケモンの裏技]]|[[◆ew5bR2RQj.]]|B-4|からておうのミウラ、じゅくがえりのヒデ|

**【21～30】
|No.|題名|作者|位置|登場人物|
|21|[[マニアック×マニアック]]|[[◆s01wigNRA.]]|B-3|オカルトマニアのモカ、かいじゅうマニアのエイジ|
|22|[[おまじない]]|[[◆6eC64QsDDo]]|B-1|パラソルおねえさんのトラウム、ホープトレナーのリヒト|
|23|[[そんなことより釣りをしようぜ]]|[[◆Ni1/LLuWmY]]|A-2|つりびとのサエグサ|
|24|[[メルヘンメン・ヘル]]|[[◆Kn6tS7GZtY]]|B-7|メルヘンしょうじょのシェリ|
|25|[[ただ疾走する]]|[[◆Y8r6fKIiFI]]|B-5|トライアスリートのショオ|
|26|[[過去と未来の再会]]|[[◆Bu4r51EP82]]|C-2|ホープトレーナーのマイ、ベテラントレーナーのアーサー|
|27|[[私の世界に私だけ]]|[[◆kiwseicho2]]|A-1,A-2|ビキニのおねえさんのヘンリー、つりびとのサエグサ|
|28|[[ひこうポケモンの戦い！スカイバトル]]|[[◆LvHaBDkQwQ]]|C-4|ミニスカートのミイ♪♪♪、オカルトマニアのセーキ|
|29|[[しっぺ返し]]|[[◆iDemvTEmwo]]|B-6|けんきゅういんのケンジ、ポケモンブリーダーのミチオ|
|30|[[The Biggest Dreamer]]|[[◆iDemvTEmwo]]|B-1|ギャンブラーのアト|

**【31～40】
|No.|題名|作者|位置|登場人物|
|31|[[「！」]]|[[◆kiwseicho2]]|B-2|からておうのガンマ、バトルガールのアゲハ|
|32|[[悪魔の証明]]|[[◆Z9iNYeY9a2]]|A-3|バックパッカーのノエル、ハンターのアギト|
|33|[[たんけんはっけんはいきょのまち]]&amp;br()[[にげみち]]&amp;br()[[ありふれたすくいのて]]|[[◆iDemvTEmwo]]|B-6|キャンプボーイのケイイチ、バッドガイのラグナ、メイドのコトリ、メルヘンしょうじょのシェリ|
|34|[[わるだくみ]]|[[◆Ni1/LLuWmY]]|B-4|からておうのミウラ、じゅくがえりのヒデ、オカルトマニアのモカ、かいじゅうマニアのエイジ|
|35|[[SEKAI　NO　LEVEL]]|[[◆CSCT3MMMIs]]|A-1|ビキニのおねえさんのヘンリー|
|36|[[正しいだけでは生きられない]]|[[◆Z9iNYeY9a2]]|B-6|ミニスカートのユカリ、りょうりにんのオーレン、ポケモンブリーダーのミチオ、カラテおうのリキ、サイキッカーのイオナ|
|37|[[さわぐ]]|[[◆iDemvTEmwo]]|A-5|ロケットだんのしたっぱのタスク、ポケモンごっこのキョウト|
|38|[[スピカテリブル]]&amp;br()[[もうひとりじゃないよ]]|[[◆Z9iNYeY9a2]]|B-6|キャンプボーイのケイイチ、バッドガイのラグナ、メイドのコトリ、メルヘンしょうじょのシェリ、&amp;br()ミニスカートのユカリ、りょうりにんのオーレン、ポケモンブリーダーのミチオ、サイキッカーのイオナ|
|39|[[トリック]]|[[◆Ni1/LLuWmY]]|C-6|じゅくがえりのレン、けんきゅういんのケンジ|
|40|[[リングアウト]]|[[◆iDemvTEmwo]]|B-2|からておうのガンマ、バトルガールのアゲハ|

**【41～50】
|41|[[Private Wars]]|[[◆CSCT3MMMIs]]|B-1,B-2|ビキニのおねえさんのヘンリー、バトルガールのアゲハ、ギャンブラーのアト、からておうのガンマ|
|42|[[おきみやげ]]|[[◆iDemvTEmwo]]|C-2|ホープトレーナーのマイ、ベテラントレーナーのアーサー|
|43|[[うっかりや]]|[[◆iDemvTEmwo]]|A-2|つりびとのサエグサ、ハンターのアギト|
|44|[[そこに空があるから]]|[[◆iDemvTEmwo]]|B-3、B-4、C-4、B-1、C-7|おじょうさまのイリアス、ポケモンブリーダーのガナハ、ロケットだんのしたっぱのタスク、ポケモンごっこのキョウコ、&amp;br()トライアスリートのショオ、オカルトマニアのセーキ、パラソルおねえさんのトラウム、ミニスカートのミイ♪♪♪|    </description>
    <dc:date>2015-10-02T12:37:22+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/67.html">
    <title>Private Wars</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/67.html</link>
    <description>
      　―――その光景はまるで服を着たバンギラスが暴れているようにも見えた。


　秘密基地と化したマンションの一室からアトは外の様子を伺う。
　砂嵐の中、辛うじて見えたのが一人の隻眼の空手王と一人のバトルガールが戦っている姿。　
　見たところ、隻眼の空手王のポケモンはカバルドンとコイル。
　バトルガールのポケモンはバシャーモとアゲハント。
　
　そして、生身で戦う二人。
　格闘技の経験が無いアトでも分かる。
　優勢なのは明らかに空手王の方であった。
　男女の体格差から来るパンチやキックのの重さが文字通りの桁違い。
　
　それだけならまだしも、一番の特筆点はその男のフィジカルの高さ。
　ポケモンの攻撃を普通に耐えるタフネスさ。

「アイツ、マジ化け物かよ……」

　アトは戦慄を覚えたの同時にサカモト恨んだ。
　ポケモントレーナーを集めたって言っていたのにあんなバンギラスみたいな奴呼びやがって……
　優勝を狙う自分にとってあんな奴と戦うなんて御免被りたい。
　出来ればどっかに他の所にいって勝手にくたばってほしい。
　

　―――――ギロリ！！


　隻眼の空手王が今、こっちを睨んだような気がした。
　確実にこっちを睨まれているような感覚に陥る。
　嫌な汗が止まらない。
　両足が震え始めて、思うように動けない。
　だが、それは正しい反応。

　『絶対的な恐怖』

　立ち向かう勇気を持たぬ者。
　それが今の彼である。

（まるで『へびにらみ』と『にらみつける』……そして『プレッシャー』を同時に受けているようだ……
　勝てるのか、俺と……俺のポケモンたちが、あの……本物のモンスターに……？）


　◇　◆　◇ 



「なにやら騒がしいわね」

　廃墟の北側くらいの入り口。
　世界レベルのビキニを着た女性ヘンリーがここに来た。
　廃墟とは地図に載っていたが、ここまで廃墟とは思ってもいなかった。

　砂嵐で視界が悪い。
　出来れば世界レベルのゴーゴーゴーグルが欲しい。

（まさかとは思うけど、あの騒がしい男がいるんじゃないの……？）

　嫌な予感が過る。
　砂嵐をスタート地点でも目撃したのが幸いだった。
　
（ここまで来て引き返すの？）

　自分の世界レベルの判断力を信じるなら街の中を進みたい。
　だが、女の勘では引き返すべきであると告げている。

　その時である、ヘンリーの前にそのポケモンは現れた。

『フシャァァ……！』
「メ、メガバシャーモ！？」

　メガバシャーモ。
　メガシンカするポケモンは過去に何匹か見たことある。
　だが、それよりもヘンリーの目に入ったのはボロボロになったバトルガールだった。

「ちょっとボロボロじゃない！？　どうしたの貴女！？」
『シャァァ……！』
「何？　この子を回復させたいの？」

　世界レベル……いや、普通の優しさを持つヘンリーは少女を介抱することにした。
　息はまだある、応急処置をすればまだ助かる。

「ピクシー♂の産みたてタマゴよ、飲みなさい」
「………………………………ごふっ」

　アゲハの口の中に栄養満点のピクシー♂のタマゴを流し込む。
　無理矢理にでも飲まさないと危険な状態と判断したのだ。
　すこしでも体力を回復させれば一先ずはなんとかなる。
　そして、この廃墟で何が起こってるか聞けると考えたのだ。

「気が付いた？　何があったのかしら？」
「……この廃墟から、は……逃……げろ……」
「えっ？」
「あのオッサンは……危険、だ……」

　その言葉を告げるとバトルガールはまた気を失った。 


　砂嵐、オッサン、危険。
　ヘンリーはこの単語で合点がいった。

「……一旦、引きましょう！　ええ、そうしましょう！」

　この廃墟の街には近づかないほうがいい。
　世界レベルの判断力で一瞬で判断した。

「……………ついでよ、ついで」

　ヘンリーは気絶したアゲハを背負った。
　こんな場所で放置したら、あの危険なオッサンがくるかもしれないと判断したからである。
　
　それは世界レベルでもなんでもなく、普通レベルの判断であった。


【B-2/はいきょのまちの北側の入り口付近/一日目/午後】

【ビキニのおねえさんのヘンリー　生存確認】 
［ステータス］：疲労（中）、軽傷 
［バッグ］：基本支給品一式、きちょうなほね 
［行動方針］こんなちっぽけな島で終わらないために、
0：廃墟から離れて、この子（アゲハ）を安全な場所に送る 
1：私こそが世界レベル 
2：あの騒がしい男を要警戒。

▽手持ちポケモン 
◆【シンボラー♀/Lv50】 
とくせい：マジックガード 
もちもの：かえんだま 
能力値：？？？？ 
《もっているわざ》 
サイコシフト 
はねやすめ 
コスモパワー 
アシストパワー


◆【ダイノーズ♀/Lv50】 
とくせい：がんじょう 
もちもの：くろいてっきゅう 
能力値： 
《もっているわざ》 
？？？？ 
？？？？ 
？？？？ 
？？？？


◆【ピクシー♂/Lv50】 
とくせい：マジックガード 
もちもの： なし 
能力値：HP、特攻振り 
《もっているわざ》 
ムーンフォース 
だいもんじ 
かみなり 
タマゴうみ 

　


【バトルガールのアゲハ　生存確認】 
［ステータス］：状態：気絶、まひ、肋骨軽傷、全身にあざ、後頭部を打撲、服がぼろぼろ 
［バッグ］：基本支給品一式、ランダム支給品×１～2、バシャーモナイト 
［行動方針］対主催 
1：この実験を殴りに行く 
2：からておうのガンマを倒す

◆【バシャーモ♂/Lv50】 
とくせい：もうか 
もちもの：バシャーモナイト 
ＨＰ：■■■■□□□□ 
能力値：ＡＳ振り 
《もっているわざ》 
とびひざげり 
ブレイズキック 
ストーンエッジ 
カウンター

◆【アゲハント♂/Lv50】 （瀕死） 
とくせい：とうそうしん 
もちもの：？？？ 
ＨＰ：□□□□□□□□ 
能力値：ＣＳ振り 
《もっているわざ》 
おいかぜ 
しびれごな 
メロメロ 
むしのさざめき


　◇　◆　◇ 

　

（どうやらここにはもう一匹、ド下等トレーナーがいるようだな）


　ガンマは辺りを確認する。
　周囲にトレーナーがいれば、つうしんサーチャーを使えば一発で分かることだが……
　このガンマはそれを使おうとはしない。
　何故なら、それほどまでにガンマは己の実力に絶対的な自信を持っているからだ。

「シャバァ……コイルも気付いたようだな」

　あまいかおりに釣られてコイルがその方向に向かおうとする。
　ガンマはそれを制止させて、コイルをモンスターボールに戻す。
　
「ここかァ～？」

　あまいかおりの発生源に辿り着いた。
　野生のポケモンを群れを引き付けるにはもってこいのいい匂いだ。
　ガンマが見た限りはは普通のマンションのようにも見える。

「シャバーッ！！」

　ガンマは廃墟のマンションの自動ドアの扉を蹴り破った。
　だが、次の瞬間であった。

『ポポー！！』
「シャバラ！？」
　
　▽ガンマはポッポにタウリンを盗まれた！

　不意討ちとはいえ、たかがポッポに泥棒された。
　少々だがダメージを受けたが動くには全く問題ない。
　そのポッポは泥棒した直後、すぐに上の階に飛んでいった。

「ほう……ド下等にしては少しは考えているようだな……。
　だが、これではっきりしたぞ……！」

　ガンマは無造作に壁を殴る。
　今流行の壁ドンと呼ばれる行為とは程遠い壁ドン。

「シャダァッ！！　粛清と行こうではないかーーっ！！」

　目の前には生い茂った草むらの迷路。
　ガンマは気合いを入れて進む。
　


　◇　◆　◇ 

　

「クソ……タウリンってなんだよ、タウリンって……！」

　ポッポが盗んできたタウリンを投げ捨てる。
　この殺し合いにおいて努力ｔ……基礎ポイントを上げるアイテムは外れアイテムである。
　何故なら、ポケモンコンバータがあるのだから、基礎ポイントの調整は可能なのだから。

　ガン！　ガン！　ズガァン！！
　轟音と衝撃でアトがいるマンションが揺れている。
　
（来てる……アイツが確実に登ってきている……！
　大丈夫だ……ここまで来るには俺が考えた罠を掻い潜らないとならない。
　ここに来たら奴だって……状態異常で体力も大幅に削られているはずだ……
　そうなったら、フシギダネとポッポだって倒せる……はずだ。
　いや、入ってきたら速攻逃げることも視野に入れるべきか……）

　真っ向勝負で倒せないかもしれない。
　だからこそ策を練る。
　ここへの出入り口はアトの目の前にある扉一つ。
　そこ以外から出入りは出来ない。
　後ろには窓がある、もしものときはそこからポッポのそらをとぶを使えばいい。

　だが、考えは刹那に打ち砕かれた。
　　



「殴り込みの時間だーーーっ！！　シャバァーーーっ！！」
「なっ！？？」




　完全に予想外の場所からガンマが飛び出してきた。
　前のドアではなく、アトの背後から飛び出してきたのだ。
　そう、ガンマはマンションの壁を壊して外から中に侵入してきたのだ。 
　
「ど、どうやって……ここに……！？」
「壁にひびが入っていれば『いわくだき』が使える！」
「『いわくだき』を使えるポケモンなんて……」
「そんなポケモンは必要ないーーーっ！！」

　鍛えた拳は岩をも砕く。
　ガンマは外から殴って窓がある全ての部屋を確認して回ったのだ。
　
「ここ3階だぞ！？」
「秘伝技に『ロッククライム』という技があることも知らんのか？」
「そんなまさか……アンタがその技を使うポケモンを持ってるなんて……」
「はぁ？　だから、そんなポケモンは必要ないーーーっ！！」

　ガンマはマンションを己の拳で殴り、穴を開け、その出来た穴に足を突っ込み、登る。
　それを繰り返し、マンションを壁伝いに登りあがっていったのだ。
　ついでに侵入の際に秘密基地にあったフラッグも取っておいた。抜け目ない。

「流石に自分がいる部屋には罠を仕掛けてはいないようだなーーっ！」
「なんて酷いことを……折角作った罠満載のひみつきちだったのに……」
「シャバババ～～！　罠というものは引っかかる前に潰してしまえば、何も恐れるものではない！
　私の美学は先手必勝！　『攻撃を受ける前に加えるものだ』というのが信条でなぁーーっ！！
　その点、貴様のポッポの最初の奇襲は見事だったぞ！
　……だが、所詮はド下等の考えるようなこと！　それだけだったがなぁーーっ！」
「……そ、それでも俺はポケモンマスターになるまではこんなところでは……」
「ポケモンマスターだと？　……シャバババ！　笑わせるな！」
「……ひ、人の夢を笑うなッ！！！」

　自分の夢を馬鹿にされて怒らない人間などいない。
　だが、怒っていても事態は好転などはしない。
　最悪の状況のピンチである。

「貴様はサファリゾーンに行ったことがあるか？」
「？　アンタ……何言ってんだ？」
「サファリゾーンで投げるものを知っているか？」
「それはサファリボールと……まさか！」

　ガンマは口角を上げてにやけるように笑う。
　その手には砕いて手頃な大きさになったコンクリの欠片。　

「シャバァ！！」

　大きく振りかぶって手に持ったコンクリの欠片を投げる。
　ガンマによって投げられたコンクリの欠片はアトに向かって飛んでいく。 

「……つ、つるのむち！」
『ダネー！』

　それをアトはフシギダネのつるのむちで防ぐ。
　だがガンマは右と左、両方の腕から連続でコンクリの欠片を投げつける。
　これくらい幼少の頃からイシツブテ合戦で無敗を誇ったガンマにとって造作もないことなのだ。

「シャバ！　シャバ！　シャバ～～～～ッ！」

　連続でコンクリの欠片を投げていく。
　そして、投げると同時に距離をじりじりと詰めていく。
　前に投擲すれば、その分、ガンマ自身の身体も前に進む。

「シャバーッ！！」
『ダネフッシー！？』
「フシギダネ！？」

　至近距離からの投石で今まで攻撃を防いできたフシギダネが飛ぶ。
　フシギダネのつるのむちでも防ぎきれないほどの威力になっていたのだ。

　アトの腹部に着弾する。
　あばら骨の数本が折れた。
　呼吸をするのも苦しくなった。

　投げたコンクリの欠片が顔面を掠める。
　視界に自分の血が入る。
　意識が飛びそうになった。

　後ろに徐々に下がっていたアトの身体が壁に当たった。
　これで意識を辛うじて繋いだが、完全に追い詰められた。　

「シャバババ、追い詰めたぞ、ド下等トレーナー。後ろは貴様が作った大量のトラップだ。
　貴様ならどうする？　前に進んで死ぬか、無様に逃げて死ぬか？　
　さあ、貴様ならどちらを選ぶ？　それともギャンブラーらしく天運に祈るか～～？」
　
　相手との実力差は歴然。
　アトが勝てるチャンスなど本当に万に一つしかない。
　
　瞬時に出た逃走の方法は二つだけ。
　一つはこの罠満載の秘密基地を突っ切る。
　もう一つはガンマの横を抜けて、窓からポッポで外に逃げる。
　どちらもリスクが高すぎる、分が悪すぎる。

（この状態で逃げ切れる可能性は……高いのは後者！）

　一瞬だけでいい。
　あの怪物（ガンマ）の隙を付いて、横を走り抜けることが出来れば逃げ切れる。
　そう、考えないと『やってられないぜ、チクショウ！』という考えだけが残ってしまう。

（光の粉で目暗まし……それしかない）

　チャンスは一度だけ。
　生き残るか死ぬか。成功確率は絶望的だがやるしかない。

　だが、アトが覚悟を決めた瞬間。
　ガンマはアトとの間合いを一気に詰めた。

「シャバッ！」
「！？」
　
　パァン！　と大きな破裂音のような音が鳴り響いた。 
　
　ガンマはアトを殴ったのではない。
　ガンマはアトの目の前に両手を突き出して掌を合わせて叩いたのだ。　
　所謂『ねこだまし』。ハリテヤマなどがポケモン相撲で極稀に使う技だ。
　
　この猫だましではダメ―ジなどは与えられない。
　だが、この破裂音でアトは僅かであるが怯んでしまった。
　アトの思考と全身の筋肉が一瞬停止した隙を逃さないからこそ、ガンマは空手王なのだ。

「曲りなりにポケモンマスターを目指しているなら知っているだろう……『はっけい』という技を！
　たかが『はっけい』と言えど……『密着至近距離からのはっけい』ならどうなるかその身で味わうといい！！！」
「なっ……！？」
「その叶わぬ夢を抱いて死ねーーっ！！　シャバラーーーーッッ！！！！」

　ここはもうガンマの制空圏である。
　ガンマは素早い動きでアトの背後を取った。
　そして、床を思い切り踏み込み、身体を半回転させて背中を向ける。
　武術における『貼山靠』もしくは『鉄山靠』と呼ばれる技の動き。
　そこから放たれる技は『インファイト』でも『ばかぢから』でも、ましてや『たいあたり』でもない。
　

　『はっけい』
　

　漢字で書けば『発勁』である。
　歴とした格闘ポケモンが使う格闘タイプの技である。
　効果は相手の体に衝撃波を当てて攻撃し、麻痺状態にすることがある。
　
　『発勁』は『インファイト』や『ばかぢから』のように強靭な五体と素早い動きを用いる技と違い。
　筋力を細かく活用した独特の重心操作を行なうことで強烈な打撃力を作り出す技である。
　剛ではなく柔の技。だが、剛の者が柔の技を使いだしたらどうなるであろうか？

　その威力はHB振りのイワークをも打ち砕く……かもしれない。 

　
　ガンマはポケモンではない。
　技は4つ以上使える。


　そんな『発勁』がアトの身体にクリティカルヒットする。
　まるでトラックと正面から衝突したような衝撃を全身に受ける。
　背中からの発せられた勁が衝撃波となり、アトの身体を容易く吹き飛ばした。
　ガンマが突き破ってきた壁の穴からアトの身体が外に投げ出された。
　アトは外に出ることは出来たが、それは最悪の形であった。
　　
（そんな……俺の夢はこんなところで……）

　アトの感覚が徐々にスローモーションになっていく。
　しかし、身体は麻痺しているのか……動いてはくれない。

（……クソ、こんなところで終わるなんて……）

　廃墟の冷たい風が身体に受けながら地に堕ちていく。

（……俺の夢は……まだ――――――）

　グシャリと短く鈍い音がマンションの下から聞こえた。
　―――――もう彼は夢を追えなくなった。


&amp;color(red){【ギャンブラーのアト　死亡確認】}
&amp;color(red){【残り30人】}

　◇　◆　◇ 



「…………こうなることはわかっていたのだ」

　ポケモンバトルとは到底言えない戦いを制したガンマ。
　マンションから降り、アトの死体からフシギダネとポッポのモンスターボール。
　そして、盗まれたタウリンとアトが持っていたアイテムを回収した

「所詮はド下等トレーナー……『ワン・オブ・ゼム』にすぎぬわ」

　ガンマが認めたトレーナーなど世界に数えるほどしかいない。
　自身の片目を奪ったサワラビ。
　ヤマブキシティにいた自身を退けるほどの空手使いの男リキ。
　虐殺王と怖れられた伝説の格闘兄弟のゴールとシルヴァ。
　ガンマ自身が唯一の盟友と認めた鋼ポケモン使いのシン。
　性格が非常に捻れたドグサレ外道だったが実力は本物だった電気ポケモン使いのサイくらいであった。

「……私は『ポケモンマスター』の称号などとうの昔に超えておるわーーーっ！！」

　先程、アトの夢を笑ったのではない。
　自身がすでに通過したポケモンマスターという称号を笑ったのだ。

「私が欲しいのはポケモンマスターをも超えた称号……
　あらゆるポケモンの技すら使いこなす、最強のポケモントレーナーの称号……」

　ガンマが欲しいのはその先にあるもの。
　それこそが……



「……『ポケモン・ザ・ポケモン』の称号！　ただ一つだーーっ！！」


　
　言葉の意味はわからんがとにかくすごい自信だ。 


【B-1/はいきょのまちその2　はいきょマンション周辺/一日目/午後】
【からておうのガンマ　生存確認】 
［ステータス］：アゴを打撲 
［バッグ］：基本支給品一式、タウリン、ゴツゴツメット、せんせいのツメ、ひかりのこな、秘密基地のフラッグ
［行動方針］基本：パロロワ団諸共ド下等トレーナー共の粛清 
１：殺しに行く

▽手持ちポケモン 
◆【コイル/Lv1】 
とくせい：がんじょう 
もちもの：きのみジュース 
ＨＰ：■■■■■■■■ 
能力値：無振り 
《もっているわざ》 
どくどく 
まもる 
リサイクル 
でんじふゆう

◆【カバルドン♂/Lｖ50】 （瀕死） 
とくせい：すなおこし 
もちもの：ゴツゴツメット 
ＨＰ： □□□□□□□□ 
能力値：HP、防御振り 
《もっているわざ》 
あくび 
ステルスロック 
じしん 
じわれ

◆【フシギダネ/Lv50】 
とくせい：ようりょくそ 
もちもの：なし 
能力値：HPとくぼう特化 
《もっているわざ》 
あまいかおり 
つるのムチ 
ねむりごな 
ヘドロばくだん

◆【ポッポ/Lv50】 
とくせい：はとむね 
もちもの：なし 
能力値：こうげきすばやさ特化 
《もっているわざ》 
どろぼう 
おいうち 
ねっぷう 
そらをとぶ 


|第40話 [[リングアウト]]|第41話　Private Wars|第42話 [[おきみやげ]]|    </description>
    <dc:date>2015-07-08T10:15:04+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/47.html">
    <title>現在状況（ネタバレ有り）</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/47.html</link>
    <description>
      *現在位置地図

----
&amp;image(mapnow41.png,http://www63.atwiki.jp/pokerowa?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=47&amp;file=mapnow41.png,height=276,width=558)
４１話『[[Private Wars]]』時点

----
現在位置ツールが使えないため、PowerPointで作ってます。
しばしば更新していきたいと思います。

枠の色は大まかなスタンスを表しています。

**白色・・・スタンス未確定
「死にたくない」「殺し合い反対」など、具体的な目標が定まってない人。

**&amp;color(green){緑色}・・・脱出派
主催者はいいから、とにかく殺し合いからの脱出を目標にする人。

**&amp;color(aqua){青色}・・・対主催派
最終的には主催者を打ち倒す事を目標とする人。

**&amp;color(Yellow){黄色}・・・危険人物
場合によっては他の参加者に襲い掛かる人。だいたいは優勝狙い。

**&amp;color(red){赤色}・・・マーダー
参加者を見つけ次第、襲い掛かる人。スタンスはさまざま。

**&amp;color(silver){灰色}・・・脱落者
死んだ人。    </description>
    <dc:date>2015-06-05T15:36:03+09:00</dc:date>
    <utime>1433486163</utime>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/20.html">
    <title>書き手紹介</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/20.html</link>
    <description>
      書き手紹介
|トリップ名|投下数|備考|
|[[◆iDemvTEmwo]]|8||
|[[◆CSCT3MMMIs]]|4||
|[[◆Z9iNYeY9a2]]|4|旧◆P000QB0lyI|
|[[◆Ni1/LLuWmY]]|4||
|[[◆Kn6tS7GZtY]]|3||
|[[◆kiwseicho2]]|3||
|[[◆gET0fqCtw2]]|2||
|[[◆GOn9rNo1ts]]|1||
|[[◆RkFCXHE23A]]|1||
|[[◆LvHaBDkQwQ]]|1||
|[[◆giIlIyYRls]]|1||
|[[◆8Ab8CIePQg]]|1||
|[[◆MvYh0XIJ5A]]|1||
|[[◆bz.tAoE8W2]]|1||
|[[◆UdKZwyICZM]]|1||
|[[◆ew5bR2RQj.]]|1||
|[[◆s01wigNRA.]]|1||
|[[◆6eC64QsDDo]]|1||
|[[◆Y8r6fKIiFI]]|1||
|[[◆Bu4r51EP82]]|1||    </description>
    <dc:date>2015-06-03T16:07:15+09:00</dc:date>
    <utime>1433315235</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/66.html">
    <title>リングアウト</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/66.html</link>
    <description>
      力が入らない。
微弱な電気が身体に残り、ビリっとした感覚が不定期に走る。
すると一瞬、関節の糸が切れたようになり、思わずへたり込みそうになる。

これがマヒという感覚か。

ポケモンバトルでの状態異常に掛かる事など、そうそうあるものではない。
道場で修業の身であるアゲハも、これは初めてだった。
素早さの低下は別に身体が重くなったわけでは無いのだと知った。
スタンガンに近い感覚。脚にしっかりと力を預けられないのだ。

マヒの感覚に慣れないまま、目の前の格闘家に勝つ事など出来るのか。
絶望的でしかない。
だが、




それでも――


折れてしまえばそこで敗北だ。
負けないと信じている限り、希望はある。
だからアゲハは凛とした表情で、ガンマの目を見据える。
勝負はまだ、続いている。


　◆


砂嵐に煽られ、ビルの屋上はゆっくりと揺れている。
ガンマは一時的にでんじふゆうを解き、コンクリートへと足を付けた。
地に足を付けても、身の丈３メートルにも及ぶ彼の目線からは見下ろす事に変わりない。

吹き抜けた強い風が、アゲハの生傷に砂を叩きつける。
彼女はほんの僅かに顔を歪める。それを合図にガンマが足を踏み出した。

「シュハァ―――ッ！！」
『ヴァルシャアアァァモッ！！』

戦闘が再開する。
先陣を切ったのはバシャーモだ。
両脚から噴射した火炎が速度を高め、迫りくるガンマを迎え撃つ。
その灼熱を纏わせた右脚が、弧を描くように動き――

『シャアアァァァァ―――――ッ！！！！！』

ブレイズキック。
斧のように振り下ろされる一撃。

それを受けたのはガンマではなく、寸前に踊り出た『まもる』体勢のコイルだった。

「あのコイル……まもるを覚えてるのかよ……！」
「愚か者め！ この私を狙う事など見通していたわーっ！」

バシャーモが飛び退くと同時に、ガンマも高く跳び上がる。
太陽を背に、地に生じる影。

「狙いはお前だぞ、アゲハント！！」
『ハ……！』

咄嗟にアゲハントは、真上へと攻撃照準を向けた。

『ア、アゲハ～～～ントッッ！！』

音波から生み出される衝撃波による攻撃、むしのさざめき。
避けようも無く、その巨体に浴びせられる。
だが、しかし――

「しゃらくさい！」

一喝。ガンマは体勢を崩さず、弾丸のように突き進む。
生身の人間がポケモンの攻撃を平然と耐えたのだ。無茶苦茶である。
いや、これもガンマならば当然の事と言えよう。
山の中で戦いを積み、鍛え上げられた頑強な肉体。
そこに適応し、岩に匹敵するような耐久性を持っていても、不思議では無い！


――不思議では無いのだ！




むしタイプの攻撃など、効果はいまひとつだ！！！！！！！！！




「フライングプレス――――ッ！！！」

修行により会得したポケモンのわざ。
クレーターが生じる程の一撃、耐性が有利なアゲハントと言えども受けきれまい！

砂煙が巻き上がる――


『ア……アゲハン……ト……』

ギリギリの所で身をよじって回避……ッ！
さざめきによって、僅かだが狙いを逸らせたのかもしれない。

「うらぁぁああああああああああああああああああッッ！！！」

ガンマが身を起こす前にアゲハが接近。連撃を叩き込む。
マヒ状態であろうと、正拳の速度は平常時と寸分違わない破壊力。
しかし空手の腕前の差は圧倒的だった。
敵の剛腕は、アゲハの連突きを軽々と防御していく。

「（く、全然手ごたえが無ェ……、まるで大理石を殴ってるみたいだ……）」

皮膚が硬いと言う意味では無い。
ガンマの防御姿勢は、単に腕で受け止めているものでは無いのだ。
正拳をはらい落とすかの如く、受け流す。ダメージを通さない。

だからこそ彼の防御は、鉄壁以上に鉄壁。破壊する事は容易では無い。

「シャババ、ぬるいぞアゲハーっ！ おまえの攻撃など私には全く通じないぞ！」
「う、るせェ――！」

挑発のままに、思い切り振りかぶった上段回し蹴り！ 盛大に空振った！
ガンマは後方へローリングし、でんじふゆうにより宙へ浮く。

その時、フィールドに響いた『ぶわーっ』と奇妙な音。
カバルドンのあくびが、バシャーモを捉えたのだ。
逃れられない眠気が意識を強制的に揺さぶる。

「バシャーモ！」

このまま眠られてしまえば、後はもうカバルドンの地震で一網打尽。
チェックメイトへの準備が着々と完了しつつある。

……と、ここでアゲハは敵の行動に無駄があると気付く。

「（どうして今、じしんを打たなかった……？
　　わざわざ眠らせなくても、バシャーモは下手したらやられていたハズ……）」

やはり気付くのが一歩遅い。

アゲハの気付いた通り、ヘタをすれば敗北していた状況。
どうして、という疑問を浮かべた時には、既にガンマはその原因を勝手に解説していた。

「カバルドンへの砂の鎖を切れているだと！？
　そうか、私がアゲハの相手をしている間に、バシャーモが切り裂いたと言う事か……！」

でんじふゆうの効力を失ったカバルドンは、今にも崩れそうな屋上に降りてしまった。
もしここでじしんを打てば、自分もビルの崩壊に巻き込まれてしまうだろう。
カバルドンは、それを恐れた。
結果としてあくびを選択。アゲハ達に猶予を与える事となった。

「グム～ッ……やりおるではないか！
　だがあいにくだな、お前たちを奈落へ叩き落とす準備は出来ている！」

ガンマは再度屋上へと着地。
片足を高く上げ、ひび割れたコンクリートへと思い切り踏み込む。



ビシッ



と、明らかに嫌な音が下から聞こえて来た。

「え」

アゲハの立っていた場所が唐突に傾いた。
今の&quot;震脚&quot;によって亀裂が広がり、屋上の一角がなだれ落ちようとしているのだ。
それは数刻前、かいパンやろうのビリーを崖へと飲み込んだ技！

「うそだろォ！？」

怪力っていうかもうコレ色々ずるいだろ、と感じたが、とにかく脱出を図らねばなるまい。
無論、仁王立ちで妨げようとするガンマをかいくぐらねばならないのだが……。



突如。バリリッ、と電気の走るような感覚、アゲハはへたっと膝を着いた。

「（く、このタイミングで……痺れ……）」

立ち上がる事が出来ないまま、地滑りのように足場が崩れていく。
アゲハの身体が、逆さまに宙へと投げ出される。

「シャババ、己の悪運を恨むがいい、シャバババババ――――――ッ！！！」

視界全体に、真っ青な空が広がった。
その中心には高笑いするガンマ。その姿も、声も、みるみる遠ざかる。



――これで終わり……これで死ぬ……？



『死』を実感した。
どれだけ身体能力があろうと、この高さから転落すれば二度と立ち上がれない。
身体の芯に氷を差し込まれたように、震えが走った。



アゲハは静かに目を閉じた。

















拳を硬く握って、叫ぶ。


「そんなの認めるか！！！ アタイが、こんな終わり方するものかよ！！！
　当然だろ、バシャーモッッ！！！！」




バッと目を見開いた先には、鳥に似た真っ赤な顔があった。
バシャーモは二本の腕でアゲハを抱え、大地で受け身を取る。

「痛ッてェ～……」
『シャー……』

よろり、と腕から降りたアゲハは二、三度咳き込んで、砂の混ざった唾を吐き捨てた。
ゆっくりと息を吸い、ゆっくりと吐き出す。
そうして待機するバシャーモを見据えた。

「信じてたよ」

痺れが少しづつ収まり、フラフラとアゲハは自分の脚で立ち上がる。

「……って、胸張って言えたら良かったけど。
　一瞬だけ、ホントに死ぬと思った。助からないって思った」

ついさっき、もっと高いところからブレイズキックで降りたって言うのに。
こんなにも頼もしい仲間がいる事を、あの瞬間に頭からぶっ飛んじまった。
不測の事態になると、こうも簡単に弱気になっちまうだなんて……。

「それを一言謝りたい。ポケモンを信じてなきゃ、その、トレーナーとして未熟だから。
　だから……だからもう、もう何が何でも信じるからな。
　もう絶対にブレないからな。
　アタイも、本気でお前たちに応えるから。……だから、信じろよ！」

『……シャッ！』

「いいか、バシャーモ」

『フシャ』

「ぜッッッ……てぇーに、勝つからな！！」

『……シャアァッ！！！』





太陽の日差しよりも眩しい、強い輝きに包まれた。
虹色にも見えて、桃色にも見える。そんな光。

「それ、アタイのバッグ……。
　お前さっきの間に、わざわざ持ってきたのか？」
『フシャ！』
「フシャじゃねーよ！ なんだお前余裕じゃねぇか！」

見た事の無い道具だ。宝石のような石に、よくわからない腕輪。
それぞれが共鳴するように光を発している。

「あぁ、今なら使い方がわかるぜ……。
　……直感でわかった！」

メガストーン『バシャーモナイト』を投げ渡し、左手にメガバングルを装着。
腕を突き上げて、叫ぶ。




「見せてくれ……お前の本気の本気の本気の、本ッ気をさァッ！！！！」
『バシャアアァァァァァアァァァッッ！！！』




気付けば、砂嵐はやんでいた。


　◆




カバルドンが戦闘不能となる瞬間を、ガンマは見逃した。
とびひざげりは音速の如く放たれ、振り返ると、屋上からリングアウトするカバルドンの姿があった。


メガバシャーモ。
上半身を覆う白い体毛は、空を切り裂くような独自の形状に変化。
四肢に纏う炎は抑えられんばかりに燃え続け、周囲に陽炎を揺らめかせる。

「ほう！」

メガシンカの存在は知らない。
だが、その姿は覚醒を遂げたものである事はわかる。
未知の現象。限界を超える力を目の前に、心が躍る。

「魅せてくれるではないか。この僅かな時間でポケモンの力を引き出したとは」
「へへ……どうだ。こりゃあ形成逆転じゃねぇのか？
　もう砂嵐も収まった、カバルドンはもう居ない。
　そのコイル一体で、どうやってアタイたちと戦おうって言うんだ？」
「シャバババ！！ 思い上がるなド下等トレーナー！！
　既にお前の敗北は決定しているぞ―――ッ！！」

ガンマが指差す先には、力尽きたアゲハントの姿があった。

「一つはお前の手持ちも残り一体だと言う事。
　そしてもう一つ、バシャーモの様子を見るがいい」
「んな……」

膝を着き、倒れ伏すメガバシャーモの姿があった。
先刻カバルドンの放った『あくび』がここに来て意識を奪ったのだ。

「やはり忘れていたか、ド下等トレーナー！」
「だ……だけどバシャーモが目覚めれば、コイルの一体くらい……！」
「シャバババ、レベル1コイルを知らないとは失笑ものだな」
「レベル1……コイル……？」

レベル1コイルとは、HP満タンからは決して一撃では瀕死にならない特性『がんじょう』を利用した戦略。
ダメージを受けるたびに『きのみジュース』で体力を回復させ、さらに『リサイクル』で道具を元に戻す事でいつまでも生き残れるのである。

「バシャーモが眠りから醒めたらすかさず『どくどく』を使い、じわじわと死に追い詰めるのみ。
　そうなればお前の勝ち筋はただ一つ。死ぬまでの数回だけ使える『ブレイズキック』でコイルをやけど状態にする事のみ。
　僅かな運ゲーに身を任せるしか、生き残る道は無い！」

希望の見いだせない現実を、アゲハの胸に付きつける。
だが、それでもアゲハは平然と向き合って見せる。

「ハッ、わざわざ勝ち筋の解説どうもな。だったらアタイは、その可能性を引き当ててやろうじゃないか！」


「くだらん事を言うな、貴様それでも空手家かーっ！」


「えっ」

思わぬ一喝、呆気にとられる。

「運ゲーの糞試合なんて、みっともない展開はやめるんだ――っ！」
「えっそれアタイに言ってんの！？」
「真の空手家であるならば……」

ガンマは帯を解き、胴着を脱ぎ捨てた。
そうして『押忍』の構えを取り、ゆっくりと歩み寄る。

「正々堂々、実力で決着をつけようではないか」

バシャーモの覚醒、アゲハの不屈の精神。
それらを見せつけられた上で、運による決着は望まない……と、ガンマはそう思っているのか。

ただ、どちらにせよアゲハの勝ち目は薄いだろう。
男女差によるアドバンテージ。
巨漢ガンマと小柄のアゲハ、その体格は二倍は異なる。
実力においても、長年の修業を積んだガンマとは経験が圧倒的に違う。
加えてアゲハはマヒ状態。いささか無茶である。

「……上等だ」

だが、アゲハはその戦いに乗った。
勝ち負けなどどうでもいい。
自分自身の心が、これを望んでいる。それ以上の理由は無い。



　◆



「シャバ―――ッ！！」

顔面に迫る二発を回避。
続けざまに飛ぶ前蹴りが胸部に刺さる。
お返しに放った突きは、ガンマへと届かず。
肩甲骨辺りに手刀を叩き落とされる。

振り下ろされる拳、薙ぎ払われる脚、次々に繰り出される打撃の応酬。
ガンマの攻撃は全て、鉄球のような鈍器に近い破壊力がある。
アゲハの必死の防御（空手技術では無い、感覚的な防御姿勢）では、あざが形成されていくばかり。

「だらあああぁぁぁぁぁぁ―――ッッ！！！」

巨漢の周囲を飛び回るように動き、ハイキックや回し蹴りなどの足技をガンガン放つ。
半端ないバランス感覚から成る、軽快な動作によるダイナミックな攻撃、必殺コンボ、それこそがアゲハの武器。
しかし、どの技も巨大な手のひらによって妨げられる。
見切られている。
ゆえにほとんどダメージが通る事は無い。

「シャバババ、その蹴り本気か？ まったく効かないぞ」
「チッ……」
「蹴りというものは……」

ガンマの体勢が大きく傾く。

「こういうものを言うんだーっ！！」

体重を込めた強烈な蹴りが、アゲハを身体ごと吹っ飛ばした。
よろめきながら起き上がる小娘に対し、ガンマは嘲笑をぶつける。

「フン、それでも先ほどよりは威力が上がっている。
　マヒ状態から貴様自身の&quot;こんじょう&quot;を目覚めさせた、といったところか。
　だがやはりその子猿のような体格では、勝負にならないようだな！」
「……ハッ、言ってくれたな……。まったく、どいつもこいつもアタイがチビな事を指摘しやがる。
　けれど言っとくがな……それを口にした時点でお前の負けで決まりだ。
　チビだと思って甘く見てきた奴は全員――例外なく地面に寝そべるハメになったからなァ！」

アゲハが跳び上がりながら接近する。

「バカの一つ覚えが！ 蹴り合戦なら私が制したはず――っ」

左側から叩きつけられたアゲハの飛び蹴りを受け止める。
防御が左側へ集中したその瞬間。アゲハは両脚で大地を蹴った。

「……む？」


バネの反動が如く跳び上がる、懐からのロケット頭突き！
ガンマのアゴを強烈に打ち抜くッ！！


「ングッ……」

よろめくガンマに追撃のローキック。
軸足の関節に響かせる一撃。

「シャボ～～ッ！」

見事にダウンを奪い取る。
そのままアゲハはマウント体勢をとり、ガンマの首を狙う。



だが、またしても襲い来る、シビれ――
ガンマを目の前にして、力無く膝から崩れ落ちた。

「ク……ソ……」

ぐっと伸びた片腕がアゲハの胸倉を掴み、地面へと叩きつけられる。
頭蓋骨を押さえつけられた状態で、マウントを奪い返すガンマ。

顔面をわしづかみされ、上半身が持ちあがった状態から、後頭部をコンクリートへと叩きつけられる。

「ガッ……！！ グ……痛……ぃ……」

二、三度ほどぶつけられ、アゲハは気絶した。




「不意を打たれたとは言え、この私からマウントを取るとはな……。
　だがあいにく、ここで終わりにさせてもらおう」

アゲハの首に手を掛けた時、強烈な熱風が皮膚を吹きつけた。

『フシャァァ……！』

メガバシャーモは既に目覚めていた。
その振る舞いから、ガンマを威圧しているのは明らかだった。

「支給品の身でありながら、敗北したトレーナーを自らの意志で救おうと言うのか」

その問いへの答えなど、もはや語るまでもあるまい。
数時間の関係であっても、彼らは既に信頼と絆で結ばれているのだから。

グラ……と、建物が大きく揺れた。
下層の方からただならぬ騒音が、少しづつ音量を増していく。

「フン……このままコイルと戦わせていたら、その前にビルが崩れるな。
　バトル中となってしまえば、でんじふゆうを使える余裕も無い。おそらく共倒れだ」

ガンマは大人しく、アゲハから手を離した。
そうしてでんじふゆうで飛び上がる。そのまま街の中へと去っていく。

「シャババババ……！ 今回は引き分けだ。
　だが次に会う時が、お前らの命日となるだろう！！」




轟音と共に崩壊していくビルを背に、メガバシャーモはアゲハを担いでその場を後にした。




【B-2/はいきょのまちその２/一日目/午後】


【からておうのガンマ　生存確認】 
［ステータス］：アゴを打撲
［バッグ］：基本支給品一式、タウリン 
［行動方針］基本：パロロワ団諸共ド下等トレーナー共の粛清 
１：殺しに行く

▽手持ちポケモン 
◆【コイル/Lv1】 
とくせい：がんじょう 
もちもの：きのみジュース 
ＨＰ：■■■■■■■■ 
能力値：無振り 
《もっているわざ》 
どくどく 
まもる 
リサイクル 
でんじふゆう

◆【カバルドン♂/Lｖ50】 （瀕死）
とくせい：すなおこし 
もちもの：ゴツゴツメット 
ＨＰ： □□□□□□□□
能力値：HP、防御振り 
《もっているわざ》 
あくび 
ステルスロック 
じしん 
じわれ


【バトルガールのアゲハ　生存確認】 
［ステータス］：状態：気絶、まひ、肋骨軽傷、全身にあざ、後頭部を打撲、服がぼろぼろ 
［バッグ］：基本支給品一式、ランダム支給品×１～2、バシャーモナイト 
［行動方針］対主催 
1：この実験を殴りに行く 
2：からておうのガンマを倒す

◆【バシャーモ♂/Lv50】 
とくせい：もうか 
もちもの：バシャーモナイト
ＨＰ：■■■■□□□□ 
能力値：ＡＳ振り 
《もっているわざ》 
とびひざげり 
ブレイズキック 
ストーンエッジ 
カウンター

◆【アゲハント♂/Lv50】 （瀕死）
とくせい：とうそうしん 
もちもの：？？？ 
ＨＰ：□□□□□□□□ 
能力値：ＣＳ振り 
《もっているわざ》 
おいかぜ 
しびれごな 
メロメロ 
むしのさざめき 



|第39話 [[トリック]]|第40話　リングアウト|第41話 [[Private Wars]]|    </description>
    <dc:date>2015-06-03T00:13:46+09:00</dc:date>
    <utime>1433258026</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/65.html">
    <title>トリック</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/65.html</link>
    <description>
      できればもう少し遠くまで逃げたかったが、小柄なカモネギにそこまでさせるのは酷だし、何より腕が疲れてきたので、町からそこそこ離れた位置にケンジは降りた。
足を解放されたカモネギは先ほどのケンジの行為を責めているのか、カーカーと周りで鳴き声をあげながらバサバサと羽ばたいている。
ポケモンバトルをする気満々だったカモネギの行為に僕は水を差したわけだから、この怒りは当然のものだし、また申し訳ない気持ちになった。

「いや、悪かったって。でもさ、あの状況じゃああするしかなかったんだ……。作戦は考えたけどさ、成功率がゼロに近いし……」

瀕死のピチューを倒すことは容易なのだが問題はサーナイトで、トレースしたヌケニンのふしぎなまもりはもうないが、無かろうがそのポケモンは厄介極まる。
カモネギはタイプ一致ではないにしろ有効打はあるが、全ての種族値で劣るので、素早さ勝負で負ける。ズルズキンはタイプの関係上、フェアリータイプの技を出されたら確実に一発で沈んでしまうし、素早さも低かった。
彼らを囮にして、ゲンガーをコンバータで回復させる時間を稼ぐなんて作戦も考えはしたが、サーナイトで攻撃をされる可能性があるので除外。ヌケニンがいない以上、今度は避けられない。
消去法で考えていった結果生まれた作戦が、やられる前にやれ、という作戦と呼ぶのも烏滸がましい何かだった。
そんな手しか思いつかなかったから逃げたのだ。バトルの最中に相手に背を向けるというのはやってはいけない行為であったが、命には代えられないし、何よりもあれは正規のバトルではないから問題ないだろう。
というか、自分にトレーナーとしての誇りは無きに等しい。

「戻れカモネギ。……回復させてから休憩しようかな。っと、その前に確認確認」

カモネギをモンスターボール内に戻し、ゲンガーとヌケニン、ついでにカモネギをポケモンコンバータにセットして回復させる。
作業が終わったケンジはモンスターボールをしまい、ポケッチの機能を用いて近くにトレーナーがいないかを確認した。
結果は反応なし。少しの間は安心できそうだと、胸をなでおろしつつ地面に座り込む。
この島に飛ばされてようやく、しっかりとした休憩がとれそうだった。

「休む暇なかったし……。戦力確保してその場から退避、かと思えば殺されかける。……町は駄目だな」

間髪を入れずとまではいかないが、若干の間を空けてこれなのだから、町の中に居続けられたもんじゃない。
殆どの人は誰かしらと遭遇したいと考え、他の人に会える可能性の高い町へ来るはず。当然殺し合いに反抗する人も来るだろうが、殺し合いに乗った人が来ることもある。
そういうリスクをふまえて、あえてそのリスクを冒して町へ行くにはあまりにも自分は非力すぎる。バトルが下手で運動もできないというのは致命的すぎた。
自身のバトル下手が如実に現れていたのが、先ほどの少年とのバトルだろう。自身の考えが足りず稚拙な命令を出した結果、危うく死にかけたのだから始末に負えない。
少年の安っぽい挑発に乗ってしまったのも良くなかった。普段の自分なら有り得ないが、ゲンガーがいるからという慢心もあって、自分は勝てるだろうと思い込んで調子に乗ってしまったのだ。
結果として、これも普段の自分なら有り得ないのだが、相手の行動に困惑して焦ってしまい、みちづれを選択するというミスを犯してしまった。
シャドーボールを使えばピチューは確実に沈んでいたし、あやしいひかりを使えば確実ではないにしろ行動は制限できた、にも関わらずこれなのだからどうしようもない。
会えれば重畳、会えなければ地獄。そんなギャンブルに身を預ける程、ケンジは楽観的ではなかった。

「バトル下手の原因は分かっているつもりなんだけどな。視野が狭い、これに尽きる」

補助技の存在を一切考えなかったためにヌケニンを瀕死に追いやり、相手の言葉に惑わされて攻撃をせずゲンガーを麻痺にさせてしまう。どれもこれも自分の浅慮さが引き起こした事態だった。
いつもそうだ。バトルになると一つの物事を考えただけで突っ走り、その度に相手から手痛い反撃を何度くらったことだろう。
ポケモンの特徴や特性、技などはおおよそ把握しているというのに、バトルになると一切考慮せず考えるのだから何のための知識なのか。相手の弱点タイプだけは考慮しているようだが、それだけで勝てる程甘くはない。
……問題点を自覚しているのにも関わらずバトル下手を治していなかったのは、バトル下手であることが深刻な問題を引き起こすとは考えていなかったからだ。
もっとも、深刻な問題というのが殺し合いにおいて不利になる、なんて誰も考えもしないであろうが。 

「次は意識すれば問題ないか……？　いや、真面目にバトルをする意味はないし、ポケモン使って相手を倒せばいいだけだし……」

わざわざトレーナーに勝負を挑んでポケモンを全て倒すよりも、トレーナーを不意打ちするほうが労力が少ないことは言うまでもないこと。
気付かれていない状態なら最良であるが、別にポケモンバトルの最中でも不意打ちをしようが構わないし、むしろ戦法にそれを入れなければ、自分は呆気なく死んでしまうだろう。
相手の攻撃を誘発させてゲンガーのみちづれでトレーナーを殺す、ズルズキンのどろぼうとカモネギのはたきおとすで手持ちを無くさせる、直接攻撃、など方法だけは腐るほど……とまでは言うまいが、それなりに考えていた。
こういう時の悪知恵だけは頭が冴え渡る……どうせならその思考力を、ポケモンバトル中にも欲しいのだが、そう思っても実行しないのが自分だった。

「んー、難しいな。制圧力の無さが致命的だし、四体同時運用するかな」

などと考えつつ、そろそろ動き出そうと考え、近くにトレーナーがいないかを確認するためにポケッチの機能を使用する。
反応が一つ――それも結構近い位置に、反応があった。
ゆっくりと反応がする方向へ向くと、学生服を着た女の子が遠巻きにこちらの様子をうかがっていた。

「……またか」

泣き虫のたんぱんこぞう、どす黒さの塊のブリーダーに続いて、今度はじゅくがえりの少女ときた。
まだ地面に降り立ってからそれ程時間は経っていないというのに、もう三人目と遭遇するとは、自分は何て運が良いのだろう。
――などと心の中で自嘲しながら、うんざりとした顔でケンジは少女を眺めていた。


◇◇◇


私の目の前にいる人、白衣を着て眼鏡をかけた男の人は、くたびれた表情をして私の方を見ている。
またか、男の人はそう呟いて、少しの間をあけた後に地面から立ち上がり、私の方へと歩き出した。
またか、その言葉は一体どういう意味だろう。私の同年代の人に遭遇したことがあるのだろうか。
だとしたら何故、その人とは同行していないのだろう。
やや距離を置いて男の人は止まり、口を開いて言葉を発した。

「君は……誰だい？　見たところ、学生なのかな？」
「あっ、は、はい。私、レンっていいます。えっと、あなたは……殺し合いをどう、思います？｝
「そうだね。良くないことだと思っているよ。できれば打破したいところだね」

男の発した言葉は殺し合いに反抗する意を示すもので、早くも私は強力することができるかもしれない人と会うことができた。
白衣を着て眼鏡をかけた格好はまるで研究員のようで、もし研究員だったなら頭が良いのではないか、そんな期待を私は抱く。
首輪について、何か分かるのではないかと期待を抱く。
だけど、その前に気になっていること――どうして誰とも同行していないのか、それを聞きたい。
私よりも前に、それも私と同年代の人と会っているのに、どうして男の人は一人で地面に座っていたのだろう。

「まだ名乗っていなかったかな。自分はケンジ。研究員をしている」
「研究員……！　もしかして、首輪について何か分かりますかっ」
「首輪……？　ああ、首輪か。考えてなかったから、全く分からないね」
「そ、そうですか……」

どうやら首輪については頭に浮かんでいなかったようで、つまり男の人は脱出については考えていなかったようだ。
しかし研究員ではあったので、今後首輪を調べる機会があれば、何か分かるかもしれない。
……先に発言されてしまって、聞きそびれてしまった。次はしっかりと聞かねば。

「さて、ここでは何だし、何処かの町へ行って、首輪について考えるとしよう。君が歩いてきた方向に行こうか」
「あのう……、そこより近くの町へは行かないんですか？」
「あっちは危険だから止めておいたほうがいいよ。殺されかけたからね」
「そうなんですか……、っ！　殺されかけたって！」

さらりと。
男の人、ケンジさんは何てことのないかのように、殺されかけたという言葉をさらりと口に出した。
脳の認識をすり抜けていきそうなくらいに、自然に吐き出された言葉だった。

「殺されかけたって……まさか、私と同年代の……」
「その通りだよ。正しく君と同じくらいの少年だった。……本当に、あの時の自分が腹立たしいね」

ケンジさんは苦々しい面持ちでメガネを元の位置に戻しつつ、二つのモンスターボールを取り出す。
それを他所に私は、同年代の人が殺し合いに乗っているという事実に、少なからずショックを受けていた。
もし私も一歩間違えていたらそのようになっていただろうし、現に最初になりかけていたのだから恐ろしい。
頭の中を切り替えて、ケンジさんの方へ向くと、彼の手には二つずつモンスターボールが存在していた。

「どうして、四つも……？」
「……同行していた人がいたんだ。その人が持っていた、二つのモンスターボールだよ」
「えっ……？　そ、その人はどこに……」
「不意打ちを仕掛けられて咄嗟に対応できなくてね……、死んでしまった」
「っ！」

殺し合いに巻き込まれたことは理解して飲み込んでいるつもりだったが、まさかもう死人が出ているなんて考えていなかった。
この島に飛ばされてまだ時間はそれほど経っていないというのに。既に殺し合いは始まっている。
どうにも、その言葉には、現実味がなかった。死んでしまったという言葉を頭の中で反芻させることしか、私にはできなかった。

「悲しいことに、僕のポケモンでは太刀打ちできなくてね。モンスターボールと彼に支給されたアイテムだけ持って逃げてきたんだ」
「……………」
「お話はこれくらいにして、そろそろ行こうか。ここは危険だから、早く離れないとね」
「は、はい……」

頭の整理がついていない私には気付いていないようで、ケンジさんはモンスターボールをしまうと、私が歩いてきた方向へ歩き出した。
慌てて私も歩き出す。目指すは、こことは違う町。
まだ頭の整理はついていないが、私は言っておきたいことが一つあった。

「あの、ケンジさん」
「何かな？」
「これから、よろしくお願いします」
「……こちらこそ」 


【C-6／平原／一日目／午後】

【じゅくがえりのレン　生存確認】 
［ステータス］：良好
［バッグ］：基本支給品一式、あおいバンダナ、ランダム支給品×１ 
［行動方針］：対主催脱出優先派 
１：首輪を外すため、仲間を集める 
２：危ないトレーナーに会っても殺人はしたくないので足止めなどをして逃げる
３：ケンジと行動。町へ向かう

▽手持ちポケモン 
◆【ミロカロス/Lv50】 
とくせい：かちき 
もちもの：なし 
能力値：？？？ 
《もっているわざ》 
まもる 
さいみんじゅつ 
あやしいひかり 
こごえるかぜ

◆【グライオン/Lv50】 
とくせい：ポイズンヒール 
もちもの：どくどくだま 
能力値：？？？ 
《もっているわざ》 
みがわり 
ステルスロック 
いやなおと 
かげぶんしん

【けんきゅういんのケンジ　生存確認】 
［ステータス］：良好、
［バッグ］：基本支給品一式×5（ゴロウ2） 
［行動方針］生き残り重視 
１：レンと行動。町へ向かう
２：戦闘は極力避ける 
３：その後の方針は参加者の人数が減ってから考える

◆【ヌケニン/Lv50】 
とくせい：ふしぎなまもり 
もちもの：きあいのタスキ 
能力値：攻撃、素早さ特化 
《もっているわざ》 
つるぎのまい 
あやしいひかり 
シャドークロー 
シザークロス

◆【ゲンガー/Lv50】 
とくせい：ふゆう 
もちもの：のんきのおこう
能力値：素早さ、特攻特化 
《もっているわざ》 
マジカルシャイン 
おにび 
シャドーボール 
みちづれ

◆【カモネギ/Lv50】 
とくせい：まけんき 
もちもの：ながねぎ（ゴロウのもちもの） 
能力値：攻撃、素早さ特化 
《もっているわざ》 
そらをとぶ 
はたきおとす
エアスラッシュ
リーフブレード

◆【ズルズキン/Lv50】 
とくせい：だっぴ
もちもの：おおきなねっこ
能力値：特防、素早さ特化
《もっているわざ》 
どろぼう
ドレインパンチ
ビルドアップ
かみくだく 


|第38話 [[スピカテリブル]]|第39話 トリック|40話 [[リングアウト]]|    </description>
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