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    <title>ポケモンバトルコロシアイ＠まとめwiki</title>
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    <description>ポケモンバトルコロシアイ＠まとめwiki</description>

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    <title>そこに空があるから</title>
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    <description>
      「私とした事が……ぬかったわね……」

ぜぃぜぃと肩で息をしながら、おじょうさまのイリアスはギリリと爪を噛んだ。
周囲を取り囲む鬱蒼とした木々は、どこまでも冷たく広がっている。
葉と葉の隙間からカーテンのように差し込んだ光は、もうとっくに見えなくなった。
時間が過ぎるほどに、少女たちを包み込む闇は一層強まっていく。

胸の奥に湧き上がる、無力感。
イリアスは堪らず声を上げた。

「なんで麓に辿りつけないのよーッ！！！」

数時間ほど前。森に入った結果、出られなくなった。
思えばこれまでの彼女の人生のうち、まともに登山をした経験が無い。

「ドサイドン、とにかく真っ直ぐ進むのよ！
　そうすればこんな森、いつか絶対に突っ切れるハズなんだから！！」

ドサイドンの肩の上に乗り、枝をかき分けながらひたすら進む。
まさか同じ所をグルグル回っている……なんてベタな状況に陥ってる事に少女が気付くのはいつだろうか。


　◆


「なんくるないさー！！」

そう意気込んでいたポケモンブリーダーのガナハだった。
しかしその意志はすぐに折られてしまう結果となった。



街には少女の悲鳴が響き渡った。
他でもないガナハ自身が発したものだった

「お、女の人が……な、内臓……ひっ……！」

最寄りの街で目にしたのは、コロシアイの凄惨な現実。
アスファルトに横たわるメイドの女性、その背中から飛び出したピンク色のぐちゃぐちゃとした中身。

ここで声を上げれば身を危険に晒すとはわかっていた。
しかし、決して強くない少女は恐怖を抑えられなかった。
そしてすぐさま口を押さえて声を止め、その場から走って逃げた。
路地裏のゴミ箱の裏に隠れ、ウインディに抱き着いて泣いた。

「助けてウイン太、自分、もう、イヤだ、怖い……」

ガナハの脳内には、あの惨状がくっきりと焼き付いている。
自分もきっとああなるのかと考えると、気がおかしくなりそうだった。


大通りの方から2つの足音が聞こえてきた。
すぐさまウインディをボールに戻し、ゴミ箱の影でぎゅっと身を縮めた。

「待ちやがれガキ！ ちょこまかと逃げんじゃねェ！」

ドスの利いた男の怒号。
強力な攻撃で壁が壊される音、多量の水がザバっと地面を叩く    </description>
    <dc:date>2015-10-02T12:43:24+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/69.html">
    <title>うっかりや</title>
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    <description>
      そろそろ頃合いかな、とつりびとのサエグサは釣り糸を引き上げた。

水平線に沈もうとする夕日は、辺りを鮮やかなオレンジに染め上げる。
太陽と反対側の空は薄暗く、ぽつぽつと星が輝いていた。
サエグサの丸まった背の方には、コイキングが山積みに積まれている。
彼らを収納するモンスターボールなんて無いので、こんなぞんざいな扱いになざるを得ない。
だが、彼らは丈夫なのでこのくらいなら平気なのだとサエグサは知っていた。
そこそこ時間が経っていたが、コイキングたちはしきりにびたんびたんと体を弾ませ、ヒレをひらひらと動かしていた。

「釣りはいいねぇ、人類が生み出した文化の極みだ」
『おんみょ～ん』
「いやぁ充実の一日だったな」

今日の収穫を眺めて、サエグサは満足げに呟いた。
キラキラと光るウロコは、さながら赤い財宝の山だ。
彼はお宝を一匹手に取って、海へと放流した。
キャッチアンドリリース。
逃がす事に名残惜しさは無い。釣る事自体が彼の目的なのだから。
水しぶきが高く上がり、赤い影は海へとするりと去って行った。
これを数十回繰り返した頃には、財宝の山はさっぱり無くなっていた。


果たしてどれくらいの時間が経ったのかな、とサエグサは思った。
彼がこの会場で目覚めた時、確か太陽はてっぺんにあったはずだ。
となると正午から夕方まで、大体6時間近くは経過したのだろう。

「俺の罠も作動した様子は無ぇようだし、その間誰も来なかったんだな。
　いやぁ釣りが邪魔されなくて良かったよ。なぁミカルゲ」
『おんみょ～ん』

ミカルゲは平坦な鳴き声で答えた。

楽しみが終わったところで、ここで「さて、これからどうしようか……」だなんてボケた事は言わない。
サエグサはこの後どうするかを、ちゃんと考えていた。
彼はマイペースだが、ぼんやりと釣りだけに集中する男では無いのだ。

ただ別に、特別なにかスゴい事をしてやろう、とは思ってない。
基本的には自分の安全を優先し、どこか目立たない場所に隠れていようと考えている。
ただし、他の参加者と接触する場合は、必ず一対一の状況に限定する。
危惧すべきは複数の参加者に立て続けに襲撃される事。それだけは避けなくてはいけない。
……と、その程度だ。
幸運な事に、先の釣りでホエルオーのモンス    </description>
    <dc:date>2015-10-02T12:40:26+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/68.html">
    <title>おきみやげ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/68.html</link>
    <description>
      鬱蒼と茂った草陰に、首の無い死体を見た。
少女は「ようやく見つけた」と安堵し、だけど心がキリキリと痛んだ。
爆発によって漂う焦げた臭いはまだ強く残っていて、胃に不快感をもたらした。
まともに嗅がないよう呼吸を止めた状態で死体へと近づき、その手元に置かれた二つのモンスターボールを拾い上げた。



そして、目に焼き付けるようにまじまじと死体を見た。
正直、気持ちが悪過ぎて見たくなかったが、目を逸らしてはいけないんだと思った。
何故なら男がこのような死体となったのは、自分のせいだから。
少女の胸の中に今、ドロドロと罪悪感が渦巻いていた。

けど、このドロドロとした気持ちはそれだけじゃない。
物凄く&quot;納得&quot;のいかない事が、彼女を悩ませていた。
だからこそ少女は、男の死を割り切る事が出来なかった。
&quot;仕方ない&quot;の一言で終わらせる事が出来なかった。
鬱蒼と茂った草陰に、首の無い死体を見た。
少女は「ようやく見つけた」と安堵し、だけど心がキリキリと痛んだ。
爆発によって漂う焦げた臭いはまだ強く残っていて、胃に不快感をもたらした。
まともに嗅がないよう呼吸を止めた状態で死体へと近づき、その手元に置かれた二つのモンスターボールを拾い上げた。



そして、目に焼き付けるようにまじまじと死体を見た。
正直、気持ちが悪過ぎて見たくなかったが、目を逸らしてはいけないんだと思った。
何故なら男がこのような死体となったのは、自分のせいだから。
少女の胸の中に今、ドロドロと罪悪感が渦巻いていた。

けど、このドロドロとした気持ちはそれだけじゃない。
物凄く&quot;納得&quot;のいかない事が、彼女を悩ませていた。
だからこそ少女は、男の死を割り切る事が出

「旦那はいったい、あたしにどうして欲しいんすか……？」

少女――ホープトレーナーのマイは、息苦しさに悩まされていた。
しかし、目の前に横たわる死体、ベテラントレーナーのアーサーは何も答えてはくれない。




　◆


決着を前にしたポケモンバトルは、そこでずっと止まったままでいる。
何故ならあたしが、アーサーの語る言葉を遮る事が出来なかったから。

旦那はあたしがずっと抱えてきた葛藤や苦悩をみんな見透かしていた。
自分にとってとても深刻で、もっと複雑な問題だ    </description>
    <dc:date>2015-10-02T12:40:42+09:00</dc:date>
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    <title>Private Wars</title>
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    <description>
      　―――その光景はまるで服を着たバンギラスが暴れているようにも見えた。


　秘密基地と化したマンションの一室からアトは外の様子を伺う。
　砂嵐の中、辛うじて見えたのが一人の隻眼の空手王と一人のバトルガールが戦っている姿。　
　見たところ、隻眼の空手王のポケモンはカバルドンとコイル。
　バトルガールのポケモンはバシャーモとアゲハント。
　
　そして、生身で戦う二人。
　格闘技の経験が無いアトでも分かる。
　優勢なのは明らかに空手王の方であった。
　男女の体格差から来るパンチやキックのの重さが文字通りの桁違い。
　
　それだけならまだしも、一番の特筆点はその男のフィジカルの高さ。
　ポケモンの攻撃を普通に耐えるタフネスさ。

「アイツ、マジ化け物かよ……」

　アトは戦慄を覚えたの同時にサカモト恨んだ。
　ポケモントレーナーを集めたって言っていたのにあんなバンギラスみたいな奴呼びやがって……
　優勝を狙う自分にとってあんな奴と戦うなんて御免被りたい。
　出来ればどっかに他の所にいって勝手にくたばってほしい。
　

　―――――ギロリ！！


　隻眼の空手王が今、こっちを睨んだような気がした。
　確実にこっちを睨まれているような感覚に陥る。
　嫌な汗が止まらない。
　両足が震え始めて、思うように動けない。
　だが、それは正しい反応。

　『絶対的な恐怖』

　立ち向かう勇気を持たぬ者。
　それが今の彼である。

（まるで『へびにらみ』と『にらみつける』……そして『プレッシャー』を同時に受けているようだ……
　勝てるのか、俺と……俺のポケモンたちが、あの……本物のモンスターに……？）


　◇　◆　◇ 



「なにやら騒がしいわね」

　廃墟の北側くらいの入り口。
　世界レベルのビキニを着た女性ヘンリーがここに来た。
　廃墟とは地図に載っていたが、ここまで廃墟とは思ってもいなかった。

　砂嵐で視界が悪い。
　出来れば世界レベルのゴーゴーゴーグルが欲しい。

（まさかとは思うけど、あの騒がしい男がいるんじゃないの……？）

　嫌な予感が過る。
　砂嵐をスタート地点でも目撃したのが幸いだった。
　
（ここまで来て引き返すの？）

　自分の世界レベルの    </description>
    <dc:date>2015-07-08T10:15:04+09:00</dc:date>
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    <title>リングアウト</title>
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    <description>
      力が入らない。
微弱な電気が身体に残り、ビリっとした感覚が不定期に走る。
すると一瞬、関節の糸が切れたようになり、思わずへたり込みそうになる。

これがマヒという感覚か。

ポケモンバトルでの状態異常に掛かる事など、そうそうあるものではない。
道場で修業の身であるアゲハも、これは初めてだった。
素早さの低下は別に身体が重くなったわけでは無いのだと知った。
スタンガンに近い感覚。脚にしっかりと力を預けられないのだ。

マヒの感覚に慣れないまま、目の前の格闘家に勝つ事など出来るのか。
絶望的でしかない。
だが、




それでも――


折れてしまえばそこで敗北だ。
負けないと信じている限り、希望はある。
だからアゲハは凛とした表情で、ガンマの目を見据える。
勝負はまだ、続いている。


　◆


砂嵐に煽られ、ビルの屋上はゆっくりと揺れている。
ガンマは一時的にでんじふゆうを解き、コンクリートへと足を付けた。
地に足を付けても、身の丈３メートルにも及ぶ彼の目線からは見下ろす事に変わりない。

吹き抜けた強い風が、アゲハの生傷に砂を叩きつける。
彼女はほんの僅かに顔を歪める。それを合図にガンマが足を踏み出した。

「シュハァ―――ッ！！」
『ヴァルシャアアァァモッ！！』

戦闘が再開する。
先陣を切ったのはバシャーモだ。
両脚から噴射した火炎が速度を高め、迫りくるガンマを迎え撃つ。
その灼熱を纏わせた右脚が、弧を描くように動き――

『シャアアァァァァ―――――ッ！！！！！』

ブレイズキック。
斧のように振り下ろされる一撃。

それを受けたのはガンマではなく、寸前に踊り出た『まもる』体勢のコイルだった。

「あのコイル……まもるを覚えてるのかよ……！」
「愚か者め！ この私を狙う事など見通していたわーっ！」

バシャーモが飛び退くと同時に、ガンマも高く跳び上がる。
太陽を背に、地に生じる影。

「狙いはお前だぞ、アゲハント！！」
『ハ……！』

咄嗟にアゲハントは、真上へと攻撃照準を向けた。

『ア、アゲハ～～～ントッッ！！』

音波から生み出される衝撃波による攻撃、むしのさざめき。
避けようも無く、その巨体に浴びせられる。
だが、しか    </description>
    <dc:date>2015-06-03T00:13:46+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/65.html">
    <title>トリック</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/65.html</link>
    <description>
      できればもう少し遠くまで逃げたかったが、小柄なカモネギにそこまでさせるのは酷だし、何より腕が疲れてきたので、町からそこそこ離れた位置にケンジは降りた。
足を解放されたカモネギは先ほどのケンジの行為を責めているのか、カーカーと周りで鳴き声をあげながらバサバサと羽ばたいている。
ポケモンバトルをする気満々だったカモネギの行為に僕は水を差したわけだから、この怒りは当然のものだし、また申し訳ない気持ちになった。

「いや、悪かったって。でもさ、あの状況じゃああするしかなかったんだ……。作戦は考えたけどさ、成功率がゼロに近いし……」

瀕死のピチューを倒すことは容易なのだが問題はサーナイトで、トレースしたヌケニンのふしぎなまもりはもうないが、無かろうがそのポケモンは厄介極まる。
カモネギはタイプ一致ではないにしろ有効打はあるが、全ての種族値で劣るので、素早さ勝負で負ける。ズルズキンはタイプの関係上、フェアリータイプの技を出されたら確実に一発で沈んでしまうし、素早さも低かった。
彼らを囮にして、ゲンガーをコンバータで回復させる時間を稼ぐなんて作戦も考えはしたが、サーナイトで攻撃をされる可能性があるので除外。ヌケニンがいない以上、今度は避けられない。
消去法で考えていった結果生まれた作戦が、やられる前にやれ、という作戦と呼ぶのも烏滸がましい何かだった。
そんな手しか思いつかなかったから逃げたのだ。バトルの最中に相手に背を向けるというのはやってはいけない行為であったが、命には代えられないし、何よりもあれは正規のバトルではないから問題ないだろう。
というか、自分にトレーナーとしての誇りは無きに等しい。

「戻れカモネギ。……回復させてから休憩しようかな。っと、その前に確認確認」

カモネギをモンスターボール内に戻し、ゲンガーとヌケニン、ついでにカモネギをポケモンコンバータにセットして回復させる。
作業が終わったケンジはモンスターボールをしまい、ポケッチの機能を用いて近くにトレーナーがいないかを確認した。
結果は反応なし。少しの間は安心できそうだと、胸をなでおろしつつ地面に座り込む。
この島に飛ばされてようやく、しっかりとした休憩がとれそうだった。

「休む暇なかったし……。戦力確保してその場から退避、かと思えば殺されかける。……町は駄目だな」    </description>
    <dc:date>2015-05-24T14:20:34+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/64.html">
    <title>もうひとりじゃないよ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/64.html</link>
    <description>
      ◇

人が死ぬことは怖かった。
そんな世界とは今までもこれからもずっと縁のない世界だと思ってたから。

だけど、そんな世界に生きてきたからこそ憧れていたものがあった。
小さなころから自分のポケモン達と見た映画の中にいた者達。

悪の怪人を相手に華麗にポケモンを繰り出す正義の味方がいた。
巨大なポケモンのロボットから街を守ろうとする防衛隊の戦士がいた。

それらが映画の中にすぎないものだということは成長するにつれてやがて悟っていったが、しかしそれでも憧れは消えなかった。

だが。

カントー地方のヤマブキシティにあるシルフカンパニーを乗っ取ったロケット団を追い払ったのはたった一人のポケモントレーナーだったという話を聞いた。
壊滅したはずのロケット団の残党がまたもラジオ塔の占拠をした時、そいつらを追い払ったのもまたただ一人のポケモントレーナーだったという噂があった。
イッシュ地方でプラズマ団の首領が伝説のポケモンを操り世界を変えようとした時、もう一対の伝説のポケモンを駆ってその野望を食い止めたのもまた名も無きポケモントレーナーだったという。

そんな話を聞いた時、小さなころから憧れていたヒーローに対する強い想いが蘇っていた。
映画のような、物語のようなヒーローは確かに存在するのだと。
彼らのような、強いポケモントレーナーになりたい、という想いが熱意となって溢れていた。

だからキャンプボーイになり色んな山や川、海を一人で冒険し自分を鍛えた。
だけどポケモンバトルもそこまで強くはなれず、悪の組織と出会うことも、伝説のポケモンと出会う機会も無く。
ただヒーローの、正義の味方への憧れだけをただ燻らせるだけの日々だった。

きっと、ヒーローというものに対する綺麗な部分だけを見ていたのかもしれない。
まだ子供の考え方から抜け出せていなかったのかもしれない。

そんな時に、俺は殺し合いを開催するパロロワ団なるものと出会った。
あの最初の場所で、驚きと共に若干ではあるがこうして自分の鍛えてきたものを明かす機会に恵まれたことに歓喜している自分がいた。


だけど目の前で本当に人の首が飛んでいく光景に怖くなり。
その怯えを拭いきれぬままに、それでも殺し合う人たちを止めようとして、しかし目の前で繰り広げられたのは一人のト    </description>
    <dc:date>2015-04-24T16:36:31+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/63.html">
    <title>スピカテリブル</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/63.html</link>
    <description>
      ラグナは激しい音が響く街の中を、頭から血を流す少年を抱えて走っていた。
その後ろについて走るのは、メイド服の少女。

「おい、しっかりしろ！」
「う、動かしちゃダメです！頭の傷は慎重に扱わないと…」

走りながらも少年、ケイイチに声をかけ続けるが一向に反応しない。
瓦礫を頭に受けたのだ。打ちどころによってはそれで命を落としていた可能性だってある。
依然、彼が危険な状態にあることには変わりないだろう。

だが、休んでいる暇はない。
後ろから響く破壊音は未だに街にある建造物を打ち壊しているのだ。

「くそ、俺がもう少ししっかりあのガキの様子見られてりゃ…」

ポケモンを抑えることはできたものの、一方であの少女自身を見られてはいなかった。
結果がこの様だ。

「ラグナさんのせいじゃないよ…。私だって助けられるかもなんて無責任なこと言っちゃってたし…」
「ああクソ、この話は終わりだ！気分滅入るばっかりじゃねえか」

幸い街は一通り回っているためケイイチを落ち着けられそうな場所自体には検討がついている。
そこまであの少女が追ってこないことが安全の前提となるわけだが。

しかしそこまで辿りつけたとしても、今の自分達だけではケイイチの治癒はできそうにはない。
応急処置なら可能だろうが、今のケイイチはそれだけで済ませられるような状態ではないだろう。


「オーレンさん、そこに人が！」
「ちょっと、あなた達！」

そんな時だった。
ふとそんな二人の元に別の何者かの声が届いてきた。

◇

「骨までやられているわね。脳にダメージがあるかは分からないけど、内出血の可能性もあるわ。
　しばらくは安静にしていないと命に関わるわね」
「そうか…」

ラグナ、コトリが出会った、オーレン、ユカリと名乗る二人。
外で聞こえてきた破壊音に只事ではない気配を感じてやってきたのだという。

現在5人がいる場所はポケモンセンター。
先にラグナとコトリが立ち寄り一時的に休息を取った場所だ。

「あんた、詳しいんだな。それにこんな状況だってのに妙に落ち着いてやがるし」
「ワテクシは今の仕事をする前は傭兵として色んな戦場を渡り歩いていた時期があったのよ」
「なるほどな…」 

ラグナはその口調について触れることは止    </description>
    <dc:date>2015-04-10T09:37:27+09:00</dc:date>
    <utime>1428626247</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/62.html">
    <title>さわぐ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/62.html</link>
    <description>
      「人間の脳は、眼に見えるものを正確に映し出しているわけではないんです。
　例えば眼球のレンズは、本来、世界を逆さに映し出しています。
　しかしそれを脳がそれをひっくり返して認識するため、正しくものが見えるのです」
「何をおっしゃりたいのでしょうか、リョウ先生」
「キョウコさんの場合、認識がエラーを起こしたまま、完全に定着してしまったと言う事です。
　あなたの育て方……娘さんをポケモンと同じように育てた事が、幼少期の彼女の精神に過大なストレスを与えたのです。
　自分がポケモンなのか人間なのか……その悩みから解放するべく、彼女の脳が都合のよい解釈をおこないました。
　『あらゆる物体や生物は、本当はポケモンなのだ』、『自分も本当はポケモンなのだ』と。
　幼少期という脳の成長が最も高まる時期にその認識が定着し、結果として幻覚を見続けていると言う事です」
「……キョウコを普通の子のように、スクールに通わせる事は出来ないのですか？」
「普通の子に戻すのは困難でしょう。物心着く以前から見えていた幻覚は、彼女にとっては認識する世界そのものです。
　それを無理やりに引き剥がしてしまえば、発狂する事も考えられます」
「成程。……そうですね、もうしばらくは様子を見たいと思います。
　なぜなら最近はどうしても外せない用事が立て込んでいますから……。
　この後も、ポケモンコンテストの審査に出席しなくてはいけません」



扉が閉じた後。看護婦はドクターに言った。

「ポケモン大好きクラブの支部長で、ポケモン育成のカリスマ、か……。
　どうして自分の子どもは、ありのままに愛してやれなかったんでしょうね」



　◆


ポケモンごっこのキョウコが登場する。
彼女はお腹が空いていた。

「お腹が空いたな」

そう言って、赤さびだらけの扉に手を掛ける。
ギギギィッ……といやなおとが鼓膜を響かせた。
この扉は実はハガネールで、眠っていたところを邪魔されて怒ったのだ。

ごめんね、と一言詫びる。

タイルの剥がれた階段を、タンタンタンと駆けあがっていく。
一段一段登る時の上下運動で、ピカ耳のフードがずり落ちて、茶色のストレートヘアーが見えた。
キョウコはそれを神速の速さで被り直す。

「お腹が空いたな」

お腹の    </description>
    <dc:date>2015-04-10T09:37:50+09:00</dc:date>
    <utime>1428626270</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/61.html">
    <title>正しいだけでは生きられない</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/pokerowa/pages/61.html</link>
    <description>
      「なるほど、気持ち悪いオカマのカラテおうね」
「…えっと、はい」

道を行くのは筋肉質の男とミニスカートの少女。
名をそれぞれオーレンとユカリという。

時を遡ること数分といったところだろうか。
道に添って南下していたオーレンの目の前を、一匹のポケモンが横切っていったのだ。
意識のない少女を抱きかかえて。

声をかけて呼び止めてみたがポケモン、バクフーンは警戒していたようでこちらに近寄ろうとしなかった。
しかし抱きかかえた少女の様子を見て、傭兵時代の知識を生かした処置を施したらやがて目を覚ました。
少女の症状自体は首を絞められたことによる酸欠が意識のない原因だったが命に関わる前に解放されたらしいことが幸いだったようだ。

そして殺し合いに乗っていないという少女、ユカリの言葉を信用してオーレンは同行させることを決めた。

「からてオウ、なるほど。その男個人の力量としてもバトルのやり方としても、実際にやりあえばワテクシでもそう簡単な相手にはならないでしょうね」
「………」
「あら？どうかしたのかしら？」
「…いえ、何でも」

ユカリは少し頭を抱えたいと思ったことがあった。

目の前のオーレンという男。
自分を助けてくれたこともあるし悪い人ではないのだとは思う。
思うのだが。

（ここの男性ってこんな人しかいないのかしら……）

その喋り方といいちょっとした仕草といい。
先のキョウスイという男とかなり近い属性を持っているようにも感じられているように思えた。
それが頭を抱えたいとユカリが思った理由だ。

（悪い人じゃ、ないんだろうけど…） 

「それにしても、最初の不意打ちを避けられるかどうかで仲間にするかを決める、ね。
　確かにある意味では合理的な判断ね」
「…そうなんですか？」
「あら、そこに疑問を持つようじゃあなたもまだまだよ。
　私達がいる場所は殺し合いなの。ポケモンバトルなんてお遊びに夢中なだけの人じゃ、確かに生き残るのは難しいわ」
「…ポケモンバトルが遊び……？」

それが聞こえてきたのは、ユカリが目の前の男が悪い人ではないという判断を下したその時だった。

「ええ、そうよ。あんなの本当の戦いってものを知ってる人からすれば、子供の遊びでしかないわ」
「…っ」

聞き間違    </description>
    <dc:date>2015-04-05T10:48:24+09:00</dc:date>
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