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第22話 - (2009/04/27 (月) 23:24:33) の最新版との変更点

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#ref(第22話title.jpg) *あらすじ  ダークネスの本部、闇に支配された世界の片隅で一人の少女が再び機会を与えられようとしていた。それを柱の影から見つめる三人の瞳。 「やばいな」「やべーな」「やばいわね」 三人が視線でうなずきあった後、スゥが姿を消した。  中間テストが終わって学園の生徒達に余裕が感じられはじめた。天気は相変わらず雨模様だが、プレシャーが消えたことで心も軽く感じられる。 「ねぇねぇ、テストも終わったし気晴らしにパァーっといかない? 今度の日曜日は梅雨の晴れ間だって」  昼休みに則子がいきなり提案してきた。まひるたちもその提案に乗る。どこに行くかしばらく話し合ってると「縦浜はどう?」と委員長。  かぐやに聞くとまだ縦浜には行ったことがないと聞くやまひるはそこへ行くことに決めた。 「たまには冒険も必要だよね」  次の日曜日、駅前に集合して電車で出掛けることにした。目的地までは電車で結構掛かる。かぐやは初めて友達と遠出するのでちょっとドキドキだ。  駅ビルのある大きな駅に到着して5人は街のあちらこちらを見て回る。雑誌に載っていた雑貨店やドーナツ屋台、デパートなどを皆でわいわい言いながら回るのはかぐやにとって新鮮な驚きだった。  駅前のファッションビルの前を通りかかると『夏物バーゲン』の文字が……。これは見逃せないね、ということで寄ってみる事にした。店内は大混乱だったのでまひるはキュアパストの入ったポーチをリュックのポケットに移す。それをしっかり見ている目に気付くはずもなかかった。  大混乱の中で色々と見て回っている途中、人の波に押されて人とぶつかってしまうまひる。ぶつかった相手をみるとちょっと年上のお姉さんで、彼女はまひるのリュックを拾うと「気をつけてね」といいながら手渡してくれた。お礼を言いながら立ち上がるまひる。見れば彼女もそっくりなリュックを持っていた。お姉さんは何故かお礼を言って立ち去った。  疲れたので休憩しようということになり、ジュースを買うために財布を取り出そうとしてリュックを開いたまひるは大変なことに気が付いた。何とリュックの中身がまひるのものではないのだ。慌てるまひる。かぐやや則子たちが色々と訊いているうちにビルの中でぶつかったお姉さんのリュックを思い出した。たぶん、ぶつかった時に取り違えてしまったのだろう。 「きっとそのお姉さんも困ってるね」 委員長の提案で手分けして探すことにした。まひるとかぐやは駅前の交番に届けが出てないか見に行くことに。  駅前の交番まで来た時、急に周囲の空間が歪んだ気がした。交差点を渡っている人たちが崩れるように倒れこむ。かぐやがキュアパストを使って闇の空間を探り出す。  交番の上に人影があった。「あ、さっきのお姉さん」「キュアパストの一つはもらったよ。もう一つとシャイミーをお寄越し!」 お姉さんがスゥに変身する。 「!」 スゥが闇の仮面を投げ、クライナーが誕生する。 「私一人でも変身できるって忘れたの?」 かぐやがキュアナイトに変身する。飛び上がってクライナーを攻撃する。  その時だった。スゥの手から伸びたムチがまひるの体を縛る。悲鳴をあげるまひる。かぐやがその声に気付いたがクライナーの猛攻を受け助けに行くことができない。  スゥの側まで引き寄せられるまひる。彼女を人質にしてナイトのキュアパストも奪おうというつもりなのだ。卑怯な、といきり立つがまひるが人質では手出しできない。クライナーの攻撃からは防戦一方である。  その時だった。まひるのリュックがごそごそと動いた。中からオレンジが顔を出す。昼寝をしていたのだが闇の気配を感じて目を覚ましたらしい。寝ぼけ眼で周囲を見渡した後、状況を理解する。まひるに向かってキュアパストの入ったポーチを投げる。何とか受け取ったまひるは、プリキュアのカードをスラッシュしてサンディに変身。ムチを引きちぎって脱出する。  二人揃ったプリキュアに恐いものは無い。たちまちクライナー反撃をし、サンディはスゥと闘う。クライナーを吹っ飛ばしたナイトが加わり、必殺技を発射する。スゥは寸前で逃げ、クライナーに必殺技が命中しシャイミーに戻った。  闇の空間が消え、元の世界に戻る。則子たちがまひるたちの方に駆け寄ってくるのがみえた。どうだったか聞かれたので、「交番の方にあったよ」と笑うまひる。その笑顔にほっと胸をなでおろす3人だった。 *ストーリー設定メモ (作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します) 09.04.23設定(雑談日ですが、アイデアメモとして収録) ・まひるとかぐや、友人たちが一緒に休日に遠い街へ出掛ける話 > 中間テスト明けのうさばらし > かぐやに遠い街を案内する ・まひるがキュアパストを無くしてしまう回(かぐやの単独変身を印象付ける話) > スゥがバーゲンで買ったカバンとまひるのカバンが取り違えられてしまう > 一回限りのゲストキャラ? *次回予告 ---- 第22話のタイトル候補 ・「レッツお出かけ! 日曜どうでしょう」 ・「レッツお出かけ! ちょっとした冒険」 ・「ちょっと冒険! プリキュア大都会へ」 ・「レッツ冒険大バーゲン!わたしのパストは何処消えた!?」 ・「おでかけ(は)冒険! 消えたキュアパスト」 ・「消えたパスト! お出かけは冒険がいっぱい」 ・「消えたパスト! お出かけは冒険だらけ」 ・「人波に消えたパスト!捜索せよバーゲン突撃隊」 ・「ショッピングでショッキング!? 紛失キュアパスト!」 から話し合いで「ショッピングでショッキング!? 紛失キュアパスト!」が選ばれました。 ---- *第22話の話合いの際に出された全体の設定メモ
#ref(第22話title2.jpg) *あらすじ  7月の朝は天気も良くて気持ちよかった。学校にはもう生徒たちが登校を始めていて教室に挨拶の声が響く。 「ラッキー、今月の運勢は絶好調なりー」 則子が雑誌の占いコーナーを読みながらハイテンションではしゃいでいる。  そんな時にかぐやが登校してきた。「かぐや、おはよう」「おはよう、まひる」 思いついたように則子がかぐやの生年月日を訊ねる。 「7月だけど…7月7日。蟹座よ」「え、誕生日もうすぐだね!」  もうすぐ誕生日ということに驚く一同。そんな彼女らにちょっと苦笑してみせるかぐや。  松谷先生の国語の授業では、ちょうど『竹取物語』のところが行われていた。最初は古語で書かれた部分の説明をしていたのだが、何故か世界中の男性から求婚されるあたりで脱線がはじまり、もうすぐ七夕ということもあって年に数回しか逢えない彼氏の愚痴が始まって、いつの間にか授業が終わってた有様だった。クラス全員、思いっきり変な汗をかく羽目に。 「ねぇねぇ、かぐやのバースディパーティを開くっていうのはどう?」 クラブの休憩中にまひるが提案する。「もちろんサプライズパ^ティーよね」と美香。 「委員長も巻き込んじゃおう」と則子。かぐやの誕生日が7日ということで『七夕パーティー』を開くことでカモフラージュすることに決めた。会場をどうするか悩んでいると、通りがかった生徒会長の天城先輩が声を掛けてくる。 「こんにちは、君たち7日の夜ひまかな?」「何かあるんですか?」「うん、うちの店で七夕フェスタをやろうと思って。お客さんにケーキと紅茶を無料でサービスするよ」  その時だった。まひるがいい事を思いついて天城先輩に声を掛ける。それは、かぐやのサプライズ・バースディをカフェ・アルジェントでできないか、という相談だった。話を聞いて快諾する先輩。店の一部を専用席にして貸してくれると約束してくれた。もちろん、持ち込みも可の太っ腹だ。 「先輩、さすが。優しいし頼りになるし……」 思わずぼぅっとなるまひる。その直後、赤く染まった顔を則子指摘され、夕日のせいにするまひるだった。  翌日、かぐやにまひるは七夕パーティを開くことを話した。「七夕って初めてかも、嬉しいわ」と素直に喜ぶかぐや。準備を手伝うというので、かぐやの家から細い竹を譲ってもらい、それに飾り付けをすることにした。折り紙などで飾りを作る中で、細長い色紙をかぐやは見つけた。 「これは何?」「これはね、短冊って言ってお願いごとを書くの」「へー面白いわね」  七夕の飾り以外はかぐやに秘密で各々家で作ることにしていた。そして、当日の放課後、クラブを休んでカフェ・アルジェントに集合する面々。奥の個室を借りて、飾り付けをする。飾り付けやプレゼントの準備が整ったところで、部室に置いてある七夕の飾りを取りに行き、クラブ帰りのかぐやを捕まえてくることになっている。  部室にある竹に最後の仕上げをしている途中で、入口から誰か入ってきた。振り返ると十二単を着た平安美女がそこにいるではないか。呆気に取られるうちに部室の中がグニャリとゆがみ、則子たちが眠るように倒れた。  十二単を脱ぎ捨てると、そこにはスゥが立っている。「今度こそ、シャイミーを渡してもらおうか」  闇の空間が発生し、クライナーが襲い掛かってきた。平安時代のような世界の中でまひるはキュアサンディに変身する。スゥとクライナーの同時攻撃を受け屋根の上を飛び回るサンディ。不意を突かれクライナーの攻撃が命中するその寸前、何者かが攻撃を弾いた。見れば、キュアナイトが立っている。 「ナイト!」「一人で行くなんて、サンディ駄目じゃない」「ごめんなさい…」  二人でスゥとクライナーに立ち向かい、そして必殺技を発射。クライナーはシャイミーに戻り、スゥは悔しそうな顔で消えた。闇の空間が消える。  気が付いた則子たちと一緒にカフェ・アルジェントへ向かう。かぐやは詳しいことを聞かされていなかったので、何が何やら分からない様子だ。  そして、最初は七夕パーティが始まったのだが、しばらくしてせーので壁に貼ってある「七夕パーティ」の紙が剥がされる。そこには「かぐやのお誕生日おめでとう」の文字が。一斉にクラッカーが鳴らされ、持ち寄ったプレゼントが手渡される。 「びっくりした?」「うん…ありがとう」 かぐやは胸が一杯になって何もいえないまま何度もうなずいていた。  カフェ・アルジェントの入口にはまひるたちの持ってきた竹が置かれ、たくさんの飾りや短冊がぶら下がっている。その多くの短冊中に「ふたりが仲良しでありますように」という短冊が風に揺れていた。 *ストーリー設定メモ (作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します) 09.04.28設定 ・放映日(07.05)がかぐやの誕生日(07.07)に近いので、かぐやの誕生日の話をする。 ・七夕(七夕祭り)と話を絡める→七夕の竹を月宮家に取りに行ったことでかぐやの誕生日が判明 ・短冊に「ふたりが仲良しでありますように」 > 「みんないっしょ」とか「世界平和」とかのなかに隠れて真ん中にこっそりある > お話の一番最後でこれが大写しで、最後フェードアウトって感じ(誰が書いたものかはぼかしておく。笹の葉で名前が隠れて見えない) > のりぽ「毎日がエブリディ」 > 美香「顔の筋肉がほぐれますように」 > 委員長「胸が軽くなりますように」 ・ドラマの流れは以下の通り >冒頭、占いをしていてかぐやの誕生日をしる。これは何かしないと >↓ >かぐやに隠れつつ、パーティ準備。日本の七夕祭りはこうするとごまかして進める。 > ↓ >最後の仕上げのときに、クライナーくる。サンディ単独戦闘、途中でナイト合流、撃破 > ↓ >一人で何してたと問い詰められ、やっと会場へかぐやを案内してパーティする > ↓ >パーティ後にふたりでお願いを書いた短冊を笹に結ぶ、おわり ・登場幹部は[[オーガ・ハースィール]]。 ・登場クライナーは、「笹クライナー」か「短冊クライナー」です。 > 笹クライナーの特徴(笹伸ばしまくって攻撃する、森が動いてるみたいな感じ) > 短冊クライナーの特徴(短冊に書いた効果を敵に与えるとか「プリキュアの動きが止まりますように」「プリキュアがこけますように」) 09.05.02設定 ・登場クライナーは、[[短冊クライナー>クライナー名鑑20]]です。 *次回予告 まひる「ほーほーほーたる、来い♪」 かぐや「それ、ホタルの歌?」 まひる「そうだよ。今度、みんなでホタル見物に行かない? 穴場知ってるんだ」 かぐや「行って見ようかな。ホタルって見たことないし」 まひる「ほーほーほーたる、来い♪」 かぐや「あ、ほたるがやってきたわよ」 まひる「本当だ、でも点滅してないね。色もちょっと……」 かぐや「きゃあ、あれはホタルじゃなくて、ダークネス!」 ま&か「冒険! プリキュアデイズ、『闇のホタル狩り 光なき街での逆襲』」 まひる「ピカピカ輝き見つかるかも!」 まひる「ほーたーるのひーかぁーり、窓のゆーきー♪」 かぐや「それは知ってる。スコットランドの民謡よ」 ---- 第22話のタイトル候補 ・「想いは銀河を超えて 素敵なかぐやの誕生日」 ・「想いを天の川へ 素敵なかぐやの誕生日」 ・「想い届いて天の川 かぐやの素敵な誕生日」 から話し合いで「想いを天の川へ 素敵なかぐやの誕生日」が選ばれました。 ---- *第22話の話合いの際に出された全体の設定メモ

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