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第29話 - (2009/07/04 (土) 01:48:59) のソース

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*あらすじ
 残暑の厳しい朝、アリオル学園の生徒たちが元気良く登校している。朝のHRで委員長の雪奈が黒板に「合唱コンクール」と大きく書いて説明を始めた。毎年、この時期に行われる校内の行事で、各学年が優勝を目指してそれぞれ競い合う。練習のプランや課題曲について雪奈が説明し、パート別けやピアンの担当などを決めていった。
 黒い稲妻が閃くダークネス本部に強い闇のオーラをまとった影が二つ、エクリプスの前にひれ伏していた。「ご指示の通り、いくつかの星を闇に沈めて参りました」「何でも“導きの星”の攻略に苦戦してるとか? わちきに任せれば片手間で終わらせるでありんす」 二つの影の言葉に頼もしそうにうなずくエクリプス。モークライがプリキュアについて一通り説明する。「あなたたちの為により強力な闇の仮面をご用意しましたよ」とモークライ。「まぁ、こんな物は不要だが、一応預かっておこう」 影の一人が強化された闇の仮面を受け取りながら言う。そして、直後に姿を消した。

 課題曲の練習を始めて数日が経った。曲にも慣れてきたが、なかなか全体がまとまらない。まひるはあまり歌が上手くはないので、熱心に練習をしている。熱心さのあまり、クラブの最中にも歌を口ずさんでしまい、桜園先輩に注意されることもしばしばだった。「まひるー、熱心すぎ」 則子が茶化す。「だって、明日本番じゃない。だってあの曲難しすぎるよ」とまひる。課題曲は音楽の教師がかなり力を入れて選んだとか。アリオル学園の合唱部は、全国の合唱コンクールでもかなりレベルが高い方なので、校内行事の合唱コンクールにも力が入るのだろう。
「全体の調和とかバランスを考えて歌えばいいのよ」と美香。「そーそー、チアと同じだよ、同じ」と則子。「二人とも歌が上手いから、そんな簡単に言えるんだよ」とむくれるまひる。制服に着替えて玄関へ行くとかぐやがいそいそと帰る姿が見える。呼び止めるまひる。さっきの歌の話をすると、かぐやが「家なら大声出しても問題ないから、家で練習する?」と誘ってくれた。折角のお誘いなのでまひるはかぐやの家へ行くことに。そのまま帰るという左右コンビと別れ際に「明日頑張ろう!」と誓い合って、かぐやのマウンテンバイクの後ろに乗って彼女の家に向かう。
 角を曲がり、もうすぐかぐやの家という所で周囲の雰囲気が変わった。「!」 二つの影が電信柱の上に立ち、二人を見下ろしている。「ほう、お前たちがプリキュアか」「けっ、けちな小娘じゃありゃせんか」 周囲が闇の空間に包まれる。闇の姿が晴れ、二人の姿が現れた。
「新しいダークネス?」「もの凄い闇のパワーを感じるレジ」「まひる、気をつけて。今までの敵と雰囲気が違うわ」 新たなる敵の出現に戸惑う、まひるたち。
「あちきは、アンコチョウチョウ」「私は、ガトール。お前たちにどれほどの力があるか、こいつで試してみるか」 モークライから渡された強化された闇の仮面を投げつけると、クライナーが生まれる。「変身するパプ(レジ)」 キュアパストで二人がプリキュアに変身する。襲い掛かるクライナー。「強い」 サンディが攻撃を受け止めようとしてはじき飛ばされる。ナイトが飛び掛り攻撃を仕掛けるが軽くかわされてしまう。「速い」 二人ともクライナーへの攻撃はかなりスキルを積んで来たはずだったが、それがまるで役に立たない。
「必殺技を試してみるレジ」 オレンジの声にうなずく二人。「プリキュアクロスライジング!」 必殺技が発射され、クライナーを包み込む。しかし、次の瞬間にその必殺技が打ち消された。唖然とするサンディとナイト。「必殺技が効かないレジ」「そうだ、ブレスの力を使ってみるパプ」 パープルの声にシャイミーのカードをスラッシュする二人。シャイミーランタンからブレスが放出され、二人の腕に装着される。
「よぉし、力が湧いてきたぁ」 攻撃力も防御力も上がり、クライナーに対してサンディとナイトの猛攻が始まる。「よし、必殺技レジ」 サンディとナイトが必殺技の構えに入る。
「……デイーズ!」 発射されようとしていた必殺技の力が消え、ブレスが光の粒になって飛び散った。一瞬何が起こったのか分からず、きょとんとするサンディとナイト。「お遊びの時間は終わりだわさ」 アンコチョウチョウが指示をすると、クライナー自身がサンディとナイトを飲み込んだ。闇の中に飲み込まれもがく二人。
「ふん、これがプリキュアの実力か」 ガトールが吐き捨てるように言うと、クライナー共々姿を消した。
普段通りに戻った街の中で、サンディとナイトを呼ぶオレンジとパープルの声が木霊した。

*ストーリー設定メモ
(作品内にこんなシーンが欲しいという設定やイラストを記載します)
09.06.13設定
 物語のアイデアについて
・導入シーン
> 前に実験していた設備から新たな幹部が飛び出すところからかな? で、モークライが「これが新しい闇の仮面です」とか言って渡すとか
> 新幹部は、既に誕生している。他の星を滅ぼした実績を買われて“導きの星(地球)”攻略に参加する(第28話のモークライとエクリプスの実験の様子は、強化版の闇の仮面の製作とする)
・全体的な物語の流れについて
>+何か話があって、そこに新幹部が攻めてくる
>+今までの幹部やクライナーと違って圧倒的な強さにプリキュアピンチ
>+必殺技破れる
>+ピンクがブレスを発動させるが、なぜか作動せず
>+闇の力に包まれ、幹部と共に連れ去られる
>+オレパブ、ランタンの力で追いかける
>+終劇(次回へ続く)
・ストーリーの出だしとして、何か物語を挿入してはどうか?
> 宿題でも何でもいいけど、皆で集まる話があって、別れ際に「じゃあ、明日。学校でねー」って別れる。で、その後戦闘になって闇のボウケン星へ。ボウケン星では「明日また学校でねー」という友達の声を思い出して頑張るサンディとナイト。その想いに反応して石化したアドベンタルキーが輝きはじめ
>オレンジ「あれだレジ」
>ピンク「アドベンタルキーがあればブレスが使えるピピ」

>合宿の次の話だったから、大会の反省会はどうだろう? 演技の回想をはさみながら、準優勝で残念みたいな話とか。この勝てなかった悔しい気持ちが、次の復活回の鍵に・・・

> 音楽会にむけて合奏演奏の練習をクラスでやり始めて、あーだこーだして、じゃあ音楽祭がんばろーね!っとなったところで戦闘して負ける。クラスの皆との約束があるのに・・・って感じとか(音楽祭とキーの楽器の関係で軽くシンクロできないか)

09.06.16設定
・登場幹部は、[[アンコチョウチョウ]]と[[ガトール]]。
・登場クライナーについて
> 同じモチーフで強くなったことを強調するために、カバンクライナーを登場させる。この場合は、学生カバンクライナー。まひるかかぐやの通学カバンがクライナー化する→カバンクライナーなら、サンディとナイトを飲み込むのも違和感がない
> 圧倒的な強さを示すために、重機や車などの力強いものをクライナー化したほうがいい。
> 強化型の闇の仮面を使ったクライナーはパワーやスピードがアップする。

09.06.20設定
・登場クライナーは、[[重機クライナー>クライナー名鑑28]]です。

*次回予告
まひる「ここどこだろう?」
かぐや「クライナーから逃げたけど迷子になったわね」
まひる「これぞ、まさしく冒険だよね!」
かぐや「え、まぁ冒険といえば冒険ですけど……」
まひる「冒険に付きものといえばお宝、お宝」
かぐや「まひる、そんな場合じゃないと思うんだけど」
ま&か「冒険! プリキュアデイズ、『プリンセスの想い 鍵よ導け光の音色』」
まひる「ピカピカ輝き見つかるかも!」
まひる「この状況で合唱の練習はできないよね?」
かぐや「そこまで考えなかったわ」

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第29話のタイトル候補
・「闇の世界へ! 連れ去られたプリキュア」
・「新たな闇の登場! 連れ去られたプリキュア」
・「大苦戦! 闇の切り札」
・「マジで敗北!? 連れ去られたプリキュア」
・「新たな闇にマジ敗北!? 連れ去られたプリキュア」
から話し合いで「新たな闇の登場! 連れ去られたプリキュア」が選ばれました。
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*第29話の話合いの際に出された全体の設定メモ
09,06.14設定
・ワニ幹部の戦略について
 ワニ幹部は、策略家なのでまひるとかぐやの間に不信感を植え付けるような作戦を取る
> 「私たちはお互いを信じてる! あんたなんかの策略に負けない!」という台詞が!

09.06.16設定
・天城先輩の話をそろそろ…
> 将来の進路に悩む話とかぐやが生徒会に入る話
> そろそろかぐやを生徒会に入れないと。選挙活動でチア3馬鹿+委員長が大奮闘する。
> できれば文化祭の話の前