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    <title>つながり</title>
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    <title>ひとりでは生きられないのも芸のうち</title>
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    <description>
      
&lt;p&gt;
 日韓両国に共通するのは、一言で言えば「原子化」と「グローバル化」ということだと思います。「原子化」というのは市民たちがさまざまな伝統的紐帯を失って、ばらばらになってしまうことです。人々が「自立」して、「自己実現」をめざして「自己決定」をくだし、その成否についてはすべて「自己責任」を負う。そういう生き方のことです。誰にも依存しない。誰からも依存されない。誰にも迷惑をかけない。誰からも迷惑をかけられない。自分の失敗の責任は誰にも転嫁しない。その代わり自分が獲得したものは誰ともわかちあわない。相互扶助・相互支援の仕組みは要らない。親族も地域社会も要らない。自分に必要なものがあれば貨幣を出して市場で商品
として買えばいい。そういう考え方です。家事労働も、医療も、教育も、介護も、慰安も、快楽も、すべては商品として市場に並んでいる。誰でも金さえ出せば買えるのだから、ひとりひとりはただ「で
きるだけ多くの貨幣をできるだけ効率よく稼ぐこと」だけに集中すればよい。十分な貨幣を稼げない人間は、人間として必要な最低限のサービスを受けられず、
ついには路上生活に転落して窮死するしかないが、それは「自己責任」である。それが「原子化した市民」の生き方です。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
 一方、「グローバル化」というのは、商品、資本、人間、情報が国境を越えて超高速で移動することです。「世界のフラット化」という言い方をすることもあります。国民国家はそれぞれが固有の言語、固有の通貨、固有の度量衡、固有の法制度、固有の文化を持っていますが、グローバル化というのは、そういうものは「はっきり言って、邪魔」という立場のことです。国境のボーダーコントロールを廃し、国語をやめて英語を公用語にし、通貨も度量衡も経済法制も世界同一にし、消費者の価値観や欲望やライフスタイルも世界同一にし、労働者の規格も賃金も世界同一にする。それがグローバル化ということです。つまりは「国民国家を解体して、世界市場に組み込む」ということなのですが、その目標に向かって日本も韓国もまっしぐらに進んでいます。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;でも、どうして「そんなこと」をしなければならないのか、それについてのきちんとした説明を僕は聞いたことがない。政治家も官僚もビジネスマンも学
者もメディアも「国の仕組みをすべてグローバル化に最適化しないと、われわれは『おしまい』だ」と浮き足立っているだけです。何がどう「おしまい」になる
のか、それについての説明はありません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;僕がこの本の中で論じているのは、主に個人レベルで起きている「原子化」の現象についてです。&lt;br /&gt;
原子化趨勢に抗って、共同体の一員としてどう互いに支え合い支援し合うのか、教育を通じてどう次世代を育てるのか、労働を通じてどう自分自身を成熟させて
ゆくのか。そういったことが繰り返し語られます。そういう問題を論じているうちに、これらがすべて「グローバル化趨勢」が個人レベルで出来した歴史的な問
題なのだということがわかってきました。市民の原子化は社会のグローバル化の論理的帰結なのです。&lt;br /&gt;
日韓両国民は今「原子化」がもたらした深い孤立に苦しんでいます。&lt;br /&gt;
親族とのつながりが絶え、隣人たちと地縁で結ばれることもなく、人間として生きてゆくための基本的なサービスをすべて商品として市場で購入しなければなら
ない。タイトな生き方です。人間は誰でも病むし、傷つくし、老いるし、生産性を失うことがあります。ひとりで生きていれば、そういうことがある度に社会の
最下層に転落するリスクを負うことになる。&lt;br /&gt;
そのリスクを回避するためには、集団成員が相互に支え合い、支援し合う仕組みを作る他ありません。集団に帰属してさえいれば誰でも（お金がなくても、能力
がなくても、幼くても、老いていても、病んでいても）人間としての自尊感情を高く持って、愉快に暮らしていける仕組みが必要です。&lt;br /&gt;
とりあえず僕はそう思っています。&lt;br /&gt;
でも、「グローバル化に最適化すること」に夢中になっている人たちはそのような提案を一顧だにしません。それはまさに「自己決定・自己責任」の対極にある考え方だからです。経済成長や収益増大や株価上昇と何の関係もない話だからです。&lt;br /&gt;
いや、相互・相互支援の共同体が整備されてしまうと、経済活動は停滞する怖れがあります。&lt;br /&gt;
家事労働や介護や教育など、それまで原子化していた市民がしかたなく市場でお金を出して買っていたものが共同体に属していると「あ、私がやっておいてあげ
るよ」という隣人から無償サービスとして提供される可能性があるからです。「代わりに今度、なにか頼むから」で済んでしまう。これは市場経済にとっては大
きなダメージになります。不動産や家財だってそうです。孤立した市民はひとりずつばらばらに暮らしますから、住む家も家財道具も一式全部自分で揃えなけれ
ばなりません。でも、共同体に属していれば、シェアハウスできるし、家財道具も共有できるし、車だって何人かで一台所有しておけば、重い荷物を運ぶときと
か、足の悪い人をどこかに連れてゆくときにだけ「今日は私に使わせてね」で済む。&lt;br /&gt;
共同体で暮らすようになるとものを買わなくなる。これは考えれば当然のことです。&lt;br /&gt;
でも、資本主義にとってはたいへん迷惑な話です。だから、資本主義経済は全力をあげて相互支援的な共同体の形成を阻止しようとする。&lt;br /&gt;
当然のことです。良い悪いではなくて、資本主義というのは「そういうもの」だからです。&lt;br /&gt;
でも、人間は資本主義経済のために生きているわけじゃない。人間が愉快に暮らすために経済システムは存在するわけで、本末転倒されては困る。&lt;br /&gt;
ですから、資本主義経済の要請に逆らっても、相互扶助の仕組みを作ることが、現代社会における最優先の「人間的」課題だろうと僕は思っています。経済成長やGDPの増大やビジネスモデルの開発やマーケットシェアの拡大よりも、相互扶助の仕組み作りの方が優先すべきです。&lt;br /&gt;
世の中には金儲けよりも大切なことがある。それは支援を求めている人を支援することだ。というのが一言で言ってしまえば僕がこの本で主張していることのすべてです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;支援を求めている人にはいろいろなかたちがあります。物質的に困窮している人もいるし、成熟したいのだけれどメンターがいない人もいるし、仕事を探
しているけれど見つからない人もいるし、病み、傷つき、癒しを求めている人もいるし、危機に瀕していて救助を求めている人もいる。それらの「困っている人
たち」それぞれに適切な支援がなされる仕組みを作りましょう。&lt;br /&gt;
なんだか当たり前すぎて、小学生でも言えそうな話ですけれど、この「小学生でも言えそうな話」を実現するために政治家も官僚もメディアも指一本動かす気がないということに僕は愕然としています。&lt;br /&gt;
日本では今生活保護の打ち切りや社会福祉の切り下げが進行しています。働きのない人間が税金に「ただ乗り」することは許さないということを平然と言い放つ
政治家がいます。「在特会」という名の日本のナショナリスト組織は在日コリアンへのヘイトスピーチや暴力行為で知られていますが、彼らが主に攻撃している
のは政治運動や政治思想ではなく、在日コリアンには「生活保護受給者が多い」という「金の話」なのです。「支援を求めている人」は自己責任でそのような事
態に陥ったのであるから「支援を求める権利」を持たないという奇怪なロジックがメディアでは大声で、大まじめに語られている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
この知的・倫理的頽廃を前にして、「もう行政に頼らず、自分でなんとかしなければいけない」と思い始めた人たちが日本には最近出てきました。さまざまなサイズの相互支援のための共同体の試みが日本各地で今急速に拡がっています。&lt;br /&gt;
それは従来あったような血縁共同体の復活ではなく、また労働組合や互助組合のようなものでもありません。自力で新しい相互支援の仕組みを構想しなければな
らないということはみんなもわかっている。けれども、できあいの「サクセスモデル」を模倣するということができない（まだ成功事例がないんですから）。だ
から、どれも手探り、手作りです。&lt;br /&gt;
それらの試みに共通しているのは、とりあえず手元に「贈与できるだけの資財の余裕」がある人たちがそれを提供して、人々が集まれる場所を作るということです。&lt;br /&gt;
多くはそこに「塾」という看板を掲げて、学びの場としてスタートしています。&lt;br /&gt;
僕自身は２０１１年の秋に凱風館という道場を建てました。&lt;br /&gt;
武道の道場として毎日稽古に使っていますが、それ以外に毎週「寺子屋ゼミ」という学びの場を設け、さまざまな講演、レクチャー、映画会、古典芸能の上演（能楽、落語、浪曲など）の他、門人やゼミ生たちの自主的な利用に開放しています。&lt;br /&gt;
最も便利なことは２００人近くの人々が出入りしていますから、「要らないもの」と「欲しいもの」がしばしば一致するということです。家具でも家電製品でも
本でもパソコンでも自転車でもベビー服でも、「欲しいものがある」と告知しておけば、だいたいすぐに手に入る。もちろん無料です。食べ物もそうです。季節
ごとにタマネギが送られてくる、桃が来る、蟹が来る。家で食べきれないものはみんな凱風館に持ち込みます。「ご自由にお持ち帰りください」と記して廊下に
置いておけば、一日できれいになくなります。それだけではありません。凱風館で友だちができる、仕事仲間をリクルートする、結婚相手がみつかる。そういう
例ももういくつもあります。この２年半で門人同士５組が結婚しました（うち４組は仲人を僕たち夫婦が勤めました）。彼らはみんな凱風館の近くに新居を構え
ましたので、僕はいわば「十人の息子と娘」に囲まれて暮らしているような気分です。ほんとうの親族たちよりも、この「息子・娘」たちと一緒に過ごす時間の
方がずっと長いのですから、これはもう一種の「拡大家族」と呼んでよいかも知れません。&lt;br /&gt;
僕がこのような具体的な共同体実践を決意に至ったのは、もしかするとこの本が扱っている「原子化」トレンドの分析の結果だったのかも知れません。この本の中の文章を書いているときは、まだ「道場を建てる」ということはぼんやりとした夢想でしかなかったのですから。&lt;br /&gt;
韓国でもおそらく今これと同じような共同体実践の試みが進められているだろうと思います。そういった韓国での共同体実践とわが凱風館が国境を越えて連携できる機会を今度はぼんやりと夢見ることにします。&lt;br /&gt;
韓国のみなさんもがんばってください。&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2014-12-23T12:03:46+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/produce/pages/17.html">
    <title>伊坂幸太郎『砂漠』</title>
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    <description>
      
&lt;p&gt;伊坂幸太郎『砂漠』&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;
　「みんな必死だな」と思う僕を、鳥井は「学生は近視眼型と鳥瞰型に分類できる、北村は鳥瞰型だ」と断定する。「近視眼型は目の前のことしか見えない、鳥瞰型は上から全体を眺めて周囲を見下している」。仙台の繁華街にある、全国チェーンの２階だ。法学部の学生が八十人、集まっていた。鳥井は「よし行くか。女の子と親交を深めないで、何が、大学生だよ」と僕の肩をたたき、立ち上がった。南はちょっとした超能力が使える。東堂は誰が見ても美人だった。そして遅れてきた西嶋は「その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ」と演説した。何事にもさめている僕とその大学生活が、もしかすると彼らによって、劇的なものになるのかもしれない。そんな予感とも期待ともつかない気配を、その時の僕は感じていた。なんてことは、まるでない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
　僕はできる限り講義には出席しようとしていたから、朝一番の講義室に空席が増えていく様を見ながら、なかなか興味深いな、と思っていた。西嶋に「四者会談。確率と中国語の勉強」に誘われる。平和を築くのを止めない西嶋が４位で麻雀は終わり、帰り道、東堂が西嶋に惹かれていると告白。東堂は、新入生歓迎のボウリング大会で、下手なのに臆さない、自分を信じる西嶋を見る。翌々日、本を見ながら練習する西嶋も見る。悔しかったのだ。ボウリングが出来なかった自身を。自分を信じているから。「北村だったら絶対やらないでしょ。わたしもそう。でも、じゃあ何の事なら必死にやるのか、って思わない？　結局さ、いざという時はやる、なんて豪語している人は、いざという時が来てもやらない。西嶋はさ、どんなことも真剣勝負なんだよ、言い訳しないで、逃げずに、克服しようとする」。&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2014-12-21T15:49:18+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/produce/pages/15.html">
    <title>『評価と贈与の経済学』</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/produce/pages/15.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;評価と贈与の経済学&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;　自分の気持ち至上主義&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
&lt;span&gt;岡田氏によれば、私たちは戦後民主主義のもと、「自分の気持ちを大切に」、「自分らしく生きなさい」と教わり続け、障害を乗り越えて自分の気持ちや自分らしさを貫き通す生き方を「カッコいい」、「美しい」と感じる価値観を刷り込まれて育ってきた。&lt;/span&gt;つまり、&lt;strong&gt;行為を「自己決定」するに際して、「自分の気持ち」を至上の判断基準とするような、生きる上での態度（エートス）&lt;/strong&gt;のことです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
情報社会の現代では、この世界にはたくさんの人がいて自分はその中のちっぽけな一個人にすぎないんだということに、誰もが嫌でも気づかされる。そしてそのことによってかえって唯一無二の自分の個性を、気持ちを大切にしようという「自分の気持ち至上主義」が立ちあがってくる、というのだ。これは自
分の気持ちに現実を妥協しないということであり、ひと言で言ってしまえば、みんなわがままになってしまったってことを意味する。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
昔は貧しかったから、自分が「何が好きだ」とか「やりたいことを探す」よりも、生きるためにさっさと一人前になることが大事だった。豊かになると、やりたいことをやるのが幸せなことだと考えられるようになって、それで「自分の気持ち至上主義」になってしまった。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
「気持ち」というのは常に変化を続けながら、苦痛を避けて快楽を求めようと動くものなので、それを満足させ続けようとするのであれば、「気持ち」を喜ばせる新鮮な「刺激」を、不断に与え続けるしかありません。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
要するに、&lt;strong&gt;「自分の気持ち至上主義者」は、最終的には「刺激ジャンキー」になるほかはない&lt;/strong&gt;わ
けですが、それで一生を満足して過ごすことができるのは、「気持ち」に（刺激という）「ドラッグ」を与え続けることに成功した、ごく一部の人たちだけなの
であって、多くの人たちは、「気持ちいいことが幸福であり、よいことである」という意識だけはもちながらも、実際にはそれが達成できないことも多いですか
ら、むしろ多くのフラストレーションを抱えながら、日常を過ごすことになりがちです。&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2014-12-21T09:40:54+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/produce/pages/12.html">
    <title>マルク・レビンソン『コンテナ物語』</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/produce/pages/12.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;岡田斗司夫『フロン』&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;
　男は家庭問題を軽く見ています。頭がいい男は「天下国家を語り、家庭や子育てをないがしろに」し、残りの男は「天下国家も、家庭や教育も、考えたこともない。頭の中は、車とセックスとギャンブルだけ」という人たちなのです。なぜそう思うかといえば、「朝まで生テレビ！」の出演で感じたことだからです。そこで行われる討論は、他人の言うことは聞かず、自分の論を主張するだけの場なのですが、そこで感じた違和感どうやら有識者の皆さんは「国家のことを語ってナンボ」だと思っているフシがあるということです。「日本はこうあるべき」と滔々と語り倒す半面、家族と自分という足元がスカスカで、無理やり大層なことを言ってバランスを取ろうとしているようにしか見えませんでした。一方、朝のワイドショーでは、浮気・離婚・セックスレス・専業主婦……。べったりと地面に張り付いた下世話な話題が続きます。たとえば家庭観の変遷の歴史、各国の家庭観といった比較で議論は一層深まります。が、そんな理性的な議論はなく、良い・悪い、好き・嫌い、当然そうするべき・するしないは個人の自由、といった不毛な口論に偏ってしまいます。視聴者も、自分の人生を顧みるよりは、他人の不幸を見てまだマシと慰める。じゃあ、自分はどうするのか。自分の生活と無関係と言う意味では、朝生の討論と変わらないのかもしれません。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;子どもが生まれた&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
　これが人生の転機になったようです。ＳＦチックで非現実な夢物語を考えている場合ではない、という気分になってきました。子どもが生まれてからずっと、自分が父親になるということは、どういうことなのか、自分がどうあるべきか、考え続けました。「どうして世の中はこうなっちゃってるの？」「これって間違っているんじゃない」「大人って汚い」……。こういう質問を投げかけられる立場にいるのだという事実を受け入れるのにずいぶん時間がかかりました。でも、子どもに「間違っている！」と言われたときに、「本当はこうしたかったので、こういうふうにがんばった。だけど、結局こうなってしまった」という説明くらいはできるようになっておきたい、と思いました。私は、それまでの仲間から離れ、社会について考えたことを本にする仕事を始めました。考えてみると、それまで私は、この世界でのお客様「消費者」だったのです。「世の中がこうあるのは当然のこと。世の中をどうこうする必要なんてない。この世の中で、いかに楽しく遊ぶかが大切。それでお金を稼いでいければ最高！」。こんな人生観が、グィン、グィンと音をたてて変わり始めました。それだけで終わってはいけないんじゃないだろうか。消費者ではなく、この世の中を作っている側の人間として「大人として、義務を果たす」と言うのは何か、具体的に模索しはじめました。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「豊かさ」も「恋愛」も信じられない、いまの若者たち&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
　とりあえず前進するために私が最初にしたのは、身近な人へのインタビューです。そこには、大きな発見がありました。「子供が欲しい」という若者が驚くほど多いということです。新聞やニュースでも少子化が問題になっています。&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2014-12-21T07:54:04+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/produce/pages/6.html">
    <title>東浩紀『弱いつながり』概略</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/produce/pages/6.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:18px;&quot;&gt;東浩紀『弱いつながり』概略&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;　ネットは見たい情報しか目に入らないので、自由にはしてくれない。なら、リアルな身体を変えるしかありません。あなたは、環境の産物だからです。多くの人は、「自分が求めること」と「環境から自分が求められること」が一致するときこそストレスフリーに活動することが出来ます。自分を変えたいと願うなら、環境を意図的に変えること、環境が求める自分の姿に定期的にノイズを忍び込ませること。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(0,0,0);&quot;&gt;　&lt;/span&gt;「弱いつながり」という概念があります。パーティでたまたま知り合った人。つまりあなたのことを何も知らない未知の繋がりの人の方が、あなたが考え付かない未知の環境を教えてくれやすいということです。人生の充実には強い絆と弱い絆の双方が必要です。世の中の人生論は２つに分けられます。ひとつの場所にとどまって、いまある人間関係を大切にして、コミュニティを深めて成功しろという&lt;strong&gt;村人タイプ&lt;/strong&gt;と、一つの場所にとどまらず、どんどん環境を切り替えて、広い世界を見て成功しろという&lt;strong&gt;旅人タイプ&lt;/strong&gt;のもの。でも本当はその二つとも同じように狭い生き方なのです。だから、&lt;strong&gt;観光客タイプ&lt;/strong&gt;の生き方をお勧めします。村人の役割を忘れず、人間関係を大切にしながら、自分の世界を広げるノイズとして旅を利用すること。旅に自分探しのような期待をせず、検索ワードを拡げる経験としてクールに付き合うことです。もっというと、旅の目的地にある情報は何でもいいのです。出会うべきは、新しい人間関係、新しい欲望に妬かれること。いまや情報なんて大した価値はありません。その価値のない情報に感情のタグをつけることです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;　強い絆は計画性の世界です。だから計算高い、慎重なひとは、強い絆をどんどん強めることを望みます。いま自分が置かれた環境の中で、統計的に考えて最適なパフォーマンスを出そうと努力します。ビジネス書やライフプランのマニュアルには、その方法がたくさん書いてあります。けれども、そもそも人生がいつまで続くのか。自分が死んだら終わりです。そのとき、統計的に基づいた計画に従い、リスクヘッジをすることが本当に正しいのでしょうか。他方で弱い絆は偶然性の世界です。人生は偶然でできています。本書で「新しい検索ワードを探せ」という表現で繰り返しているのは、要は「統計的な最適とか考えないで偶然に身を曝せ」というメッセージです。最適なパッケージを吟味したうえで選ぶ人生、それは、ネット書店のリコメンデーションにしたがって本を買い続ける行為です。外れはないかもしれませんが、出会いもありません。リアル書店でなんとなく目についたから買う、そういう偶然性に身を曝した方がよほど読書経験は豊かになります。偶然っでやってきたたったひとりの「この娘」を愛すること。その「弱さ」こそが強い絆よりも強いものなのだと気づいたとき、ぼくは、ネットで情報を収集し続ける批評家であることをやめて、旅に出るようになったのでした。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
 &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(51,51,51);&quot;&gt;　日本人は、会社や町内会など、自分が所属している狭いコミュニティの人間関係を大切にしすぎていると思います。人間関係は少しおろそかにするぐらいがちょうどいい。　ぼくが推奨するのは観光客でいることです。所属するコミュニティがたくさんあるのはいいことです。ただ、そのすべてにきちんと人格を合わせる必要はない。話も全部は理解する必要はない。一種の観光客、「お客さん」になって複数のコミュニティを適度な距離を保ちつつ渡り歩いていくのが、もっとも賢い生き方だと思います。&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(51,51,51);&quot;&gt;　&lt;/span&gt;偶然性に身を委ねましょう。そんなに将来ことを考えなくてもいい。計画性のある人生は、予想外のできごとに対応できません。むしろ重要なのは、やってきた運命に身をゆだねること。全力で楽しむこと。人生において失敗とはありません。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2014-12-20T03:34:57+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/produce/pages/13.html">
    <title>東大オタク学講座</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/produce/pages/13.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;
　「ファン」というのは、対象が好きでたまらないという、主観的な状態。「マニア」というのは、対象そのものよりもそれに対する研究や収集にのめり込んでいる、客観的な状態。「オタク」とは、対象が自分にとってどういうものなのか、対象と自分との関係を考えて再配列できるところまで振り切った状態である。「オタク」は茶道や華道のような「道」に近く、絶対的な正解はない。独自の視点から導き出した「通の目」を整理し発展させていく、自己求道のような修行の過程である。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
「オタク」にとって、作品とは語るものである。自分にとって対象とはいったいなんなんだろうと考えることだ。その評価基準を形成しているのは、観察者が属している文化的バックグラウンドである。自分が対象とであったときに、どう感じたのか。対象と自分の間に横たわる、感じ方を決定するバイアスについて探っていくことが批評である。音楽や映画などの作品インタビューにおいて、僕らはついつい正解を求めてしまう。つまり作者と作品の関係の中に僕らが理解すべきメッセージが詰まっていると思いがちであるが、それは違う。正解というのは、「対象と観察者」の間に存在するのだ。映画にしろゲームにしろマンガにしろ、もともと何かを体験するというのは大変孤独なことだ。その作品と自分との間に発生した感動は誰とも共有できない。年代や性別や家庭環境や経験によって、人それぞれ受け取るメッセージは違うからだ。批評というのは、この耐えられない孤独を解消するために感動を言語化し、他人に情理を尽くして共有しようという行為なのだ。　&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;スマートノート&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;　私は大学のときからメモをつけていました。議論の際はポケットからメモを取り出して書きながら話をしていました。&lt;/p&gt;
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    <dc:date>2014-12-19T00:24:07+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/produce/pages/14.html">
    <title>一般常識</title>
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    <description>
      
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:20px;&quot;&gt;美術・建築&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ルネサンス期　1400-1600&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「モナ・リザ」「最後の晩餐」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「最後の審判」「ダビデ像」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「ヴィーナスの誕生」「春」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「アテナイの学堂」「ベルヴェデーレの聖母」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;バロック期　1600-1700&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「キリスト降架」「キリスト昇架」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「真珠の耳飾りの少女」「牛乳を注ぐ女」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「夜警」「風車」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「ラス＝メリーナス（女官たち）」「教皇インノケンティウス10世」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「無原罪の御宿り」「聖母子」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ロマン主義&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;写実主義&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;印象派&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;ポスト印象派&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;現代美術&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「ゲルニカ」「アビニヨンの娘たち」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「笛を吹く少年」「草上の昼食」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「睡蓮」「印象・日の出」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「タヒチの女たち」「黄色いキリスト」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「ひまわり」「アルルの跳ね橋」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「民衆を率いる自由の女神」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「落穂拾い」「晩鐘」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「記憶の固執」「チュッパチャップスロゴ」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「カレーの市民」「考える人」&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;「グランドジャット島の日曜日の午後」&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2014-12-18T17:49:49+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/produce/pages/5.html">
    <title>あれ</title>
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    <description>
      
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;岡田斗司夫『僕たちは就職しなくてもいいのかもしれない』&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
　僕が思うに、携帯音楽プレーヤーを入手するには六種類の方法があります。　①新品を定価で買う。②ネットで安く買う。③中古を買う。④何かと交換してもらう。⑤だれかからもらう。⑥必要なときだけ借りる。　①ほど割高で独占できる、⑥に行くほど安く皆で使える。二十世紀のあいだは、誰の世話にもならず、大量に所有・消費する方がカッコいい気がした。だから、僕たちはお金が欲しかったんです。でもこれからは「所有」から「共有」の時代、「孤立」から「つながりの」時代、「お金の豊かさ」から「周囲との関係性の豊かさ」の時代へと変わるのです。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;いい人&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;　人間の値打ちは３つのC、すなわち「コンテンツ」「コミュニティ」「キャラクター」の３つで決まる。というのが最近の僕の考えです。最初はコンテンツからしか始められない。これを「キャリア」と呼ぶ人もいます。つまりどんな仕事をしてきて、どんな仕事ができるのか。コミュニティは仕事を頼んでくれる人間関係のことで、無料の仕事内容も含みます。そしてキャラクター、仕事をせっせとこなすうちに、その人の人柄が認識されるようになると３つのCが効率よく回ることになります。もし就いた職のスキルだけで食べていこうとすると、しんどいはずです。知らない人に依頼するのは気が引けるし、能力が落ちるとすぐ別の人へ依頼に行ってしまうからです。でも人柄が認知されるところまで行くと、コミュニティにの誰かが助けに入ってくれます。新しい技術を教えてもくれますし、新しい人も紹介してくれるようになります。コンテンツからコミュニティへと昇華させるキーワードは「お手伝い」です。自分が儲けるのでも、相手が儲けるのでもなく、相手が求めていることを理解して少しラクをさせてあげること。まずやるべきことは無数のお手伝いです。言い換えるなら、ニコニコして仕事を手伝っていい人になるということ。この社会で生き残るためには自分の能力を開発するとか、資格を取得するとか、ついついコンテンツの量と質が決め手だと思い込んでしまいます。だから「スキルを磨け」「論理的思考」「プレゼン力」のような本が山のように書店に並ぶのです。これがひと段落した人は世の中って、コネだよ人脈だよと言い出します。お分かりの通り、この二つだけでは足りません。最後のピース、それがキャラクターです。玄人受けするような濃いキャラを求めてるのではありません。気のいい奴で、親しみやすく、ちょっとしたことでも頼みやすい存在になることが大切です。ここでのポイントは、分かりやすい「いい人」になること。本当はいい人だったり、深く知り合ったらいい人だというのは遠回りです。愛想が悪い、挨拶しない、人と関わろうとしない、不潔、陰口を言う…こういった印象が広まると、生き辛くなるのです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;学生のうちにすべきこと&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;　３つのC、コンテンツ・コミュニティ・キャラクターの充実を目指します。とくにコミュニティの充実です。学生のうちから「いま、こんなアルバイトをしている」とか「自分にはこんな仕事ができる」とか「おすすめある？」とかいつも書き込んで、みんなに相談する癖をつけておきましょう。たとえ言いにくい内容でもカミングアウトして相談する方が絶対にいい。その代りに、うまくいったときは感謝とアドバイスを周りに教えてあげる。友達が頑張っていたら、応援したり相談に乗ってあげる。そういったことを面倒がらずにやりつづけて、自分が持っているコミュニティを地道に育てるしか道はありません。学生のうちになっておくことは、就活セミナーや会社説明会に行くことではなく、自分が何をしているのか、自分はどのようなことができるのかが常に見えるようにアピールしつづけること。多くの友達にそのコミュニティに入ってもらって、つながりをますます広げるようにすることです。&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2014-12-18T05:48:14+09:00</dc:date>
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    <title>内田樹『街場の大学論』</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/produce/pages/11.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;内田樹『街場の大学論』&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;ニッポンの教育はどこへ行く&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
　「誰が日本の教育をこんなにしてしまったか」という議論は不毛である。教育問題には被害者しかいないからだ。そこから脱却して、「誰がしたのか分からないが、たまたま現場に居合わせた以上は私がなんとかするしかない」と考える人たちを糾合して、手持ちの使える限りのリソースを動員して、できる限りのことをするしかない。「学ぶ」ことができない、「学ぶ」意味が分からない子どもたちがいま組織的に作り出されている。そんな大量の元・子どもを抱え込むコストは国民全体にとっても不幸なことである。彼らを学びへと動機付けるのは大人の責務である。「損か得か」という基準がいまの日本人たちの行動を決定する支配的なモチベーションになっている。この子どもでも分かる価値観から、どう学びを動機付ければよいか。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
　なぜ学力が低下するか。それは学力低下が主観的には利益を得ているように錯覚するからである。人間は利益のないことはしない。これがすべての社会問題を考える時の前提である。子どもたちは同学齢集団の中で競争する。偏差値と言うのは、その中の相対的な学力指数であって、絶対学力の低下は現象としては顕在化しない。相対的な学力を上げるのであれば方法は２通りある。自分の学力を上げること、そして他人の学力を下げることである。だから閉じられた集団で競争させれば、全員が「他人のパフォーマンスを低下させること」に努力を優先的に向けるようになる。学生の学力低下の原因は「日本の子どもたちの学力が低下することからは(少なくとも私は)利益が得られる」と考えている日本人が社会の相当数を占めているということにある。その暗黙の合意に基づいてお互い「他人の学力を低下させること」に努めてきた、その結果「こんな世の中」になってしまったのである。誰が悪いわけでもない。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
　学ぶというのは情報を増やすことではない。「自分が何を知らないか」について知ることである。学校と言うのは子どもに「自分は何を知らないか」を学ばせる場である。一方、受験勉強は自分が知っていることに特化することを子どもたちに強いる。「自分の知らない/できないこと」の中に位置づけられてはじめて「自分が知っている/できること」は共同体的に意味を持つ。仮に自分の知らないことは、自分には関係のないことだと思い込む子どもを組織的に作り出している教育機関があれば存在しない方がましである。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
　「国が教育に口を出さない方が国にとって良い」と思っている。教育のことはそれぞれの教育現場で好きにやってもらうのがよい。現に、教育を全国斉一的に管理する機関がなかった明治時代まで、日本の教育は当時の最高水準にあった。二百七十の藩にはそれぞれ藩校があり、全国に私塾があった。子どもを育てるシステムはできるだけ画一的でない方がシステム管理上安全であり、国民のうちに一定数の大粒の人間を出現が間歇的にではあれ担保されるシステムの方が、そうでないシステムよりも国がクラッシュする危険が少ないだろうと考えている。日本の教育は「子どもたちを均質化すること」一点において、ほかに類を見ないほど成功しすぎている。「みんなと同じであることを最優先に配慮し、みんなと違うことを心から恐怖する子ども」を作り出す努力をしてきた成果が今日の「世界一勉強しない子どもたち」なのである。だからこれを教育制度の「失敗」ととらえるのは間違いであり、問題があるとすれば成功しすぎたことにある。システムの過程で、必ず脱落したり逃亡したりするものがいる。そしてその少数のはぐれものが次のシステムを構築するという流れがある。しかるに日本の教育システムはあまりに「うまくゆきすぎた」ために、システムからドロップアウトする者は網羅的に排除され、病気になったり引きこもったり自殺したりして文字通り姿を消し、彼らがシステムの活性化に関与する機会をなくしている。もしこれに対処を講ずるのだとしたらもっとバグやノイズを注入してシステムの効率を下げるのがいい。最悪なのは斉一的に「勉強する子どもはどうやったら作り出せるか」の模範解答を施行することである。「ゆとり教育」も「スパルタ教育」も「愛国教育」も「民主教育」も「教育と言うのは平等に子どもを方向づけるものである」という了解においては双生児のように似ている。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;
　「昔の子どもはもっと勉強した。あの時代に戻そう」という説を唱える人がいる。あの時代に戻すのならば、方法はある。一番簡単なのは勉強できない子どもを組織的に排除し、みんなでいじめることだ。成績の悪い子は差別待遇する。子どもたちは必死で勉強するであろうし、親だって額に青筋立てて勉強させるであろう。だって日本人にとって何より大切なのは「みんなと同じこと」だからである。「マークされること」「群れから抜けること」を日本人は恐れる。「私らが学生の頃は、『善の研究』や『人生論ノート』や『三太郎の日記』を読んだもんだ。それに比べて今どきの若いもんは本を読まん」という慨嘆老人たちは自分たちが「自分のとなりにいるやつ」と同じ本を読んでいないと大勢から脱落しそうで怖いという点において今どきの若いもんと同一の思考の生理に律されている。みんながそうしているからそうしている。みんなが塾に行くなら自分も行く。みんなと同じじゃないと怖いからだ。そういう他者志向の人間を日本社会は一生懸命に作りだしてきた。均質の努力を止めたいなら、まず自分の子どもが「みんなと同じでいなければ、生きていけないのではないか」という恐怖を感じずに生きていけるように、我が子の独自性を愛し、育み、守るというところから始めるほかないだろう。だが全国一斉に「個性を開花させる」教育改革をする発想は「日本的システム」を再生産することに過ぎない、ということは留意しておきたい。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;
    </description>
    <dc:date>2014-12-13T13:21:00+09:00</dc:date>
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    <title>機嫌良く生きる</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/produce/pages/10.html</link>
    <description>
      
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;「ご機嫌」に生きよう(提案)&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;hr /&gt;&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;なぜ「ご機嫌」か&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;
　ご機嫌でいるのは難しい。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;人間なら嫌な事は常に起こるし、体調が悪い時だってある。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;そんなにいつも機嫌良くしてはいられない。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;そんなの当たり前だと思う。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;ところが、自分の上司や学校の先生が「不機嫌」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;に現れると本当に迷惑な気分になる。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;何しろ&quot;その不機嫌の原因は（ほぼ）自分ではないから&quot;だ。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;こうなると不機嫌な年上の人は「&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;自分の問題を自分で解決できないまま」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;年下の前に現れていることになる。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;「年上のくせに」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;と、年下の人間は思うだろう。&quot;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;自分よりも長く生きているくせに、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;自分のメンタルすらコントロールできないで、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;その不満をまだ未熟な者たちにぶち巻いている&quot;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;のだからみっともない。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;こんな感じだろう。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;なぜ「ご機嫌」であるべきかというと、&quot;ご機嫌な人とは「&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;寛容で器が大きい人」&quot;なので、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;言いにくい話やどうでもいい話をしやすいのだ。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;「これを言ったら切れるな」とか「&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;不機嫌で何言っても怒られそう」と思われていたら、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;誰も話をして来なくなる。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;必然的に&quot;情報弱者&quot;、”関係弱者”となり、その人は時代に取り残されていく。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;部下の心情や人間関係も理解できないだけでなく、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;情報弱者に競争力はないので仕事の結果も出ない事になる。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;時代に取り残されているので、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;過去の成功体験だけで仕事を進めようとする。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;そしてそれは通用しないので更に不機嫌になり人は離れていく、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;という悪循環が待っているのだ。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;これは職場以外でも同じで、&quot;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;不機嫌な親に子供は本当の事は言わない。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;不機嫌な先生に子供は本当の事は言わない。&quot;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;すると問題は水面下で巨大化、凶悪化して行き、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;表面化した時には手遅れになっている。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;子供のイジメ、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;自殺などが大人の知らない所で進んで行く原因の１つは、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;器の小さい年上の人間の「不機嫌」のせいなのだ。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;&quot;この国でははるか昔に「不機嫌な大人」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;に対してドアを閉じる、という若者が現れ、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;それは絶望的に世代を分離してしまっているのだ。&quot;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;　かつてこの国には&quot;「わかりやすい不良」&quot;という人たちがいた。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;特に８０年代の「不良」はわかりやすくて、自分達を「大人」や「&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;つまらない社会人」とは違う「反抗する子供」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;と主張して踏ん張っていた。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;この時代のドラマでは大人と子供、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;不良と真面目と構造がシンプルだった。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;おそらくはその前の世代が「体制」と「反体制」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;に分かれていた構造だったところから、&quot;局地的なもの&quot;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;に変わったのだろう。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;政治や社会に楯突くの事の無力感から「身近な大人」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;に楯突くようになっていったわけだ。その代表が暴走族で、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;彼らは社会を変えようなどとは思っていなかった。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;ただ「ムカつくから自由にやりたいんだ」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;という主張のみで存在をアピールしていたわけだ。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;ところが&quot;９０年代になると「不良」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;というのがわかりにくくなっていく。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;彼らは昔の「不良」のように大人とやり合うことはしない。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;ただ「スルー」するだけだ。つまり大人を相手にしていないのだ。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;つまり&quot;子供は大人を「いないもの」として切り捨てた&quot;わけだ。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;そんな子供を理解しようと大人達は必死になったが、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;あらゆる事が空回りして、子供が唯一心を許す「大人」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;はガンダムやナウシカやエヴァンゲリオンの監督やアイドルのプロ&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;デューサー、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;アイドルや役者やミュージシャンや芸人など自分の好みの世界にい&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;る大人と、スティーブ・ジョブズやホリエモンなどの「&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;新世代のカリスマ」だけになった。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;&quot;大人になってしまった「年上」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;の人間はこの事実を認識していないとすぐに「いないもの」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;としてスルーされてしまう。&quot;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;ダダ流しの地上波テレビの時代が終わり、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;自分の好みのみで選択できるネットで彼らは生きている。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;気に入らない情報や人間は「ブロック」すれば、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;自分好みの快適空間は維持される。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;こうなるともう「年上の特権」が発動できる場は学校や職場の（&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;金のために仕方なく存在している）縦関係のみになっていく。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;年下の人間はここで&quot;「&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;いかにつまらない年上との接触を無くせるか」&quot;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;ということに力を尽くす。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;ブロックをしながらブロックをしてないフリをするのだ。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;そういう若者が「先輩ありがとうございます」とか言っていても、&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;「早く帰れよ」と思っているのだ。特に&quot;&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;年上である事にあぐらをかいて「不機嫌」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;を投げ散らかしている人間は実際に会っていても「ブロック」&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;されている&quot;。&lt;/span&gt;&lt;span style=&quot;color:rgb(34,34,34);font-family:arial, sans-serif;font-style:normal;font-variant:normal;font-weight:normal;letter-spacing:normal;line-height:normal;text-indent:0px;text-transform:none;word-spacing:0px;float:none;background-color:rgb(255,255,255);&quot;&gt;それが現代だ。&lt;/span&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
&lt;p&gt; &lt;/p&gt;
&lt;p&gt;&lt;span style=&quot;font-size:16px;&quot;&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;
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