ブレッド=ブレック

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<p>【農民にして白魔法使い:ブレッド=ブレック】RD11 評価5<br /> ┣【生まれと経歴】RD5<br />    ┣【森国人、農家の一人息子。】<br />    ┣【戦火に巻き込まれ孤児になる】<br />    ┣【白魔法使いの館に迷い込み、共に生活する そして修行】<br />    ┣【辛い修行の日々、白魔法使いから慈善事業へ】<br />    ┗【修行の終わり、農民にして白魔法使いへ】<br /> ┣【ブレッド=ブレックの身体的特徴】RD2<br />   ┣【やせているが筋肉はある体】<br />    ┗【顔の特徴】<br /> ┣【ブレッド=ブレックの性格】RD2<br />   ┣【品行方正】<br />    ┗【真面目】<br /> ┗【ブレッド=ブレックの特技】RD2<br />   ┣【家庭菜園】<br />   ┗【パン作り】<br />  </p> <p>【生まれと経歴】<br />   <br /> 【森国人、農家の一人息子。】<br /> ブレッド=ブレックは、ペルセウスアームの一角にある森国人の藩国に生まれた。<br /> 父親と母親共に森国人で二人は、藩国でのお祭りで出会い結婚した。<br /> 父親と母親は2人で小麦の農家をしており、幼い頃からブレッド=ブレックは父親と母親の手伝いをしていた。<br /> 父は優しくそして厳しかった。母は優しく愛情深かった。誕生日には、ベリータルトやベリーパイが出された。</p> <p>【戦火に巻き込まれ孤児になる】<br /> 幸せな時は長く続かなかった。ブレッド=ブレック12歳の時、父親と母親を藩国で起きた争いで亡くしてしまい<br /> ブレッド=ブレックは孤児となる。悲嘆にくれる彼はなんとか父親と母親の葬儀と墓を用意し、彼らにこれから生きていく事を誓った。<br /> しかし、争いの後生きていく事に精一杯だった周囲の人達は、彼を引き取ろうとはしなかった。皆は貧しく大変だったからだ。<br /> それは、ブレッド=ブレックにも分かった。</p> <p>【白魔法使いの館に迷い込み、共に生活する そして修行】<br /> 彼は腹ペコで森を彷徨う内に白魔法使い ロカンの家にたどり着く。たどり着いた彼はそこで意識を失い、その後、心優しいロカンに助けられ<br /> 暫くそこで生活することになる。共に生活し、自らこれからの事を考えたブレッドは、ロカンに白魔法使いとして弟子入りを申し出た。<br /> 真剣な瞳から確かな意志を受け取ったロカンは、ブレッド=ブレックを弟子にすることにした。それから厳しい修行の毎日が6年間続いた。</p> <p>【辛い修行の日々、白魔法使いから慈善事業へ】<br /> 修行の日々が続く、ロカンはまず徹底的に心得を教えた。それを学ばない場合、守れないと思えば先には進ませてくれない。<br /> 最初は辛かったが、それがロカンの優しさでありそれらの心得こそが白魔法使いである事を知る。<br /> 藩国内での争いは終わり、ロカンから白魔法使いの修行として藩国の復興に参加し自らで育てた小麦で作ったパンを配った。<br /> そこには喜びの顔があり、それがブレッド=ブレックにとって大切なものになった。それが原動力となり彼は6年間の辛い修行をやり遂げたのだった。</p> <p>【修行の終わり、農民にして白魔法使いへ】<br /> 修行の日々は終わり、ロカンは悲しみの顔を浮かべ、ブレッド=ブレックを送る。<br /> 再び、一人になった彼は、小さいながらも小麦を栽培し、パンを売る仕事を始めた。そう彼は父と母の仕事を継いで農家を<br /> 始めたのである。時折、ロカンも森から出ては、彼のパンを買いに来る。ロカンとブレッドの関係は今日も良好である。</p> <p>【ブレッド=ブレックの身体的特徴】</p> <p>【やせているが筋肉はある体・服装】<br /> 森国人ゆえに、骨っぽく痩せぎすで、肌も白く気弱そうに見えるが、父親と母親が小麦栽培の農家しており<br /> 子供の頃から手伝っていた為、体を動かすのが好きで歩くのも好きである、それゆえにやせているが筋肉があり、体力もある。<br /> この体は、幼い頃からの農家の手伝いや6年間の修行もあってこその体である。服装は、森国人らしく皮のシャツを付けていて<br /> 綿で出来たズボンを着けている。</p> <p>【顔の特徴】<br /> 森国人特有の長い髪、長い耳を持つ。髪は綺麗なブラウンの色である。目は細目である。<br /> 瞳自体は綺麗な青色をしている。 顔自体は痩せている為あまり元気がない印象だが声は力強い。<br /> 顔自体は、森国人に多い顔ではあるけども、眉毛が太いので力強い印象を持っている。</p> <p>【ブレッド=ブレックの性格】</p> <p>【品行方正】<br /> 農家の一人息子で育ち、母親と父親に可愛がられたが、父は厳格な人で、礼儀作法はきちんと覚えさせた。<br /> 家事などや農業の仕事の手伝いなどもさせていたので、礼儀はしっかりしてる。</p> <p>【真面目】<br /> 一生懸命に頑張る真面目な性格。嘘やいい加減な事は嫌いな性格で少し頑固。<br /> 1つの事にのめり込むとあまり周りが見えない所がある。そういう面を父親からも指摘されており、できるだけ周りも見るように心がけている。</p> <p>【ブレッド=ブレックの特技】</p> <p>【家庭菜園】<br /> 子供の頃から、農民として働いてきたからか、小麦や野菜などをよく育てていた。土の様子や肥料や水に気を配り、太陽による日照り、湿度、雨風の強い日には<br /> 大きい布を持って、作物を災害から防いだ。そういう数々の経験から、家庭菜園が趣味であり得意である。</p> <p>【パン作り】<br /> 小麦の栽培の傍ら、代々伝わる石臼を使って、粉を挽き、こねてパンを焼くのが趣味である。ふっくらと発酵したパンを焼けると不思議と嬉しい気持ちになれる。<br /> このパンは、村の人や師匠にも好評で、彼はパンだけでなく、幼いころに食べたベリータルトを作ることもできるようになっている。</p> <p><br /> ■魔法使いの装備</p> <p><br /> 【魔法使いの装備】:評価5:RD11<br /> ┣【樫の若木の杖】<br /> ┃  ┣部品【杖の由来】<br /> ┃ ┣部品【素材】:<br /> ┃  ┗部品【杖の先端に埋め込まれた石】:<br /> ┣【年季の入った白の木綿のローブ】<br /> ┃  ┣部品【ローブの由来】<br /> ┃    ┗部品【若葉の腰紐】<br /> ┣部品【旅の鞄】<br /> ┣部品【味わい深い革の靴】<br /> ┣部品【使い慣れた筆記用具】<br /> ┣部品【水筒と水】<br /> ┣部品【食糧】<br /> ┗部品【白魔法使いの紋章】</p> <p>【樫の若木の杖】<br /> 部品【杖の由来】<br /> 魔法使いの修行の際に、まず最初に杖に使う樫の木を育てることから始める。これには時間がかかり5年間は育てなければいけない。<br /> 育てた後に、それを材料に加工し、杖とする。<br /> なぜ育てるのかは、魔法使いが修行として杖の製法と知る必要があるからである。又、木についても魔法使いが育てたとする由来が必要だからである。<br /> 最初のただの樫の木であるが、大切に育てることで、その持ち物に由来ができる。この事に寄って効果が発揮される。<br /> 以上のような理由から、修行者はこの杖を自らの愛用品とする事が多いようである。<br /> この杖は、大きさは1m50cm 重さは1kgほどである。 大きいため、1人1本しか持つことはできない。</p> <p>部品【杖の素材】<br /> 素材は、加工した樫の木を使う。樫の木は、修行1年目の最初に自ら樫の木の苗を選んで植え、5年の間、大切に育てたものを使う。<br /> その若木の太い枝1本を切り、綺麗に削り加工して使う。</p> <p>部品【杖の先端に埋め込まれた石】<br /> 修行の最初に河原で探し、一年かけて綺麗に磨いたお気に入りの石。樫の若木の杖の先端に埋め込まれている。見つめていると心が落ち着く。<br /> 心が落ち着く効果は、綺麗に磨いた本人のみにしかその綺麗さは分からないため、本人しか効果はない。他の人が見ても精々綺麗な石程度にしか見えない。</p> <p>【年季の入った白の木綿のローブ】<br /> 部品【ローブの由来】<br /> 白の大きな木綿の布を素材として、白魔法使いの師匠に教えを受けながら、修行者が自ら縫製したローブ。<br /> 修行中、ほつれてきた場合や修繕が必要な場合も修行者が修繕する。ローブの修繕の方法を覚える事も勿論だが<br /> 物を大事にする心を育てる意味もある。 このローブは、作成した直後はただの白の木綿のローブだが<br /> 修行者が5年以上着用すると由来が生まれ、効力を発揮するようになる。長年使っているので修行者本人の愛用品となる事が多い。<br /> 大きいので1人1つしか装備できない。 下に服を一着着れる。</p> <p>部品【若葉の腰紐】:<br /> 修行者本人が5年間かけて育てた樫の若木の葉っぱを丁寧に編んで作った腰紐。意外と頑丈な腰紐。白の木綿のローブの<br /> 腰紐に使われる。2つ以上付けられるが効果は重複しない。</p> <p>部品:【年季の入ったの鞄】<br /> 修行者本人が修行の一環として師匠から作り方を教わり、修行者が作る木綿で作られた厚手の鞄。重量2kg<br /> 旅に利用する鞄である。1人1つしか持てない。最大耐荷重量は20kg。それ以上重量が入ると破壊される。</p> <p>部品;【味わい深い皮の靴】<br /> 1人1足ずつしか履けない。重ね履きも出来ない。両足分で1kg。<br /> 厚底で底に木綿が入っている。長時間歩行による疲労を軽減する。長い間使っている履きなれた靴である。2つ以上装備できない。</p> <p>部品:【使い慣れた筆記具】<br /> 6年間の修業の間使っていた筆記用具。羽根ペンが3本。紙とインクが入っている。修行の間も勉学に使った使い慣れた愛着のある品。2つ以上は装備できない。</p> <p>部品:【水筒と水】<br /> なんの変哲もない水を入れる容器。容量は1人用1日分程度。それなりに密封性はあるが、もちろん保温機能などはない。2つ以上装備出来ない</p> <p>部品【食糧】:<br /> 干し肉や芋の粉とパンと少量の小麦が油紙に包まれている。日持ちと栄養を重視した内容。あまり美味しくはない。疲れた時に口に入れる甘味は干した芋や山の果物程度のもの。量は1人分2日程度。2つ以上装備出来ない。</p> <p>部品:【白魔法使いの紋章】:<br /> 6年間の修業を経て、魔法を会得した者にのみ与えられる紋章。本人の名前入り。一見地味だが綺麗な色の線が入っている。白魔法を習得したした本人以外が持っていても効果はない。2つ以上は装備できない。</p> <p>■農民生活と修行6年</p> <p>【農民生活と修行6年】評価5:RD11<br /> ┣部品【農民としての生活】<br /> ┣部品【土を耕す・土の手入れ】<br /> ┣部品【水路の引き方・水の手入れ】<br /> ┣部品【時期の管理】<br /> ┣部品【牛の飼育と飼い葉作り】<br /> ┣部品【堆肥の作成】<br /> ┣部品【災害から作物を守る】<br /> ┣部品【伝染病の対策】<br /> ┣部品【作物の状態の見分け方】<br /> ┣部品【粉挽きとパン作り】<br /> ┗部品【農具や日用品の製作】</p> <p>【農民としての生活】<br /> 農民の一人息子として、農家の生活はそれは長く、大変な生活であった。<br /> 農民は様々な仕事を行う。畑仕事のみならず、家畜の飼育・果樹や野菜の栽培にパン作り、パン焼き。<br /> 家の修繕に、農具の製作。日用品の製作、勿論生きていく上での家事、料理も行う。<br /> こういった仕事量が多く、はっきり言って過酷な生活である。ただ仕事の多さは分担して行えば良い。<br /> 畑仕事は、共同作業である。農民としての生活は共同作業が必要であり共同作業をする上で<br /> 他の農民や土地管理者との良好な友好関係も必要となる。こういった他の農民との繋がりから、農業に関する<br /> 多くの知識を共有し、伝染病や災害から作物を守り、自らのみならず他の農民の生活も守るのである。<br /> 土地管理者への土地使用の支払いなどや、事件、事故の発生や情報共有を行う事もある。<br /> 農民の生活の仕方は、一朝一夕では、身につかず、長い間をかけて得るものであり、一年や二年では得ることは難しく、五年以上はかかる。</p> <p>【土作り・土地の手入れ】<br /> 土作り、土地を耕す、土の手入れを学ぶ。農民にとって土作りを知ることがまず最初にすることだと父親は言った。<br /> 土作りがなぜ大事かという作物は基本土を通じて水や栄養成分などを吸収するからである。<br /> 土は、乾燥しすぎていると、根は水を吸収できない。逆に湿りすぎると根は空気を吸収出来ずに腐りやすくなる。<br /> 又、作物によって、育ちやすい土、育ちにくい土も異なるので、作物に適した土を作ることも大切である。<br /> こういったバランスが重要になる。また畑を耕すことで、大きな石や固くなった土を柔らかくし<br /> これら土に空気を入れ、水を含みやすくする。このように土は作物の育ち、作物の良し悪しを左右するものである。<br /> 土地の広さも重要で、どれくらいの広さでどれくらい作物を育てられるか。その計算も必要になる。<br /> 土もただ真っ平らにすればいいという訳でもなく、刈入れを考え、溝やうねを作るなども重要である。<br /> このような土の知識は、勿論、一朝一夕では身につかず、長い間かけて得るものであり、少なくとも5年以上はかかる。</p> <p>【水路の引き方・水の手入れ】<br /> 水路の引き方、水の手入れについて学ぶ。農業にとって水路も大事であると父親は言った。<br /> 灌漑とは、農地に人工的に水を入れる事である。 水を入れ、作物の育ちを良くする。<br /> 水路があることで飲水の確保と水を多く必要とする作物、必要としない作物など多くの種類の作物を作ることができ、<br /> 農地以外に水が行きにくいので雑草が増えにくい、寒い地方では、凍霜害を防いだりもする。<br /> 水路は、土を掘り、水で土が流されないように石で補強などもする。 水路と畑への水の移動は、水を組んだ木の桶を載せた引き車使って行う。<br /> 綺麗な水を作るための軽石などを積んで作った濾過なども必要になる。</p> <p>【時期の管理】<br /> 時期の管理を学ぶ。1つの畑を年にどれだけ活用できるかを知ることは必要であると父は言った。<br /> 農民にとって、作物を育てる上での時期の管理は必要である。<br /> まずは何を栽培するかという事もあるが1つの畑で1年間、小麦だけを作るのは難しい。小麦もどちらかというと秋から翌年の春を過ぎた辺りに栽培されるもので<br /> その夏から秋にかけた期間、夏野菜や果物の栽培できるというわけだ。<br /> 土を耕す時期、種まきの時期、生育時期、刈り入れ時期など時期の管理は農民にとっては日常会話の中でも普通に出てくるほど重要なことだ。<br /> 栽培できる作物は、風土や気候によっても異なってくるので、それらに応じた作物を栽培するのが良いという。</p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p> </p> <p>■初級魔法集・修行6年</p> <p><br /> 【初級白魔法集 修行6年】評価5:RD11<br /> ┣部品【師匠との出会いと生活】<br /> ┣部品【白魔法の心得】<br /> ┣部品【世界を知る心得】<br /> ┣部品【自然との調和の心得】<br /> ┣部品【死者蘇生禁止の心得】<br /> ┣部品【優しさの心得】<br /> ┣部品【詠唱の練習と心得】<br /> ┣部品【初級白魔法の攻撃と防御】<br /> ┣部品【初級白魔法の治療と探査】<br /> ┣部品【初級白魔法の流れを元に戻す魔法】<br /> ┗部品【白魔法使いの体術の修得】</p> <p>【師匠との出会いと生活】<br /> 白魔法使いの師匠は、基本その住処である館は、邪悪な考えのものには見つけることができないように魔法がかけられている。弟子入りも基本は、白魔法使いの紹介に限られる。<br /> 師匠は、すぐに白魔法を教えるのではなく、1月の間、師匠と生活を共にし、共同生活を行う。その後白魔法について学ぶに値する人物かを見極め、本人と相談し決める。<br /> 白魔法使いの師匠との修行の生活は、6年間続き、6年間の共同生活を持って初めて、師匠の大切さと生活の術を学ぶ。</p> <p>【白魔法の心得】:<br /> 師匠から白魔法を学ぶ前に白魔法の心得を学ぶ。白魔法は世界のバランスを崩すような強力な魔法を使用しない事であり、世界に悪影響がないように自ら戒め抑制している。<br /> この精神こそが、白魔法使いにとって最も重要であり、基礎となる心得である。<br /> この心得を守らぬ者、学ばぬ者は、白魔法を修得出来ないし、修行もそこで終了になる。この心得を学ばないものには<br /> 役立たない知識であり、この心得から何も得ることはできない。</p> <p>【世界を知る心得】:<br /> 師匠は白魔法を学ぶ前に世界を知る事の心得を学ばせた。世界への悪影響を少なくするためには何より世界への知識が必要であり、星見司<br /> ならびに、森国の賢者らと協力し日々、世界への理解を深め、世界への悪影響を少なくする事を探求する。この心得が白魔法に必要であるからだ。<br /> この心得を学ばぬ者、守らぬ者は白魔法を修得できない。又、修行もそこで終了となる。この心得を学ばないものには<br /> 役立たない知識であり、この心得から何も得ることはできない。</p> <p>【自然との調和の心得】:<br /> 師匠は白魔法を学ぶ前に自然との調和を学ばせた。自然を感じるように言った。世界を知るという事は人を含めた自然を知る事である。<br /> 魔法とは自然の力を借りる事であり世界を知り、自然と調和する事が白魔法の目的である。白魔法は自然の力を借り受ける行う魔法である。<br /> 自然との良好な関係と対話。自然との調和は不可欠である。この心得を学ばぬ者、守らぬ者は白魔法を修得できない。この心得を学ばないものには<br /> 役立たない知識であり、この心得から何も得ることはできない。<br /> 修行もそこで終了となる。</p> <p>【死者蘇生禁止の心得】:<br /> 師匠は白魔法を学ぶ前に禁忌である死者蘇生の禁止について学ばせた。<br /> 死者蘇生の禁止の心得。過剰な治療。過剰な回復の追求により死者の蘇生の復活は絶対にしてはならない。<br /> 白魔法を用いてこれを行ってはならない。この行為自体が、世界のバランスを崩す行為であり白魔法の心得に反するからだ。<br /> この心得を学ばぬ者、守らぬ者は白魔法を修得できないし、修行もそこで終了となる。修行者がこの心得を守らない<br /> 学ばない場合、この心得から何も得ることはできないだろう。</p> <p>【優しさの心得】:<br /> 師匠は白魔法を学ぶ前に優しい心について説き、学ばせた。白魔法は他者への優しさを持って振るわれるべきものである。<br /> 優しい心には様々な答えが存在するが、他者の悲しみを和らげる事も優しさの一つである。優しさは調和に繋がり、貴方に力を与えるだろう。<br /> 他者の悲しみを想像し理解しようとする心が重要になるだろう。<br /> この心得を学ばぬ者、守らぬ者は白魔法を修得できない。修行もそこで終わりである。修行者がこの心得を守らない、学ばない場合<br /> 修行者にとってもこの心得から何かを得ることはできない。</p> <p>【詠唱の練習と心得】:<br /> 師匠は数々の心得を学ばせ、その心得を本当に守る者かどうかを見定め、白魔法について教えることをにした。<br /> 最初はゆっくり、そして正確に気持ちを込めるように伝えた。そしてまた心得を述べた。「詠唱は力を与えてくれる者への誓いであり、願いである。<br /> 力を与えてくれる者への感謝と尊敬を忘れない事が重要であると言った。貴方の心と誓いと願いを持って、力は発現される。この力は貴方だけの力ではない。<br /> この力を自らの力であると過信してはならない。精霊への尊敬と感謝を忘れないようにしなければならない。」<br /> 詠唱と白魔法を習得するのに6年の修業が必要である。<br /> この心得を守らぬ者は白魔法を習得できない。師匠にも修行を断られる。修行もそこで終わりである。白魔法は精霊への尊敬と感謝が必要であり<br /> この心得を守らないものは、この修業から何かを得ることはできないからだ。</p> <p>【初級白魔法の攻撃と防御】<br /> 師匠は数々の心得を学ばせ、その心得を真に守る者かどうかを見極め、詠唱とともに戦闘行動である白魔法の攻撃と防御について教える事にした。<br /> 初級白魔法の、攻撃と防御である。白魔法使いの詠唱による魔法攻撃は中距離の射程を持つ攻撃となる。<br /> また防御は、詠唱による盾の構築による防御となる。これらの戦闘行動は、状況を考え、最適な方法を取るように教えられた。<br /> そして攻撃と防御は必ず白魔法の心得を超えてはいけないと再度教えた。<br /> 又、これらの攻撃と防御は、術者が精霊への尊敬と感謝と調和を持つことが必要である。<br /> これまでの心得を必ず忘れないようにと伝え、師匠は攻撃と魔法について教えた。<br /> 白魔法の攻撃と防御、探査と治療と流れを元に戻すを習得する為には、師匠の下で修行を始めて、6年間が必要であった。</p> <p>【初級白魔法の治療と探査】<br /> 師匠は、心得を学び、この心得を真に守る者かどうかを見極めた後、攻撃と防御などの戦闘行動以外で使用する魔法を教え始めた。<br /> 即ち、初級白魔法の治療と探査である。白魔法使いの治療は、今まで教えた白魔法使いの心得の踏まえた上で行わなければいけない。<br /> 治療も過ぎればいけないし、解毒も同じである。あくまで世界に悪影響を与えない範囲で行わなければならない。<br /> 又、探査とは精霊(リューン)の流れを調べ、その流れがおかしい場所を探る行為などを行える。<br /> ただこれらも術者が精霊への尊敬と感謝を持つことが必要であり、そして調和を保つことも必要である。<br /> 白魔法の探査と治療の魔法の習得は、攻撃と防御と流れを元に戻すを習得と合わせて<br /> 師匠の下で修行を始めて、6年間が必要であった。</p> <p>【初級白魔法の流れを元に戻す魔法】<br /> 師匠は、教えた心得を、真に守る者かどうか見極めた後に、攻撃と防御とそれ以外の探査と治療について教えた。<br /> そして、最後に白魔法使いの初級魔法で一番特徴的な魔法「流れを元に戻す。」を教えた。<br /> 白魔法使いは、精霊(リューン)の流れを探査し、精霊の流れがおかしい場所を改善するのが仕事である。<br /> この魔法は、それ以外の用途にも使えるが、他の魔法と同じように白魔法使いの心得を守らなければいけない。<br /> また、精霊の流れを元に戻す為、精霊との協力、調和が必要である。<br /> 白魔法の流れを元に戻すを習得する為には、攻撃と防御、探査と治療と習得と合わせて<br /> 師匠の下で修行を始めて、6年間が必要であった。</p> <p>【白魔法使いの体術の修得】<br /> 師匠は6年間の白魔法修得の修行とともに、身体の動かし方。体術を教えてくれた。<br /> 白魔法は、魔法を控えめに使う、魔法だけに頼らず、自らの身体と知恵を持って解決できることは多くあり<br /> 魔法だけに頼ってはいけないと教えてくれた。<br /> この体術は、白魔法使い特有のものであり、その戦い方を学ぶ事である。<br /> その修得には師匠の下で6年の修業が必要である。</p>
<p>【農民にして白魔法使い:ブレッド=ブレック】RD11 評価5<br /> ┣【生まれと経歴】RD5<br />    ┣【森国人、農家の一人息子。】<br />    ┣【戦火に巻き込まれ孤児になる】<br />    ┣【白魔法使いの館に迷い込み、共に生活する そして修行】<br />    ┣【辛い修行の日々、白魔法使いから慈善事業へ】<br />    ┗【修行の終わり、農民にして白魔法使いへ】<br /> ┣【ブレッド=ブレックの身体的特徴】RD2<br />   ┣【やせているが筋肉はある体】<br />    ┗【顔の特徴】<br /> ┣【ブレッド=ブレックの性格】RD2<br />   ┣【品行方正で真面目】<br />    ┗【物語好きでコーヒー好き】<br /> ┗【ブレッド=ブレックの特技】RD2<br />   ┣【家庭菜園】<br />   ┗【パン作り】<br />  </p> <p>【生まれと経歴】<br />   <br /> 【森国人、農家の一人息子。】<br /> ブレッド=ブレックは、ペルセウスアームの一角にある森国人の藩国に生まれた。<br /> 父親と母親共に森国人で二人は、藩国でのお祭りで出会い結婚した。<br /> 父親と母親は2人で小麦の農家をしており、幼い頃からブレッド=ブレックは父親と母親の手伝いをしていた。<br /> 父は優しくそして厳しかった。母は優しく愛情深かった。誕生日には、ベリータルトやベリーパイが出された。</p> <p>【戦火に巻き込まれ孤児になる】<br /> 幸せな時は長く続かなかった。ブレッド=ブレック12歳の時、父親と母親を藩国で起きた争いで亡くしてしまい<br /> ブレッド=ブレックは孤児となる。悲嘆にくれる彼はなんとか父親と母親の葬儀と墓を用意し、彼らにこれから生きていく事を誓った。<br /> しかし、争いの後生きていく事に精一杯だった周囲の人達は、彼を引き取ろうとはしなかった。皆は貧しく大変だったからだ。<br /> それは、ブレッド=ブレックにも分かった。</p> <p>【白魔法使いの館に迷い込み、共に生活する そして修行】<br /> 彼は腹ペコで森を彷徨う内に白魔法使い ロカンの家にたどり着く。たどり着いた彼はそこで意識を失い、その後、心優しいロカンに助けられ<br /> 暫くそこで生活することになる。共に生活し、自らこれからの事を考えたブレッドは、ロカンに白魔法使いとして弟子入りを申し出た。<br /> 真剣な瞳から確かな意志を受け取ったロカンは、ブレッド=ブレックを弟子にすることにした。それから厳しい修行の毎日が6年間続いた。</p> <p>【辛い修行の日々、白魔法使いから慈善事業へ】<br /> 修行の日々が続く、ロカンはまず徹底的に心得を教えた。それを学ばない場合、守れないと思えば先には進ませてくれない。<br /> 最初は辛かったが、それがロカンの優しさでありそれらの心得こそが白魔法使いである事を知る。<br /> 藩国内での争いは終わり、ロカンから白魔法使いの修行として藩国の復興に参加し自らで育てた小麦で作ったパンを配った。<br /> そこには喜びの顔があり、それがブレッド=ブレックにとって大切なものになった。それが原動力となり彼は6年間の辛い修行をやり遂げたのだった。</p> <p>【修行の終わり、農民にして白魔法使いへ】<br /> 修行の日々は終わり、ロカンは悲しみの顔を浮かべ、ブレッド=ブレックを送る。<br /> 再び、一人になった彼は、小さいながらも小麦を栽培し、パンを売る仕事を始めた。そう彼は父と母の仕事を継いで農家を<br /> 始めたのである。時折、ロカンも森から出ては、彼のパンを買いに来る。ロカンとブレッドの関係は今日も良好である。</p> <p>【ブレッド=ブレックの身体的特徴】</p> <p>【やせているが筋肉はある体・服装】<br /> 森国人ゆえに、骨っぽく痩せぎすで、肌も白く気弱そうに見えるが、父親と母親が小麦栽培の農家しており<br /> 子供の頃から手伝っていた為、体を動かすのが好きで歩くのも好きである、それゆえにやせているが筋肉があり、体力もある。<br /> この体は、幼い頃からの農家の手伝いや6年間の修行もあってこその体である。服装は、森国人らしく皮のシャツを付けていて<br /> 綿で出来たズボンを着けている。</p> <p>【顔の特徴】<br /> 森国人特有の長い髪、長い耳を持つ。髪は綺麗なブラウンの色である。目は細目である。<br /> 瞳自体は綺麗な青色をしている。 顔自体は痩せている為あまり元気がない印象だが声は力強い。<br /> 顔自体は、森国人に多い顔ではあるけども、眉毛が太いので力強い印象を持っている。</p> <p>【ブレッド=ブレックの性格】</p> <p>【品行方正で真面目】<br /> 農家の一人息子で育ち、母親と父親に可愛がられたが、父は厳格な人で、礼儀作法はきちんと覚えさせた。<br /> 家事などや農業の仕事の手伝いなどもさせていたので、礼儀はしっかりしてる。<br /> 一生懸命に頑張る真面目な性格。嘘やいい加減な事は嫌いな性格で少し頑固。<br /> 1つの事にのめり込むとあまり周りが見えない所がある。そういう面を父親からも指摘されており、できるだけ<br /> 周りも見るように心がけている。</p> <p>【物語好きでコーヒー好き】<br /> 幼いころ、父と母に他国連れられて行った時に映画を見た時、衝撃的だったようで、また映画を見たいと思っている。<br /> 小説などの物語も好きで、他国に行くと本を買い、よく本を読んでいたりする。<br /> コーヒーも好きで、コーヒー豆を弾いて自分で作っている。少量の砂糖を入れて飲むことが多い。<br /> 朝いちばんはコーヒーを飲んでから始まる。</p> <p>【ブレッド=ブレックの特技】</p> <p>【家庭菜園】<br /> 子供の頃から、農民として働いてきたからか、小麦や野菜などをよく育てていた。土の様子や肥料や水に気を配り、太陽による日照り、湿度、雨風の強い日には<br /> 大きい布を持って、作物を災害から防いだ。そういう数々の経験から、家庭菜園が趣味であり得意である。</p> <p>【パン作り】<br /> 小麦の栽培の傍ら、代々伝わる石臼を使って、粉を挽き、こねてパンを焼くのが趣味である。ふっくらと発酵したパンを焼けると不思議と嬉しい気持ちになれる。<br /> このパンは、村の人や師匠にも好評で、彼はパンだけでなく、幼いころに食べたベリータルトを作ることもできるようになっている。</p> <p><br /> ■魔法使いの装備</p> <p><br /> 【魔法使いの装備】:評価5:RD11<br /> ┣【樫の若木の杖】<br /> ┃  ┣部品【杖の由来】<br /> ┃ ┣部品【素材】:<br /> ┃  ┗部品【杖の先端に埋め込まれた石】:<br /> ┣【年季の入った白の木綿のローブ】<br /> ┃  ┣部品【ローブの由来】<br /> ┃    ┗部品【若葉の腰紐】<br /> ┣部品【旅の鞄】<br /> ┣部品【味わい深い革の靴】:<br /> ┣部品【使い慣れた筆記用具】:<br /> ┣部品【水筒と水】<br /> ┣部品【食糧】<br /> ┗部品【白魔法使いの紋章】:</p> <p>【樫の若木の杖】<br /> 部品【杖の由来】<br /> 魔法使いの修行の際に、まず最初に杖に使う樫の木を育てることから始める。これには時間がかかり5年間は育てなければいけない。<br /> 育てた後に、それを材料に加工し、杖とする。<br /> なぜ育てるのかは、魔法使いが修行として杖の製法と知る必要があるからである。又、木についても魔法使いが育てたとする由来が必要だからである。<br /> 最初のただの樫の木であるが、大切に育てることで、その持ち物に由来ができる。この事に寄って効果が発揮される。<br /> 以上のような理由から、修行者はこの杖を自らの愛用品とする事が多いようである。<br /> この杖は、大きさは1m50cm 重さは1kgほどである。 大きいため、1人1本しか持つことはできない。</p> <p>部品【杖の素材】<br /> 素材は、加工した樫の木を使う。樫の木は、修行1年目の最初に自ら樫の木の苗を選んで植え、5年の間、大切に育てたものを使う。<br /> その若木の太い枝1本を切り、綺麗に削り加工して使う。</p> <p>部品【杖の先端に埋め込まれた石】<br /> 修行の最初に河原で探し、一年かけて綺麗に磨いたお気に入りの石。樫の若木の杖の先端に埋め込まれている。見つめていると心が落ち着く。<br /> 心が落ち着く効果は、綺麗に磨いた本人のみにしかその綺麗さは分からないため、本人しか効果はない。他の人が見ても精々綺麗な石程度にしか見えない。</p> <p>【年季の入った白の木綿のローブ】<br /> 部品【ローブの由来】<br /> 白の大きな木綿の布を素材として、白魔法使いの師匠に教えを受けながら、修行者が自ら縫製したローブ。<br /> 修行中、ほつれてきた場合や修繕が必要な場合も修行者が修繕する。ローブの修繕の方法を覚える事も勿論だが<br /> 物を大事にする心を育てる意味もある。 このローブは、作成した直後はただの白の木綿のローブだが<br /> 修行者が5年以上着用すると由来が生まれ、効力を発揮するようになる。長年使っているので修行者本人の愛用品となる事が多い。<br /> 大きいので1人1つしか装備できない。 下に服を一着着れる。</p> <p>部品【若葉の腰紐】:<br /> 修行者本人が5年間かけて育てた樫の若木の葉っぱを丁寧に編んで作った腰紐。意外と頑丈な腰紐。白の木綿のローブの<br /> 腰紐に使われる。2つ以上付けられるが効果は重複しない。</p> <p>部品:【年季の入ったの鞄】<br /> 修行者本人が修行の一環として師匠から作り方を教わり、修行者が作る木綿で作られた厚手の鞄。重量2kg<br /> 旅に利用する鞄である。1人1つしか持てない。最大耐荷重量は20kg。それ以上重量が入ると破壊される。</p> <p>部品;【味わい深い皮の靴】<br /> 1人1足ずつしか履けない。重ね履きも出来ない。両足分で1kg。<br /> 厚底で底に木綿が入っている。長時間歩行による疲労を軽減する。長い間使っている履きなれた靴である。2つ以上装備できない。</p> <p>部品:【使い慣れた筆記具】<br /> 6年間の修業の間使っていた筆記用具。羽根ペンが3本。紙とインクが入っている。修行の間も勉学に使った使い慣れた愛着のある品。2つ以上は装備できない。</p> <p>部品:【水筒と水】<br /> なんの変哲もない水を入れる容器。容量は1人用1日分程度。それなりに密封性はあるが、もちろん保温機能などはない。2つ以上装備出来ない</p> <p>部品【食糧】:<br /> 干し肉や芋の粉とパンと少量の小麦が油紙に包まれている。日持ちと栄養を重視した内容。あまり美味しくはない。疲れた時に口に入れる甘味は干した芋や山の果物程度のもの。量は1人分2日程度。2つ以上装備出来ない。</p> <p>部品:【白魔法使いの紋章】:<br /> 6年間の修業を経て、魔法を会得した者にのみ与えられる紋章。本人の名前入り。一見地味だが綺麗な色の線が入っている。白魔法を習得したした本人以外が持っていても効果はない。2つ以上は装備できない。</p> <p>■農民生活と修行6年</p> <p>【農民生活と修行6年】評価5:RD11<br /> ┣部品【農民としての生活】<br /> ┣部品【土を耕す・土の手入れ】<br /> ┣部品【水路の引き方・水の手入れ】<br /> ┣部品【時期の管理】<br /> ┣部品【牛の飼育と飼い葉作り】<br /> ┣部品【堆肥の作成】<br /> ┣部品【災害から作物を守る】<br /> ┣部品【病の対策】<br /> ┣部品【作物の状態の見分け方】<br /> ┣部品【粉挽きとパン作り】<br /> ┗部品【農具や日用品の製作】</p> <p>【農民としての生活】<br /> 農民の一人息子として、農家の生活はそれは長く、大変な生活であった。<br /> 農民は様々な仕事を行う。畑仕事のみならず、家畜の飼育・果樹や野菜の栽培にパン作り、パン焼き。<br /> 家の修繕に、農具の製作。日用品の製作、勿論生きていく上での家事、料理も行う。<br /> こういった仕事量が多く、はっきり言って過酷な生活である。ただ仕事の多さは分担して行えば良い。<br /> 畑仕事は、共同作業である。農民としての生活は共同作業が必要であり共同作業をする上で<br /> 他の農民や土地管理者との良好な友好関係も必要となる。こういった他の農民との繋がりから、農業に関する<br /> 多くの知識を共有し、伝染病や災害から作物を守り、自らのみならず他の農民の生活も守るのである。<br /> 土地管理者への土地使用の支払いなどや、事件、事故の発生や情報共有を行う事もある。<br /> 農民の生活の仕方は、一朝一夕では、身につかず、長い間をかけて得るものであり、一年や二年では得ることは難しく、五年以上はかかる。</p> <p>【土作り・土地の手入れ】<br /> 土作り、土地を耕す、土の手入れを学ぶ。農民にとって土作りを知ることがまず最初にすることだと父親は言った。<br /> 土作りがなぜ大事かという作物は基本土を通じて水や栄養成分などを吸収するからである。<br /> 土は、乾燥しすぎていると、根は水を吸収できない。逆に湿りすぎると根は空気を吸収出来ずに腐りやすくなる。<br /> 又、作物によって、育ちやすい土、育ちにくい土も異なるので、作物に適した土を作ることも大切である。<br /> こういったバランスが重要になる。また畑を耕すことで、大きな石や固くなった土を柔らかくし<br /> これら土に空気を入れ、水を含みやすくする。このように土は作物の育ち、作物の良し悪しを左右するものである。<br /> 土地の広さも重要で、どれくらいの広さでどれくらい作物を育てられるか。その計算も必要になる。<br /> 土もただ真っ平らにすればいいという訳でもなく、刈入れを考え、溝やうねを作るなども重要である。<br /> このような土の知識は、勿論、一朝一夕では身につかず、長い間かけて得るものであり、少なくとも5年以上はかかる。</p> <p>【水路の引き方・水の手入れ】<br /> 水路の引き方、水の手入れについて学ぶ。農業にとって水路も大事であると父親は言った。<br /> 灌漑とは、農地に人工的に水を入れる事である。 水を入れ、作物の育ちを良くする。<br /> 水路があることで飲水の確保と水を多く必要とする作物、必要としない作物など多くの種類の作物を作ることができ、<br /> 農地以外に水が行きにくいので雑草が増えにくい、寒い地方では、凍霜害を防いだりもする。<br /> 水路は、土を掘り、水で土が流されないように石で補強などもする。 水路と畑への水の移動は、水を組んだ木の桶を載せた引き車使って行う。<br /> 綺麗な水を作るための軽石などを積んで作った濾過なども必要になる。</p> <p>【時期の管理】<br /> 時期の管理を学ぶ。1つの畑を年にどれだけ活用できるかを知ることは必要であると父は言った。<br /> 農民にとって、作物を育てる上での時期の管理は必要である。<br /> まずは何を栽培するかという事もあるが1つの畑で1年間、小麦だけを作るのは難しい。小麦もどちらかというと秋から翌年の春を過ぎた辺りに栽培されるもので<br /> その夏から秋にかけた期間、夏野菜や果物の栽培できるというわけだ。<br /> 土を耕す時期、種まきの時期、生育時期、刈り入れ時期など時期の管理は農民にとっては日常会話の中でも普通に出てくるほど重要なことだ。<br /> 栽培できる作物は、風土や気候によっても異なってくるので、それらに応じた作物を栽培するのが良いという。</p> <p>【牛の飼育と飼い葉】<br /> 牛の飼育と飼い葉について学ぶ。家畜は基本屠殺しない。彼らも農民の強い味方で家族だからね。と父親は言った。<br /> 牛や馬は農業で農具を引いたり、畑を耕すのに馬や牛が使われる事は多い。農民にとっては家畜は宝物でありその<br /> 世話は必要なものである。不必要に屠殺したりはしない。<br /> 森での牛の飼育は、若木を食べてしまったり、葉っぱを食べてしまったりと自然環境に影響が出て<br /> しまうので、森ではなく、原っぱで柵を作って、その中で飼育し、飼い葉を与えると良い。<br /> 森を大切にしている国では気をつける事だ。牛の飼育は、飼い葉、水やりなど<br /> 様々にあるが、これらを憶えるには長い時間がかかる。 少なくと一朝一夕では憶えられるものではないので、5年以上はかかる。</p> <p>【堆肥の作成】<br /> 肥料の作り方を教えよう。父親はそう言った。<br /> 堆肥は、籾殻、魚粉、油かす、麦わらなどを混ぜて作られるもの、落ち葉など堆肥、籾殻に米ぬかと<br /> 野菜くず、鶏糞を混ぜあわせて発酵させた堆肥などがある。有機物を微生物によって完全に分解した肥料の事だ。<br /> 堆肥は、牛糞をただ地面に埋めればいいというわけではない、稲わらなどと混ぜて野積みにする。そして適宜切り返しを行い<br /> 発酵を待つ。その間、堆肥の温度が上がるのは微生物による分解が行われているからである。<br /> これらの肥料の作り方の技術は、すぐには身につかない。他の農業の作業と同じく、最低でも5年以上は必要である。</p> <p>【災害から作物を守る】<br /> 作物は、様々な脅威から守らなければならない。 その為の工夫を教えよう。父は言った。<br /> 作物を災害から守る。嵐や海の近くでは塩害、寒い地方では霜による害、干ばつなど、農作物は<br /> 災害に合いやすい。これらの災害に関しては、事前のある程度の天気予報などの予測が必要であったり<br /> 農民との間で情報共有が必要である。霜による害は水路などの灌漑で対策などや<br /> 嵐による地すべり対策に対して石垣などを構築したりも必要になる。これらは時と場合によって対策も異なる。<br /> その地域と風土と時期によってこれらの対策は異なる。農民との連携が必要になる。<br /> これらの災害の対策は、他の農業の作業と同じく、最低でも5年以上は必要である。</p> <p>【病の対策】<br /> 作物は病に掛かりやすい。その為の対策を教えよう。<br /> 作物の病に関しては、主に、伝染病的なものとそうでないのがある。伝染病はカビなどの微生物が原因であったりする事がある。<br /> その伝染も、空気感染、水媒伝染、土伝染、種苗伝染、人による伝染、昆虫伝染と複数ある。<br /> 病害虫などがいる植物、雑草を取り除いたりすることや物理的な防除けなども効果的だ。他にも除虫菊などの虫除け用の<br /> 植物を利用する方法もある。農薬を使う方法があるが、農薬は作物に悪い影響を与える可能性があるので注意が必要になる。<br /> 作物の病への対策のある程度の経験と知識が重要になる。わかるには最低でも5年以上は必要である。</p> <p>【作物の状態の見分け方】<br /> 作物の状態には、常に注意すること。虫食いもそうだが病気かそうでないかなどを見ることも大事だと父は言った。<br /> 作物の状態は、熟れてる、熟れてないなど、虫に食われているかそうでないか、病気でないかそうでないか<br /> 食べられる状態なのか、そうでないかの確認はかなり慎重に行わなければならない。<br /> これらの見分け方は、作物を長年見ていないと培われない。 最低でも5年以上は必要である。</p> <p>【粉挽きとパン作り】<br /> 父は、代々家に伝わる石臼の粉挽きを出してきた。そしてパンの作り方を教えた。<br /> 粉挽き、製粉業には歴史がある。小麦を挽き、粉にしてそれをこねてパンにする。<br /> 石臼はその専用器具である。風車や水車で粉を挽く方法もあるが、河川は国で共有されるものなので<br /> 使用には土地管理者の許可がいる場合がある。石臼は自家製で持って使うことが出来るので便利である。<br /> 小麦は、こねて、伸ばして塊として焼く。これがパンと呼ばれるものだが、パンもパンで奥が深いものである。<br /> 粉挽きからパン作りは、農民として覚えるには他の作業も含めて最低5年は必要になった。</p> <p>【農具や日用品の製作】</p> <p> </p> <p>■初級魔法集・修行6年</p> <p><br /> 【初級白魔法集 修行6年】評価5:RD11<br /> ┣部品【師匠との出会いと生活】<br /> ┣部品【白魔法の心得】<br /> ┣部品【世界を知る心得】<br /> ┣部品【自然との調和の心得】<br /> ┣部品【死者蘇生禁止の心得】<br /> ┣部品【優しさの心得】<br /> ┣部品【詠唱の練習と心得】<br /> ┣部品【初級白魔法の攻撃と防御】<br /> ┣部品【初級白魔法の治療と探査】<br /> ┣部品【初級白魔法の流れを元に戻す魔法】<br /> ┗部品【白魔法使いの体術の修得】</p> <p>【師匠との出会いと生活】<br /> 白魔法使いの師匠は、基本その住処である館は、邪悪な考えのものには見つけることができないように魔法がかけられている。弟子入りも基本は、白魔法使いの紹介に限られる。<br /> 師匠は、すぐに白魔法を教えるのではなく、1月の間、師匠と生活を共にし、共同生活を行う。その後白魔法について学ぶに値する人物かを見極め、本人と相談し決める。<br /> 白魔法使いの師匠との修行の生活は、6年間続き、6年間の共同生活を持って初めて、師匠の大切さと生活の術を学ぶ。</p> <p>【白魔法の心得】:<br /> 師匠から白魔法を学ぶ前に白魔法の心得を学ぶ。白魔法は世界のバランスを崩すような強力な魔法を使用しない事であり、世界に悪影響がないように自ら戒め抑制している。<br /> この精神こそが、白魔法使いにとって最も重要であり、基礎となる心得である。<br /> この心得を守らぬ者、学ばぬ者は、白魔法を修得出来ないし、修行もそこで終了になる。この心得を学ばないものには<br /> 役立たない知識であり、この心得から何も得ることはできない。</p> <p>【世界を知る心得】:<br /> 師匠は白魔法を学ぶ前に世界を知る事の心得を学ばせた。世界への悪影響を少なくするためには何より世界への知識が必要であり、星見司<br /> ならびに、森国の賢者らと協力し日々、世界への理解を深め、世界への悪影響を少なくする事を探求する。この心得が白魔法に必要であるからだ。<br /> この心得を学ばぬ者、守らぬ者は白魔法を修得できない。又、修行もそこで終了となる。この心得を学ばないものには<br /> 役立たない知識であり、この心得から何も得ることはできない。</p> <p>【自然との調和の心得】:<br /> 師匠は白魔法を学ぶ前に自然との調和を学ばせた。自然を感じるように言った。世界を知るという事は人を含めた自然を知る事である。<br /> 魔法とは自然の力を借りる事であり世界を知り、自然と調和する事が白魔法の目的である。白魔法は自然の力を借り受ける行う魔法である。<br /> 自然との良好な関係と対話。自然との調和は不可欠である。この心得を学ばぬ者、守らぬ者は白魔法を修得できない。この心得を学ばないものには<br /> 役立たない知識であり、この心得から何も得ることはできない。<br /> 修行もそこで終了となる。</p> <p>【死者蘇生禁止の心得】:<br /> 師匠は白魔法を学ぶ前に禁忌である死者蘇生の禁止について学ばせた。<br /> 死者蘇生の禁止の心得。過剰な治療。過剰な回復の追求により死者の蘇生の復活は絶対にしてはならない。<br /> 白魔法を用いてこれを行ってはならない。この行為自体が、世界のバランスを崩す行為であり白魔法の心得に反するからだ。<br /> この心得を学ばぬ者、守らぬ者は白魔法を修得できないし、修行もそこで終了となる。修行者がこの心得を守らない<br /> 学ばない場合、この心得から何も得ることはできないだろう。</p> <p>【優しさの心得】:<br /> 師匠は白魔法を学ぶ前に優しい心について説き、学ばせた。白魔法は他者への優しさを持って振るわれるべきものである。<br /> 優しい心には様々な答えが存在するが、他者の悲しみを和らげる事も優しさの一つである。優しさは調和に繋がり、貴方に力を与えるだろう。<br /> 他者の悲しみを想像し理解しようとする心が重要になるだろう。<br /> この心得を学ばぬ者、守らぬ者は白魔法を修得できない。修行もそこで終わりである。修行者がこの心得を守らない、学ばない場合<br /> 修行者にとってもこの心得から何かを得ることはできない。</p> <p>【詠唱の練習と心得】:<br /> 師匠は数々の心得を学ばせ、その心得を本当に守る者かどうかを見定め、白魔法について教えることをにした。<br /> 最初はゆっくり、そして正確に気持ちを込めるように伝えた。そしてまた心得を述べた。「詠唱は力を与えてくれる者への誓いであり、願いである。<br /> 力を与えてくれる者への感謝と尊敬を忘れない事が重要であると言った。貴方の心と誓いと願いを持って、力は発現される。この力は貴方だけの力ではない。<br /> この力を自らの力であると過信してはならない。精霊への尊敬と感謝を忘れないようにしなければならない。」<br /> 詠唱と白魔法を習得するのに6年の修業が必要である。<br /> この心得を守らぬ者は白魔法を習得できない。師匠にも修行を断られる。修行もそこで終わりである。白魔法は精霊への尊敬と感謝が必要であり<br /> この心得を守らないものは、この修業から何かを得ることはできないからだ。</p> <p>【初級白魔法の攻撃と防御】<br /> 師匠は数々の心得を学ばせ、その心得を真に守る者かどうかを見極め、詠唱とともに戦闘行動である白魔法の攻撃と防御について教える事にした。<br /> 初級白魔法の、攻撃と防御である。白魔法使いの詠唱による魔法攻撃は中距離の射程を持つ攻撃となる。<br /> また防御は、詠唱による盾の構築による防御となる。これらの戦闘行動は、状況を考え、最適な方法を取るように教えられた。<br /> そして攻撃と防御は必ず白魔法の心得を超えてはいけないと再度教えた。<br /> 又、これらの攻撃と防御は、術者が精霊への尊敬と感謝と調和を持つことが必要である。<br /> これまでの心得を必ず忘れないようにと伝え、師匠は攻撃と魔法について教えた。<br /> 白魔法の攻撃と防御、探査と治療と流れを元に戻すを習得する為には、師匠の下で修行を始めて、6年間が必要であった。</p> <p>【初級白魔法の治療と探査】<br /> 師匠は、心得を学び、この心得を真に守る者かどうかを見極めた後、攻撃と防御などの戦闘行動以外で使用する魔法を教え始めた。<br /> 即ち、初級白魔法の治療と探査である。白魔法使いの治療は、今まで教えた白魔法使いの心得の踏まえた上で行わなければいけない。<br /> 治療も過ぎればいけないし、解毒も同じである。あくまで世界に悪影響を与えない範囲で行わなければならない。<br /> 又、探査とは精霊(リューン)の流れを調べ、その流れがおかしい場所を探る行為などを行える。<br /> ただこれらも術者が精霊への尊敬と感謝を持つことが必要であり、そして調和を保つことも必要である。<br /> 白魔法の探査と治療の魔法の習得は、攻撃と防御と流れを元に戻すを習得と合わせて<br /> 師匠の下で修行を始めて、6年間が必要であった。</p> <p>【初級白魔法の流れを元に戻す魔法】<br /> 師匠は、教えた心得を、真に守る者かどうか見極めた後に、攻撃と防御とそれ以外の探査と治療について教えた。<br /> そして、最後に白魔法使いの初級魔法で一番特徴的な魔法「流れを元に戻す。」を教えた。<br /> 白魔法使いは、精霊(リューン)の流れを探査し、精霊の流れがおかしい場所を改善するのが仕事である。<br /> この魔法は、それ以外の用途にも使えるが、他の魔法と同じように白魔法使いの心得を守らなければいけない。<br /> また、精霊の流れを元に戻す為、精霊との協力、調和が必要である。<br /> 白魔法の流れを元に戻すを習得する為には、攻撃と防御、探査と治療と習得と合わせて<br /> 師匠の下で修行を始めて、6年間が必要であった。</p> <p>【白魔法使いの体術の修得】<br /> 師匠は6年間の白魔法修得の修行とともに、身体の動かし方。体術を教えてくれた。<br /> 白魔法は、魔法を控えめに使う、魔法だけに頼らず、自らの身体と知恵を持って解決できることは多くあり<br /> 魔法だけに頼ってはいけないと教えてくれた。<br /> この体術は、白魔法使い特有のものであり、その戦い方を学ぶ事である。<br /> その修得には師匠の下で6年の修業が必要である。</p>

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