カード能力解説 > テンキッズシリーズ

ヨウ シトリ ジン ピカリ ギンカ
レアリティ ★4~★7
タイプ たいりょくタイプ・単体
コスト 16,22,34,46
スキル フィールド上の色ぷよをランダムで5個チャンスぷよに変え、
3ターンの間、フィールド効果を発動する
リーダースキル 自属性カードの攻撃力を3.2倍、体力を3.5倍にし、
クエスト開始時1回のみネクストぷよをすべて自属性ぷよに変える
バトルスキル なし
へんしん
合成
★4→★5 【★4】ぷよキャンデー×2、【★5】ぷよキャンデー×2、【★5】魔導書×1
★5→★6 【★5】ぷよキャンデー×1、【★6】ぷよキャンデー×3、【★6】魔導書×1

概要

2020年6月4日の「テンキッズガチャ」で、シトリから順に登場した。
本シリーズで初めて「フィールド効果」発動スキルが実装された。
2021年4月24日のガチャラインナップ更新より、魔導石ガチャから常設で出現するようになった。

ステータス

★6 Lv.99
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
ヨウ 5120 1970 201
シトリ 5102 1964 211
ジン 5138 1958 206
ピカリ 5120 1958 211
ギンカ 5102 1970 206

★7 Lv.120
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
ヨウ 8704 2659 271
シトリ 8673 2651 284
ジン 8735 2643 278
ピカリ 8704 2643 284
ギンカ 8673 2659 278
こうげきタイプのイベント報酬キャラや初期に★7が実装されたこうげきタイプのキャラ並の高い攻撃力を持つ。
もちろん、「たいりょく」も同タイプの中でも不足なく、一線級の高さがある。

スキル

レアリティ スキル 発動ぷよ数
★4 フィールド上の色ぷよをランダムで2個チャンスぷよに変え、
1ターンの間、フィールド効果を発動する
35
★5 フィールド上の色ぷよをランダムで3個チャンスぷよに変え、
2ターンの間、フィールド効果を発動する
★6 フィールド上の色ぷよをランダムで4個チャンスぷよに変え、
2ターンの間、フィールド効果を発動する
30
★7 フィールド上の色ぷよをランダムで5個チャンスぷよに変え、
3ターンの間、フィールド効果を発動する
フィールド効果は、自身と同じ主属性を持つカードの攻撃力を1.5倍にし、受けるダメージを25%軽減させる。
さらに、「特定の状態異常」になっているカードが受けるダメージを1.5倍にする。
キャラクターとフィールド効果、状態異常は以下の通り。

キャラクター フィールド効果 状態異常
ヨウ 晴れ 怒り
シトリ 怯え
ジン 混乱
ピカリ 麻痺
ギンカ

+ フィールド効果の詳細説明
フィールド効果 特徴
晴れ 主属性が赤属性のカードの攻撃力を1.5倍にし、受けるダメージを25%軽減する
さらに「怒り」状態のカードが受けるダメージを1.5倍にする
主属性が青属性のカードの攻撃力を1.5倍にし、受けるダメージを25%軽減する
さらに「怯え」状態のカードが受けるダメージを1.5倍にする
主属性が緑属性のカードの攻撃力を1.5倍にし、受けるダメージを25%軽減する
さらに「混乱」状態のカードが受けるダメージを1.5倍にする
主属性が黄属性のカードの攻撃力を1.5倍にし、受けるダメージを25%軽減する
さらに「麻痺」状態のカードが受けるダメージを1.5倍にする
主属性が紫属性のカードの攻撃力を1.5倍にし、受けるダメージを25%軽減する
さらに「毒」状態のカードが受けるダメージを1.5倍にする

フィールド効果で得られる効果は、味方と相手の対象になる全てのキャラに適用される。
フィールド効果は、他のフィールド効果と重複せず、後に発動したフィールド効果が上書きされる。

チャンスぷよ変換スキルとして見ると早い部類だが、よ〜んシリーズスイートアミティを含む)と比較すると、★6同士では同じ変換数で発動ぷよ数が少ないため、上位互換だが、★7では発動ぷよ数が並び、変換個数が少ない下位互換になる。
さかなシリーズとは同じレアリティ同士で変換数も同じだが、あちらは対象が自属性ぷよのみである代わりに、発動ぷよ数も最少で、スキルレベルMAXで15と1ターン発動が現実的になっている。
テンキッズのチャンスぷよ変換スキルは自属性ぷよがなくても変換されるため、差別化は為されている。
フィールド効果発動スキルの面では、主属性のみを参照するため、副属性が一致していても補正は受けられない。

例:
くろいシグ(青/赤)の場合、シトリ(青)の雨の恩恵は得られるが、ヨウ(赤)の晴れの恩恵は得られない。

攻撃力が強化される効果は、各種攻撃力強化スキルと重複でき、さらに強化することができる。ただし、「攻撃と回復が逆転」するステージでは、与えるダメージの代わりに回復量が増加する。
被ダメージ軽減効果は、全ての属性攻撃が対象になる。
特定の状態異常の相手への被ダメージ増加効果は、蒸気都市のアリィなどと同様に、ダメージを増幅させる効果がある。「怒り」、「怯え」、「麻痺」の被ダメージ増加は、元の効果と重複する(「怒り」と「怯え」は実質3倍、「麻痺」は初撃のみ実質4.5倍)。
神官エルフシリーズが付与する状態異常は、本シリーズの条件と一致しているため、同時採用でさらに強化をはかれる。
フルに活用するとなると、状態異常になっている前提になるため、青属性であればクローラスエターナルセーラーウラヌスとの相性が良い。
2023年7月12日に、精霊シリーズのスキルが上方調整され、あちらは1枚で状態異常付与スキルとフィールド効果発動スキルを同時に発動できるようになったが、スキル発動ぷよ数とフィールド効果のターン数で差別化されている(あちらは2ターンの間、フィールド効果が発動され、発動ぷよ数も平均の40個と、フィールド効果発動スキルとしては多い)。

前述の通り、この効果は味方だけでなく相手にも有効で、相手の属性によっては相手側への補助にもなってしまう可能性があるほか、状態異常を付与してくる相手だとこちらが受けるダメージを増やしてしまう可能性を併せ持つ。
場面によっては、味方への強化だけでなく相手側も強化されるため、それに伴うリスクもある。
特に、「とことんの塔」では、状態異常を付与する相手や常時「毒」状態になるなどのステージ効果があるため、これらの場面で使う際は、特に注意が必要になる。相手と同じ属性であってもダメージは増幅してしまう(1.5×0.75=1.125)ため、「異邦と試練の塔」のフィールド効果「おじゃまの雨」上書きしづらい点も注意しておきたい。

単純な効果だけ見ると、相手側を強化しうる可能性を持つ割に効果が小さいため、状態異常付与スキルを持つキャラとの併用が前提になるといっていい。状態異常付与スキルと併用すれば、最大で1.5倍×1.5倍で2.25倍の攻撃力強化が期待できる。対応する状態異常の盾を持つ敵に対しては、雀の涙程度の攻撃力強化(1.5倍)に留まるので、相手の様子を見て、使い分ける必要がある。

リーダースキル

レアリティ リーダースキル
★4 自属性カードの攻撃力を1.5倍、体力を2倍にし、
クエスト開始時1回のみネクストぷよをすべて自属性ぷよに変える
★5 自属性カードの攻撃力を2倍、体力を2.5倍にし、
クエスト開始時1回のみネクストぷよをすべて自属性ぷよに変える
★6 自属性カードの攻撃力を2.5倍、体力を3倍にし、
クエスト開始時1回のみネクストぷよをすべて自属性ぷよに変える
★7 自属性カードの攻撃力を3.2倍、体力を3.5倍にし、
クエスト開始時1回のみネクストぷよをすべて自属性ぷよに変える
★6までは、目覚めし力シリーズと同様のリーダースキルを発動する。
ただし、「★7へんしん」しても「クエスト開始時から1ターンの間」とはならず、そのまま据え置きになるため、最終的には目覚めし力シリーズより劣る。
体力強化倍率自体は並ぶため、攻撃力は落ちるが、代役としては使えないこともない。
同じコストのキャラに、マジカルねこガールズがおり、あちらと比較すると、★6までは同様の追加効果だが、★7になると目覚めし力同様に、1ターン持続するため、ネクストぷよ変換要員として見るとあちらの方が上位互換と言える。
もっともあちらは体力が強化されず、回復面が強化されるものであり、開幕で倒されてスイッチする場合や熱砂の旅シリーズでタフネスを活用する場面で活きるため、追加効果こそ同系統だが、役割は全く異なる。
少なくとも本シリーズはたいりょくタイプであるため、Lv.1を維持しても体力が非常に高く、クエスト開始時に離脱させる運用には向いていない。

デッキ考察

通常攻撃のデッキでは、
①攻撃力強化
②条件攻撃力強化
③なぞり消し数増加
④ワイルド化
⑤連撃化
⑥被ダメージ増加
⑦盾破壊
などを入れた方が高いダメージを期待できるので、基本的に採用する場合、なぞり消し数増加やワイルド化、連撃が入れられないギルイベの通常無効階だと思われる。

ヨウ、シトリ、ピカリはさらなるダメージ増加要員として比較的使いやすい。
ジンも怪盗マドレーヌ大自然を巡るイノハと非常に相性がいい。特に怪盗マドレーヌを所持している場合は、育成する価値がある。
ギンカは、現状大自然を巡るギューラ高杉晋助くらいとしか合わせられず、いささか不遇だが、スライドデッキなどで天気枠が開いている場合に使用するとよいかもしれない。
ちなみに、ヨウはみわくのリリン、ギンカはサキュバスなどのスキルの威力を上げることができる貴重なキャラの一つである。

評価

新機能搭載という名目で作られた試作品カードのひとつ。
リーダースキルは1回しかネクストぷよ変換を発動しないのが残念だが、ワイルドさん(40)でへんしんできるキャラとして考えれば、マジカルねこガールズと異なり、体力強化もあるので、十分な性能だと言えるだろう。
スキルは唯一性が高いが、攻撃力上昇の倍率は決して高い部類ではなく、さらに敵にもメリットを与えるリスクがあるので使い分けが求められる。
スキル加速、初動の速さ、攻撃力、守りが両立しているのはそれなりに魅力なので、攻撃力強化、条件攻撃力強化、ワイルド化、連撃化、盾破壊、ネクストぷよ変換、なぞり消し数増加など、基本的なパーツがそろってきたら、育成する価値はある。
速いスキル発動を生かして、ギルドイベンとの序盤で神官エルフシリーズと協力してスキルの早打ちをしたり、デッキの枠が余る通常無効階でのダメージアップを狙ったり、ギルドイベント高階層でしばしばある、フィールド効果を上書きする運用としても有効である。

備考

本シリーズが持つフィールド効果がスキルではなくリーダースキルやステージ効果として採用されたらまたフィールド効果の意味合いが大きく変わるであろう、意欲作ではある。
実際にステージ効果にフィールド効果(雪)が付与されたクエストが過去に存在し、フィールド効果によりプレイヤーを苦しめた実績がある。
また、これらとは異なるフィールド効果を展開できるリーダースキルを発動するキャラとしてスペース☆エコロが登場し、強力なフィールドを最大限に生かす動きができるなど、フィールド効果そのものの功績は大きいと言える。

各キャラ詳細

ヨウ
コンビネーションは、「ボーイズ」「天空」。
2020年8月7日に初登場し、★7も実装された。

シトリ
コンビネーションは、「ガールズ」「天空」。
2020年6月4日に初登場し、★7も実装された。

ジン
コンビネーションは、「ボーイズ」「天空」。
2020年7月20日に初登場し、★7も実装された。

ピカリ
コンビネーションは、「ガールズ」「天空」。
2020年9月22日に初登場し、★7も実装された。

ギンカ
コンビネーションは、「ガールズ」「ひえひえ」「天空」。
2020年10月21日に初登場し、★7も実装された。

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最終更新:2023年07月23日 21:11