ほーほけきょう内検索 / 「一真実証明(3)」で検索した結果

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  • 一真実証明(3)
    一真実証明(3) 如来の秘密神通の力により、 一般大衆は、仏の初説、中説、高説のある事を知らず 初説は、釈尊久遠の時、日本国出世を以って、初印とし 中説は、釈尊印度月氏国に出世の時を以って、中印とし 高説は、日本国に於いて今、妙法華経地上に出現し是を以って、高説の時期に入りました     初説   久遠の時   日本国               中説   釈尊出世   印度月氏国               高説   平等大慧教菩薩法 仏所護念真実証明 の妙法華経出現後   日本国 『初説、中説』は、何れも之方便にして、世尊の法は久しくして後、真実を説き給うと 妙法蓮華経譬喩品第三に 『舎利弗、彼の長者の初め三車を以て諸子を誘引し、然して後に但大車の宝物荘厳し安穏第一なることを与うるに、然も彼の長者虚妄の咎なきが如く、如来も亦復是の如し。虚妄あることなし。』 『初め三乗を説いて衆生を引...
  • 一真実証明(4)
    一真実証明(4) 妙法蓮華経陀羅尼品第二十六に 『一四句偈を受持し、読誦し解義し説の如くに修行せん、功徳甚だ多し。』 一四句偈を受持し、読誦し解義し説の如くに修行すれば、功徳甚だ多しともあるが、 現今までに、一四句偈が何であるか知る事も出来ず、修行するに修業の術がなかったが、 今、妙法華経の妙義によって之を明らかにすれば、次のようになります   ○ 妙       ○ 法     四   蓮 ○ 一   ○ 華       ○ 経     このように、「蓮」を「一」とし、「妙法華経」をもって「四」とする 此を受持し読誦し解義し説の如く修行する者は、功徳甚だ多し、故に功徳を頂礼する者は、 先ず第一に妙法華経を受持し、読誦し解義し説の如くに修行しなければなりません
  • 一真実証明(2)
    一真実証明(2) 妙法蓮華経については、現在までに仏・神道を学んだ人たちに於いて現わされています 『いずれも、法義を元にして現わしたもの』で 今、妙法華経の妙義に依り、是を証明すると、いずれも是は半分であり、 十あるものの五のようなもので、 妙法の法の如く、眼に見える範囲に於いて、其の外一歩も進まない 此れの故に妙義に依り、妙法蓮華経を記入し、其の関係を示すものです 黄 中 央 身 地 妙 土 脾 肉 智 黒 北 耳 水 法 水 腎 骨 礼 赤 南 舌 火 蓮 火 心 血 信 白 西 鼻 風 華 金 肺 皮 義 青 東 眼 空 経 木 肝 筋 仁                   五 色 五 方 五 根 五 大   五 行 五 臓 五 身 五 義 亦、仏説に妙法蓮華経とは、其の構成は『一部八巻二十八品』で 釈尊、十九出家・三十成道・八十涅槃・の内六経の五経目です            ...
  • 一真実証明(1)
    一真実証明(1) 南無平等大慧一乗妙法蓮華経(1) 文字の 起・源・応・秘・解・説・明 と 文字が無く読み書きが出来なかったころより、現在に至るまで 多くの人々が、起こし現わし其れを応用し また、後の人の為に、秘め、且つ解き説明して来たことは、歴史が物語っています。 仏法に於いても、神道に於いても同様です。 今、其の文字の真実を現わして証明してみましょう 文字とは、音と霊とをもっていて、其の創成原理は天体観測を源に発しています。 音と霊とを横に一に組み合わせたものを 「━」とも云い、「マイナス」とも云い万物の初め、神とも云ったものです。 縦に組み合わせたものを 縦「|」と横「━」を組み合わせたものを「+」と云い「十」(じゅう)とも云って、仏とも云います 此の一と十との中二三四五六七八九との組み合わせが、格種格様の文字、又は、数字となって通用され、亦其の中に秘密も合わせ蓄えるものに他なりませ...
  • 一真実証明(5)
    一真実証明(5) 妙法華経と富士山と六根清浄妙法蓮華経如来神力品第二十一に 『如来の一切の所有の法・如来の一切の自在の神力・如来の一切の秘要の蔵・如来の一切の甚深の事、皆此の経に於て宣示顕説す』 と有ります。 一切大衆が皆、六根清浄と成り得る事が出来るのか、この事を証明しましょう仏説観普賢菩薩行法経に 『時に三大士、異口同音にして仏に白して言さく、世尊、如来の滅後に云何してか衆生、菩薩の心を起し、大乗方等経典を修行し、正念に一実の境界を思惟せん。云何してか無上菩提の心を失わざらん。云何してか復当に煩悩を断ぜず五欲を離れずして、諸根を浄め諸罪を滅除することを得、父母所生の清浄の常の眼、五欲を断ぜずして而も能く諸の障外の事を見ることを得べき。』等 「父母所生の清浄の常の眼、五欲を断ぜずして而も能く諸の障外の事を見ること」 即ち、六根清浄を得る事が出来ますか仏説観普賢菩薩行法経に 『阿難、若し比...
  • 一真実証明(6)
    一真実証明(6) 仏の教えと其の実証 仏の教、または、法と云うものは、有り難いものだ。又貴いものだと人々は云うけれど、一体何が貴く、又何が有り難いのか 今、其の実証を妙法華経の鑑に照らしてみれば無量義経徳行品第一に 『智慧の日月方便の時節、大乗の事業を扶蔬増長して、衆をして疾く阿耨多羅三藐三菩提を成じ、常住の快楽、微妙真実に、無量の大悲、苦の衆生を救わしむ』等 之は即ち明治の年代に当てはまる。明治の年代は方便の時節である。 即ち、義務教育が普及されて、今迄の無学文盲の者が字を学び、又書き現わす事が出来るようになり、大衆の文化が大いに進んで、経典の如く苦の衆生を救うことになった。 次に、『顛狂荒乱なるには大正念を作さしむ』等 これは、大正の年代に当たる。大正の年代に於いては、顛狂大いに荒乱して、人々の考えは顛倒して、国は多いに荒乱して、苦の世界に突入した。 次に、方便品第二に 『甚深微妙の法...
  • 一説妙法(4)
    一説妙法(4) 経に仏の所を念じて護り菩薩に成る法を教えると即ち 教菩薩法仏所護念と名づける、又、説く、亦説き終わると示されています。 この教菩薩法仏所護念とは、誰のために、何時誰が何の為に名づけたのか 又、誰が説くのか、今大衆の為に、此の事を説き明かせば、 仏所護念にも妙法蓮華教菩薩法仏所護念分別広説平等大慧教菩薩法仏所護念真実証明大無量義教菩薩法仏所護念文理真正 此の三つの教えがある。 昭和の今日に、此の三秘密の教えが始めて地上に全部出現したのです。 「妙法蓮華教菩薩法仏所護念」は、過去に文殊菩薩の説に依れば、  妙法蓮華経序品第一で『日月燈明如来・応供・正遍知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天人師・仏・世尊と号く。正法を演説したもう、初善・中善・後善なり』 妙法蓮華経化城喩品第七に、『爾の時に仏いましき、大通智勝如来・応供・正遍知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天...
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    あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ を ん   か き   喜捨、供養 きしゃ くよう 過去、無盡意菩薩といわれる菩薩が、「観世音菩薩が修業されたことをどうか教えてください」と仏に頼み、仏は説いた。 無盡意菩薩は、観世音菩薩の話を聞きいただけで、とてもありがたく思い、そのお礼として観世音菩薩様に何万という宝を奉ったが、観世音菩薩は、「仏の教えによって徳を積ませていただいたのだから、仏に奉るのがほんとうである」と、その宝を受け取らなかった。 その時、仏より、「衆生を哀れんで受け取ってあげなさい」との言葉がかかったので、観世音菩薩はその宝を受け取り、それを自分のものとはせずに、半分にし一分は釈迦牟尼仏に、...
  • 一説妙法(3)
    一説妙法(3) 妙法蓮華経如来寿量品第十六に 『何を以てか衆生をして無上道に入り速かに仏身を成就することを得せしめんと』 この御心の底は、此の妙法華経の事です お釈迦のみの悦び給うのみならず、諸仏出世の本懐であるので十方三世の諸仏も悦ばれるでしょう 妙法蓮華経見宝塔品第十一に 『我即ち歓喜す 諸仏も亦然なり』と説かれてある通り仏が悦び給うのみならず、   日蓮も持妙法華問答抄で 『釈迦一仏の悦ひ給のみならす、諸仏出世の本懐なれは、十方三世の諸仏も悦ひ給へし。我即歓喜諸仏亦然と説れたれは、仏悦ひ給のみならす、神も即随喜し給なるへし』と判じられています 然るに此の妙法華経を地上に現わす人は、魔と言われると、天台大師も『将に魔の仏と作るに非ずやの詞正しく此の文に依れり』と判じ給う。   又、妙法蓮華経法師品第十 『而も此の経は如来の現在すら猶お怨嫉多し、況んや滅度の後をや』 亦 『薬王此の経...
  • 質疑問答
        教えの目的 勅宣並に御教書を奉載し、妙法華経の奥義とする平等大慧教菩薩法、佛所護念の妙法華経を以って阿耨多羅三藐三菩提を行践し、其の教を廣め儀式行事を行い信徒を教化育成し、もって思想の善導、社会の教化に寄与しこの教会の目的を達成する為、佛説に従い奉り業務及び事業を行い衆生の遊楽する佛国土を建設するものである。     平等大慧會・会則 五ヶ条の誓約 (昭和45年4月11日) 1.佛所護念すること 2.佛の為、大衆の為、色神共に布施の行を行い諸の形像、並に戒壇建立すること 3.功徳行に精進すること 4.大直道を行じること 5.佗人の過悪を論説せざること 七ツの甚深の事 (昭和53年1月1日) 1.善しきを進める事 2.作る事 3.與える事 4.讃める事 5.喜ばす事 6.導く事 7.護る事     平等大慧会の教義は何か 妙法華経を以て自ら...
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    あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ を ん   あ い う   梅本武志 うめもとたけし 梅本禮暉誉 うめもとれいきよ 明治43年(1910)9月16日~平成11年(1999)1月18日 [出生] 梅本作治郎・かめの二男。大阪市西区池山町生。 [教団での呼称]教主会長 [略歴] 幼少より病弱であったため、当時より自然と宗教心が強く、自身で種々の法を行ずる。大正5年(1916)より、神道、キリスト教、回教、仏教などの諸教を体験。昭和6年神戸工学高等専修学校卒業。大正11年に母から譲られた妙法蓮華経を研究した結果、その中に仏の真実の教えである妙法華経が秘められているとして、その秘密を知るために修業に入る。 昭和2年(1...
  • 用語検索 ま
    あ い う え お か き く け こ さ し す せ そ た ち つ て と な に ぬ ね の は ひ ふ へ ほ ま み む め も や ゆ よ ら り る れ ろ わ を ん   ま 魔滅の舟師 まめつのせんし 1985年、会系列のロータスプラン株式会社が東映動画株式会社と製作した、50分のアニメビデオ、5150円東映アニメーションで、OVAとしてタイトルが表示されている ----------------------------- 企画原案/梅本禮暉譽 企画/山口康男・吉田竜也 音楽/つの ごうじ 製作担当/本間 修 設定/角田紘一 美術監督/内川文広 美術色彩/徳重 賢 オリジナルキャラクターデザイン・作画監督/梨澤孝司 監督/葛西治 ----------------------------- 金河・銀河を集めた大宇宙の中心に全宇宙を支配すると言う大伽藍、那国...
  • 一説妙法(6)
    一説妙法(6) 第一義 第 とは、順序を含んだ印で、次第の第で、必ず譲ると云う意味 一 とは、終わりから始め、を現わす線で      無から有、空から実、と言う事義 とは、高いものから低いものへの順序を現わした印で、道理を現わす 義の字を分解してみると 一番上は、日と月を現わして天であり、 明(日月合致の形を現わす)の下に「王」 「王」の下に「我」があります。従って、ものの順序立てを現わします よって、第一義とは、空です。   空とは、実成の始めにして、 未だ、 見ざるものを見、 聞かざるものを聞き、 知らざるものを知り 智らさせるものを智り、 解かざるものを解く 等 ことごとくの始まりを蔵するものを空と名づける 故に、第一義とは、空、 即ち、ものの終わりから始めて、実の次第を順序良く、我に譲られると云う事です これから、無量義生じ、不可義に至って本(もと)の空に還り、又、第一義にて始ま...
  • 年表のようなもの
    西暦 和暦 月 日  年齢 1954 昭和29 11月11日  平等大慧本尊・妙法華経・宝帳・襷 44 1954 昭和29 12月25日  宗教法人、兵庫県姫路市神屋町に設立 44 1955 昭和30 1月24日  清澄山の御来迎を頂き、霊界に報告 45  1955 昭和30 1月24日  皇居に立教報告参拝 45 1955 昭和30 1月25日  伊勢神宮に立教報告参拝 45 1955 昭和30 2月11日  本部道場(姫路)にて発会式挙行 45 1955 昭和30 3月3日  大常寂光の額、本部宝前に掲げる 45 1955 昭和30 4月1日  会報1号発行 45 1955 昭和30 5月7日  大無量義、本尊出現 45 1955 昭和30 5月22日  身延七面山にてご来迎頂き立教報告 45 1955 昭和30 6月25日  会報2号発行 45 1955 昭和30 7月19日  第...
  • 妙法蓮華経見宝塔品第十一
    妙法蓮華経見宝塔品第十一  爾の時に仏前に七宝の塔あり。高さ五百由旬、縦広二百五十由旬なり。地より涌出して空中に住在す。種種の宝物をもって之を荘校せり。五千の欄楯あって龕室千万なり。無数の幢幡以て厳飾となし、宝の瓔珞を垂れ宝鈴万億にして其の上に懸けたり。四面に皆多摩羅跋栴檀の香を出して、世界に充遍せり。其の諸の幡蓋は金・銀・瑠璃・・・・碼碯・真珠・・瑰の七宝を以て合成し、高く四天王宮に至る。三十三天は天の曼陀羅華を雨して宝塔に供養し、余の諸天・龍・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩・羅伽・人非人等の千万億衆は、一切の華・香・瓔珞・幡蓋・妓楽を以て宝塔に供養して、恭敬・尊重・讃歎したてまつる。  爾の時に宝塔の中より大音声を出して、歎めて言わく  善哉善哉、釈迦牟尼世尊、能く平等大慧・教菩薩法・仏所護念の妙法華経を以て大衆の為に説きたまう。是の如し、是の如し。釈迦牟尼世尊所説の如きは...
  • 無量義経徳行品第一
    無量義経徳行品第一  是の如きを我聞きき。一時、仏、王舎城・耆闍崛山の中に住したまい、 大比丘衆万二千人と倶なりき。菩薩摩訶薩八万人あり。 天・龍・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩羅伽あり。諸の比丘・比丘尼及び優婆塞・優婆夷も倶なり。大転輪王・小転輪王・金輪・銀輪・諸輪の王・国王・王子・国臣・国民・国士・国女・国大長者、各眷属百千万数にして自ら圍遶せると、仏所に来詣して頭面に足を礼し、遶ること百千して、香を焼き華を散じ、種々に供養すること已って、退いて一面に坐す。  其の菩薩の名を、文殊師利法王子・大威徳蔵法王子・無憂蔵法王子・大弁蔵法王子・弥勒菩薩・導首菩薩・薬王菩薩・薬上菩薩・華幢菩薩・華光幢菩薩・陀羅尼自在王菩薩・観世音菩薩・大勢至菩薩・常精進菩薩・宝印首菩薩・宝積菩薩・宝杖菩薩・越三界菩薩・毘摩羅菩薩・香象菩薩・大香象菩薩・師子吼王菩薩・師子遊戯世菩薩・師子奮迅菩薩・...
  • 一説妙法(2)
    一説妙法(2) 妙法蓮華経法師品第十に 『爾の時に世尊、薬王菩薩に因せて八万の大士に告げたまわく、  薬王、汝是の大衆の中の無量の諸天・龍王・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩・羅伽・人と非人と及び比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷の声聞を求むる者・辟支仏を求むる者・仏道を求むる者を見るや。是の如き等類、減く仏前に於て妙法華経の一偈一句を聞いて、乃至一念も随喜せん者は我皆記を与え授く。当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。』等 『仏、薬王に告げたまわく、又如来の滅度の後に、若し人あって妙法華経の乃至一偈・一句を聞いて一念も随喜せん者には、我亦阿耨多羅三藐三菩提の記を与え授く。』等 また、 妙法蓮華経提婆達多品第十二に 『仏諸の比丘に告げたまわく、未来世の中に若し善男子・善女人あって、妙法華経の提婆達多品を聞いて、浄心に信敬して疑惑を生ぜざらん者は、地獄・餓鬼・畜生に堕ちずして十方の仏前に生ぜん。...
  • 無量義経説法品第二
    無量義経説法品第二  爾の時に大荘厳菩薩摩訶薩、八万の菩薩摩訶薩と、是の偈を説いて仏を讃めたてまつることを已って、倶に仏に白して言さく、世尊、我等八万の菩薩の衆、今者如来の法の中に於て、諮問する所あらんと欲す。不審、世尊愍聴を垂れたまいなんや不や。  仏、大荘厳菩薩及び八万の菩薩に告げたまわく、善哉善哉、善男子、善く是れ時なることを知れり、汝が所問を恣にせよ。如来久しからずして当に般涅槃すべし。涅槃の後も、普く一切をして復余の疑無からしめん。何の所問をか欲する、便ち之を説くべし。  是に大荘厳菩薩、八万の菩薩と、即ち共に声を同じゅうして仏に白して言さく、世尊、菩薩摩訶薩疾く阿耨多羅三藐三菩提を成ずることを得んと欲せば、応当に何等の法門を修行すべき、何等の法門か能く菩薩摩訶薩をして疾く阿耨多羅三藐三菩提を成ぜしむるや。仏、大荘厳菩薩及び八万の菩薩に告げて言わく、善男子、一の法門あり、能く...
  • 妙法蓮華経化城喩品第七
    妙法蓮華経化城喩品第七  仏、諸の比丘に告げたまわく、乃往過去無量無辺不可思議阿僧祇劫、爾の時に仏いましき、大通智勝如来・応供・正遍知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天人師・仏・世尊と名く。其の国を好成と名け、劫を大相と名く。諸の比丘、彼の仏の滅度より已来、甚だ大に久遠なり。譬えば三千大千世界の所有の地種を、仮使人あって磨り以て墨と為し、東方千の国土を過ぎて乃ち一点を下さん、大さ微塵の如し。又千の国土を過ぎて復一点を下さん。是の如く展転して地種の墨を尽くさんが如き、汝等が意に於て云何。是の諸の国土を、若しは算師若しは算師の弟子、能く辺際を得て其の数を知らんや不や。不也、世尊。諸の比丘、是の人の経る所の国土の、若しは点せると点せざるとを、尽く抹して塵となして、一塵を一劫とせん。彼の仏の滅度より已来、復是の数に過ぎたること無量無辺百千万億阿僧祇劫なり。我如来の知見力を以ての故に、彼の...
  • 仏説観普賢菩薩行法経 2
    仏説観普賢菩薩行法経  是の如きを我聞きき。一時、仏、毘舎離国・大林精舎・重閣講堂に在して、諸の比丘に告げたまわく、  却って後三月あって我当に般涅槃すべし。尊者阿難、即ち座より起って衣服を整え、手を叉え合掌して、仏を遶ること三して、仏の為に礼を作し、胡跪し合掌して、諦かに如来を観たてまつりて目暫くも捨てず。長老摩訶迦葉・弥勒菩薩摩訶薩も亦座より起って、合掌し礼を作して尊顔を瞻仰したてまつる。  時に三大士、異口同音にして仏に白して言さく、世尊、如来の滅後に云何してか衆生、菩薩の心を起し、大乗方等経典を修行し、正念に一実の境界を思惟せん。云何してか無上菩提の心を失わざらん。云何してか復当に煩悩を断ぜず五欲を離れずして、諸根を浄め諸罪を滅除することを得、父母所生の清浄の常の眼、五欲を断ぜずして而も能く諸の障外の事を見ることを得べき。  仏、阿難に告げたまわく、諦かに聴け、諦かに聴け、善...
  • 仏説観普賢菩薩行法経
    仏説観普賢菩薩行法経  是の如きを我聞きき。一時、仏、毘舎離国・大林精舎・重閣講堂に在して、諸の比丘に告げたまわく、  却って後三月あって我当に般涅槃すべし。尊者阿難、即ち座より起って衣服を整え、手を叉え合掌して、仏を遶ること三して、仏の為に礼を作し、胡跪し合掌して、諦かに如来を観たてまつりて目暫くも捨てず。長老摩訶迦葉・弥勒菩薩摩訶薩も亦座より起って、合掌し礼を作して尊顔を瞻仰したてまつる。  時に三大士、異口同音にして仏に白して言さく、世尊、如来の滅後に云何してか衆生、菩薩の心を起し、大乗方等経典を修行し、正念に一実の境界を思惟せん。云何してか無上菩提の心を失わざらん。云何してか復当に煩悩を断ぜず五欲を離れずして、諸根を浄め諸罪を滅除することを得、父母所生の清浄の常の眼、五欲を断ぜずして而も能く諸の障外の事を見ることを得べき。  仏、阿難に告げたまわく、諦かに聴け、諦かに聴け、善く之...
  • 妙法蓮華経薬草喩品第五
    妙法蓮華経薬草喩品第五  爾の時に世尊、摩訶迦葉及び諸の大弟子に告げたまわく、  善哉善哉、迦葉、善く如来の真実の功徳を説く、誠に所言の如し。如来復無量無辺阿僧祇の功徳あり。汝等若し無量億劫に於て説くとも尽くすこと能わじ。  迦葉当に知るべし、如来は是れ諸法の王なり。若し所説あるは皆虚しからず。一切の法に於て、智の方便を以て之を演説す。其の所説の法は、皆悉く一切智地に到らしむ。如来は一切諸法の帰趣する所を観知し、亦一切衆生の深心の所行を知って、通達無碍なり。又諸法に於て究尽明了にして、諸の衆生に一切の智慧を示す。  迦葉、譬えば三千大千世界の山川・渓谷・土地に生いたる所の卉木・叢林及び諸の薬草、種類若干にして名色各異り、密雲弥布して普く三千大千世界に覆い、一時に等しく・ぐ、其の沢遍く卉木・叢林及び諸の薬草の小根・小茎・小枝・小葉・中根・中茎・中枝・中葉・大根・大茎・大枝・大葉に洽う。諸樹...
  • 無量義経十功徳品第三
    無量義経十功徳品第三  爾の時に大荘厳菩薩摩訶薩、復仏に白して言さく、世尊、世尊是の微妙甚深無上大乗無量義経を説きたもう。真実甚深甚深甚深なり。所以は何ん、此の衆の中に於て、諸の菩薩摩訶薩及び諸の四衆・天・龍・鬼神・国王・臣民・諸有の衆生、是の甚深無上大乗無量義経を聞いて、陀羅尼門・三法・四果・菩提の心を獲得せざることなし。当に知るべし、此の法は文理真正なり、尊にして過上なし。三世諸仏の守護したもう所なり。衆魔群道、得入することあることなし。一切の邪見生死に壊敗せられず。所以は何ん、一たび聞けば能く一切の法を持つが故に。  若し衆生あって是の経を聞くことを得るは、則ち為れ大利なり。所以は何ん、若し能く修行すれば必ず疾く無上菩提を成ずることを得ればなり。  其れ衆生あって聞くことを得ざる者は、当に知るべし、是等は為れ大利を失えるなり。無量無辺不可思議阿僧祇劫を過ぐれども、終に無上菩提を成ず...
  • 妙法蓮華経法師品第十
    妙法蓮華経法師品第十  爾の時に世尊、薬王菩薩に因せて八万の大士に告げたまわく、  薬王、汝是の大衆の中の無量の諸天・龍王・夜叉・乾闥婆・阿修羅・迦楼羅・緊那羅・摩・羅伽・人と非人と及び比丘・比丘尼・優婆塞・優婆夷の声聞を求むる者・辟支仏を求むる者・仏道を求むる者を見るや。是の如き等類、減く仏前に於て妙法華経の一偈一句を聞いて、乃至一念も随喜せん者は我皆記を与え授く。当に阿耨多羅三藐三菩提を得べし。  仏、薬王に告げたまわく、  又如来の滅度の後に、若し人あって妙法華経の乃至一偈・一句を聞いて一念も随喜せん者には、我亦阿耨多羅三藐三菩提の記を与え授く。  若し復人あって妙法華経の乃至一偈を受持・読誦し解説・書写し、此の経巻に於て敬い視ること仏の如くにして、種々に華・香・瓔珞・抹香・塗香・焼香・・蓋・幢幡・衣服・妓楽を供養し、乃至合掌恭敬せん。薬王当に知るべし、是の諸人等は、已に曽て十万億...
  • 妙法蓮華経方便品第二
    妙法蓮華経方便品第二  爾の時に世尊、三昧より安詳として起って、舎利弗に告げたまわく、  諸仏の智慧は甚深無量なり。其の智慧の門は難解難入なり。一切の声聞・辟支仏の知ること能わざる所なり。所以は何ん、仏曾て百千万億無数の諸仏に親近し、尽くして諸仏の無量の道法を行じ、勇猛精進して、名称普く聞えたまえり。甚深未曾有の法を成就して、宜しきに随って説きたもう所意趣解り難し。  舎利弗、吾成仏してより已来、種々の因縁・種々の譬喩をもって、広く言教を演べ、無数の方便をもって、衆生を引導して諸の著を離れしむ。所以は何ん、如来は方便・知見波羅蜜皆已に具足せり。  舎利弗、如来の知見は広大深遠なり。無量・無碍・力・無所畏・禅定・解脱・三昧あって深く無際に入り、一切未曾有の法を成就せり。  舎利弗、如来は能く種々に分別し巧に諸法を説き言辞柔軟にして、衆の心を悦可せしむ。舎利弗、要を取って之を言わば、無量無辺未...
  • 妙法蓮華経譬喩品第三
    妙法蓮華経譬喩品第三  爾の時に舎利弗、踊躍歓喜して即ち起って合掌し、尊顔を瞻仰して仏に白して言さく、  今世尊に従いたてまつりて此の法音を聞いて、心に踊躍を懐き未曾有なることを得たり。所以は何ん、我昔仏に従いたてまつりて是の如き法を聞き、諸の菩薩の受記作仏を見しかども、而も我等は斯の事に預らず。甚だ自ら如来の無量の知見を失えることを感傷しき。世尊、我常に独山林樹下に処して、若しは坐若しは行じて毎に是の念を作しき、我等も同じく法性に入れり、云何ぞ如来小乗の法を以て済度せられと。是れ我等が咎なり、世尊には非ず。所以は何ん、若し我等、所因の阿耨多羅三藐三菩提を成就することを説きたもうを待たば、必ず大乗を以て度脱せらるることを得ん。然るに我等方便随宜の所説を解らずして、初め仏法を聞いて遇便ち信受し、思惟して証を取れり。世尊、我昔より来、終日竟夜毎に自ら剋責しき。而るに今仏に従いたてまつりて、未だ...
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