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&bold(){学生系}(がくせいけい)とは、クイズの問題傾向の一つ。1990年代後半、従来型のクイズを志向する社会人に対し、大学生が中心となって盛り上げた傾向であることからこの名がある。
*概要
90年代[[クイズ王ブーム>クイズブーム]]の高まりにより、当時の[[クイズ界]]には「より難しい問題でチャンピオンを決める」という気風があった。しかしテレビで出題されるクイズには難易度や傾向、長さに限りがあった。その枠を長さの面で破ろうとしたのが「[[長文]]」であり、難易度・傾向の面で破ろうとしたのが「学生系」であったといえる。
具体的な定義は存在しないが、おおよその特徴を挙げると、
-運や趣味が作用しやすい最新芸能や時事問題の減少
-文学や芸術、科学といったアカデミックな分野の問題の増加(大学生が主導であったことが大きな要因と考えられる)
-事件・事故や政治・宗教などテレビで出題されにくい分野の問題の増加
-「賞」「法則」「血縁」といった切り口の問題の増加
といった点が挙げられる。
これらが「長文」というメソッドと絡み合い、従来とは全く異なったクイズ形態を成していった。
学生系は、賛否両論を受けつつ90年代後半には関西の「モンキーズ」、名古屋の「QUAPS」、関東の「ザ・コンモリヰ連」といったサークルの主導により「クイズ界の主流」と呼ばれるほど隆盛を誇った。
2010年代以降は志向する人数の割合こそ減ったが、今なお進化を続けている。
*呼称について
自然発生的な傾向であるため、呼称は一定していない。
-「学生系」「学生風」などと呼称されることもあるが、21世紀に入ってからはその志向者は社会人の方が圧倒的に多い。
-「アカデミック難問」「難問系」とも呼ばれるが、必ずしもアカデミック、あるいは難問であることが要件ではない。
-「難問長文」とも呼ばれるが、必ずしも長文である必要はなく、この傾向での短文も多く作られている。
しかしいずれもこの傾向の一端を端的に表しているといえる。
*関連項目
-[[長文]]
-[[短文難問]]
-[[初期学生系]]
-[[デリバティブ]]
&bold(){学生系}(がくせいけい)とは、クイズの問題傾向の一つ。1990年代後半、従来型のクイズを志向する社会人に対し、大学生が中心となって盛り上げた傾向であることからこの名がある。
*概要
90年代[[クイズ王ブーム>クイズブーム]]の高まりにより、当時の[[クイズ界]]には「より難しい問題でチャンピオンを決める」という気風があった。しかしテレビで出題されるクイズには難易度や傾向、長さに限りがあった。その枠を長さの面で破ろうとしたのが「[[長文]]」であり、難易度・傾向の面で破ろうとしたのが「学生系」であったといえる。
具体的な定義は存在しないが、おおよその特徴を挙げると、
-運や趣味が作用しやすい最新芸能や時事問題の減少
-文学や芸術、科学といったアカデミックな分野の問題の増加(大学生が主導であったことが大きな要因と考えられる)
-事件・事故や政治・宗教などテレビで出題されにくい分野の問題の増加
-「賞」「法則」「血縁」といった切り口の問題の増加
といった点が挙げられる。
これらが「長文」というメソッドと絡み合い、従来とは全く異なったクイズ形態を成していった。
学生系は、賛否両論を受けつつ90年代後半には関西の「モンキーズ」、名古屋の「QUAPS」、関東の「ザ・コンモリヰ連」といったサークルの主導により「クイズ界の主流」と呼ばれるほど隆盛を誇った。
2010年代以降は志向する人数の割合こそ減ったが、今なお進化を続けている。
*呼称について
自然発生的な傾向であるため、呼称は一定していない。
-「学生系」「学生風」などと呼称されることもあるが、21世紀に入ってからはその志向者は社会人の方が圧倒的に多い。
-「アカデミック難問」「難問系」とも呼ばれるが、必ずしもアカデミック、あるいは難問であることが要件ではない。
-「難問長文」とも呼ばれるが、必ずしも長文である必要はなく、この傾向での短文も多く作られている。
しかしいずれもこの傾向の一端を端的に表しているといえる。
*関連項目
-[[長文]]
-[[デリバティブ]]
-[[実力主義]]
-[[ガツオ風]]