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&bold(){JQSグランプリシリーズ}(ジェイキューエス・-)とは、[[日本クイズ協会]]が主催するクイズ大会である。副題は「&bold(){全国総合クイズ大会}」。
*概要
参加者の実力に応じて、「Q1(当初はトップリーグ)」「Q2(当初はミドルリーグ)」「Q3(3rd Seasonより、当初はビギナーリーグ)」に分けられている。
大会は、全国各地で行われる「予選」、リーグごとに複数回行われる「リーグ戦(グランプリシリーズ)」、トップディビジョンの成績上位者によって争われる「グランプリファイナル」で構成される。
参加資格はないが、リーグ戦に参加するには、日本クイズ協会の正会員であることが必要である(予選は非会員も参加可能)。
問題作成は、クイズ作家の田中健一氏が担当している。
*大会ルール
**予選
択一100問(1問1点)+筆記100問(1問2点)の[[ペーパークイズ]]。
前年度の残留希望者は、当年度も参加できる。
それを除いた参加者のうち、予選成績上位順に参加するリーグが決定する。
5thからは[[クイズ検定]]1級でQ1、2級でQ2に参加可能。
**リーグ戦
計4回(第1回は3回)開催される(第2回では4回(東京で3回・関西で1回開催)のうち最大3回のみ参加可能)。
各ラウンドで成績上位に入ると、[[グランプリポイント>ドライバーズポイント]]が与えられる。
各回での合計獲得ポイントのうち上位2つの合計が、リーグ戦の年間ランキングの指標となる。
3rd以降Zoomを利用したオンライン開催を導入。
3rdは全ての回がオンライン開催。4thは4回中1回、5thは2回がオフラインでの開催となる。
***Q1(トップディビジョン)
旧「トップリーグ」。
-年間ランキング上位10名は、グランプリファイナルに進出(辞退者が出た場合は11位から順に繰り上げ)。
-年間ランキング下位4名は、次シーズンQ2に降格。
***Q2(2ndディビジョン)
旧「ミドルリーグ」。
-年間ランキング上位4名は、次シーズンQ1に昇格。
-年間ランキング下位10名は、次シーズンQ3に降格。
***Q3(3rdディビジョン)
3rd Seasonより「ビギナーリーグ」として創設。
-年間ランキング上位10名は、次シーズンQ2に昇格。
**リーグ戦のクイズ形式
Q1は全参加者が1つの組で行う。
Q2・Q3は各回の参加者数が20名以上の場合は2組に分けて開催される。
グランプリポイントは同点の場合人数で按分(例:Q1決勝で3位が2名同点なら両者とも13.5Pとなる)。
***1回戦 ボードクイズ
30問の[[ボードクイズ]]。
Q1は上位5名、Q2・Q3は各組上位3名にグランプリポイントが与えられる(第2回までは上位4名)。
|Div.|1位|2位|3位|4位|5位|
|Q1|5P|4P|3P|2P|1P|
|Q2・3|3P|2P|1P|-|-|
***2回戦 早押しクイズ
「[[M回正解で勝ち抜け、N回誤答で失格>m○n×]]」という方式の早押しクイズを行う。
勝ち抜け上位4名にグランプリポイントが与えられる(限定問題数終了時に勝ち抜け者が4名未満だった場合、判定で決勝に進出した者には与えられない)。
|Div.|1位|2位|3位|4位|
|All|5P|3P|2P|1P|
****Q1
10◯4×で80問限定。
2ndまでは1回戦の上位20名が参加し、2組に分けて行う。各組上位4名ずつが決勝戦進出。
3rd・4thは20位までをA・B組、21位以下をC組とし、A・B組は各4名、C組は2名(参加者が5名以下の場合は1名)が決勝進出。
C組からの勝ち抜け者にグランプリポイントは与えられない。
5thからは勝ち抜け枠はそのままで、その回の参加者数に応じて参加人数を変更。
|参加人数|組み分け|
|29名以上|A・B組10名、C組21位以下|
|26~28名|A・B組9名、C組19位以下|
|23~25名|A・B組8名、C組17位以下|
|21~22名|A・B組7名、C組15位以下|
|20名以下|A・B組のみ|
****Q2・Q3
参加者を部屋(オンライン開催の場合はZoomの部屋)ごとに2組(最大10人)ずつに分けて開催。
7◯3×で50問限定。各組4名が決勝進出。
***決勝戦 早押しボードクイズ
20問限定の[[早押しボード]]クイズ。
得点の増減は以下の通り。
|ランプ点灯|正解|誤答|
|はい|+3点|-3点&次の問題ボタン押せない|
|いいえ|+1点|±0点|
全問題終了時の順位に応じてグランプリポイントが与えられる。
|Div.|1位|2位|3位|4位|5位|6位|7位|8位|9位|10位|
|Q1|25P|18P|15P|12P|10P|8P|6P|4P|2P|1P|
|Q2・3|20P|10P|7P|5P|4P|3P|2P|1P|-|-|
**グランプリファイナル
***1・2回戦 7◯3×クイズ
50問限定の7◯3×クイズ。
1回戦では、年間ランキング6~10位の5名が参加し、上位2名が勝ち抜けとなる。
2回戦では、1回戦勝者2名+年間ランキング3~5位の合計5名が参加し、上位2名が勝ち抜けとなる。
***準決勝 早押しボードクイズ
20問限定の早押しボードクイズ。
2回戦勝者2名+年間ランキング1~2位の合計4名が参加する。
得点の増減はリーグ戦決勝と同様だが、「15点に到達すると勝ち抜け」となる点が異なる。
***決勝戦 ボードクイズ
2名で行うボードクイズ。
先に7問正解した方が優勝となる。
*大会結果
|Season|開催年|予選&br()参加人数|シリーズ&br()参加人数|予選1位|>|>|CENTER:年間ランキング1位|グランプリ&br()ファイナル優勝者|
|~|~|~|~|~|Q1|Q2|Q3|~|
|1st|2018-2019|141名|76名|徳久倫康|奥畑薫&br()(30人中)|黒巣弘路&br()(46人中)|-|徳久倫康|
|2nd|2019-2020|61名|93名|鈴木淳之介|徳久倫康&br()(39人中)|川畑伸吾&br()(54人中)|-|石川貞雄|
|3rd|2021|35名|107名||徳久倫康&br()(36人中)|森田晃平&br()(34人中)|増田勝也&br()(26人中)|徳久倫康|
|4th|2022|名|109名||徳久倫康&br()(36人中)|村橋美葉&br()(40人中)|冨田信太郎&br()(33人中)|徳久倫康|
|5th|2023|名|114名||徳久倫康&br()(34人中)|甲斐和彦&br()(51人中)|藤野倫行&br()(29人中)|久保隆二|
*関連項目
-[[ニュース・博識甲子園]]
*外部リンク
[[公式サイト>http://quiz.or.jp/taikai/grandprix/]]
&bold(){JQSグランプリシリーズ}(ジェイキューエス・-)とは、[[日本クイズ協会]]が主催するクイズ大会である。副題は「&bold(){全国総合クイズ大会}」。
*概要
参加者の実力に応じて、「Q1(当初はトップリーグ)」「Q2(当初はミドルリーグ)」「Q3(3rd Seasonより、当初はビギナーリーグ)」に分けられている。
大会は、全国各地で行われる「予選」、リーグごとに複数回行われる「リーグ戦(グランプリシリーズ)」、トップディビジョンの成績上位者によって争われる「グランプリファイナル」で構成される。
参加資格はないが、リーグ戦に参加するには、日本クイズ協会の正会員であることが必要である(予選は非会員も参加可能)。
問題作成は、クイズ作家の田中健一氏が担当している。
*大会ルール
**予選
択一100問(1問1点)+筆記100問(1問2点)の[[ペーパークイズ]]。
前年度の残留希望者は、当年度も参加できる。
それを除いた参加者のうち、予選成績上位順に参加するリーグが決定する。
5thからは[[クイズ検定]]1級でQ1、2級でQ2に参加可能。
**リーグ戦
計4回(第1回は3回、第6回は5回)開催される(第2回では4回(東京で3回・関西で1回開催)のうち最大3回のみ参加可能)。
各ラウンドで成績上位に入ると、[[グランプリポイント>ドライバーズポイント]]が与えられる。
各回での合計獲得ポイントのうち上位2つの合計が、リーグ戦の年間ランキングの指標となる。
3rd以降Zoomを利用したオンライン開催を導入。
3rdは全ての回がオンライン開催。4thは4回中1回、5thは2回がオフラインでの開催となる。
***Q1(トップディビジョン)
旧「トップリーグ」。
-年間ランキング上位10名は、グランプリファイナルに進出(辞退者が出た場合は11位から順に繰り上げ)。
-年間ランキング下位4名は、次シーズンQ2に降格。
***Q2(2ndディビジョン)
旧「ミドルリーグ」。
-年間ランキング上位4名は、次シーズンQ1に昇格。
-年間ランキング下位10名は、次シーズンQ3に降格。
***Q3(3rdディビジョン)
3rd Seasonより「ビギナーリーグ」として創設。
-年間ランキング上位10名は、次シーズンQ2に昇格。
**リーグ戦のクイズ形式
Q1は全参加者が1つの組で行う。
Q2・Q3は各回の参加者数が20名以上の場合は2組に分けて開催される。
グランプリポイントは同点の場合人数で按分(例:Q1決勝で3位が2名同点なら両者とも13.5Pとなる)。
***1回戦 ボードクイズ
30問の[[ボードクイズ]]。
Q1は上位5名、Q2・Q3は各組上位3名にグランプリポイントが与えられる(第2回までは上位4名)。
|Div.|1位|2位|3位|4位|5位|
|Q1|5P|4P|3P|2P|1P|
|Q2・3|3P|2P|1P|-|-|
***2回戦 早押しクイズ
「[[M回正解で勝ち抜け、N回誤答で失格>m○n×]]」という方式の早押しクイズを行う。
勝ち抜け上位4名にグランプリポイントが与えられる(限定問題数終了時に勝ち抜け者が4名未満だった場合、判定で決勝に進出した者には与えられない)。
|Div.|1位|2位|3位|4位|
|All|5P|3P|2P|1P|
****Q1
10◯4×で80問限定。
2ndまでは1回戦の上位20名が参加し、2組に分けて行う。各組上位4名ずつが決勝戦進出。
3rd・4thは20位までをA・B組、21位以下をC組とし、A・B組は各4名、C組は2名(参加者が5名以下の場合は1名)が決勝進出。
C組からの勝ち抜け者にグランプリポイントは与えられない。
5thからは勝ち抜け枠はそのままで、その回の参加者数に応じて参加人数を変更。
|参加人数|組み分け|
|29名以上|A・B組10名、C組21位以下|
|26~28名|A・B組9名、C組19位以下|
|23~25名|A・B組8名、C組17位以下|
|21~22名|A・B組7名、C組15位以下|
|20名以下|A・B組のみ|
****Q2・Q3
参加者を部屋(オンライン開催の場合はZoomの部屋)ごとに2組(最大10人)ずつに分けて開催。
7◯3×で50問限定。各組4名が決勝進出。
***決勝戦 早押しボードクイズ
20問限定の[[早押しボード]]クイズ。
得点の増減は以下の通り。
|ランプ点灯|正解|誤答|
|はい|+3点|-3点&次の問題ボタン押せない|
|いいえ|+1点|±0点|
全問題終了時の順位に応じてグランプリポイントが与えられる。
|Div.|1位|2位|3位|4位|5位|6位|7位|8位|9位|10位|
|Q1|25P|18P|15P|12P|10P|8P|6P|4P|2P|1P|
|Q2・3|20P|10P|7P|5P|4P|3P|2P|1P|-|-|
**グランプリファイナル
***1・2回戦 7◯3×クイズ
50問限定の7◯3×クイズ。
1回戦では、年間ランキング6~10位の5名が参加し、上位2名が勝ち抜けとなる。
2回戦では、1回戦勝者2名+年間ランキング3~5位の合計5名が参加し、上位2名が勝ち抜けとなる。
***準決勝 早押しボードクイズ
20問限定の早押しボードクイズ。
2回戦勝者2名+年間ランキング1~2位の合計4名が参加する。
得点の増減はリーグ戦決勝と同様だが、「15点に到達すると勝ち抜け」となる点が異なる。
***決勝戦 ボードクイズ
2名で行うボードクイズ。
先に7問正解した方が優勝となる。
*大会結果
|Season|開催年|予選&br()参加人数|シリーズ&br()参加人数|予選1位|>|>|CENTER:年間ランキング1位|グランプリ&br()ファイナル優勝者|
|~|~|~|~|~|Q1|Q2|Q3|~|
|1st|2018-2019|141名|76名|徳久倫康|奥畑薫&br()(30人中)|黒巣弘路&br()(46人中)|-|徳久倫康|
|2nd|2019-2020|61名|93名|鈴木淳之介|徳久倫康&br()(39人中)|川畑伸吾&br()(54人中)|-|石川貞雄|
|3rd|2021|35名|107名||徳久倫康&br()(36人中)|森田晃平&br()(34人中)|増田勝也&br()(26人中)|徳久倫康|
|4th|2022|名|109名||徳久倫康&br()(36人中)|村橋美葉&br()(40人中)|冨田信太郎&br()(33人中)|徳久倫康|
|5th|2023|名|114名||徳久倫康&br()(34人中)|甲斐和彦&br()(51人中)|藤野倫行&br()(29人中)|久保隆二|
*関連項目
-[[ニュース・博識甲子園]]
*外部リンク
[[公式サイト>http://quiz.or.jp/taikai/grandprix/]]