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***コンバインドサイクル「石炭火力発電」
***(1)石炭ガス化の技術が確立された今日では石炭火力発電所の
*** 高効率化が実現し世界各国で増設が相次いでいます。
*** これは一度発電に使用した600℃の高温排ガスでもう一度
*** スティーム・タービンをまわして発電するという方式です。
*** この石炭ガス化技術はドイツが先行していてドイツではさらに
*** ゴミのガス化による発電所も実現しています。
*** 日本では新日本石油根岸精油所(神奈川)でタール分の多い
*** 非イージーオイルのガス化に成功し実用プラントを稼働中。
*** 石油精製の仕事は2割も減少していて日本全国に50カ所以上
*** ある精油所では間引き木材や廃材のガス化に取り組み中。
*** ガソリンスタンドは水素ガススタンドになり水素ガスの売り上げが
*** ガソリンを抜くのも時間の問題だけになってしまいます。
*** このように今までは邪魔者扱いだった低品位炭やコールタールが
*** ガス化されることによって再生され貴重な資源になっています。
*** このガスの成分は水素ガス40%、二酸化炭素30%、
*** 一酸化炭素30%で爆発的に燃焼するパワーを持っているため
*** 100万kwクラスの大型石炭火力発電には最適とされています。
***(2)製鉄会社では鉄鉱石を石炭によって還元していますが海外の
*** 大手製鉄メーカーでは水素ガスによる還元に成功しています。
*** この技術が確立され世界中の製鉄会社が水素ガスによる
*** 還元を採用すれば石炭は相当量が余ってしまいます。
*** この余剰石炭をガス化すればたいへんな量のエネルギー源に
*** なります。
***(3)クリーンコールテクノロジー(CCS)は排ガスからいかに効率的に
*** かつ経済的に二酸化炭素を取り出すかの技術です。
*** 400倍炭酸ガス濃度にする技術はありますがトンあたり1万円になり
*** 排出権取引の2千円近くまでコストを下げねばなりません。
***(4)海洋バイオマステクノロジー。オバマ大統領のお気に入りです。
*** 浮遊性の藻に400倍濃度炭酸ガスを与えることによりその成長
*** 速度は12倍にもなり大量のエタノールが回収できます。
*** 実験プラントでは実証済み。
*** 日本の排他的経済水域は世界でもトップクラスでこれによって
*** 日本は世界第6位の資源大国になってしまいます。
***ここでエネルギーに関わるおもしろい話を一席。
***ドイツでは再生エネルギーの拡大政策をとって、太陽光、風力、など
***再生可能エネルギーの買い上げ政策をとりました。(1999年)
***航空運賃に上乗せされるサーチャージ料金と同じ制度によって
***電気料金に上乗せさせる方法で3倍もの高価格で買い取ったわけ
***です。
***すべての消費者が広く薄く負担するのがサーチャージ制度です。
***これによって旧東ドイツの農家は競って風車や充電電池を設置した
***ため売り上げは3割も伸びて潤いました。
***どうしようもなかった旧東西ドイツの所得格差が急速に縮まりました。
***電池メーカーのQ-Cellsも急成長し多額の金額が国内を循環する
***構図ができあがり国民みんながハッピーになるはずでした。
***富(とみ)がドイツ国内を循環しドイツ国民全員が潤うはずでした。
***ところがドイツ最大の電池メーカーに急成長した旧東ドイツの
***Q-Cellsの電池はよく調べてみると何と中国「サンテック」製。
***巧妙に偽装されていて分解しないと分からなかったのです。
***巨額の富(とみ)が中国に流れ出ていたのです。
***頭にきたドイツ政府はサーチャージ料金を3倍から2倍へ引き下げ
***ました。
***資源エネルギー庁「原子力2008」及び
***日本エネルギー経済研究所の資料より
***100万kwの電力を1年間発電するのに必要な燃料は
***濃縮ウラン・・・・・・・・21トン
***天然ガス・・・・・930000トン
***石油・・・・・・・・1460000トン
***石炭・・・・・・・・2210000トン
***このようにウランは石炭の10万倍のパワーがあります。
***燃焼が暴走すれば10万倍危険ということです。
***もし10トントラックで運んだとするとウランなら2台で済むのに、
***石炭なら22万台も必要です。(普通は船便ですが)
***輸送費用は11万分の1で済みます。
***主要国の発電依存度は石炭が以下で、原子力が以下です。
***(石炭) (原子力)
***アメリカ・・・・・・・・52% 23%
***ソ連(ロシア)・・・22% 15%
***イギリス・・・・・・・40% 20%
***フランス・・・・・・・・5% 84%
***ドイツ・・・・・・・・・・49% 25%
***中国・・・・・・・・・・・89% 2%
***インド・・・・・・・・・・82% 2%
***石炭というと古くさいとか石炭スト-ブのイメージを持っておられる
***方がおられますがそれはとんでもない間違いです。
***現代の石炭発電はIGCCといって石炭ガス化複合発電で高効率発電が
***一般化しています。中国やインドでも必死になって取り組んでいます。
***石炭ガス化プロセスで石炭をガス化してガスタービン発電をします。
***さらに600℃の排気ガスはスチーブ・タービンによりさらに発電をする
***コンバインドサイクルになっています。すごく効率が良いのです。
***ガスタービンの排気ガスは、水素40%、一酸化炭素30%、二酸化炭素30%、
***になっていて、今はこれを再燃量化しています。
***この技術はドイツが最も進んでいて、ドイツではコールタールでさえ、
***ガス化して高効率発電をしています。
***この技術は中国やインドにも輸出されていますので間もなく世界中の
***石炭発電はコンバインドサイクルで高効率化します。
***最終的な排気ガスはクリーン化しやすくなっていますので大都市近郊に
***設置可能で送電ロスもなくなり原発に比べると一桁以上安く設置できます。
***もちろん事故があっても放射能は出ません。石炭だからあたりまえですが。
***このように事故はあってはならないのですが人災や天災で事故は必ず起こる
***というのがドイツ流の考え方で、事故は絶対に起こらないというのが
***日本の電力会社の基本的な考えになっています。
***石炭は黒い個体というイメージですが、こと発電に関しては気体(ガス)の
***イメージになっています。
***今では泥炭と呼ばれていた安物の使いにくかった石炭もこの技術によって
***高効率発電の原料として貴重な存在になっています。
***さらにドイツではヒートポンプ技術にも熱心に取り組んでいます。
***これは簡単に言ってしまえばセパレートエアコンの屋外機を応用したもので
***投入エネルギーの21倍ものエネルギーを取り出せるというスグレものです。
***空気中の二酸化炭素をエネルギー源に使用するもので地球温暖化対策と
***電気代を1/10から最高で1/100にできるという一石二鳥の技術です。
***一般家庭ではまだですが工場ではすでに導入されています。
***一般家庭に比べて効果が大きいからです。
***日本の電力会社は原子力発電にこだわっていてこの分野の発電技術が
***やがてはインドや中国にさえ負けるのではないかと心配でなりません。
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