1972年 福本豊(阪急)

 盗塁数1065は、当時の世界記録で「世界の盗塁王」と呼ばれた。これはNPBで初めてビデオを使って相手チームの投手のクセを撮影して研究した成果である。また、セカンドフライでタッチアップして犠牲フライにしたり、イベントで馬と徒競走して勝つなどの俊足ぶりだった。
 南海の 野村克也 や東尾修などとの盗塁の駆け引きは凄まじいものがあり、いかにしてクセを盗むか、直すかで激しい火花を散らした。
 野球解説者としては「0が並んでたこ焼きみたいやな」、「1点入って、やっと串がついたな」など独特の福本語録で人気だった。
 通算成績 打率.291 HR204 打点884 盗塁1065





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最終更新:2013年01月19日 17:59