1992年 古田敦也(ヤクルト)

 日本球界最高峰の名捕手。当時のヤクルト監督の野村克也は「肩は一流だが、打撃は二流、リードは三流」と評し、ワンツーマンで指導すると、90年は盗塁阻止率1位とGGを獲得し、91年には捕手としてセ・リーグ初、NPBでは野村克也以来となる首位打者を獲得した。
 92年は打率.316、HR30、86打点とハイレベルな成績を残して、ヤクルトの1978年以来14年ぶりとなるリーグ優勝に貢献した。また、同年のオールスターではサイクルヒットを放って前年に引き続き、オールスターMVPを獲得している。
 蓄積された緻密な計算に基づく頭脳的なリードから「ID野球の申し子」と言われ、そのハイレベルなリードは「打者は投手と戦うというより、古田と戦っている」とまで言われた。
 通算成績 打率.294 HR209 打点1009 盗塁70





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最終更新:2013年01月23日 22:45