1999年 黒木知宏(ロッテ)

 闘志を全面に押し出す投球で「魂のエース」と呼ばれ、暗黒時代のロッテで5年連続2ケタ勝利を記録した。
 01年3月24日、西武ドームで開幕投手として松坂大輔に投げ勝ち21世紀初の日本プロ野球公式戦勝利投手となった。
 最も有名なシーンに、98年7月7日、オリックス・ブルーウェーブ戦にロッテの16連敗中の脱出を懸けて先発登板。2点リードで9回2死2ストライクまで打ち取るも、ハービー・プリアムに同点2ラン本塁打を浴び、マウンド上に座り込み、悔し涙を流す。結局、その後にサヨナラ負けしてしまい、チームは日本プロ野球ワースト記録の17連敗となった。
 この敗戦は「七夕の悲劇」と呼ばれ、黒木の悔し涙は、プロ野球ファンの目頭を熱くした一戦であった。
通算成績 防御率3.43 76勝68敗1S 奪三振879





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最終更新:2013年03月11日 20:17