1998年 前田智徳(広島)

 「あの球をセンター前ヒットにしか出来ない・・・もうダメ」や「満足した当たりはファールしかない」などの凡人には理解できない発言や外角のボールを引っ張ってライトスタンドにHRを叩き込むなど、落合博満・山本昌・イチローが「天才」だと言ったプロ野球史に残る天才打者。職人のように、練習に練習を重ね、ひたすら己を磨き続けた。
 走攻守揃った選手で「大リーグでも十分通用する」と言われていたが、95年に野球生命を脅かすアキレス腱断裂という大怪我をするも、それ以降も好成績を残し続けた。
 引退試合では、09年に開場したマツダスタジアムで初めての守備につき、試合後セレモニーが行われ挨拶をし、多くの野球ファンに惜しまれつつ引退した。

 通算成績 打率.302 HR295 打点1112 盗塁68





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最終更新:2013年10月09日 16:15