上野由岐子

 08年8月20日、北京オリンピック準決勝のアメリカ戦、同日夕刻の決勝進出決定戦の豪州戦と2試合続けて登板、いずれも延長戦となり合計318球を投げ完投(準決勝は敗戦、決勝進出決定戦は勝利)した。そして翌21日のアメリカとの決勝戦も先発して7回完投勝利、2日間3試合413球を投げ抜き、球技としては1976年モントリオールオリンピックの女子バレーボール以来となる日本の金メダルに大きく貢献した。
 この連戦連投で最終的に勝利を収めたその活躍ぶりは、かつての日本プロ野球の大投手稲尾和久になぞらえて、一部の新聞紙では「神様、仏様、上野様」と言う見出しが出る程になった。またこの年の新語・流行語大賞で「上野の413球」が審査員特別賞を受賞した。

 ソフトボール投法がないので、投法はアンダースローです。また、第2ストレートはソフトボール独特の浮き上がる変化球「ライズボール」です。





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最終更新:2013年12月21日 01:03