Re:「Daugherty Visible」(1893年発売)が登場する以前のタイプライターは、基本的にupstrike式なので、活字棒が絡んだりしない

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Re:「Daugherty Visible」(1893年発売)が登場する以前のタイプライターは、基本的にupstrike式なので、活字棒が絡んだりしない」を以下のとおり復元します。
下書き 
>http://slashdot.jp/comments.pl?sid=463522&cid=1625149
>現在のQWERTY配列の登場は1882年
>yasuoka (21275) : Tuesday August 18, @08:52PM (#1625149)
>そもそも「Daugherty Visible」(1893年発売)が登場する以前のタイプライターは、基本的にupstrike式なので、活字棒が絡んだりしないんですよ。

*ショールズは1878年においても「less liable to collide」を模索していた。
>upstrike式なので、活字棒が絡んだりしない
「絡んだりしない」との貴ご主張のとおりならば、[[「活字棒の衝突」というインシデント]]に挙げた点については、いかがお考えか。

*もし、「絡む」の貴解釈が「固着」のみに固執限定するものならば、要求実態とは遊離した議論である
(克服課題)ショールズらの開発機が、要求仕様として認識していた、回避すべきタイプバー相互干渉衝突接触の頻度強度回避低減。
この頻度強度回避低減手段の一部として、タイプバーの配置いれかえ、キー配置の移動が行われたとする考え方がある。

(克服課題)を象徴的に、「タイプバーが絡まないように」と表現していたとみる。

||絡む|絡まない|
|克服課題実態的解釈|相互干渉する、接触する、衝突する、固着する|まったくあるいはほとんど干渉がない|
|狭義解釈|接触衝突して固着する|まったくあるいはほとんど固着しない|

「固着することがなかったから」といくら弁じてみても、ショールズやJENNEが直面していた、要求仕様実態は、厳然として存在していたであろう。

*タイプバー相互干渉衝突接触の頻度強度回避低減はタイプバー式に低通する課題
「絡まない」とは、タイプバー同士の相互干渉がないことを意味すべきだと思うが、実態はそうはなっていないと思われる。
「絡んだりしない」「絡まない」の排他事象を「絡む」とカテゴライズすることによって、実態がより明確に把握しうると考える。

19世紀のタイプバー式タイプライター黎明期のタイプバー同士の運動の要求仕様として、タイプバーが回避すべき物理的相互現象として、タイプバー同士の相互干渉衝突接触が課題として存在した。この端的表現として「タイプバーが「絡む」」と言い慣わされてきたのではなかったか。タイプライター用語「絡む」の範疇を、タイプバーが避けるべき物理的相互現象、タイプバー同士の相互干渉衝突接触にまで広げて解釈するほうが、よりショールズら開発期の実態把握には適切ではないかと考える。

http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/51.html
># 安岡孝一氏は、フロントストライク以前、アップストライク時代には、活字棒は絡みにくかったとする。活字棒の干渉衝突へとカテゴライズしたうえで反証:[[「活字棒の衝突」というインシデント]]

通常の理解の前提として、「絡む」を、タイプライターの症状を表す専門用語として認識しておく必要がある。
単に、紐がからむの「絡む」のと違うのは当然であるが、タイプバーがその移動経路にて忌避すべき、タイプバー相互の物理的相互現象の総べてをさすとみるのが、実態にそぐっていたと考える。
http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/51.html#id_472a7c68

「絡んだりしない」「絡むことがない」の排他事象としての「絡む」



*貴論駁対象命題の英原文は「絡む」をあえて使わずとも訳出できる
ところで、対象原文には
http://slashdot.jp/~yasuoka/journal/485217
>the type bars would hit each other
とある。「タイプバー同士がぶつかり易い」とある。「絡む」とは必ずしも同値表現とはいえない箇所である。
この記述ならば、[[「活字棒の衝突」というインシデント]]に挙げた
-collision 1875年 http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/21.html#id_0972fb8a
-collide 1878年 http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/21.html#id_92cabb7f
の事象が該当するのは明瞭であろう。
また、
>the typewriter would jam
とあり、「タイプバーがジャムする」とは書いておらず、
タイプライティング作業が阻害される、支障が生じるとはとれないか?
対策の結果として、
>This way, their bars would not hit each other.
単に相互ヒット、バー同士が衝突しにくくなるとしているのだし、。


*貴認識は、「バーの相互衝突」をも「絡む」とみなしている
貴訳出による対象命題の定式化によれば
>端的に書けば、「活字棒が絡まないように、・・・
とある。「絡まないように」に対応する原文が
>This way, their bars would not hit each other.
であるならば、貴定式化において、「絡まない」と「not hit each other」が、対応しているとも取れる。つまり貴認識は「バーの相互衝突」をも「絡む」とみなしているということになる。


*論理的には、論証用語「絡む」・「絡まない」の排他二事象の集合外は空集合となっているか。
もし、「絡まない」・「絡む」の排他二事象に分けて考えているとすると、
「絡まない」のであれば、[[「活字棒の衝突」というインシデント]]もないはずである。
であるが、[[「活字棒の衝突」というインシデント]]はあったと見るべきだから、事象「絡む」を認めるべきであろう。






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