Re:「Daugherty Visible」(1893年発売)が登場する以前のタイプライターは、基本的にupstrike式なので、活字棒が絡んだりしない

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Re:「Daugherty Visible」(1893年発売)が登場する以前のタイプライターは、基本的にupstrike式なので、活字棒が絡んだりしない - (2009/08/20 (木) 06:04:19) の編集履歴(バックアップ)


下書き
http://slashdot.jp/comments.pl?sid=463522&cid=1625149
現在のQWERTY配列の登場は1882年
yasuoka (21275) : Tuesday August 18, @08:52PM (#1625149)
そもそも「Daugherty Visible」(1893年発売)が登場する以前のタイプライターは、基本的にupstrike式なので、活字棒が絡んだりしないんですよ。

ショールズは1878年においても「less liable to collide」を模索していた。

upstrike式なので、活字棒が絡んだりしない
「絡んだりしない」との貴ご主張のとおりならば、「活字棒の衝突」というインシデントに挙げた点については、いかがお考えか。

もし、「絡む」の貴解釈が「固着」のみに固執限定するものならば、要求実態とは遊離した議論である

(克服課題)ショールズらの開発機が、要求仕様として認識していた、回避すべきタイプバー相互干渉衝突接触の頻度強度回避低減。
この頻度強度回避低減手段の一部として、タイプバーの配置いれかえ、キー配置の移動が行われたとする考え方がある。

(克服課題)を象徴的に、「タイプバーが絡まないように」と表現していたとみる。

絡む 絡まない
克服課題実態的解釈 相互干渉する、接触する、衝突する、固着する まったくあるいはほとんど干渉がない
狭義解釈 接触衝突して固着する まったくあるいはほとんど固着しない

「固着することがなかったから」といくら弁じてみても、ショールズやJENNEが直面していた、克服課題実態は、厳然として存在していたであろう。

タイプバー相互干渉衝突接触の頻度強度回避低減はタイプバー式に低通する課題

「絡まない」とは、タイプバー同士の相互干渉がないことを意味すべきだと思うが、実態はそうはなっていないと思われる。
「絡んだりしない」「絡まない」の排他事象を「絡む」とカテゴライズすることによって、実態がより明確に把握しうると考える。

19世紀のタイプバー式タイプライター黎明期のタイプバー同士の運動の要求仕様として、タイプバーが回避すべき物理的相互現象として、タイプバー同士の相互干渉衝突接触が課題として存在した。この端的表現として「タイプバーが「絡む」」と言い慣わされてきたのではなかったか。タイプライター用語「絡む」の範疇を、タイプバーが避けるべき物理的相互現象、タイプバー同士の相互干渉衝突接触にまで広げて解釈するほうが、よりショールズら開発期の実態把握には適切ではないかと考える。

# 安岡孝一氏は、フロントストライク以前、アップストライク時代には、活字棒は絡みにくかったとする。活字棒の干渉衝突へとカテゴライズしたうえで反証:「活字棒の衝突」というインシデント

通常の理解の前提として、「絡む」を、タイプライターの症状を表す専門用語として認識しておく必要がある。
単に、紐がからむの「絡む」のと違うのは当然であるが、タイプバーがその移動経路にて忌避すべき、タイプバー相互の物理的相互現象の総べてをさすとみるのが、実態にそぐっていたと考える。
http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/51.html#id_472a7c68

「絡んだりしない」「絡むことがない」の排他事象としての「絡む」



貴論駁対象命題の英原文は「絡む」をあえて使わずとも訳出できる

ところで、対象原文には
http://slashdot.jp/~yasuoka/journal/485217
the type bars would hit each other
とある。「タイプバー同士がぶつかり易い」とある。「絡む」とは必ずしも同値表現とはいえない箇所である。
この記述ならば、「活字棒の衝突」というインシデントに挙げた
の事象が該当するのは明瞭であろう。
また、
the typewriter would jam
とあり、「タイプバーがジャムする」とは書いておらず、
タイプライティング作業が阻害される、支障が生じるとはとれないか?
対策の結果として、
This way, their bars would not hit each other.
単に相互ヒット、バー同士が衝突しにくくなるとしているのだし、。


貴認識は、「バーの相互衝突」をも「絡む」とみなしている

貴訳出による対象命題の定式化によれば
端的に書けば、「活字棒が絡まないように、・・・
とある。「絡まないように」に対応する原文が
This way, their bars would not hit each other.
であるならば、貴定式化において、「絡まない」と「not hit each other」が、対応しているとも取れる。つまり貴認識は「バーの相互衝突」をも「絡む」とみなしているということになる。


論理的には、論証用語「絡む」・「絡まない」の排他二事象の集合外は空集合となっているか。

もし、「絡まない」・「絡む」の排他二事象に分けて考えているとすると、
「絡まない」のであれば、「活字棒の衝突」というインシデントもないはずである。
であるが、「活字棒の衝突」というインシデントはあったと見るべきだから、事象「絡む」を認めるべきであろう。







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