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asahi.com(朝日新聞社):「障害者」か「障碍者」か 「碍(がい)」を常用漢字に追加求め意見(白石明彦) - 文化トピックス - 文化:
2010 年4月5日11時40分
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頁 | 段落 | 内容 | どんなこと | リンク | 備考 |
1 | 1 | 「障碍者」の常用漢字化の要望機運。 | 「障害者」ではなく「障碍者」とかけるように常用漢字にしてくれ。委員会6月答申で焦点となると予想。 | ||
1 | 2 | 「障碍」の歴史。自治体、国の最近の対応。近隣漢字圏諸国の状況。 | 戦前は「障碍」。代用字として「障害」。近頃「障がい」自治体、「障がい者制度改革推進本部」。日本の障害者に相当する表記、中国が残疾人、台湾が障礙者、韓国が障碍人。 | ||
1 | 3 | 試案への意見86件。意見例2つ | 「読み書きする時に、害の字のもつマイナスイメージにいつも不快感がつきまとう」「害という漢字が嫌なのです。私たちは確かに妨げになるものをかかえているかもしれませんが、世の害ではありません」 | http://www26.atwiki.jp/raycy/pages/253.html | |
1 | 4 | 自治体の動き。大阪府吹田市 | 。障害者に替わる呼称を市民らから募集。障害は人ではなく社会にあり、障害という表現を人に使うのはふさわしくないとの判断。障碍など85件の意見、検討委員会で話し合う予定だった。審議は中断中。 | ||
1 | 5 | 自治体知事の動き。佐賀県の古川康知事 | 文化審議会に碍の追加を要望し、改革推進本部にも障害者に替わる表記として障碍者を候補にと求めた。「障がいというまぜ書きは漢字文化になじまない。害するという意味のない碍を採用すべきです」と古川さん。 | ||
2 | 6 | 漢字小委員会では意見2分。 | 「時代を反映した漢字。社会的な偏見を引き起こす害を使わずに済むよう碍を加えたい」「漢字の問題ではなく障害に対する社会の見方の問題、改革推進本部の議論を見守るべき」 | ||
2 | 7 | まとめ | いずれの結論を採るにしても、文化審議会はこの問題に対する見識を示すべきだ。害という漢字が嫌なのです、と訴える人たちのためにも。(白石明彦) |