【種別】 [[武芸者]] [[槍殻都市グレンダン]][[三王家]]・ロンスマイア家出身 【解説】 グレンダン三王家のひとつ、ロンスマイア家の娘で、現[[天剣授受者]]であるティグリスの孫であり、アルシェイラの従妹にあたる。 レイフォンがいない現在、天剣に最も近い、高い実力を持つ武芸者だが、アルシェイラの御眼鏡には適っておらず、未だ天剣授受者の決定試合は組まれていない。本人の解析では剄力が足りないらしい。 [[ミンス・ユートノール]]に並び、王家の血を継ぐ関係で[[狼面衆]]の姿が見え、9歳の頃からこれと戦い続けてきたが、9歳の彼女でもなんとかでき、せいぜい「集団戦の練習になる」くらいにしか思っていなかったらしい。それから現在まで、ちょくちょく現れる狼面衆をミンスと共に排除し続けている。 天剣授受者のひとり、[[トロイアット・ギャバネスト・フィランディン]]に弟子入りしており、トゲ付きのメリケンサックにナイフを取りつけたような「胡蝶炎翅剣」という紅玉[[錬金鋼]]を用い、化錬剄を使う。 ニーナにはグレンダンの同年代の武芸者にとって「レイフォン越え」はよくある目標のひとつだと聞かせるが、本人はそれとはまた別の理由でレイフォンに執心しており、彼女の初陣の後見役にレイフォンが選ばれ、その時にレイフォンが危なくなった彼女を助けたことが因縁になっているらしい。レイフォンの過去に対する憎しみは軽蔑はなく、むしろ純粋に強者としての尊敬に近いようだ。 ニーナとリーリンを取り返しにグレンダンに正面突破をかけたレイフォンと戦うが、一瞬で武器を持った腕を切り落とされ、敗北する。負け台詞としてレイフォンに、頬を染めながら「やっぱり、あなたは最高です」というあたり、凄く壮絶な拘り方をしている。