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    <title>虹色オニヨンの小説集</title>
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    <description>虹色オニヨンの小説集</description>

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    <title>第1章 新たな冒険</title>
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    <description>
      「行かないで！」

「ごめんよ、父さん冒険をしたいんだ」

　あの別れの時の子供達の顔……忘れることもできない。こうやって夢の中にも浮かんでくるのだ。
だが私も男だ、一度冒険をしてしまった、あの高ぶる気持ちを抑えることなどできない……

「オリマーサン……」

　どれぐらい移動したのだろうか、そろそろ着いてもいい頃だが。
　このように寝ていて、起きた頃に事故にあったことを思い出した。
あのときは、きまぐれレーダーの気紛れさが事故の原因のひとつだったか……

「オリマーサン！」

「ん？……」

　ドルフィン号の声……そうか、もう着いたのか
　
「どうしたドルフィン号、もうあの惑星に着いたのか」

「ソウデスヨ！」

　窓の外を見ると……そこにはあった。地獄の惑星である、堂々と私達を向かえているようだ。
　さてと、どこへ降りるべきだろうか。一度目の墜落地点は、のぞみ大地に当たるところ。
二度目はねむりの谷だったか……。ドルフィン号に任せようか。

「ドルフィン号、前回のデータから最適な着陸地点を考えてくれ」

「残念デスガ、二号カラ受ケ取ッタデータハ、参考ニナリマセン」

「何故だ？」

「アマリニモ地形ガ変ワリスギテイマス……ネムリノ谷ノ位置シカ分カリマセン」

「分かった、眠りの谷に降りよう」

　予想外だ。前回の探検での地形を記録しておけば、ねむりの谷、めざめの森、まどいの水源、のぞみの大地
の地形変動を計算し、降りれるかと思ったが……。
　この惑星は私達の想像を超えている、一度めと二度めの間の短時間でもあれほど地形が変化したのだ。
二年程経った今ではさらに地形が変化しているだろう。それを何故私は予想していた。
いや……予想できていた。だがあまりにも未熟だったのだ、私の予想などこの惑星には通用しない。

「大気圏ニ突入シマス」

　窓を覆う防御壁が作動した。隙間から、若干外が見えるが恐ろしい世界である。
高熱の炎がドルフィン号を襲うのだ。私は何度もこれを体験しているが、生きた心地がしない。
特に一度目はひどかった…ドルフィンが破壊されたからな。

「ドルフィン号……大丈夫か？」

「平気デスヨ……ソロソロ揺レガ収マリマス」

　少しずつ振動が弱くなっていく。そろそろ空を抜け、地上が見えてくるはずだ。
　今日はいつもより早めに防御壁を解除した。2年ぶりの眺めだ、早く見たいのだ。

「ん？」

　やはり地形が変わっている。まるで別の惑星へと来たのかと疑う程だ。
ドルフィン号には、ねむりの谷に直行せずにしばらく飛行を続けろと命令した。
　あそこがめざめの森か、あそこがまどいの水源か、いろいろと想像してみたが納得はできなかった。
　元々ピクミンがいた場所に行けば、会える確率が高いのだが……

「すまないドルフィン号、ねむりの谷へ向かってくれ」

「了解シマシタ！」

・
・
・

「こんなもの予想なんてできなかった……」

「デスネ」

　ねむり谷……前回の探検で最初に降りた場所だ。特徴的なのは冬のように雪が降り、寒いということだ。
さらにそれが永遠に続く……常に冬の場所である。静かの場所なので、私はねむりの谷という名前をつけたが……
　しかし今はまるで別の場所だ。溶岩が流れ、上空にもその熱気が伝わっている。
降りようとは思ったが……果たして降りる場所なんてあるのか？

「ドルフィン号、降りれる場所なんてあるか？」

「探シテミマス……　アリマシタ！元々、辺境ノ洞窟ガアッタ場所デス」

「よし、そこに降りてくれ」

　さすが私のドルフィン号である。辺境の洞窟といえば、ねむりの谷の最も奥にあった洞窟だ。
かつてはクイーンチャッピーという強敵がいたが、今は洞窟というものは残っているのだろうか。
さらに、地形の変化が小さいねむりの谷……となると、エリアの端に降りる事になる。

「ソロソロ着陸シマス」

　考え事をしていたらいつの間にか着陸地点に着いたらしい。今回の探検で始めての地上だ。
今回の探検、冒険の目的はこの惑星の謎を解明することだ。ピクミンや原生生物の謎も解き明かすのだ。
この惑星に慣れている私が調査員として選ばれたが、私は研究員ではない。
調子に乗って謎を解明すると言ったが、もしかするとなにも分からないかもしれない。
ただ私は、少しでも謎を解明したいのだ。

「オリマーサン！気ヲツケテ！」

　ドルフィン号に見送られ、早速調査開始である。
ただ出発前に何度も言われたことがあった、宇宙服の緊急ランプが点滅したら帰れ……と
おそらく温度のことだろう。この火山地帯は灼熱地獄だ、宇宙服も炎熱ならともかく、溶岩の熱には耐えられない。

・
・

　数分歩いたが、未だにピクミンの姿は見えない。

「どこだ……ピクミン」

　すぐ見つかると思ったが、見当違いだった。
ピクミンが見つからないとこの先の探検も困難になる。ドルフィン号に他のエリアを検索してもらっているが、
スフィアマップなどのこの惑星を詳しく知ることの出来る物がなければ、それも困難だろう。

「ランプはついていない……といっても、後10分ももたないだろうな」

　なんとしても今日中にはピクミンをみつけたい。
この流れる溶岩さえなければ、向こうの岸へと行けるはずなのだが……

「オリマーサン！」

「なんだ？そんなに慌てて」

　ドルフィン号の慌てた声など最近は聞いたことがなかった。
なにを言おうと思ったのか、それを聞く前に答えが分かった。
突然、前の前の溶岩が襲ってきたのだ。

「！？」

　さすがこの惑星である。なにが起きるか予想などできないのだ。
私はこの溶岩の謎も解かないといけないのか……

「チャッピー！？」

　以外にも溶岩の正体はすぐにわかった。チャッピーである。溶岩に覆われた巨大なチャッピーだ。
こいつは見たことが無い種類だ……ヤキチャッピーよりも大きく、皮膚組織の破壊がさらにすさまじい。
チャッピーと認識するのがやっとのくらいだ。実際はイヌムシ科でもないのかもしれない。

「どうした？襲わないのか？」

　ピクミン以外の原生生物に知能などないと思ったが…このチャッピーは私の品定めをしているようだ。
生かすか、殺すか……。残念だが、今はチャッピーがそれを決める。今は、こいつの目をにらみつけるしかない。

　そのときだった。どこか懐かしい、あの音が聞こえた。

「赤ピクミン！？」

　赤ピクミンが突然現れた。私のことを覚えていてくれたのだろうか、それともピクミン達の餌なのか……
しかし餌にしては狙う相手を間違えている、飛び掛ったピクミン達が燃えている。

「このチャッピー……炎以外の力を持っているのか」

　赤ピクミンでさえ葉っぱが燃えている。相当な熱を発しているのか……
それよりもだ、ピクミン達に隙ができてしまう。目の前でピクミン達を失うのはつらい。

　私は大きく息を吸い、笛を吹いた。

「私を覚えているか？ピクミン」

　ピクミン達の苦しむ声が消えた……それに私の周りに存在を感じる。
　目を開けるとそこには確かにいた

「ピクミン…覚えてくれたいたのか」

　ピクミン達は私を見ている。なにを考えているのかは分からない。
ただ命令を待っているのはよく分かった。だが、今は命令することが無い。
相手は溶岩で覆われている敵なのだ、赤ピクミンでは歯が立たない。今は…

「逃げるかない、行くぞピクミン！」

　ピクミン達を引き連れてドルフィン号の元へと行くしかない。オニヨンに返してあげたいところだが
それには時間がかかる。チャッピーにもオニヨンが襲われる。ドルフィン号の格納庫に入れて今日は飛ぶしかない。

「やっぱり追いかけてくるか」

　チャッピーは私達を追いかけ始めた、走り出した時間差はあるが……あっという間に追いつかれるだろう。

「ドルフィン号！エンジンを準備しておけ、それに格納庫を開けていろ！」

　ドルフィン号に着いたときにすぐに飛び立てるよう。今はこれしかできない。
　赤ピクミン達は、葉、蕾、花がそれぞれいるが、しっかり着いてきている。
着いてきてほしくないやつもいるが……。しかし意外にもチャッピーは走る速度は遅い。
皮膚組織が崩れて走れないのだろうか。それも日記に記しておこう。

「オリマーサン！早ク！」

「ピクミン！そこに入れ！」

　ピクミン達は素直に言うことを聞いた。入ったと同時に格納庫を閉めた。
敵はすぐそこへと来ている。時間との勝負だ。

「ドルフィン号！エンジン点火！フルパワーで上昇しろ！」

「ハイ！」

　全身が座席へ押し付けられる。命令どおりフルパワーで上昇してくれているようだ。
首を動かすのが困難だが、辛うじて外を見ることができた。
チャッピーはすぐそこまで来ていた……もしこれが夜間ならば、確実に襲われていただろう。

「ありがとうドルフィン号……」

「危ナカッタデスヨ。　格納庫ノ映像ヲ出シマス」

　赤ピクミン達はしっかり生きている。あのGをしっかり耐えてくれた。
　いつの間にか外は暗くなっていた。原生生物達のうめき声も聞こえる。
あれほど恐ろしい溶岩も夜間になると、綺麗に輝いて見える。

「オリマーサン、オニヨンハ？」

「見つけることはできなかった。あのチャッピーが襲ってきたんだ。探す暇もない」

「ワカリマシタ。データヲ残シテ、寝ルノハドウデスカ？」

「そうだな……」

　私は疲れた体を起こし、機体後部で今日見たことを記録することにした。
いつの間こんなに疲れたのだろうか、必死で走って、そんなものも気にしていられなかった。

　探検1日目……今日は忙しい日だったな。とりあえずピクミンを見つけることが出来た。
それだけでも今日は大きな意味がある日だ。しかし謎なのは赤ピクミンがあの地域にいたことだ。
なぜ苦手な溶岩が流れる地にいたのだろう。明日降りて、それを確かめる必要もある。
それに、赤オニヨンを探す必要もある。今は赤ピクミンが10匹程いるが、もうちょっと増やす必要がある。
　そしてチャッピーだ。あのチャッピーはなんなのか。皮膚組織の破壊がひどかったが、あの体のつくりはイヌムシ科であろう。
大きさはヤキチャッピーより大きく、背中は溶岩で覆われていた…マグマチャッピーとでも名づけておこう。
マグマチャッピーは明日もあそこにいるのだろうか。
　明日も降りてみよう、真下に広がる元ねむりの谷であった、灼熱の火山地帯に……

　第1章「3度目の冒険」　～完～    </description>
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    <title>ピクミン3　新たな冒険</title>
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    <description>
      あれは何年前の話だっただろうか、不注意のせいで私は宇宙船ドルフィン号と共にある惑星に墜落した。
状況は絶望的だった、30もの部品を失ったドルフィン号は惑星から脱出することもできなければ、飛ぶことさえできなかったのだ。
死を覚悟した私だったが、絶望の中に希望が残っていた。私は幸運だったのだ。
惑星で出会った、小さく不思議な生命体ピクミンが私に力を貸してくれたのだ。彼らのおかげでドルフィン号は元の力を取り戻し、私は故郷へと帰ることが出来た。
　しかし運命は残酷だった。私が勤める会社、ホコタテ運送が倒産しかけていたのだ。私は社長の命令であの惑星へとルーイと共に逆戻り、新たな冒険が始まった。
借金返済のためにたくさんのお宝を持ち帰ってくるよう命令されたが、再びピクミンの力を借り、無事に任務は終了。
　会社は無事に救われ、途中で瀕死となったルーイも回復し、私の生活は全て元通りとなった。

　しかし再び私は大きな任務を背負うことになった。

「私達はあの惑星のデータを手に入れたい、あの惑星に行ったあなたに是非調査をお願いしたい」

　あの惑星は地獄である、だがどこがで私の心に冒険をしたい気持ちが残っていたのだ。
今まで謎だったピクミンや原生生物の正体を知ることができるかもしれない。
私は断ることができず、家族に別れを告げ、会社にも説明し、私は一人であの惑星へと再び向かうことにした。

　私の名前はキャプテン・オリマー。今回の3度目の冒険を記録したいと思う。

[[第1章 新たな冒険]]    </description>
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    <title>ピクミン3シリーズ</title>
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    <description>
      僕が最初に書いたピクミン3シリーズ、今も書いてますが休憩中。
ピクミン2の後の世界を描いた完全オリジナル。

[[ピクミン3(パート1)]]　
[[ピクミン3(パート2)]]　
[[ピクミン3(パート3)]]
[[ピクミン完結への道]]
[[ピクミン3　新たな冒険]]    </description>
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    <title>第15章 合流</title>
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    <description>
      「あれはなんなんです！？」
「俺らでもわからない、ヘリでここまで来れたのが奇跡かもしれない」
「ねぇメリア…あれって蛾じゃない？」

メリアもそう思っていた。だが普通に考えると蛾はあそこまで大きくならない。
だが人間も化け物のようになっているこの町で、なにもかもが現実的な訳がない。そうあの化け物もワングが言ったように蛾がだったのかもしれない。

「うん…蛾だったかもしれない」
「上官から覚悟して行けとは言われたが、覚悟しててもショックはでかいぜ」

カルロスら一行がため息のように次々に語った。

「ヘリはここに置いていく、残念だが使い捨てだ。君達は俺らが助ける。この町から脱出するんだ…ん…誰だ！？」

全員が振り返った先に、数人の人影が見えた。それぞれ姿形違う、いろんな人がいるように見える。

「やっと人間に会えたよ…」

突然現れた人達。虹島大樹、牧村朧、赤羽雅、坂本文哉、バリューサ・クリーノ、坂田理紗、一文字十
アドネフ・カルゼドニー、リンズリー・フラワー、フ・リン、シェヴァ・ロッド、マイクル・ワンゲリン、フロウ・ジョンソン。
話を聴くとなんとあの旅客機の墜落を生き延びたというのだ。

「そんな馬鹿な、ゾンビ共がいた墜落した旅客機の乗客？そんな話あるかよ」
「ニコライ、やめておけ。すまんな彼は非現実的なものが嫌いなんだ。俺は信じるが、あの旅客機からどうやって生還したんだ？」

カルロスが墜落からの生還理由を聞いたが、誰も答えられない。自分達は生き残っただけなのだ。理由が無い。
それに思い出したくない。自分達が乗っていた旅客機は裏切られ、撃墜されたのだ。それを口に出そうとしたがやめた。

「そうか…よし皆聞いてくれ、君達を救うため俺達の言うことをしっかり聴いてほしい。今から皆はチームだ、それぞれ武器を持ってもらう」

武器…墜落の少し前手に入れた、銃はマイクル、フロウ、雅、リン、ロッド、クリーノが持っていた。ポケットに手を伸ばすと、そこにあった。
カルロス、ニコライ、ミハイル、フランク、チャックは銃、メリアはバット、カンタスも銃を持っているが、他は何も持っていない。
個人で見ると、戦闘力は十分だが全体で見ると、安心は出来ない。それに化け物を見た後だ、なにが出てくるかわからない。

「よしまず町の中で武器を扱っている店を探し回ろう。そこで武器を調達、出口へと向かう。よし行くぞ」

小さなチームは、武器を求め山を降り始めた。

「なんだこの化け物は！いいかお前ら！打ち続けろ！」

町の中では軍隊、アルベルト、ゴーマンのチームが正体不明の敵と戦っていた。既に仲間の数人は息絶えていた。
仲間の死体を見ることがとても辛い、せめてここから放してあげたいが、敵の奇襲に死体を盾にしたり、踏んだり、武器を取ったりする必要もあった。

「ゾンビだけと思っていたが、まさか[[エイリアン]]のような化け物が出るとはなぁ」
「危ない！」

気づくと、音が聞こえなくなっていた…なぜだろうか、目の前の光景を信じられなくなったのか…
嘘だろ…そんな。
ゴーマンは、思わず撃つのをやめてしまった。仲間の最期を目の前で見てしまったのだ、アルベルトの腹を敵の尾が貫いていた。

「アルベルト！」
「おい！仲間が死んでるのは皆一緒なんだ！撃て！敵を撃て！」
「くそ！くおぉぉお！」

なんで、仲間が死なないといけないんだ！なんで俺はこんなところで銃を撃っている！

「伏せろ！」
「なんだ、いきなり」

もはや戦闘力を失いかけていたチームにカルロスのチームが合流した。銃を持っていた者が次々に発砲する。
銃を持つものが増えたのか、敵を後退させることに成功した。

「5人は軍人に見えるが、あとの奴らはなんなんだ？私服軍人とでも言うのか？」
「いや、立派な一般市民ですよ」

その立派な一般市民の力を借り、ヒックスのチームは危機を脱することに成功した。だが犠牲は大きかった。
最初30人途中から24人になったチームは、今は11人しかいない。
ヒックスのチームは疲れ果てていた、死と隣り合わせの緊張感、仲間が死んでいく絶望感、この2つから脱したのだ。
しかし今は、カルロスのチームを合わせ33人いる。ここをスタートにし、再び脱出を目指すしかない。

「大統領の命令だ。生存者を救わないと」
「それは俺達が出る前の話だ。君達が出た後、命令が変わったんだ。見つけたものだけを助ける。あとは…」
「見捨てるのか？…」
「いや…」

カルロスは言うのをためらった。今から自分が言うことで、バランスを保っていたチームが崩れるかもしれない。現に今、合流したばかりなのだ。
お互いを信頼しているかどうかはわからない。だが…周りの声で言うことにした。

「ここの町は、完全にウイルスに犯された。それを殺菌する方法としては…」
「爆弾か？」
「いや、原子力発電所を爆破するんだ。溜めてある力を一気に放出する、どうなるかは俺にもわからないが」

チームの沈黙が続いた。それに旅客機に乗っていた者達は、ある言葉が気になった。ウイルスという言葉だ。
自分達が乗っていた旅客機だけじゃなかったのか？…それを聴くとカルロスは話し始めた。

「世界規模のテロ攻撃だよ。既に、一部の国が感染を抑え切れず、この世から消えようとしている…」

沈黙が再び続く。消えようとしている町…消えようとしている国…消えようとしている世界…絶望しかなかった。    </description>
    <dc:date>2011-03-31T23:43:03+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/173.html">
    <title>第14章 怪物</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/173.html</link>
    <description>
      「よし。頂上だ！やったぁ～」
「そうだけど。あの火災は？」
「どうやら飛行機かなにか墜落したようだな…何があったんだろう」

3人はようやく頂上へとたどり着いた。必死の思いで町から逃げてきたが、これで一安心。そうは、いかない。
目の前にあるのは、墜落した旅客機の残骸そして火災。さらに巨大な山脈も見える。
メリアはここで、休憩をとることを提案する、タクヤとワングもそれに合意、しばらく休むことにした。
しかし数分も経たないうちに、なにか違和感を覚える。旅客機の火災があるが、それではない。

「君達ここで待ってくれ」

メリアは立ち上がり、辺りを見渡した。燃えるものが減ったのか、火災も衰えてきた。数百メートル離れているが容易に確認できた。
やはりなにかを火災から感じる。いくべきなのか

「ちょっとあの火災見てくる。絶対動くんじゃないぞ？」

この変な雰囲気、あの火災からきているのは間違いない、2人を置いていくのも悪いが、もしかしたら危険な現場に行くのかもしれない。
今は、このバットしかないが大丈夫かな？ゲームのようにハンドガンぐらい落ちてないかな。

「銃声だ。また軍が動き始めたんだ、追いかけようぜアルベルト」
「しかし銃声が聴こえるということは、ゾンビ共がいるってことだぞ？」
「いまさら何を言ってるんだ？」
「そうだな」

アルベルトとゴーマンは軍と合流することにした。銃声は大きい、近くにいるのだろう。
予想は的中、しばらく走ると軍がゾンビと格闘しているのが見えた。

「ダラス！」
「なんだいアッシュ！？」
「なんか知らないが、弱そうな援軍だぜ」

後部を監視していたダラスとアッシュが2人を見つけた。事情は聞かずとも分かった。
小さくも頼もしい援軍が現われたのだ。

「君達！？どうしたんだい？」
「おじさんだぁれ」
「えっと…あの町から逃げてきたんだ」
「私はカンタスっていうんだけど、2人だけで逃げてきたのかい？」
「いやメリアが一緒だよ」

2人はカンタスに事情を説明した。しかしカンタスは次の言葉で驚かされる。火災のほうへと向かった。この言葉だ。
おそらくメリアは知らなかったのだろう、しかしカンタスは知っていた、確認していた。あの火災は確かに旅客機の墜落という特殊な火災だ。
だが…特殊だけではなく、恐ろしいのだ。

「君達！一緒に来い！」
「え…でもメリアが」
「メリア君を助けるためだ！」

そう彼は知らないのだ、あの火災の中に何がいるか。恐ろしいものが、奴らがいるんだ！

「ひどいなぁ…これが元々飛行機だとは…」

あのかっこいい飛行機が目の前にあるが、ただの鉄の塊だ。生存者なんているだろうか。

「ん？…」

馬路か、人だ。生存者？この墜落を生き延びたのか…

「大丈夫ですか！？なにが…やばい…」

しまった…人じゃない、ゾンビだ…囲まれた！

「メリア君！伏せて！」

突然聴こえた、聞いたことが無い声、しかしメリアはその言葉をしっかり聞き地面に伏せた。直後、頭上を飛ぶ弾の音が聞こえた。
訳が分からなかったが周りに気をつけて、3人のところへ移動した。

「あなたは？」
「私はカンタス、君達は下がっておけ」
「しかし敵が多すぎますよ！？」
「確かにね、気づけば逃げ道がなくなってる」

振り返るとそこにはゾンビがいた。メリアはバットを握っているが、体は動いてくれなかった。どうしてだろう怖いのか恐ろしいのか
いや相手が人間だからかもしれない。姿は怪物だが、人間は人間なのだ。いくらゾンビといっても、殴るとなると体が動かない。

「ヘリだ！メリア！ヘリだよ」

しばらく自分の体と格闘していた気がした。しかし我に返った。空を見上げると、ヘリが飛んでいる。

「ニコライ！どうだ！？」
「…熱はある！まだ生きてるぞ！」
「おい！聞いたがお前ら！生存者だ、助けるぞ！」

ヘリコプターに乗っているカルロス、ミハイル、ニコライ、チャック、フランクはその言葉に、歓声を上げた。しかし今からその歓声を無駄なものしないため、戦う必要がある。
ミハイルはヘリコプターをできるだけ降下させ、カルロス、チャック、フランクは地上へと降り立ち、ニコライは上空から狙撃した。

「いいか君達、もう大丈夫だ」
「カルロス！来てるぞ！」
「任せろ！」

軍の圧倒的な力に4人はただただ驚いていた。それに敵を倒していく姿に、少し安心した。これでもう大丈夫、悪夢から目覚められると
しばらくすると辺り一面、静かになった。ゾンビもいなくなり危険から脱した。

「あなたの子供ですか？」
「いや違います…彼らはこの町から逃げてきたようです」
「そうか、頼もしいな。ミハイル！ヘリを下ろせ！」

カルロスに従い、ミハイルはヘリを着陸させた。

「これで町から脱出できるんですか？」

カルロスは彼らに伝えた。町からの脱出方法は、この山脈の反対側にある門からしかないと、山脈の向こう側は、危険なのでいくことが出来ない。
ヘリコプターも大勢乗せる事はできない。

「じゃあ、往復すればいいじゃないですか！？ここは安全ですし」
「メリア君の言うとおりですよ、なぜわざわざ危険な道を！？」
「あれを見てみろ…」

全員、目を疑った…目に飛び込んできたのは町の全体の火災はもちろん…それに、空を飛ぶ巨大な怪物だ…    </description>
    <dc:date>2011-03-31T23:42:45+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/172.html">
    <title>第13章 それぞれの想い</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/172.html</link>
    <description>
      なんでこんなことをしてしまったのだろう…今となっては後悔ばかりだ。
しなければよかった…知らなければよかった…私というものは…
人間とは下劣なものだ。自分のためなら他のことなんてどうでもよくなる、いけないことだということに気づかない。
さぁこれからどうしよう。もうここにいるまともな人間は私だけだ。だが逃げれば殺される…

「何故…こうなってしまったんだ？私は…永遠の命という人類の夢を叶えようとしたのに…悪夢じゃないか」

やはり、あの薬が原因なのだろうか？きっとそうなのだろう。だから私はボスに警告した…危険すぎると
だが私は、金が貰えると研究に参加した。

「飛行機の音？…！な、なんだ！？」

何が起きた？爆発？いや、地震と爆発が同時に起きたようなもんだ。思い当たるのは少ししかないが、まさか？

「まさか…」

彼は急いで建物を飛び出した。そして目の前の光景に体が震えた。前方に火の玉が見えた。玉というよりは壁なのだろうか
爆発音と地震のような衝撃、そしてジェットエンジンの音…これでなにが想像できるか、1つしかない、墜落だ。
しかし今、彼は何も出来ない。それに…見えてしまった…人影を

「生存者の訳がない…あの飛行機もやられてしまったんだ…」

私は…なにもできないのか？無責任だ、無責任すぎる。家族に合わせる顔が無い…しかしなにもしないのが無責任なのだ。なにかできるはずだ。
とりあえず、屋敷の中に戻った。確かに今は護身用の拳銃が2つ、それぞれ弾は10…十分だ、と思っていた、死ぬ覚悟もできた。
だが、私は無責任のまま死にたくは無い。そう生きるんだ、精一杯生きて

「家族に会う！」

そうだ。家族に合わせる顔はある、今できることをして、家に帰る。そのためには、まず屋敷に引き返さないといけない…再び地獄だ。

「あとちょっとだ」
「山とか疲れるよー」
「でも、奴らはここまでこれないようだね」

タクヤの言うとおりだった。斜面があるからだろうかゾンビがいない。山を登ったことにより危機を脱すことができたのかもしれない。

「ねぇ2人…この町が僕達が住んでいる町なんだね」
「あぁ…ひどい姿になっちゃったけどね」

朝、学校に行き、授業を受け、友達と喋り、帰ってきた…つい数時間前のことだ。たったの数時間で世界が180度変わってしまう。
このままの世界なのか、再び元の世界になるのか、誰にも分からない…今は、今を生きるしかない。

「ここだ。やっとだ」
「うおっ！ショットガンやライフルまであるじゃないか」
「なぜ荒らされていない？俺達と同じこと考えたやつがいないのか？」

会話が途切れる…冷静に考えてみれば、荒らされる前に、荒らすものが消えたのだ。理由は、外を見れば分かる。

「とりあえず使えるものは、全部持っていこう。見張りは」
「俺が行く」
「任せたぞシュタイナー」

店の外へシュタイナーが見張りのために出た。辺りには誰もいない。どうやらゾンビは軍の銃声のほうへと向かったらしい。

「こんな暇な見張りなんてはじめ…」

おい待てよ…銃声が聞こえない。だとするとゾンビどもをおびき寄せるものが無い。いや、奴らをけちらしたんだな。

「さすが軍隊。つよ…うっ！」

アルベルトとゴーマンは、使えるものを探していた。ショットガンやライフルなど強力な武器をはじめ、弾など使えるものを集めきった。

「よし行こう」
「シュタイナーいく…ぞ。どこ行ったんだあいつ」

シュタイナーの姿が見えない。銃声は聞こえなかった。敵はいないはずだ。最悪のことなど考えもしなかった。なのに…

「…！」
「ゴーマン…血だ…」

地面に散らばっていたのは、血だった。それも心臓を突き破られたかのような量だ…何故

「何故だ。シュタイナー！どこだ、何処にいる！？」
「やめろゴーマン！でかい声を出すな。ゾンビどもが集まる」
「くそ…何故俺が気づかなかったんだ…」
「自分を責めるな…」

もちろん私だって気づかなかったことを後悔した。だが悲しんではいられない、次は自分かもしれない。
しかし何故シュタイナーは、発砲しなかったんだ？敵がいれば撃てたはず。天井から来たのか？

「何があったんだ…？」
「…もしかすると、もっとやばいのがいるんじゃないのか？」

もっとやばいの。それはなんだろう。怪物になった人間が出て来る映画を見たことがある。映画のようなことが起きるか？
だが周りは映画どおりだ。この町になにかいるかもしれない。

「何人やられたんだ」
「…8人です」
「負傷したのは？」
「6人です。全員、軽傷です」

軍隊も正体不明の敵の前では、力を発揮できなかった。味方が噛まれ、処置をしていると置きあがって襲ってくるのだ。
22人が残ったが、残念ながら8人は敵になってしまった。

「これからどうする」

その質問に答えられる人がいなかった。全員、精神的に参ってしまった、仲間がやられてしまったのだ。
ヒックスは隊長として次の行動を考えた。この安全な場所に留まるか、町から脱出するか。ヘリは使えるが敵がいる、町の出口までは、約50km
どちらにしても、戦いを避けることはできない。だが助けを待っている住民もいるかもしれない…

「隊長！山脈で火災です。我々が到着する前から燃えていたようですが、規模が違います」
「君は、なんだと思う？」
「多分…航空機の墜落ではないでしょうか」
「よし。いいか皆、今から山を登る。いいか？これ以上仲間を死なすわけにはいかない、負傷したものを囲むように並ぶんだ」

さすが隊長である。誰もその言葉に逆らわなかった。そしてすぐに行動に出た。負傷した仲間を囲うように、腕に自信のあるものが、並ぶ。
軍という団結力。だがそれが通用しない世界がここにあった。

「大統領。町へ向かった者達の連絡が途絶えました。それに町からの連絡も無ければ、こちらからも連絡がつきません」
「まさか被害が地上にまで及んだとでも？」
「そういうことになるかもしれません…それに、どうやら町全体が火災になっているそうです。軍や消防も町へと向かったようです」
「私に許可をとらず…まぁ仕方がない、町を封鎖しろ、軍に言っておけ、町の中に入らず周囲に戦車や壁になるものを並べさせろ！」
「は、はい！」

くそっ！世界はどうなったんだ！？あの町にいた人間も、どうなったかわからない。残念だが今はできることをやるしかない…    </description>
    <dc:date>2011-03-31T23:42:25+09:00</dc:date>
    <utime>1301582545</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/171.html">
    <title>第12章 未知との戦争</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/171.html</link>
    <description>
      町へヘリコプターが数機降り立つ、隊員達は町の姿に驚いた。所々火の手が見る。それに町人が見えない、いないようにも見える。
市役所の公務員が向かいにくる予定だったが、姿を確認できない。

「アッシュ隊長…どうしますか？」
「どうすると言われても…」

隊長のアッシュもこれからの行動に悩む。この町も知らなければ、なにが起きているかも分からない。

「隊長！いました！」

そんな中後方にいた隊員がその公務員を見つけた。しかし様子がおかしい足元がふらついている。
大丈夫かと隊員が支えに行く。

「どうしたんです？この町で…」

隊員は見てしまった。その公務員が血まみれだということを…気づいたときは既に遅かった。恐ろしい唸り声が聴こえていた。

「うわっ！？うわああああやめろ！」

他の隊員は何が起きたか理解できない。とりあえず彼が危機的な状況になっていることだけが分かった。
彼から男を離すが…再び襲ってくる。その時発砲が許されていることに気づく。

「いいか？それ以上動くな、動くと撃つ…動くなと言ったはずだ！」
「ヒックス！足を撃て！」
「仕方ないな」

ヒックスは殺しはしないが足元を狙って発砲した。これで動きを止めれると思った…
痛みで動けるわけがない、気力だけで動けるとは思えない…だが今日は普通じゃなかったのか？…この町が普通ではなかったのか？

「銃…なのか？」
「確かに来た、じゃあさっきの音はヘリだったのか？」

アルベルト、シュタイナー、ゴーマンは武器がある場所まで行くのに必死だった。
しかしあることに気づく。ゾンビ達が銃声のするほうへと向かうのだ。

「音に反応するのか？」
「そのようだな、じゃあ俺達はなるべく、音を立てず行こう」

どうやらゾンビ達が群がるのは音のするほうのようだ。確かに軍のほうへと向かわせるということになるが、心配はしなかった。
自分達の国の軍隊は強い、そう信じていたからだ。しかし信じることは力になることはないのだ…特にこのような特殊の状態では…

「メリア！もう疲れたよ…」
「ほんっとにワングは子供だな」
「まぁまぁ…タクヤも言い過ぎだよ…」

でも確かにそうだ。ここで休んでいては、いつやられるか分からない…確かに奴らは馬鹿でのろまだ…だからなんなんだ…
そうさ奴らは、俺の友人を殺した。馬鹿でのろまな奴が、人を殺すのだ。相手は強いんだ、決して油断するわけには行かない。

「おい！メリア！」
「ん？…なんだ、山が変だ」

何分歩いたのか…いつの間にか彼らは町の端、アークレイ山脈まで来ていた。そこから火の手が上がっていたのだ。
それにかなりの規模の火災だ。

「まさか…」

奴らが向こう側にもいるのか…いや、あの山には発電所や民家はない、ならば。人工的な火災か？
だとすると生存者かもしれない。

「どうするの？」
「あの火災の原因を調べる…いくぞ？」

3人は山を登ることにした。なにがあるかも知らず。しかし今、この状況を考えるとまだ希望のあるほうへと進むしかない。

「隊長！ダメです！持ちこたえられません！」
「隊長！ラッセルとブラッドがやられました！」

暗闇とは静かなもの…そのはずだったが、今日は違う。暗闇の中、襲ってくる化け物相手に彼らは戦っている。
見たこともない化け物、奴らは人襲い食い殺す、死んだものは再び動きだす、死人のまま。
軍も相手にできないでいた、数百という敵があとからあとからどんどん沸いてくる。倒せない…
この町も少しずつ闇に飲みこまれていった    </description>
    <dc:date>2011-03-31T23:42:09+09:00</dc:date>
    <utime>1301582529</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/170.html">
    <title>第11章 拡大する絶望</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/170.html</link>
    <description>
      今自分が見ている光景…それは常に現実…するとこの光景も現実なのだろう。暗闇で悲鳴と銃声が混じり、物は破壊され、そして人が人を食うことも…

「ワング大丈夫か？」
「うん…なんとか」

メリア・トライアンファル、ブラックストーン・タクヤ、カトシカス・ワングの3人は自分達のおかれた状況を必死に把握しようとしていた。
暗闇の中、狂った人間が町を歩いている、人が人を貪り、悲鳴が当たりに漂う。自分に何回も問い詰めた、これが現実かと。暗闇の中、狂った人間が町を歩いている、人が人を貪り、悲鳴が当たりに漂う…
これが自分達が見て、聴いている。

「しかし…この町はどうなってしまったのか」
「ここからどう脱出する？」
「ここはお兄さん達に任せるよ」

この町からの脱出方法…それはいったいなんなのだろうか？まずあるのだろうか？
外に出れば、狂気の人間にやられる。しかしここもどうなるのか…

「ねえ…お母さんとお父さんどうしたかな？」
「ワング…今はその話は、なしだ。今は一番年上のメリアに従おう。悲しむのはいつだってできる」
「と言われてもねぇ…どうしようか？武器なんてあるかな？」

こうなっては戦うしかない、あたりを見渡すといいものがあった

「バットだ、まぁ使えるだろう。お前らそこで待っておけよ？」
「あぁ」

立ち上がるメリア、バットを持ち軽く素振りをする。

「使えるな…人を殴るようには使いたくないが…」

…これからいったいどうなるんだろう、俺はあと1年で大人の仲間入りだ。この2人を誘導できる自信はあるが、守れるだろうか？
母さん、父さん…無事か？…無事でいてくれよ…

「大統領！57便は山脈に墜落しました。機体は爆発炎上、乗員乗客全員死亡したと考えられます」
「そうか…200人の犠牲が出たが、何万という人が助かったんだ…これでよかったんだ」
「大統領！た、大変です！」

場の空気が変わった…そのような感覚だ。一息つこうとしたところに慌しく入ってきた彼…いったどうしたのか

「アークレイ山脈の近くの町の警察官からの電話なのですが…」
「私だ…どうした？」
「大統領！…至急軍をこちらへ向かわせてください！町が…町がたいへ…」
「おい？どうした！？　切れたぞ」

場にいた者、皆が動きを止めたかのようだった。もしかすると…まだ終わっていないのかもしれない

「大統領は？なんて言った？」
「くそっ！繋がらなくなった…まぁでも軍の要求はした。すぐくるだろう」
「来たぞ！」

この町のアルベルト、シュタイナー、ゴーマンは生きるために必死に戦っていた。警察所に突然入ってきた男に近づいた警察官が噛まれ、警察署はパニックになった。
必死に逃げ出した3人だが、町の姿に絶望した。正気を失った人間が数人ではなかったのだ、町全体が正気を失っていた。
武器も元々所持しているハンドガンしかない。

「もう弾は無いぞ…シュタイナー、武器を売っている店を知らないか？」
「ああ…そうだ、この道路を下っていたところにあるぜ」
「ならそこに行こうぜアルベルト」
「そうだな、よし行こう。いいか。敵は遅くて頭が悪い、相手の動きをよく見てなるべく弾を使わず相手を避けるんだ」

生きるためには戦うしかない、武器屋にさえ行けば、なにかはあるだろう。それまでは弾を残しておく必要がある。

「大統領からの直接命令とはなぁ…一体何が起きたんだ？」
「さぁ…どうやら町で大きな暴動事件が起きているらしい」
「被害はどうなんだ？」
「分からんが…俺達がすることは町を守ることだ。撃つことも許されている」

アッシュ、ダラス、パーカー、ヒックス、ハドソンの5人を中心に約30人の兵士がヘリで町へと向かっている。
大統領の直接命令であり、全員が気合を入れていた。しかしその反面、大きな事件だということが分かる。今まで多くの仕事をこなしてきたが、今回も上手くいくのか、不安になる人も少なからずいた。

「町が見えてきた」

数分が経ち、町が見えてきた。だが状態はよくない…所々火の手が見える。自分達の任務の重大さをここで気づくこととなった。    </description>
    <dc:date>2011-03-31T23:41:52+09:00</dc:date>
    <utime>1301582512</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/159.html">
    <title>残るは絶望</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/159.html</link>
    <description>
      なんでこんなことをしてしまったのだろう…今となっては後悔ばかりだ。
しなければよかった…知らなければよかった…私というものは…
人間とは下劣なものだ。自分のためなら他のことなんてどうでもよくなる、いけないことだということに気づかない。
さぁこれからどうしよう。もうここにいるまともな人間は私だけだ。だが逃げれば殺される…

ここはある深い森の中、地球の何処にあるかも分からないこの陸の孤島に私は1人でいる。何年も忘れ去られているこの場所…

私はここから逃げなかればならないのだ。助けは来ないだろう。人間、死ぬことを決めれば恐怖が消える。変なものだ。
これでいいんだこれで、外にさえ出れば通信ができる。今は護身用の拳銃が3つ、それぞれ弾は10…十分だ…死ぬ覚悟は出来ている…

[[第1章 新たな物語]]
[[第2章 運命]]
[[第3章 それぞれの世界]]
[[第4章 悪夢の始まり]]
[[第5章 謎の意味]]
[[第6章 真実]]
[[第7章 生と死]]
[[第8章 アウトブレイク]]
[[第9章 決断]]
[[第10章 母なる大地]]
[[第11章 拡大する絶望]]
[[第12章 未知との戦争]]
[[第13章 それぞれの想い]]
[[第14章 怪物]]
[[第15章 合流]]

一応[[カルノスクエスト]]の続編。時代を現在に    </description>
    <dc:date>2011-03-31T23:41:34+09:00</dc:date>
    <utime>1301582494</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/169.html">
    <title>第10章 母なる大地</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/reiyonshousetsu/pages/169.html</link>
    <description>
      2階にいる…それだけでも安心した。唯一の救いになっていた。しかし安心した今こそ、問題が起きる。

「刑事さん…あなた…武器を持ち帰ってくるの遅かったよね…？」
「あぁ、貨物室に」
「遅かったよね？あともうちょっと早かったら、メアリーが死なずにすんだ…そうさ刑事さんのせいで」

落ち着きを取り戻し、今までの出来事を振り返った十…メアリーの死を受け入れられず、誰かに責任を負わせようとする。

「やめてよ十…皆、同じ苦痛を受けているのよ…」
「くそ！誰なんだ…俺達をこんな目に…」

一体の誰なのだろうか、この中でそれを知っているものなどいない。どこかの国の研究所から持ち出された未知のウイルス…
目的は分かっていた、それは人類にとっては何の問題が無いことのはずだった、しかし道を踏み外してしまったのだ。

「あとは着陸すれば終わりだよな？雅」
「はい、そうですが…外を見てください。山しか見えませんよ。機長に話を聞いてみますか」

そう、外を見ると町が見えてもおかしくないはずだが、暗く不気味な山脈しか見えない。
機長は何処へ向かっているのだろうか、それとも誘導されているのか。

「機長…空港はまだですか？」
「ん。それがな、山脈にある軍の基地へと向かっているのだよ。化け物が外へと漏れ出したら危険だからな」

軍の基地…仕方がないことなのだろうか、政府も対策を打ったのだろう。しかし軍の基地ほど生存の確率が高くなったわけだ。
しかしマイクルの真剣な顔は、なにかに気づいたような顔だ。

「この座標にある軍の基地など知らないぞ」
「いや、そんなはずは無いぞ」
「だといいですが。政府だってなにをするか分かりませんからね」
「一応確認しよう。こちら57便、軍の基地までの距離は？…こちら57便、軍基地までの距離を…」

応答が無い…どういうことか。一瞬、最悪の答えが弾き出されたが、その可能性は低い。
そしてマイクルは気づいてしまう。

「裏切られたな…」
「なんだね？」
「はい…。危険な飛行物体と判断されたものは、撃墜されます。それが旅客機でもです」
「そんな…私たちはまだ生きているぞ」
「しかし政府からすると57便は、暴走していて応答の無い飛行物体ですよ」
「馬鹿な…無線は…」

機長さえ気づかなかった、いや認めたくなかったのか、無線が繋がっていない。ゾンビ達が機体を破壊しているのだ。
30分前…10分前…いや5分でも無線が繋がらず、政府の呼びかけに応答しないでいたら、57便は危険な飛行物体を判断され、撃墜される。

「大統領、57便からの応答はありません」
「一度チャンスを与えたはずだった」

大統領だって人間だ、一度は山脈への誘導と撃墜を命令したが、それを訂正し、基地へと誘導させた。
しかし既に応答がなくなっていた。57便い生存者はいないと判断されたのだ。そして山脈を抜けると町がある。
町への侵入を許すわけにはいけない。限界まで待ったが…時間はなくなっていた。

「私だって人間だ。一度…撃墜命令を取り消した。しかし…残念だ。57便の乗員乗客を静かに眠れ…57便を撃墜するんだ」

許してくれ…私だって一度は君達の生存に気づいたのだ。生きさせようと思ったが、しかし応答が無いのなら…

「くそ！私は…私は…いったいなにをやっているんだ…」

地上と上空、どちらも別の試練を乗り越えようとしていた。

「撃墜は確実なんだな？」
「おそらくは…機体のコントロールは？」
「なんとか、なるぐらいだな」

その時、今まで聴いたことがない音が聴こえた。なんの音だろう、気づいたとき、生存者たちは一瞬希望を感じた。
しかし事実を知っている雅、マイクル、大樹、エーデムは違っていた。この音…

「戦闘機か」

戦闘機が近くまで、いや真横に張り付いてきた。

「皆！見てみろ！戦闘機だ、助けに来たんだ！」

自分達をを発見してくれれば問題はない、しかし真夜中だ。機内の照明は消えかけている。生存者を確認できなかったら、死ぬだけだ。

「57便を確認。2階部分の照明は見えません。1階に生存者を確認。しかしこちらに気づいていません。全員、不思議な動きを…」
「そいつらがゾンビだろう。コックピットはどうだ？」
「コックピットも人影はありません」
「…大統領命令だ。57便を撃墜せよ」
「…もう一度お願いします」
「57便を撃墜しろ」
「すみませんもう一度」
「57便を撃墜しろ。君の気持ちは分かる。だが君は280人を殺した人間じゃない。何万の人を救った人間だ」
「分かりました。57便を撃墜します」

戦闘機が視界から消える。どこへ行ったのだろうか、予想は着く。自分達を確認できなかったのだろう、これが何を意味するか
このサバイバルが最悪の結末を迎えるということだ。何故、こんなことになったのか、何度も考えた。答えは出ないまま自分達は死ぬ。
それを受けいられる人間が、何人いる。いるわけが無い。57便の生存者達だってそうさ、自分が死ぬことをまだ知らない人間だっている。

「機長…もう無理です」
「何を言っている！まだ終わってはいない、機体さえ傾けば、さぁ手伝え」

そうかこの手があった、機長は機体を傾けて生存を伝えるんだ。私も乗客の安全を守る操縦士、元々の乗客の半数以上が消えていても、私は私は

「そうですね。私には乗客を守る義務がある！まずは右に傾けましょう！」

57便を右へと傾ける、しかし配線が切られたかうまくいかない。

「エンジンだ！第1、2エンジンをマックスパワーに！」

エンジンのパワーを使い機体を傾ける。少しずつだが、機体が傾く、これで気づいてくれるはず。だった…
異様な雰囲気を感じた…雅とマイクルはこれを感じたことがある。あの時だ、自分達の真下

「機長！あぶな…っ！」
「エーデム機長！」

巨大な触手が機長を貫いた、あいつがここまで来たのだ。

「くそ…！大樹…じょう…きゃく…ぐは…頼んだぞ！」

機長が視界から消えた…理解することが出来ない。何故こんなことが…

「機長…分かりました！任せてください！雅さん！マイクルさん！乗客をコックピットへ」
「10数人はいるぞ？」
「なら、席に座らせてください！…敵が来たときは頼みました。私は、機体をなんとかします」
「分かった！」

ここで簡単に死ぬもんか、機長…あなたの死を無駄にしません。くそ！動け！

「皆さん！まもなく不時着です！席に座ってください！」
「どこにです！？」
「今は、何も分かりません、とりあえず座って！」
「刑事さん！横！」

安全と思われた2階へ奴らが這い上がってきていた。機体は安定していない。もし機体に穴を開けてしまったらそれこそ、墜落を意味する

「俺達も手伝うぜ、ここで死んでたまるか！」

戦闘機が配置に着いた、あとはボタンを1つ押すだけで…全てが終わる、はずだった…

「…!?…57便が傾いています、左右に…生存者がいます」
「なに…だが、あと5分で町だ…もしその動きが風によるものだったら…そして町に墜落したら…」
「どうするんです？時間がありません…」
「撃墜だ、57便を撃墜するんだ！」
「57便を撃墜します」

戦闘機からミサイルが発射される。57便もそれを警告で知ることになる。

「くそ！政府が馬鹿なことを…皆さん！衝撃に備えて！」

大樹の声を聞き全員、席に着く。敵はもういない、あとは機体がどう動くか、祈るしかない。
直後、体が強い衝撃を感じる。なにが起きたかは理解できる。しかし信じたくない、死ぬことなど信じたくも無い。

「第1第2エンジン停止…あとの2つのエンジンでなんとかするしかないか、大丈夫だいける！死ぬでたまるか！」

エンジンをマックスパワーにし操縦桿を引く、反応が無いように思われる、だが体は感じている、機体がまだ生きていることを

「ミサイル命中…57便は…まだ飛ぼうとしています。やはり生存者が…」
「馬鹿な…いや…そんなことはない。頼む、私は間違ったことはしていない、生存者などいない…」
「あと2分で町です！」
「57便を撃墜しろ！」

2つ目のミサイルが発射される…これが当たれば57便は確実に墜落するだろう。

「ここで着陸する。ギアダウン、フラップ全快…一か八かだ、スピードブレーキ作動、逆噴射！」

着陸態勢をとるが、二度目の強い衝撃が機体を襲う、コックピットから明かりが消える。機体が死んだように操縦桿が力を無くす。

「機長…私、頑張りました。フライトお疲れ様でした。ナイスフライト…」

三度目の衝撃を感じる前…窓を見ると、目の前に木と山が見えた気がした…これが何を意味するのか。

「57便を撃墜しました…これでよかったんですか？」
「あぁ…」

そして世界が終わったかのように、意識をなくした…これが何を意味するのか、よく分からない…
だが1つだけわかることがある…まだ自分達の戦いは終わらない…始まったばかりだと…    </description>
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