*エヴィルの男たち 誰もがやったであろうシナリオナンバー1。フリー版なのでファーストネームは適当。 主人公…H.タヴシュ(野心60 人望81 知力41 武力95) かつてこの大陸は北方の騎馬民族、エヴィルによって征服されていた。 彼らは300年ほど前に大挙して押し寄せ、小国に分かれて争っていた大陸を瞬く間に制覇したのだ。 しかし、100年前に英雄コンラート・ブルシー(前23~58)がエヴィルを北東部から駆逐し、国家を打ち立てた。 それを機に各地でもエヴィルへの抵抗運動が強まり、半年後にはエヴィルはコンラートに降伏、 毎年多くの貢物と兵士を大陸に提供しなければならなくなった。人々はこの年を大陸紀元とし、大陸暦が始まった。 それから100年…コンラートから4代目のイザーク・ブルシー(31)が、首都リムサムソンを中心とする北東部を統治している。 イザークはいわば策士だったが、自分の能力を鼻にかけており、周りの評判はよくなかった。 それでも英雄の子孫というステータスは、彼の名声を高めるには十分だった。 主人公はヘサム・タヴシュ 17歳。エヴィルの少年である。 父はメーメッツ国のエヴィル騎兵部隊の隊長をしていたが、南の大国ジムリア国との戦いで戦死したため後をついで隊長となった。 「俺は絶対にジムリアを潰す」ヘサムはそう心に誓って王から部隊旗を受け取った。 ヘサムが仕えるメーメッツ国は北方の大国である。首都はエヴィルとの交易で繁栄する北の都ケスマルク。 この国はエヴィルとの混血が進んでおり、君主のマクシミリアン・メーメッツ自身も母方の血筋がかつてのエヴィル王につながっている。 ほかの国では蛮族として蔑視されるエヴィルも、この国では大陸人と同等の扱いを受けていた。 ヘサムはジムリア国への守りとして設置されたシュペテルクの南東部方面軍に配属された。 方面軍の司令官はカルロマン・グリトラス元帥。歴戦の将である。 彼は名門の出で幼いころから王の近侍をつとめ、今でも友人のようにしている。 さして能力のない王がこの広大な領土を維持できるのも彼の協力があってこそだ。 ヘサムは彼の元でエヴィル人部隊を率いて戦っていくこととなる。 (まだ歴史は進みはじめたばかりです。一応こういう設定で始めます。随時更新。)